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アツの夫婦関係学ラジオです。このラジオでは、妻との関係に悩む男性向けに、夫婦関係改善のヒントになる発信をしています。
いかがお過ごしでしょうか?お元気ですか?
僕はですね、今、エスターペデルさんという森林療法士の方の不倫と結婚という本を再度読み直してまして、
この本で書かれていた、女性の不倫、女性がなぜ不倫をするのかというところを再度読んでいて、
これをちょっと深く考えたいなと思ったので、今日はですね、女性がなぜ不倫をするのかということについてお話をしてみたいなと思います。
妻との関係に悩む男性の参考になれば幸いです。では今日もよろしくお願いします。
はい、今日はですね、女性がなぜ不倫をするのか、なぜ不倫に陥ってしまうのかということについてお話をしたいと思います。
参考資料としては、エスターペデルという方の不倫と結婚という本ですね。
この方のセックスレスは罪ですか?という本も書かれていて、セックスレスですとか、不倫ですとか、結婚関係にまつわるセラピストをやられている方で、
確かドイツの方だったかと思うんですけど、TEDとかにも出演されているので、動画とかもあるので、
エスターペデルと検索すれば結構ビデオとかも出てくるので、気になる方はぜひ見てみてください。
この方のお話を元にしながら話をしていくんですけど、なぜ女性が不倫をするのかということに関してはですね、
これはですね、ダルマ・ハインというような心理療法士で作家のダルマ・ハインという方が提唱したエロティックサイレンスと呼ばれる現象がありまして、
これ何なのかというと、結婚後の女性が経験をする現象で、本文そのまま読みますと、
喜びとバイタリティの予想もしなかった、はっきりと説明できない消滅ということで、ちょっと言葉が難しいんですけど、
結婚して子供ができて、かつてのような性的な喜びとか、元気をあふれるような心からあふれるバイタリティというものが消滅すると、なくなってしまうということを言っているんですね。
これは性的な喜びがなくなる、性的な行為とかも減っていくということで、エロティックサイレンスと、沈黙ということですね、と言われています。
なぜ不倫をするのかということに関するエスターヴィレイさんの回答はすごく単純で、
要は誰かのお世話をするということは、利悪と正反対の効果があると。
女性が家庭に入って夫の世話をしたり、子供の世話をしたりということになるじゃないですか。
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こういった妻であること、そして母であることということが、女性を性的に虚勢させてしまうと言っているんですね。
簡単に言うとドキドキ感とかがなくなってしまうと。
そうなるとドンパミンが分泌されなくなりますので、バイタリティ、そういった元気性もどんどんなくなってくると。
こういったエロティックな要素というのがありますと。
エロティックなものとドミスティックなもの、家庭的なものというのは、これは調和するものではないということを言っているんですね。
エロティックとドミスティックの調和は、解決すべき問題ではないと彼女は言っています。
何なのかというと、これは上手に扱うべきパラドックスであるということを言っているんですね。
逆説ってことですよね。
この2つ、エロティックなものとドミスティック家庭的なものというのは、上手に扱う、コントロールするべきも逆説的なものであるんだと。
解決すべき問題ではないというふうにことを言っています。
ここの考え方もちょっと難しいところではあるんですけど、
要は性的なものと家庭的なものというのも相入れないものであるということなんですよね。
これすごく、何だろう、そう言ってしまうと、
結婚して子供が生まれた女性は夫に対して性的な幻想などを抱かなくなるのか、
性的なイメージを抱かなくなるのかということを言っているのであるんですけども、
そこに希望がないのかというと、またそれは別の話になるので、
また追ってそこで話をしたいと思うんですけど、
今日はなぜ女性が不倫をする、陥るのかということに関してなんですけども、
このようにですね、結婚して子供が生まれると、
かつてのバイタリティがなくなると、
それは自分自身の欠如であるんですよね。
自分自身を失ってしまうという経験になるわけです。
