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今回は、ビジネス思考の中で、聞いたことあると思いますが、ロジカルシンキング、クリティカルシンキング、ラテラルシンキングというものを、
大きく3つのビジネス思考があるので、この3つのビジネス思考について少しお話しできればなと思っています。
ロジカルシンキングとかクリティカルシンキングは、聞いたことある人多いと思います。
ラテラルシンキングというのは、あんまり初めて聞きましたという人も結構いるんじゃないかなと思っているんですけど、
思考するときの大枠の思考法として、この3つが代表的なものなので、ぜひこの機に覚えていただくと、いろんな場面で使えるんじゃないかなというふうに思っています。
アセスメントというものを、豊かな物の見方をすることで、自分にとって価値がある評価というのができるようになっていきましょうという話をさせてもらっているんですけど、
物の見方と考え方ってすごく密接につながっているので、考え方のバリエーションというのを増やしていくことで、物の見方も豊かになっていくんじゃないかということで、
この思考法についてお話をしたいなと思っています。
ロジカルシンキングというのは、論理的に考えていくということですね。
論理の追求なので、違う言い方をすると垂直思考というふうに言われたりします。
なぜを深掘りしていく。
トヨタとかでよくやられている、なぜを5回繰り返すみたいな、こういったことっていうのがロジカルシンキングで垂直思考という思考の仕方になります。
これに対してクリティカルシンキングっていうのは、言葉は聞いたことあるけどいまいちよくわかんないなっていう人も多いんじゃないかなと思うんですけど、
批判的思考、直訳すると批判的思考というふうに訳されます。
これは要は疑うということなんですけど、今考えているこの前提は正しいのかとか、それって本当にそうかとか、そういう思考がクリティカルシンキングっていうものなんですね。
例えば論理思考っていうのがどんどん深掘っていったりとか、その前提の上に思考を積み上げていったりとか深掘っていくっていうふうな思考で、
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要の思考だとしたときに、この批判的な疑いを持ったら見ていくっていう思考のことをクリティカルシンキングっていうふうに言います。
これは要のロジカルシンキングに対して因のクリティカルシンキングっていうふうに考えていきたいんですけど、
要が良くて因が悪いっていうことではなくて、やっぱり成長とか文明が発達するっていうふうになったときに過去のものを否定したりとか壊したりとかすることで発展することってありますし、
身近な例で言ったら筋肉っていうのは筋トレとかをして一回疲れさせて疲労させたりとか破壊して回復するときに強くなる。
そんなことは知られてると思いますけど、文明とか思考も全く一緒で、そういった要の要素と因の要素っていうのを組み合わせていくことで、よりより発展的な思考になっていくということですね。
なのでロジカルシンキングで考えた後にクリティカルシンキングで批判的に見ていったりとか、あるいはクリティカルシンキングで一回前提をそもそも正しいんだっけってことを確認してからその確認した先にロジカルシンキングっていうものを積み重ねていったりとか、
そんなふうに使っていくのが使い方としていいんじゃないかなというふうに思ってます。
もう一個、ラテラルシンキングっていうのがあるんですけど、これはロジカルシンキングの垂直思考に対して、ラテラルシンキングっていうのは水平思考というふうに訳されます。
論理を追求していく批判的な思考に対して、ラテラルシンキング、水平思考っていうのはずるい思考って言われていて、そもそも深掘っていくっていうことじゃなくて、いろんな選択肢をそもそも水平に探しにいく。
もっと全然違うアプローチで解決できないかってことを考えたりする思考っていうのがこの水平思考というふうに呼ばれるものです。
なので、そういう意味ではこの前提の上に積み上げていくっていうロジカルシンキングじゃなくて、そこに対して疑問を呈するクリティカルシンキングっていうのと似てるんですけど、
このロジカルシンキングとクリティカルシンキングとラテラルシンキングっていう三つの思考のアプローチがあるんだということを知っていただくだけで、
何か物事を考えるときに垂直に考えてみようとか、水平に横並びにもっと他に選択しないのかってことを考えてみようとか、
本当にその前提正しいんだっけっていうことを考えてみるとかっていう試験が生まれてきますので、
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ぜひ豊かな物の見方を養うにあたって、思考法として三つのアプローチ、これをぜひいろんな場面で使ってみていただきたいなというふうに思っています。
今日はですね、ビジネス思考ということで、ロジカルシンキング、クリティカルシンキング、ラテラルシンキングっていう三つの思考法についてお話をさせていただきました。