1. パリで学んだ「ブレない自分の作り方」
  2. Vol.441「"休むために働くドイ..
2024-09-05 33:50

Vol.441「"休むために働くドイツ人"と、そこから学ぶ人生 - 西村 栄基さんインタビュー(2)」

ドイツ在住17年、人生を100倍楽しむドイツ式ライフコーチ・西村 栄基さんへのインタビュー後編です。
後編では、著書「ドイツ人のすごい働き方 日本の3倍休んで成果は1.5倍の秘密」の内容をお伺いするとともに、人生を楽しむために実践したい効率的な働き方、現在募集中のクラウドファンディングについてお伺いしています。

オープニングトークのテーマは、「息子の大学進学と南仏訪問」。大学進学準備で訪れたエクス・アン・プロヴァンスについて、その魅力をお伝えしています。

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こんにちは、あきです。今日もパリで学んだブレない自分の作り方の時間がやってまいりました。
とうとう9月に入りましたよね。実は、8月、フランスは2ヶ月間、学校はお休みなんですけれども、実際にはですね、高校生になりますと、6月にバカロリアの試験とかがあったりして、学校が会場になったりすることもあり、6月中旬からもう夏休みだったりするんですよね。
なので、2ヶ月半ぐらいだったのかな。今回は、以前もちょっとお話ししたように、ポルトガルに行き、私はそのポルトガルの前にちょっとドイツに行き、戻ってきて、その後、実は8月末というか後半なんですけれども、南フランスに行ってきました。
これは、以前もちょっとお話ししたかもしれないんですけれども、上の息子がちょうど18歳になったタイミングで、その18歳、高校卒業したんですけれども、いわゆる大学というんですかね、高等教育を受ける場所がパリではなくて、南フランスであると、南仏であるということなんですよ。
この教育システムの話は、ちょこっと以前したと思うんですけれども、うちの息子が行く学校は、基本的には試験で落っことされなければ、5年間行くんですね。5年間の中に3年間の学士と2年のマスターが入っているという形になります。
そこは、今回エクソンプロバンスというところなんですね。もしかしたら名前だけは聞いたことがあるかもしれないんですけれども、いわゆる私たちはXと呼んでいるんですけれども、エクソンプロバンスというところに息子が行くということで、引っ越し見学というか、観光も若干兼ねて行ってきました。
私はですね、Xには実は30年以上前に来たことがあります。でもそれは、例えばニーズとかあっちの方に、その時はカンヌだったのかな、行く途中でXに寄っただけで、X自体は2時間ぐらいしかいなかったんですよね。でもすごく南仏のいい町だなっていう記憶はある。すごいいい町だと。
で、そのいい町のイメージを持ったまま、今回引っ越し久しぶりに行ったと。で、私たちは運が良くというか、やっぱり直接アパートとかをもう見に来ないで、そのまま決めてしまったっていう感じなんですよね。
地理的なものとか、ネットでいろいろ調べるものもあるので、現地に行かなくても決められたと。チョイスが多かったっていうのもあるんですけども、それで実際初めて行くような形だったんですね。なので、契約兼アパートに入るタイミングで初めてXに行ったと。
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だから息子は正直、自分の学校がどういう学校か、どういう学校っていうか、その建物とかですよ。そういうものがどういうものかとかを知らずに、Xという町がどういうものかも知らずに行ったという感じなんですね。
で、これは例えばニーズとかマルセイユとか、ああいう海沿いの方とまた若干違う、いわゆるプロバンスと言われている南仏の街並みが広がっています。
もちろん南仏は南仏で広いんですけれども、今回いう南仏っていうのは、いわゆるパリから見て南東の方になる地中海寄りなんですね。
で、マルセイユから電車で3、40分ぐらい北にあたるところです。ちょうどアビニオンとか、あの辺とマルセイユの間にある街なんですけども、非常にちっちゃい街です。非常にちっちゃい街なんですけど、なぜかとてもリッチなんですよ。
なので結構、もともとずっと住んでいらっしゃる人もいれば、引退生活できた人もいれば、まあまあ市としてうるおっている場所なんですよね。
だから、前、友人がそこに住んでた時に、20年ぐらいかな、聞いた時に、Xの物価はほぼパリと変わらないよっていうのを聞いたことがありました。
それでもどうなんですかね。パリの方が高いのかな、若干。
でもある意味、Xに行って物価が安いって感じたことはなく、ほぼパリと同じ金額だなっていう感じはしました。
なので地方だからね、住みやすいとかいうわけではなくて、ニースもそうなんですけど、非常に物価はパリ並みに高いと思ってた方がいいんですね。
で、この南仏ならではのこのXの、私はFacebookでも書いたんですけど、空気感が全然違うんですよね。
