00:01
第181回アシカガキャスト
第178回で、iCloudに写真をバックアップしたら端末から消してもいいんですかと、ヘアサロンで聞かれた話をしたところ、いつもより反響が大きかったので、今回はiCloud写真とマイフォトストリームの違いについて話したいと思います。
iCloud写真は、iCloud上にクラウド上に写真のライブラリを作って、iPhoneだったりAppleのいろんな端末の写真を同期させるサービスです。
あくまでも同期なので、iPhoneの端末上で写真を消したら、iCloud写真の同じ写真も消えるんですね。バックアップではないんですね。
一方のマイフォトストリームですが、こちらもAppleのいろんな端末で写真を同期するクラウド上で、というのはiCloud写真と同じですが、撮影して30日間しか写真が残らない。
枚数の制限もあって、1000枚しか残らない。30日を超えた写真は消えますし、1001枚目が入ったら、1番古いのが1個消えて、必ず1000枚までになるようになってます。
ただ、その代わり、iCloudの容量に一切カウントされないんですね。なので、私はずっとiCloudは無料の5GBで、マイフォトストリームを使って写真を同期していました。
30日間1000枚までという制限はあるんですが、Macの写真アプリを使っていれば、写真アプリでマイフォトストリームの写真が読み込まれると、通常の写真のライブラリにも保存されるので、マイフォトストリームから写真は削除されても、写真アプリ上に写真は残るんですね。
要は、Macのハードディスク上に写真は残ってる状態になります。多分写真アプリを起動しないと読み込まれないと思うので、30日間1000枚の制限で写真が消える前に写真アプリをちょいちょい立ち上げる必要はあると思うんですが、普段パソコンで作業してる人だったら、そこはそんなに面倒ではないと思います。
Macじゃなくて、WindowsでもWindows版iCloudを入れれば、同様にパソコンに写真をバックアップすることができます。
iCloud写真で同期している写真も同じように、Macの写真アプリやWindows版iCloudを使えば、パソコンにバックアップすることは同じようにできます。
03:04
あとiCloud写真のいいところは、ビデオやライブフォトスも同期してくれるところですね。
マイフォトストリームはビデオに対応してないんですね。なので私はビデオはMacとケーブルでつないで写真アプリに読み込んでいます。
私はなぜiCloud写真を使わずフォトストリームを使っているのかというと、
もともとiCloud写真というのがなくてフォトストリームの方が先にあったので使い続けているという面もあるんですが、
先ほども言ったようにiCloudを無料プランで5GBで使っていたからですね。
ただ今はファミリーで200GB、月額400円のプランに入っていて、妻と娘はiCloud写真を使っています。
あとiCloud写真だとすべてのこれまで撮った写真を同期し続けることになるんで、再現がなくなっちゃうんじゃないかと。
新しくiPhone買ってもiCloud写真にチェックを入れたら過去に撮った写真が全部同期されて端末の容量を使うことになるわけですよね。
そんなに過去何年分もiPhoneに入ってなくてもいいですよね。
そうすると結局iCloud上でここから古いのは捨てるかみたいな整理をする作業が必要になってくると思うので、
それもちょっと面倒だなと思ったりしています。
あとマイフォトストリームのちょっといいところが、Macの写真アプリで、例えばデジカメとかで撮った写真を読み込ませた場合、
マイフォトストリーム上で共有はされるんですが、iPhoneに自動でダウンロードはされないんですね。
なのでそれに関してはiPhoneの容量を使わないと必要に応じてダウンロードするというところが気が利いてるなと思います。
ということでちょっと紛らわしいiCloud写真とマイフォトストリームの違いを紹介しました。