そこで不倫をしている女性というのが、どういったことを言うかというと、
新しい自分に出会えたと言うんですよね。
新しい自分を発見したということを言うんです。
それは成長や変化を伴った発展的な体験だったというふうなことを
よく不倫をした女性とは言うと言われています。
成長、変化と不倫はそんなものじゃないだろうと、
不倫はそんなものじゃないだろうという話になるじゃないですか。
私はそう思いますよね。
そう思うんですけど、よく考えてみればわかるんですけども、
家庭に収まって妻や夫の世話をしている。
この状態ってかつての若かった頃の自分の姿では全くないわけじゃないですか。
そしてそこには驚きとか変化とかドキドキ感とか
そういったものが一切存在しないわけですよ。
そこにふと現れた男性と恋に落ちて、恋愛関係に陥ってしまったときに
そこにかつての自分が持っていたドキドキ感とかワクワク感、
そういった変化が現れるんですよね。
ここの変化にコロッといられてしまって、恋愛関係を継続させてしまうということなんですね。
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その新しい自分との出会いは何なのかというと、
親密さであったりとか、自分自身を褒めてくれる賞賛であったりとか、
人との繋がり、そして自分に価値があると感でさせてくれる何かなんですよね。
たとえそれが不倫という幻であったとしても、
一緒にいるその瞬間に自分には価値があると感じることができるということなんですよね。
これによって不倫に陥ってしまうと。
こう考えると、なぜ寄婚女性、子どもを持っている女性が不倫というリスクを背負ってしまうのか
ということに関しては原理的に理解がしやすいなと思うんですね。
それに対してどう思うかという感情的な問題はまた別なんですけれども、
なぜそういったことが起こるのかということはこのような現象で説明ができるかなと。
これに関してベスター・ペレルさんが本の中に書いているんですけど、
女性の性欲とは何なのかということに関して彼女はこう言っています。
女性の性欲は連続体の安全なサイドに繋ぎ止められるよりむしろ、
心地良さと自由、安全とリスク、親密さと自立といった対立する衝動の間でのバランスを必要とする。
これとっても訳が難しくて何言ってるか分かりづらいんですけど、
要はこのバランスなんですよね。
心地良さと自由、この場合でいう心地良さというのは家庭のことですよね。
自由というのは不倫の世界のことを言っています。
自分の性的な自由、そして自分自身の精神的な自由。
こういった相反する二つのもの、この間でのバランスが必要だと。
女性の性欲というのはこういった二つの相反する存在の間でのバランスが必要になるんだと。
どっちかに偏っていては、例えば心地良さに落ち、心地良さだけにバランスの比重が多い場合は性欲というのは減少していくと。
そして自由を感じられる活動であったりとか、そういったところに体験することによって性欲というのは上がっていくと。
そのバランスが重要なんだということを言っているんですね。
じゃあ、僕ら男性はどうするのかということなんですよね。
女性がそのような不倫をしてしまうならどうすれば性欲を防げるのか。
そして妻の新しい自分との出会いとか失われてしまった自分に対して僕らはどうすべきなのかということなんですけども。
これに関してはこういった現象が起こっている、こういった原理で女性というのは不倫をしてしまうということが分かれば、
次はそれに対してどう対応していくかといううちでは考えやすいと思うんですよね。
なぜそうなったのかということは分かっていますので。
じゃあ具体的にどうするかということなんですけども。
これに関しては僕は3つ方法があるなと思っていまして。
1つは妻に対して不倫以外での自分の発見の仕方というのを伝えるというか教えるというかそれをしてもらう。
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不倫という方法以外でも自分自身を発見することができると思うので、そういったところに対してエネルギーを使ってもらうということですね。
例えば趣味に打ち込むとか仕事に夢中になるとかそういったことですね。
他の特定の異性との、他の男性との出会いによって自分を発見するのではなく、
自分自身の興味あることに対してそれをどんどん探求していって、その中で自分を発見していくということであったりとかですね。
