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2024-12-19 21:19

【MRD2412】絵本『ジョニーの記憶』🤖✴️

MRD2412初参加🎉
ご紹介いただきありがとうございます🙏

🌈りんりんさんの放送
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🌈みおさんの放送
https://stand.fm/episodes/6762ee7b33671c823d3f4d3e

🌈絵本『ジョニーの記憶』朗読集
https://note.com/twins_mama/n/n04f778dafc3c

🌈絵本『ジョニーの記憶』出版プロジェクト
https://camp-fire.jp/projects/725045/view
CAMPFIREクラウドファンディングアワード2024
「押され方がすごい」カテゴリでノミネート🏅
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🌈リットリンク🤖アポロ
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サマリー

絵本『ジョニーの記憶』では、未来の世界でロボットと人間が共存する様子が描かれています。主人公のジョニーが亡くなった息子ランウェイとの思い出を辿り、再会を目指す旅に出ています。彼は、家族との絆を再確認し、過去の出来事を受け入れることで新たな未来を見出しています。また、ロボットティムとの交流を通じて、ジョニーが過去の出来事を思い出し、未来に希望を持つ姿が描かれています。物語には、ロボットの愛によって変わりゆく未来と、絵本の舞台化への願いも含まれています。

ジョニーの過去と未来
おはようございます。 絵本作家のアポロです。
今日は12月19日、木曜日です。
昨夜、私のコミュニティで応援団長をしてくださっているミョウさんがですね、
MSDの朗読版があるようですということで、 それが今日、
あるということでですね、 立ち上げられた企画、
MRDを開催しますということで、 お知らせをいただいたので、
ちょっとね、私もそこに参加してみようかなと思いました。 この2024年は、
2月から4月の間、 クラウドファンディングをして、
絵本を一冊、出版することができたわけなんですけど、
たくさんの人に応援、ご支援いただいて、 育てていただいた作品、
ジョニーの記憶を、年末に最後に、 朗読させていただこうと思います。
本当にこの企画を立ち上げてくださったリンリさん、 そしてそれを教えてくれたミョウさん、
ありがとうございます。
では、 絵本、ジョニーの記憶。
ジョニーの記憶 レトロボ物語
これは今から少しだけ未来のお話。 隕石が落ちてきて地球は砕けました。
地球の欠片は小さな星となって、 月と同じように地球の周りを回っています。
自然は甦り、わずかに生き残った人とロボットが暮らしていました。 人はロボットの助けを借りながら暮らし、
ロボットは人と共に成長することを喜びと感じていました。 ジョニーがいつものように壊れたロボットを修理していました。
どこか見覚えのあるロボットでした。 お腹の中から出てきたものは、
息子ランウェイが子供の頃に遊んでいたはずの レトロなロボットのおもちゃでした。
何体も何体も出てきて、 このお腹の中のロボットのおもちゃが壊れた原因かもしれないと、
ジョニーは悲しくなりました。 ジョニーは月に暮らしていました。
年齢を重ねた人々は月に移住して、 好きなことをして、
のんびり過ごす人が多かったのです。
手相手制では、ジョニーとその仲間たちが AIロボットの研究と開発に力を入れていました。
地球とその家族の星たちを行ったり来たりする宇宙船も、 ジョニーのチームが開発したものでした。
少し前まで手相手制で働いていたジョニーでしたが、 軍事ロボットの開発にAIが使われるようになり、
反対していたジョニーは半ば月へと追いやられたのでした。 ジョニーは地球に暮らしていた頃のことを思い出していました。
仕事が忙しく、家に帰ることもなくなり、 子育ては妻のネウラに任せきりでした。
構ってくれないジョニーに寂しさを感じていたネウラは、 ジョニーとその仕事を避けるようになっていました。
ランウェイにはジョニーのような仕事に ついてほしくないと思っていたのです。
ネウラは、人はいつかロボットに支配されてしまう。 そんな世界で暮らしたくないと思っていました。
土と共に生きることこそ、人の生きる道だと。
