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おはようございます、あさひです。
このチャンネルでは、ADHD当事者でうつ病診断も受けている僕が、
営業職としてどのように働いているかを発信しています。
今日のテーマはですね、相手を動かすものの伝え方。
これはちょっと、何てタイトルを付けたらいいのかなって悩んだんですけど、
HSP機質だとか、ちょっと繊細系の人が相手の場合、
特に有効な使い方、ものの言い方なんじゃないかなという風に思っています。
今、結構若い人を中心に、結構厳しく指摘しちゃうと、
シュンとなっちゃう場合が多いんじゃないかなと思います。
各優、僕も結構、必要以上に重く受け止めてしまったり、
くよくよするっていうよりは、それが長時間言われたことが響いてしまって、
自信を喪失するというか、そんなそこまで気にすることじゃないのに、
結構重く受け止めてしまう、そんな記憶があります。
それが行き過ぎて、うつ病なんかになっちゃったりっていうのもありましたんで、
いかに相手のモチベーションを下げずに上げたまま行動を促すかっていうところが
肝になってくると思います。
これ結論的には、何とかしてくださいとか、何とかしなさいではなく、
まるまるやっていこう、まるまるやっていきましょう、
まるまるになるように頑張ろうっていうような、
自分も一緒になってやっていこうっていう、そういうポジショニングからの伝え方です。
どうしても、例えば若い人への指導だとかアドバイス、
人材育成、子育ても含めて、そういった場面でのものの言い方って、
ダメ出しになってしまうパターンが結構あるんじゃないかなと思います。
目上の人からすると、その若い人に対する、自分より年下の人間に対する欠点が、
改善するべき箇所が目についてしまうっていうのが、
まず最初の段階だと思うんですが、
ここでできていないところを、ただできていないと言っても、
何の改善にもならないというか、
それでもちろんメンタルがしっかりしている健全な人であれば、
もちろん食いついてきて、自分なりに試行錯誤したり、改善を考えたりして、
さらにPDCA、勝手に回してくれると思うんですが、
そこまで習慣ができていないケースだとか、
特に子供がまだちっちゃい場合、
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そんなことをただただできていないことをダメ出しし続けても、
本人はまた怒られてるって気持ちするだけになってしまうと思います。
特に特別何か打ち込む対象を得られるまま大人になってしまった場合、
一生懸命自分なりに改善をしてきた、
スキルアップをしてきたという経験がない人の場合は、
こういうことがうまくできないケースもあるかもしれません。
それが良いとか悪いとかではなく、
その人なりの頑張り方というか、努力の仕方がわからないケースもあるので、
その人が悪いというよりかは、
誰もそういうように導いてあげられなかったという風に考えるのがいいんじゃないかなと思います。
なので、僕自身もそういう風に言われて結構落ち込みがちな方なので、
相手の気持ちというのが結構わかるケースがあります。
そういった時に、その特定の人に対して何々しなさいと、
仮にそこで感情論を抜きにして淡々と言えたとしても、
相手にはマイナスに伝わってしまうことがあるので、
一緒に頑張っていこうというスタンスで、
相手の立場に立ち、同じサイドに立って伝えてあげるのがいいんじゃないかなという風に、
僕は考えて今やっています。
極端な例えでいくと、
3歳児がいたとして、自分の子供が3歳児だったとして、
毎晩夜ご飯を食べる時に、
味噌汁をひっくり返してしまう、ご飯をこぼしてしまう、
服を汚してしまうというのが毎日のようにあったとして、
そういう時に、どうしてお腹をちゃんと前にくっつけないんだと、
どうしてきちんと座らないんだと、
どうして反対の手で茶碗を押さえないんだというようなことを
ぶち切れて言ったとしても、子供にとってみれば、
そんなのができないということになってしまうと思います。
左手の使い方がちゃんとできなかったり、
仮に分かっていてもできなかったり、
昨日言われたことの記憶が同じ場面で蘇ってくるということが、
まだ小さい子供には難しいというのが、
頭で考えれば大人だって分かるはずです。
ただ自分の気持ちが抑えられないと、
そういう時に切れてしまったり、
怒りをぶつけてしまったりというのが、
