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2022-08-05 28:43

#32 ライバルとの差別化ー本質を磨くー

【テーマ】

どうすれば自分たちの製品・サービスを選んでもらえるのか?

自分達のライバルは誰なのか?

革新的で魅力ある製品はどのような組織から生み出されるのか?

リスナーさんからいただいたおたよりをもとに考えます。


【内容】

・私たちは、新しさを感じられないと買い物をしなくなっている。

安くて良い品が行き渡り、廉価版で満足できる場合も。

→買ってもらうために、どのように魅力を生み出すか。

・人がどうしてそう思うか、どうすれば納得・理解ができるか…メカニズムを明らかにして実践するのが経営学。

・モノよりもサービスのほうが差別化しやすい??

・サービスを通じて提供するものは何か?付加価値とは?

→提供したいサービスの本質は何かを考え、研ぎ澄ませる。

→そのうえで、ライバルが誰かを考える。

・商品の本質を見極めるには、商品の形にとらわれないことが重要。

・出店場所、棲み分けについて。ライバルとがっちり勝負をするという方法も。

・何の対策も練らずに出店するのは危険。本質を見抜いておかなければ出店後の対策もとれない。

・プロダクトアウト型(革新的な製品。自分達が売りたいものを理解してもらう。顧客がいないところに顧客を作る。)

・マーケットイン型(市場に存在しているニーズに応える。)

・私たちがお金を使うときは2つのパターンがある(意味と価値)。

価値があるから買う=安くて良い物。他と比較して程度のいい物を選ぶ。

意味があるから買う=他と比較して高価・粗悪だとしても、自分にとって意味があるものを選ぶ。

・現代は「意味」を考えて買い物をしている人が多い。生活必需品は最低限の価値の担保が必要。

→製品・サービスを提供する側は、意味と価値のどちらを狙う戦略なのか明確にする。

・新しい物を生み出す=創造性はどのように実現できるのか?

・アイデアは「組織」からは出ない。個人の頭から出てくるもの。

→創造的な組織であるために、個人を生かすことが重要。

→既存の組織観、経営観、私たちの認識を大きく転換する必要がある。


【関連エピソード】

・使える経営学シリーズ #16・17・18・19・20 

・#28 自分たちが売っているものは何かー価値と意味ー


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【出演】

佐藤大輔(北海学園大学 経営学部・教授)

いまがわ・くにえだ(佐藤ゼミOB)

28:43

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