ジョニーは子供の頃のランウェイを思い出すことができませんでした。 ランウェイの顔も声も何も思い出せないことに気づきました。
この二十年、私は何をしていたのだろう?
ジョニーは、ランウェイが幼い頃に家を出て以来、 会っていないのでした。
私が送ったおもちゃのロボットが、 なぜこのお腹の中にあるのか。
ジョニーは胸が苦しくなりました。
ランウェイに会いたい。 そして別れた後も連絡を取らなかったネウラにも、
急に会いたくなったのでした。 ネウラはもう一つの星、カペル星で暮らしていました。
カペル星はAIやロボットが存在しない星。 人はロボットに一切頼らず、昔ながらの暮らしをしていました。
手紙と再会の願い
カペル星は通信の技術もありません。 情報手段は、
アナログな紙の手紙だけでした。 ジョニーはポストマンを呼んで、
ネウラとランウェイに手紙を届けてもらうことにしたのです。 ネウラとランウェイへの手紙。
ネウラ、ランウェイ、元気かい?
長い間、 とにかく申し訳ない。
今頃、こんな手紙を書くことを許してほしい。 私は今、月でのんびり、ロボットの修理をしながら一人で生きている。
ある壊れたロボットから、 小さなおもちゃのロボットが出てきたんだよ。
それは、 ランウェイに私が送り続けたおもちゃだったんだ。
無責任だが、 急に君たちに会いたくなった。
私の知らない過去を教えてくれないか? ポストマンはネウラに手紙を届けるために、
カペル星へ向かいました。 ランウェイはもうずいぶん前から、
地球で暮らしているらしい。 ポストマンはネウラに聞いたランウェイの住所にも、
手紙を運びました。 しばらくして、ジョニー宛に一通の手紙が届きました。
ポストマンは優しくジョニーに手渡しました。 ネウラからでした。
ランウェイとの再会
それは、お互いに年齢を重ね、 過去の出来事も懐かしさに変化したのか、
会って話がしたい、というジョニーの気持ちを 心よく受け入れてくれたものでした。
その後、ジョニーは宇宙船に乗って、 カペル星へネウラに会いに行ったのです。
ネウラが言いました。 私たちが出会ったのは、
家の時計が壊れてしまって、 あなたがすぐに修理してくれた時、
そして、かわいいロボットの時計も プレゼントしてくれたのよね。
嬉しかったし、 あなたからAIやロボットの話を聞くのが、
とても楽しかったわ。 でも、ランウェイが生まれて、
幸せな時間を持つかの間、 あなたは家に帰って来なくなったの。
AI、AI、 ロボットが、って、私に話しかけるのも、
実験だからって、ロボットが話しかけてきたのよ。 覚えてる?
それでもまだ、 会話ができているちは良かったけど。
ランウェイが3歳になる頃には、 あなたは出会えて星へ行ったきり、
ネウラが言いました。
あなたが修理している壊れたロボットは、 ランウェイのサッカーコーチのティムね。
ティムがあなたに修理されているなんて、 偶然じゃないのかも。
ランウェイの親友のロビと、 少し前にバッタリ出会ってね、話をしたの。
ティムがもう動かなくなったんだって。
もうじき、 月に贈られるんだって言ってた。
お腹の中のロボットのおもちゃは、 あなたがプレゼントしたものなの?
ジョニーが答えました。
ほら、思い出したぞ。
私は、ランウェイに贈るロボットのおもちゃを、 ロビ宛に贈っていたんだ。
君に贈ると、ランウェイに渡る前に、 捨てられてしまうと思ったんだよ。
でもなぜ? そのおもちゃのロボットが、
ティムのお腹の中にあるのか?
君はどう思う?
私を恨んでいるのだろうか?
会ってくれるといいのだけれど。
ジョニーとネウラは、地球に暮らすランウェイに、 会いに行くことにしました。
案の定、ランウェイは家にいませんでした。
あれ?
と、声をかけたのはロビでした。
ランウェイなら、今手相手制にいますよ?
ジョニーが聞きました。
彼は何をしているんだい?
ロビが答えました。
ロボットの開発チーム、レトロボJPで働いていますよ。
なんだって?
ジョニーは驚いて、ネウラは笑っていました。
再会したのか?
と、ジョニーが聞くと、
ランウェイには、手相手制に行けば会えますよ。
僕が案内します。
と、ロビは少し嬉しそうに答えました。
レトロボJPとは、ジョニーが立ち上げたプロジェクトでしたが、
意見が分かれて閉鎖していたチームでした。
手相手制では、軍事ロボットの開発が、 急ピッチで進んでいました。
やあ、二人揃ってどうしたの?
ジョニーの過去の再発見
ランウェイが話しかけました。
ジョニーは立派な大人になっているランウェイを見て、 胸が熱くなりました。
つまない、ランウェイ。
私は何も知らないんだ。
これを見てくれないか?
ジョニーは壊れたロボットの写真をランウェイに見せました。
