00:00
渋いオッサンのアクション映画かと思いきや、やっぱりコメディアンは笑いを取るのが上手いんですよね。
佐島とギリィのあれ観た。
この番組では、昔なじめの佐島と私ギリィがお互いに好きな映画、見てもらいたい映画を紹介しあって、感想を語りあっていきます。
今回はですね、私佐島が、『Mr. ノーバディ』という映画をできる限りネタバレなしで紹介したいなと思っております。
ネタバレありの感想回はね、次回お届けしたいなと思います。
あの映画か、はいはいはい。
ご存知?
いや知らないです。
この映画、MR.Nobodyっていうのと、全部カタカナでMr.Nobodyっていう、表記以外ほぼ同じ名前の映画もあるから、ちょっと気をつけて欲しいんですけど。
ちょっと待って、いきなり混乱させないの終わっていいですか?
ほぼ読み方同じタイトルの全く別の映画が2個あるってことなんだよね?
2個ありますね。
すごい、でも今回紹介するのは、アルファベットがあるってこと?
MR.の方ですね。
はい、すいません。大丈夫です。
全部カタカナの方も面白いんやけど、今日紹介したのはMR.Nobodyの方で、
MR.の方。
これが2021年のアクション映画なんですね。
なるほどね。アクション映画なんだ。
そうなんですよ。ここでもしね、聞いてる方の中で、Mr.Nobody全然知らんわと。
でも、SASHIMAが言うんやったらとりあえず見ようかなって、もうすでに思ってくれてる方は、ここで聞くのやめてもらいたいです。
やめて見てほしい。
もう黙って見ろと。
いやもうそう、なんかね。
もういいから見ろと。
これ予告編で出てくる情報ぐらいのネタバレをしようと思ってるんやけど、今回。
うんうんうんうん。
全く何も知らない方が、いろいろ驚けるポイント多いと思うんだよな。
じゃあ今回の放送はここまでですかね。
ただ、ギリには聞かせる。
すまんけど、お前には聞かせる。
だって、情報を知ることによって、知らない方が何もむしろ知らない方が楽しめるってことなんだよね。
そうね、そうね。
でも俺には知らせるよね。
あ、いいよ、じゃあギリ抜ける?今回。
ここで。
ちょ、やめて。すすりながらちょっと怖い感じのやめて。
いきなりさ、じゃあいいよ君はみたいなさ。
もう分かった分かった聞くから。
急に距離を置いてくる感じ。
申し訳ないけど、ちょっと紹介させてもらうとですね。
大丈夫大丈夫聞きます。
あらすじが、さえない中年男性のハッチマンセル。
好きね君ね、さえないのね。
そうなんですよ。
03:00
妻との心の距離みたいなのは若干感じつつも、二人の子供もおって、穏やかに生活してるわけですよ。
なんか聞いたことあるな、それで?
でもとある日ですね、このマンセル家に強盗が入ってくるんですね。
幸い被害は数十ドルで済んだんですけど。
娘が大切にしていたですね、猫ちゃんブレスレットがなくなっちゃうんですよね。
猫の模様が入ったブレスレットというか。
子供用のおもちゃみたいなことに。
娘もめっちゃちっちゃいから、おもちゃみたいな感じなんだけど。
なくなってることに気づくんですよね。
なんで取っていったん?それね。
なんかの間違いでもしかしたら一緒に盗んでたんかなと思うんですけど。
ハッチがですね、家族から隠していた箱の中からFBIの身分証らしきものとか、
拳銃とか、何か得体の知れないね、そういう謎なものを取り出して。
猫ちゃんブレスレットを探しに町へ繰り出すんだけれども。
アクションって言ったよね。
アクションアクション。
これ、コメディーなんじゃない?
アクションって言ったよね。
そう、あのね、これ俺がお勧めしたいポイントが。
1個目が渋いアクションやねんけど、めちゃめちゃユーモアが溢れてるっていうのが。
すごい良いバランスで。
へー。
これ予告編、ギリこの後もし興味あったら見てほしいんやけど。
予告編が結構、キアノリーブスのジョンウィッグってアクション映画わかる?