2つ目は家庭的な要素を減らしていくということですね。
家の中でそういった妻であることとか母であることを感じやすいからこそ性欲がどんどん減少していくんですけども。
じゃあその家庭的な要素を減らしていきましょうと。
家事を外注したりとか、今のロボット家電とかルーマとかいろいろあったりしてますので、そういった家電を使ったりとか、
あとはお手伝いさんとかシッターさんとかシルバー人材センターとか外注に、他の人に外注することもできますし、
あとは夫、僕らですね、僕ら夫が妻の負担を引き受けて、
妻が家庭の中での妻であること、母であることを感じさせる場面を減らしていくということですね。
これは子どもとの接触回数とか時間とかを減らすと効果的なんですよね。
子どもと接すると基礎心がどんどんピンピンして、子どもと妻との間での基礎心がどんどん強くなっていくんですね。
そうなると、この2人の間での絆がどんどん強くなっていって、外に対して排他的になりやすくなる。
そうなると、もっともっと排他しようとするんですけど、そういった関係が作りやすくなるんですね。
子どもと接すること自身が悪いわけないんですけども、そういった効果があるので、
子どもとの接触回数とか時間とかを減らして、なるべく夫側がそれを受け負ったりとか、外に出したりとかすると、
妻であることか母であることを感じにくくなってきます。
最後はですね、僕ら夫自身が妻にとって、そういった新しい自分、もしくは新しい自分を感じさせてくれるような、
自分に価値があると感じさせてくれるような男性になるということなんですよね。
妻と僕らが接するときに、妻が会話とか一緒にいる空間の中で、
私には価値があるんだと、私ってこんなに価値があるんだなというふうに思ってもらえるような対応をしたりとか、
そういった男性に僕ら自身が変わるということだと思います。
それに対してどういったことを僕ら夫がしていけばいいのかということに関しては、
またちょっとこれは長くなってしまうので、また別な機会にお話をしていきたいなと思います。
はい、ということで今日は、女性はなぜ不倫をするのかということについてお話をしました。
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なぜ不倫をするのか、その原因としては、家庭の中において女性は妻であること、母であること、
これが女性を性的に虚勢させてしまうと、性的なものから遠ざけてしまう効果があると。
つまりエロティックなものとドミスティックなもの、家庭的なものというのは、
これはこの長間は解決すべき問題なく、上手にコントロールして扱うべきパラドックスであるということですね。
そして女性は新しい自分との出会い、もしくは失われた自分との出会いというのを求めていると。
その出会いに最も簡単に出会えてしまうのが不倫であるということですね。
じゃあ僕ら男性はどうするかというと、不倫以外での自分を発見する方法を妻に伝えたいとか、
家庭的な要素を減らす妻であること、母であることといった負担を減らしていく。
そして僕ら自身が妻が自分に価値があると感じられるような対応をしたいとか、
そういった男性に僕らが変わっていくということですね。
はい、ということで今日は女性はなぜ不倫をするのかということについてお話をしました。
はい、いかがでしたでしょうか。
今日は実際に自分のパートナーが不倫をしている方にとってはちょっと辛いお話になったかと思うんですけれども、
そうでない方も、なぜそうなるかというのは分からないと思うんです。
意外にあの人がみたいなことって結構あったりするので、
そういったときの背景にはこういった理由が隠れているんだということを理解しておいたほうがいいと思うんですよね。
それをあらかじめ理解しておけば、そうならないように僕ら男性というのは打ち手を考えることができますので、
妻がそのようなことにならないように僕らがどうしていくのかということは考えやすくなるなと思うので、
なぜ不倫をするのか。
これは要はその家庭の中で女性がどう変わっていくのかということでもあると思うんですよね。
それを理解することは妻との関係を改善すればとても重要なことだと思うので、
ぜひこれは普段の生活の中で意識してみるといいかなと思います。
今日は女性はなぜ不倫をするのかということについてお話をさせていただきました。
今回も最後までありがとうございました。
それではまた。