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今回は、ポッドキャストホスティングサービスのLibsyn Adsが毎月発表しているポッドキャスト広告単価に関する最新統計2024年8月度版を紹介します。
このデータは、Libsyn Advertisecast Marketplaceで1242番組の実際に販売されたポッドキャスト広告単価の統計です。
集計の単位はCPM、コストパーミルとなっており、1000回配信あたりの広告費となっています。
さて、2024年8月、業界平均のCPMは30秒広告で18ドル、60秒広告は25ドルでした。
いずれも先月同様です。エピソードあたりのリスナー数1万未満の場合は平均CPM20ドル、
1万から10万未満の場合は平均CPM23ドル、10万以上の場合は平均CPM20ドルとなっています。
どれも先月よりも若干低下が見られます。
そして、2024年8月に最もCPMが高かった上位3カテゴリーはテクノロジーの290ドル、
政府部門の26ドル、健康とフィットネスの24ドルとなりました。
ちなみに割安のカテゴリーは、トゥルークライム、スポーツ、フィクションでそれぞれ10ドル台後半から20ドル台前半とのこと、
60秒広告のCPMの推移グラフも公開されています。
リブシン最高売上責任者のリックセラ氏コメント。
2024年8月のポッドキャスト広告は、ブランドや広告代理店にとって有意義なエンゲージメントを促進するための極めて重要な機会となりました。
秋に向けて、犯罪ドキュメンタリー、スポーツ、フィクションなどの人気ジャンルは、
犯罪ドキュメンタリーが引き続き際立った存在として非常に好調なパフォーマンスを見せると見込まれています。
プロフットボール、バスケットボール、ホッケーのシーズンが始まり、
フィクションへの関心が高まる秋は、広告主がエンゲージメントの高い視聴者とつながる絶好の機会となります。
リスナーもポッドキャスターとの真の親密なつながりを感じています。
今日のマルチメディア環境では、視聴者の75%がポッドキャスターをソーシャルメディアやエンターテインメント界の人物よりも影響力があると考えています。
この変化はブランドにとって大きなチャンスとなります。
ポッドキャスターが育む信頼と親密さは独特の絆を生み出し、
彼らを現代で最も影響力のあるクリエイターの一人として位置づけています。
ではまた。