わかるよ。
スタイリッシュなスーツ着て、スタイリッシュなアクションしてるみたいな。
仕留める時は3発打ち込めるでしょ。
そうそうそうそう。
あの制作陣が送るみたいな押し方で、見せてくるシーンも結構アクションが多くて。
なんかこう、押し方的には冴えない男なんだけれども、実はめちゃめちゃ強いみたいな。
ジョンウィッグもそんな感じだったよね。
ジョンウィッグは冴えてるかな。
犬殺されるまでは冴えない男やったぞ。
でも元々その伝説の殺し屋みたいな設定があったりするんやけど。
ノーバディに関しては冴えない男が実はめっちゃ強いみたいな。
おっさんがめっちゃ強いみたいな。
映画っぽく押されてんねんけど。
なんかジョンウィッグと違ってめちゃめちゃ笑えるねん。
ハッハッハッハとは笑えへんけど。ってなるシーンがめっちゃ多い。
いやもう猫ちゃんブレスレットのあたりでだいぶクスってなるよね。
ヤバいな。
このハッチ役の主人公のボブ・オーデン・カークっていう俳優なんですけど。
これ元々コメディアンの人で。
元々っていうかずっとコメディアンの人で。
いわゆる一人漫談的なスタンドアップコメディーとかやってたり。
コント番組とかもめっちゃやってた人なんだよ。
ただドラマでブレイキング・バッドって知ってる?
06:00
うん、知ってる。
高校教師が家族のために子会に作るぞみたいな。
ちょっとあのだいぶはしょってるからかなり語弊を与える言い方かと思うけど。
ネットリックスにもあったよね確かね。
あるあるある。それにも出てて。
そのあたりから人間ドラマにも結構俳優としてちゃんと出るみたいな感じになって。
で今回が初のアクション映画。
たぶん59歳かな8歳かな撮影の時は。
ぐらいで初めてのアクション映画に主演っていう感じの人なんだけど。
59で高齢者じゃねえかも。
そうそうそうそう。
いやなんかさっきのネコちゃんブレスレットもそうだねんけど。
ボブ・オーデンカークがネコちゃんブレスレット返さんかよオラーみたいなめっちゃ凄むシーンがあんねんけど。
もうなんか真面目に叫べば叫ぶほどおもろいよな。
本人は真剣やのになんかめっちゃシュールで。
なんか面白いですよね。
ネコちゃんブレスレットだろ?
本当に字幕にするとネコちゃんブレスレットって書いてあるの?
そういうわけじゃないの?
ネコちゃんブレスレットって書いてたかな?
英語ではキティキャットブレスレット。
一緒じゃねえかだいたい。
キティがだってネコちゃんでしょだって意味で。
ヤバ!面白そう。
でなんかそのこのネコちゃんブレスレット返さんかよみたいな時も
Give me the goddamn kitty cat braceletみたいな。
マザーかも言ってたかも最後にね。
そうなんかめっちゃ汚い言葉で凄むんやけど
なんかネコちゃんブレスレットみたいなのが入ってるからなんかおもろいみたいな。
そういう感じのノリ。
なるほどね。
の映画でなんか予告編が結構意外とミスリードな感じがしてて
かっこいいだけじゃないっていう。
かっこよさをしてるけどシュールギャグみたいな。
ちなみにあのバックトゥーザフューチャーシリーズで
ドクっておったよあの変なマッドサイエンディストみたいな。
あのタイムマシン作ってデロリアン改造してるよね。
あの役をやってたクリストファーロイドっていう人も
お父さん役で出てくるんだけどハッチの。
このクリストファーロイドもめちゃめちゃおもろい。
こんなコメディ要素強いおじいちゃんなんやって思った。
バックトゥーザフューチャーでもさ
結構ほらクスってなるとこあったけど
もっとコメディに振り切ってるってこと?
今はもっとおじいちゃんになってて
ただでもめっちゃおもろいクリストファーロイド。
まだご存命なの?