多からずあるんじゃないかなというふうに思います。
これは社会人でも同様でして、
上司が忙しくて余裕がなかったとき、
部下がケアレスミスをしてぶち切れる。
どうしてそんなこともできないんだと、
どうしてそこの計算を間違ったんだと、
入力する箇所が違うじゃないかと、
文字の変換が間違っていると、
どうしてこんな小さなミスも修正できないんだと、
自分で気づけないんだというように
起こってしまう場面はいくらでもあると思います。
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最初の3歳児のケースで言えば、
まだそんなスキルがない、
そんなマインドも持っていない。
そんな場合に、そんなケースで起こっても、
全く進歩はしないと思いますし、
逆に相手のメンタルを傷つけて、
恐怖をただ植え付けさせるだけの指導というか、
育児になってしまうので、
お互いメリットはないんじゃないかなというふうに思いますし、
社会人のケースだったとしても、
その上司の怖いという、怒られた、
また怒られたくないという恐怖を植え付けるだけの
言い方になってしまうので、
あまり生産的な言い方ではありません。
僕は自分自身がADHDなので、
ケアレスミスは非常に多いです。
自分で分かっていて、
自分で一生懸命注意しても、
ケアレスミスはなかなか変ないです。
うまく説明できないケースもかなり多いのですが、
注意してダブルチェック、トリプルチェックしても、
ミスるときはミスります。
というかそんな毎日です。
なのでこの部分に関しては、
正直ある程度仕方がないというふうに自分では思っていますし、
その辺は上司や周りの人間にも、
理解してもらうよう努力はしています。
理解してもらえなくても、
受け入れてもらえるような環境であれば、
まだ気持ち的には楽かなというふうに思いますし、
別な部分でケアレスミスしてしまうところは、
しょうがないとして、
他の部分で貢献できるように自分自身では考えて行動しています。
ちょっと話が逸れてしまいましたが、
さっきのケースでどういうふうに伝えたらいいのかというところで言うと、
3歳児の食べこぼしをしてしまうというところに関して言えば、
まず本人に対してどうしてこぼしちゃったのかなというような問いかけをして、
本人に原因を考えさせてみます。
もちろん3歳児なので、
うまく答えられない場合もいっぱいあると思います。
そういう時はこうやってやったらいいんじゃないかなというような
問いかけというか提案をしてみる。
そして、
記憶がまだまだ同じ場面で想起されずに、
思い出すことができずに、
翌日も同じ失敗をすると思われるので、
可能性は高いので、
同じ場面で昨日何て言ったっけというような伝え方をして、
失敗しないように導いてあげる。
そして、うまく食べられたら、
昨日は失敗したけど今日は食べられたね、
よくすることが少なくなったねというふうに褒めてあげれば、
褒めた分だけ、
地獄王帝感も上がって、褒められた箇所がどんどん強化されていきます。
自分はここが得意なんだと、
自分はもうこぼさず食べられるんだというような
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プライドが芽生えてくると思うので、
徐々にそのスキルは高まっていくと思います。
大げさに言えば、
きちんとこぼさず食べるというのも立派なスキルだと思うので、
できるところをきちんとできるというふうに周りの人が褒めてあげる。
周りの人が褒めてあげる。
これは結構重要なところじゃないかなというふうに思います。
昭和の時代ではなかなか褒めるということをしませんでしたが、
令和の時代ではきちんと褒めてあげる。
いいところを見つけて伸ばしてあげるというのが
必須のスキルなんじゃないかなと僕は考えているので、
いいところを見つけて褒めてあげる。
そしてそこを強化してあげる。
どんどんどんどんいいところを伸ばして、
伸ばせるところがなくなったときに、
初めて短所、改善点なんかを指摘してあげると、
一番効率よく人材育成になるんじゃないかなと考えています。
同じように、社会人のヒアリスミスのケースだったとしても、
まずどうしてミスが起こってしまったのか問いかけをして、
同じように本人に考えさせます。
返ってきた答えがちんぷんかんぷんかもしれないし、
的を得ているかもしれませんが、
そこでもし的外れであれば、