と、ランウェイがつぶやきました。
なぜこんなことになったんだ?
と、ジョニーは聞きました。
そんなことは、簡単だよ。
母さんにロボットを見せないために、 僕がティムに預かってもらっていたんだよ。
習い事で忙しくて、ロビから受け取って、 すぐにティムに預かってもらってそのまま。
父さんには悪いけど、ほとんど遊んでもいなかった。
ティムはきっと、僕がいつでも遊べるように持っていてくれたんだね。
僕が大人になっても、おもちゃのロボットを捨てることができなかったんだね。
優しいティム。
と、ランウェイがジョニーに伝えました。
ロビが言いました。
ティムにおもちゃのロボット預けていながら、
僕らはサッカーに夢中で、サッカーの話ばかりしていたんだ。
試合に負けて落ち込んだ時だって、 いつもそばにいて話を聞いてくれた。
ティムはそんな優しいロボットだった。
ネウラが言いました。
私は、ジョニーとロボットを好きになれなかったわ。
あの頃はね。
その気持ちがランウェイに伝わって、
ロボットにもかわいそうなことをしたわね。
少しは見直した?ロボットのこと。
リズメで片付けるロボットばかりじゃないんだよ。
と、ロビが優しく答えました。
ランウェイがみんなに伝えました。
ねえ知ってる?
地球には森の自然を見守る妖精のロボットが増えてるってこと。
おかげで地球の水は浄化され続けている。
父さんが作ってきたAIロボットは進化しているんだよ。
ランタンロボットは森の番に迷子たちの相談役なんだ。
地球の豊かさを保つために何が必要かを考えるプログラム。
記憶が受け継がれているんだよ。
僕は軍事ロボットなんて作りたくない。
父さんが作ってきた人に寄り添う優しいロボットを復活させたいんだ。
母さんの暮らすカペル星にもそろそろロボットがいてもいいんじゃない?
人だけじゃ何かと大変でしょ。
ネグラは胸が熱くなり涙がこぼれました。
ジョニーが言いました。
じゃあ私はティムをよみがえらせるよ。
そして彼に謝り、彼の昔話を聞かせてもらおう。
ティムはよみがえるとジョニーとみんなに伝えました。
はい、ダーリン。ご無沙汰しています。
命を再びありがとうございます。
僕はあなたの愛を受け止めました。
そしてまた愛を伝えます。
あなたが送ってくれたおもちゃのロボットたちは、
いつも話を聞いてくれる僕の友達でした。
時々公園で遊んだりしました。
もちろんランウェイがいつでも遊べるようにです。
帰る家は僕のお腹の中が良かったみたいです。
いつも一緒に暮らしていましたよ。
だからランウェイが大人になっても寂しくありませんでした。
僕が壊れたのはこの子たちのせいではなく、
人が僕を必要としなくなったから。
でもランウェイがまた僕らの時代を作ってくれるなら、
僕にもまだできることがありそうですね。
ジョニーは事実を知ることで空白の過去を取り戻しました。
ジョニーの記憶はロボットの愛によって上書きされ、
未来に希望を持てるようになりました。
絵本の未来への展望
未来は過去を変えていく。
なりたい未来に向かって進むことで、
苦い過去も許せるようになる。
きっと長田だったでしょうか。
このお話はクラウドファンディングで応援してくださった仲間の中で、
少しずつブラッシュアップされて完成されました。
このジョニーの記憶という絵本は本屋さんでは売っています。
アマゾンや製本会社の石田絵本さんのサイトから購入することができます。
そして私の方で直接手を利用させていただいたりしています。
この絵本はですね、絵本であるんですけど、
でもこの物語を何か別の形で伝えたいと思っています。
そうですね、今考えているのは高校演劇での舞台化です。
その脚本を作りたいと思って、
作り始めてはいるんですけど、なかなかうまくいきません。
最後まで聞いてくださった方の中で、
このお話を脚本化することができるかなと思う方がもしいらっしゃったら、
ぜひメッセージください。
よろしくお願いします。
本当に大人も子どもも未来に向けて、
AIとか人がこれから先どういう未来があると幸せなのかっていうことを考えさせられるお話になっているかなと思うので、
ぜひそこに響いた方がいらっしゃったらお待ちしています。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
この1年間応援ご支援いただいた皆様に心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
引き続きどうかよろしくお願いします。
アプロでした。
21:19

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