多分収録してるタイミングではご存命なはずやね。
一つ目はそこがすごいおすすめポイントなんやけど
このなんかコメディアンがアクションをするっていうのが
09:04
ストーリーのテーマにあっててめちゃめちゃいいなっていうのが
2つ目推したいポイントで。
冴えない男なんやけど実はみたいなアクション映画って
まあまあよく聞くやん。
でも結局主人公もともと冴えまくってる男なことって多ない。
例えばさっき言ってたキアノ・リーブスもそうやし
ジェイソン・ステイサムとかシルベスタ・スタローンとかさ
最近やったコンサルタントのベン・アフレックとか
冴えない会計師なんやけど実はみたいな。
会社の不正階級を重点掛けするみたいな。
あれもそうだったけどどんなに冴えへん服とか着てたりメガネかけてたりとかね
してても服の上からでも分かる筋肉の厚みがあったりする。
ベン・アフレックあれ無理があるだろうと思ったけど
あんなムキムキな冴えない男がいるわけねえだろって思って
おかしいだろって。
そこは見る側が冴えへん役なんやなって納得するしかないやん。
空気温でな。
冴えてますねって思いながらもそうなるしかないやん。納得するしかないやん。
でもボブ・オーデンカーグの場合マジで冴えてなさそうやねん。
元々俳優としてもイケメンやからとか男らしいとか
筋肉がすごいとかっていうのを売りにしてきてる人じゃないのよ。
ずっとコメディのことをやってきてて最近人間ドラマの演技も評価され始めたみたいな人だから
徐々にハッチがなんで例えば銃持ってたり
FBIの身分書らしきもの持ってたんかみたいな背景が徐々に明かされていくんやけど
やっぱその徐々に明かされていくところで
やっぱりそうなんや、そうなんやみたいな驚きがあるというか。
冴えないからこそね。
ぶっちゃけジェイソン・ステイさんとか例えばけど
実は元々ネイビーシールズで言われてもああそうですよねみたいな感じするやん。
でもボボ・オデン・カークはマジでそうなん?みたいな感じがしてすごい良いんですよ。
今さ、さしま君が話してる時にさメッサ・ノーバディってやって
そこまで言うんだったらどんだけ冴えないのかなと思って
ちょっと見たのよ画像を。マジでホームセンターとかにいそうなおっさんだなこれ。
カートとか押してそう。
そうなんですよね。
普通のパパみたいな。
日頃はバスで通勤してずっとエクセルいじってるみたいな人ですねハッチ・マンセルは。
12:00
そういう男。
そうなんだ。マジで冴えねえなこの人。
しかも働いてる先も妻のお父さんが運営してる会社。
でまぁちょっとまぁ肩身狭いわけじゃないんやけどまぁちょっとこう気遣いながら生活してるみたいな。
でもあれでしょ出勤してもエクセルを閉じたり開いたりしてるんでしょって。
そうね。
あの空欄のセルを見ながらぼーっとしてる。
スパイダーソリティアとかやってるんやろ。
スパイダーソリティアはやってへんかったね。
やってなかったね。
やってへんかったね。
ソリティアやってるとクビになるから。
でもほんと冴えないんだよね。
え、すごいな。
そう、いやなんかこのギャップがめちゃめちゃいいんですよね。
コメディアンやからこそさっきのユーモアあふれてるところのさ、かけあいとか雰囲気作りみたいなのがやっぱすごい上手くて。
結構笑えるシーンが多いっていう。
なるほどね。
感じなんですよね。
やっぱそこはコメディアンを起用したのめちゃめちゃすごいなと思った。
結果的にね、見たさじまる君的にはハマり役だったんでしょ?
めっちゃハマってた。
逆にこの人以外誰がやんのっていうレベル。
えー気になる。
楽しそうだね。
って感じなんですよね。
で、まあ俺押したいポイントはぶっちゃけ今の2つやねんけど。
うんうんうん。
小ネタとして、ボブ・オーデンカークですね。
前回ギリーが教えてくれたライフ、シークレットライフオブウォルターミーティングの監督主演してたベン・スティラーと実は友達でですね。
あ、そうなんだ。
うん、なんかベン・スティラーって昔コント番組かな?
うん。
みたいなのやってた時があったんやけど、その番組で脚本書いたり、自分が出演したりとかっていうのをボブ・オーデンカーク。
っていうのをボブ・オーデンカークが実はしてたっていう。
うーん。
じゃあもう仕事の仲間というかね。
そうそう、結構同じ、似たような業界にいる人っていう感じなんですよね、ボブ・オーデンカーク。
俺が尊敬するベン・スティラーと友達の人が主演なんだね。
いやーもう見るしかないね、そういう意味でも。
いや、くしくもね。俺もなんか調べてて、あ、そうなんやって気づいた。発見したところやったけど。
うん。
そうなんですよ。なのでぜひね、ギリには見ていただきたいなと。
いやもうこの猫ちゃんブレスレットのくだりで見るしかねえと思ったからね。
めっちゃ面白そうだね。
いやーそうなんすよ。
まあちょっとね、いろんなね、あのシーン良かったよな、このシーン良かったよなみたいなのをもっと話したいんやけど、それはちょっと来週にしましょうかね。
わかりました。楽しみです、とても。
なのでちょっとね、あの皆さんもぜひ見ていただいて、それを見た上で次回はミスター・ノーバディーのネタバレありの感想をお伺いをしていきたいなと思っております。
はい、私がね、感想ぶちまけないと思いますね。
ぜひぜひお願いします。もう猫ちゃんブレスレットぜひ見てください。
はい、じゃあ見ます。
はい、では来週また語りましょい。
15:00
はい、またね。
バイバイ。
バイバイ。
