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こんにちは、あやなるです。
我が子、小やなるは、1歳8ヶ月になりましたが、
毎日話せる言葉が増えていて、今、とっても楽しいです。
言葉を覚える方法にも、さまざまなこだわりや工夫があるので、
今回はそれらを紹介したいと思います。
この番組は、学びの場作りを仕事にしているあやなるが、
初めて挑戦する子育てを通して学んだ
授業所のための学びの工夫や、地域のあれこれを
失敗談や成功エピソードと共に共有していく番組です。
前回、バイリンガル小やなるの現在の発話状況を共有いたしました。
その中で、理解はしているけど、まだ言えない言葉がたくさんある
という話が出てきたかと思います。
実はこれって当たり前のことで、子どもの言葉の発達には
3段階あると言われています。
その段階を親が意識して子どもとコミュニケーションを取ってあげるだけで、
意識していない時よりも、自信を持ってどんどん子どもが
言葉を覚えるようになると言われているので、
今回はそれについて詳しく紹介していきます。
またまた、問天草理教育なんですけれども、
セガンの3段階の名称練習というのがありまして、
私はその3段階を意識して小やなるに言葉を教えています。
感覚で捉えたものに名称を与えて、
言葉に置き換えていくという練習方法で、
第1段階が決めのステップ、第2段階が保持のステップ、
第3段階が再生のステップと言われているんですけれども、
ちょっと言葉が難しいので噛み砕いて説明したいと思います。
子どもが言葉を覚える段階には3段階あって、
第1段階では見たことはあるけど名前は知らない。
第2段階は見たことがあって名前も知っているけど言葉にできない。
第3段階が見たことがあって名前も知っていて言葉にできるという3つの段階に分かれます。
この第2段階を結構見落としがちなので、
ここを意識できるかどうかで大人の対応が変わってくるかなという話になります。
まず第1段階なんですけれども、
第1段階は見たことあるけれども名前は知らない。
物の名前を全然知らないという段階ですね。
そういう時はとにかく丁寧にゆっくり教えてあげるということになります。
初めて例えばライオンを見る赤ちゃんには、
これはライオンだよ、ライオンだよって言って教えてあげますよね。
できれば実物がいいと言われているので、
ライオンは難しいですけれども野菜とか果物とかは、
絵本とか図鑑の絵で描いてあるものよりも、
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実際に八百屋さんに連れて行ったり、
買ってきたものをお家に見せてあげたりする方がいいと言われているので、
なるべく私は実物を見せるようにしています。
料理してしまったものではなくて料理前の段階で、
例えば最近この季節だと梨が美味しくて梨をよく買うんですけれども、
これ梨だよって一緒に触ってザラザラするねみたいなのをやると、
これが梨なんだというふうに覚えやすくなります。
そういうのを意識してやったものは確かに覚えるの早いなというふうに感じています。
ライオンも動物園とか連れて行ったりとか、
あと絵よりも写真の方がいいと言われていて、
そんなふうになるべく実物に近いものを見せると、
覚えるのが早いような感覚もこちらとしてもあります。
いろんなものを知るっていうのでは、やっぱり本がとてもいいとは言われていますね。
絵本がストーリーも一緒についてくるので、絵本もとてもいいと言われていますし、
もう少し年齢が上がってくると図鑑もいいのかなと思います。
というわけで小柳は意識してたくさんの本を読むようにしています。
ざっくり毎月100冊前後くらいの量を読んでいる感じです。
それでは続いて第2段階について話していきますけれども、
第2段階は見たことがあって名前も知ってるんだけれども、
言葉にできないという段階です。
これがあるっていうのを大人が理解しているっていうことがとても大事になります。
なぜならそれを理解していないと、よくこれ何?これ何?って聞いちゃうと思うんですけれども、
この時期にやっちゃいけないのがこの聞き方になります。
例えばさっきの梨を持って行って、この間触ったでしょ?わかるでしょ?これ何?みたいな感じで聞いちゃうと、
わかってるんだけど言えないっていうのがこの段階なので、
言えないっていうことによって自信がなくなっちゃって、この後の積極性がなくなってしまうそうです。
例えば梨とこの季節だと桃とかだと思うんですけれども、梨と桃を並べて梨はどっち?みたいな風に聞いたりするのが、
それの代わりの聞き方になります。
なので前回とか前のエピソード3とか4でもお話ししたと思うんですけれども、
ライオンはどれ?とか、ライオンはどこ?持ってきて!みたいな風にですね、
私はコミュニケーションを取るようにめちゃくちゃ心がけてきました。
これをたくさん繰り返しているうちに、ライオンっていうのはこれなんだっていうのをだんだん覚えてきて、
ライオンっていう言葉を自分で発するようになりました。
実物も見に行ったことがありましたが、絵本の絵の中でライオンを探してもらったり、
図鑑の中で写真を見つけてもらったり、おもちゃの中でライオンのおもちゃを見つけたり、
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ぬいぐるみのライオンを捕まえてもらったりとか、
いろんなライオンに触れることで、ライオンっていう音をしっかりと覚えて意味を理解して、
自然と自分の口からライオンって出てくるようになりました。
そこまできて、もう言えるなと、勝手に言い始めたらもう言えるなっていうのがわかるので、
そこまできたら初めて、これ何?っていう風に聞いてもいいという段階になるそうです。
今、コヤナルは結構いろんな言葉で第三段階が始まっていて、とても楽しい時期になっています。
第三段階は、見たことがあって、名前も知っていて、そして言葉にできるという段階になります。
この段階では、上手に言えてなくてもそうだねっていう風に肯定してあげるのが大事だそうです。
例えば、エレファント、ゾウさんですね。全然上手には言えないです。
コヤナルの今のエレファントは、ほんと、エ・アン・トゥっていう、ほんとボインとトゥがちょっと言えるみたいな、
エ・アン・トゥみたいな感じなんですけれども、もう文脈でゾウのことを言ってるってわかるので、
そしたら、イエス、エレファント、ウェルダンみたいな感じで、もうめちゃくちゃ褒めて言ってあげて、自信を持たせるようにしてます。
で、エ・アン・トゥって言ってるのに対して、私がエ・ファントゥって言うことによって、正しい発音とか、
ちょっと私が英語が正しいかどうかは一旦置いておくんですけれども、正しい言い方とか聞いてるうちに自然と覚えていくんで、
これを繰り返すっていうのがとても大事だというわけですね。
で、繰り返していくうちに自然と修正されていって、自然と正しい音で言えるようになると。
コエナルはこんな感じに日本語と英語の両方でこれらを意識してやってきたので、
今一気に両方の日本語と英語の単語が出てきてるなという感じがします。
で、少し上の段階になってもこれって使えるそうで、
例えば図形のお勉強をし始めたときに、これ何?って聞いて楕円形って答えさせるんじゃなくて、
楕円形はどうれ?みたいな段階を一回挟むことによって、
自信ついて楽しく図形の形も覚えていけるみたいなのがあったりするそうです。
こんな風にいろんな段階でこの方法を使えると思うので、今後も私意識してやっていきたいなと思ってます。
はい、というわけで今回は言葉の覚え方についてちょっとコンパクトに紹介してみました。
参考になれば幸いです。
少し上の年齢でも使える要素だと思うので、
ぜひ参考にしてアレンジして使ってみたアイディアなどをシェアしていただけると嬉しいです。
最後まで聞いていただきありがとうございました。さよなら。
この番組は毎月9月9日19日29日に配信しております。
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