きちんとこっちが考える答えに近づけるように導いてあげればいいし、
もし思いつかない場合はどうやって改善していくか、
どうやってチェックをしていくかっていうのを、
まず筋道立てて教えてあげるのがいいんじゃないかなと。
社会人のケースでも基本的には同じようなステップを踏むことになります。
どうしてミスってしまったのかっていうのを、
まずは本人に問いかけて考えさせる。
そしてどうやって改善していけばいいのかを、
うまく導いてあげることが大事になってきます。
そういう時にスタイル側のスタンスとしては、
なんでできなかったのかを考えなさい。
どうやったら改善できるのかを考えて言いなさい。
言いなさいっていうような命令口調だと、
どうしても相手にストレスかなりかかってしまうと思うので、
どうやったらうまく改善できると思うかを、
一緒に考えていこうっていうスタンスで、
改善ができればこういう風になるし、
仕事がもっとうまく進むし、
そしたら自分のチェックももっとスムーズにいくから、
会社全体としてもきちんと仕事が進んで、
もっといい成績につながるよっていうようなスタンスで声をかけてあげると、
自分の未来や会社の未来がより良くなるっていうところをイメージできるので、
モチベーションが極端に下がらないんじゃないかなと。
むしろその方が成長した自分を思い描けるんで、
逆にモチベーションを上げられるんじゃないかなという風に思います。
君に期待してるんだよっていうようなところを強調して、
言葉は変えてももちろんいいですけど、
こういう風にやって、こういう風にしてくれれば、
こういう風な仕事ももっと任せられる。
そしたら、昇進だとか昇格だとかっていうようなところにも
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結びつくっていう言い方をしてさえあげれば、
本人のモチベーションが必ず上がると、僕は信じて声かけをしています。
共通するのは、理想像、理想形、より良い未来を一緒にイメージして、
共有して、それに向かって突き進むっていうのが一番重要なんじゃないかなと。
そこが共有できないと、ただただできていないところ、
自分が失敗したところを追求されているだけのような気がして、
モチベーションは早々上がらない、
モチベーションないところに成長はないですし、
やる気も起きない、ただただまた言われてしまった、
またできなかったっていう自己肯定感を下げることだけにつながってしまうので、
あるべき姿、理想像をうまくイメージさせてあげて、
それについてどんなアクションが取れるのか、
上司や親の立場として自分がどんな協力ができるのか、
そしてどうやったらそれに近づけるのか、
それに向かって一緒に頑張っていこうっていうような言い方をしていけば、
二人の関係性も壊れることはないでしょうし、
周りもそれを聞いていて、ただただとなっているよりは、
気持ちがいいのではないかなというふうに思います。
これは僕自身がうまく仕事が進められず、
ケアレスミスが多く、マルチタスクができず、
家事、育児もうまくできず、
失敗ばかりで悩んで愚痴になった経験から思ったことですので、
自分自身のそういった失敗だとか、同じような経験を
次の若い人にさせたくないなと思い、こういう考えに至っています。
だからもちろん子育てに関しても可能な限り、
余力を持って臨むと、そういう怒りの感情ともうまく付き合えるし、
笑顔が極力ある、そんな状況を少しでも多く作り出したいと思って
今に至っています。
今バリバリ仕事をしている人たちにとっては、
若い子は打たれ弱いだとか、熱意がないだとか、
頑張りが足りない、努力が足りないというふうに感じる場合もあるかもしれないですけど、
育ってきた環境が違いますし、その世代の特徴をつかんで、
その個性に合わせてうまく伝えてあげないと、
本来発揮するべき才能も埋もれたまま会社を辞めていってしまう。
そんな人が溢れてしまうので、貴重な人材で、
どこもかしこも人手不足になっている時だからこそ、
その人本来の才能を発揮してもらえるように、
気遣いのできる、配慮の届く言い方、伝え方をしてあげられたら、
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社会全体がもっとよくなるんじゃないかなというふうに思います。
もし参考になればありがたいです。
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ではまた。