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あんちゃんの何でも言いたい放題
皆さんこんにちは、あんちゃんことあんどうひろしです。
本日もあんちゃんの何でも言いたい放題ということでお話をしていきたいと思います。
代表質問が始まっておりまして、国民民主党の玉城代表が賃上げを強く求めたようですけれども、
岸田総理は相変わらず物価上昇を上回る賃上げをお願いするという答弁に終止をして、
そしてその後は構造的な賃上げが起きるような仕組みを作りますみたいな、
そういう答弁をしているようですけれども、
でも実際1月23日のNHKのニュースですけれども、
中小企業賃上げ予定なしが70%余りにということで都内の信用金庫がそういう調査結果を発表しています。
それはその通りですよね。
だってこれだけコストプッシュで輸入している物の値段が上がって、
原材料費が上がって、ガソリン代が上がって、電気代が上がって、
コストが上がっていてもうみんな利益が圧迫されてアップアップになっているわけですよね。
それでそれが売り値に転化できないという状況になっています。
売り値に転化できていないというのはGDPのGDPデフレーターという数字がありますが、
これの7月から9月のGDPデフレーターマイナスなんですね。
このGDPデフレーターというのはその通り物価の動向を表している指数ですけれども、
これがマイナスということはデフレだということなんですよね。
いやこれインフレじゃないか確実に物価上がってるじゃないかという風に思うかもしれませんけれども、
GDPデフレーターがマイナスに出るということは何かというと、
輸入している物の物価が上がっているけれども、
それを企業は売り値に転化できていない、自分で被っていると、
そういう状態を表しているわけですね。
つまり企業はそれだけ利益が圧迫されて体力が落ちていると、
そういう状況になっています。
そういう状況の中でインフレ率を上回るような賃上げなんかまずできないですよね。
それが普通だと思います。
だからこの都内の信用金庫が調査をしたように、
70%余りの中小企業は賃上げができないと、
そういう回答をしているわけですよ。
当たり前ですよね。
普通に想像したらこういう答えになるというのは、
すぐ到達できる結論だと思うんですけれども、
そういう状況の中でインフレ率を上回る賃上げをお願いしたいという風に
神頼みをしたところで、
そんなの絶対無理に決まっているし実現できないですよね。
企業にそういうことを要求するのはそもそも無理で、
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政府がそれこそ補助金でも配ってみんな賃上げしてくださいみたいなお金を配れば、
まだやれるかもしれないけれども、
補助金で賃上げしたってこれ補助金が切られたら、
その賃上げはできなくなってしまいますから、
これでは元の黙和みということになってしまいます。
じゃあ政府がやれる賃上げっていうのは何か。
それは自分のところの賃金を上げるっていうのもそうですけれども、
まずみんなの事実上の賃金を上げるためには、
消費税の減税をするのが一番効果的ですね。
消費税の減税すれば一応物価は下がりますから、
実質賃金は引き上げることができます。
こういう当たり前の政策を取るのが正しい政策判断だと思いますし、
賃上げをしてくださいと他の人にお願いをするのではなくて、
自分が率先してそれをやっていく力を持っている政府が、
率先してそれをやっていく必要がありますね。
残念ながらそういう視線が欠けているというのが、
改めて代表質問の答弁でも明らかになっております。
今の国民生活が本当に見えていないんだなということが非常によくわかる。
そういう答弁ぶりだし、やっぱり今の長田町霞ヶ関の世界は、
国民とはかけ離れたところで政治が行われているなということを実感させられています。
私もついこの間までそこの場にいたわけですけれども、
その場にいた空気感と、それから今の私のそういうところから離れた、
普通の国民の生活に戻った空気感と考えるとですね、
やっぱりあそこにいたら国民の生活は、
庶民の生活はわからなくなるよなということを、
改めてしみじみと感じているところでございます。
はい、ということで、本日もご覧くださいまして、ありがとうございました。
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それでは、今日の何でも言いたい放題、また次回お会いいたしましょう。
ありがとうございました。