私が一言で言えるとしたら気が良いという言葉しか出てこない。
なんとなく気が良いとか気がイマイチとか、そういう感覚って日本人ってあるじゃないですか。
例えば神社に入った時の澄んだ感じとか、空気感とかそういうのって感じますよね。
で、フランスでも例えば教会、全ての教会じゃないでしょ。
ある教会に入った時、パリ市内なんですけど、びっくりしたことがあったんですよね。
やっぱり気が良いってこういうことだと思って。
そんなに有名な教会ではないんですけども、あそこは気が良いっていうイメージになったっていうくらいそういう場所はあります。
南仏のこのXは町全体がそんな感じがしました。
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それは太陽が出てるっていうのも大きいと思います。
そのうちの息子が行く学校っていうのは、パリ以外にも地方都市にいっぱいあるんですよ。
で、その中からどこを選ぶかっていうところを検討していたときに、
短いですけど、YouTubeとかでプロモーションビデオとかがあったんですよね。
息子と一緒にたまたまYouTubeでそのXの学校のプロモーションビデオを見たら、
365日中ほぼ太陽が出ている町です。
海も近いです、みたいな。
そのアピール聞いた瞬間、これは叶わないよね。
って思いました。
実際にフランスの北側の、これも有名校なんですけど、そこのプロモーションビデオを見たら、
みんなコート着て、めっちゃ曇り空の中寒そうにプロモーションビデオで明るく答えてるのを見て、
いや天気って全然違うよねって言ってたんですね。
実際に私が行った時も、毎日32、3度ぐらいあるような太陽カンカン出て、
とにかく日陰が欲しいみたいな感じで、
あとこのXの、よかったらインスタにもちょっと上げてるかな。
ストーリーズの方になっちゃってるので、あんまり残ってないかもしれないんですけど、
とにかく広場の感じ、噴水の感じ、それから建物の石の感じ、色、
いわゆるテラコッタ系の色なのかな。ちょっと土の中でも明るいベージュなんですよね。
この土の色、空の色、そういったものが全部混ざり合っているこのXの雰囲気っていうのが、やっぱりパリとは全然違う。
有名どころで言うと、画家のポールセザンヌが生まれた出身地であるっていうことで、
アトリエとかお墓とかあるようなところなんですけども、
とにかくこの気のいいところで、空気感、香り、色、そういった感じが体感できるような場所でした。
なので、ぜひ南北いらっしゃる方は、もちろんニーズとか、ああいうところもいいです。
ニーズはもう逆に言うとめちゃめちゃ大きい町ですけど、Xもぜひ、もうぐるっと1日ぐらいでも回れる。
そんなに大きくないし、メトロとかもないんですよ。
メトロもトラムもなくて、バスのみみたいな、そんなちっちゃい町だし、歩けるし。
かといって、古い建物と新しい建物が、大きな噴水、有名な噴水があるんですけど、その噴水の前にバーンとアップルストアがあったんですけど、全部ガラス張りなんですよね。
なるべくモダンさを出さないように、景観を損なわないようにアップルが作ったんじゃないかっていう感じはします。
そういう意味では、多分、市と交渉したんじゃないかなと思うんですよね。やっぱり厳しいと思います、規制が。
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なので、そういった中で、いかに町に馴染むような形で、こういうモダンな建物も作るかみたいな、そういう仕組みもちゃんとあって。
もちろんご飯はね、フランスマンはどこでもおいしいんですけども、やっぱりこの気候が違うところで生活する。
そしてパリから行くとね、パリの冬を経験しているものにしては、太陽って非常に大事なので、この太陽の中で生活できる。
暑いかもしれませんけど、そういったところでね、生活が遅れて、ある意味学業として勉強もできる環境っていう意味では、息子は本当に幸せじゃないかなと個人的には思いました。
彼も一人暮らしが始まって、とにかく料理はできないんですけど、一つ一つ学んでいってるっていう感じで、何を買ったらいいかとか、これで何が作れるかとか、
今のところ週末とかはまだ一週間ぐらいなんですけど、生活始めて。
大体昼、夜ご飯タイム、電話かかってきますよ。電話かかってきて、これを作りたいんだけど、これってこの順番でやった方がいいのかとか、何をやったらいいのかとか、本当に基礎的なことですよね。
こうやって学んでいくのかなと思いました。
次回は、今日話せなかったので、学生生活の初日に行われる不思議な監修をお話ししたいと思います。
誰もが通るらしいんですけど、これは大学よりもどちらかというとグランゼコールとかそういう系に多いのかな。
ちょっとその辺が私も全ての大学がやってるかっていう感じではないんですが、とにかくグランゼコール系の大学では必ず行われている不思議な習慣っていうものをちょっとお話ししたいなと思います。
息子も実際経験したということなので、やっぱりまだ残ってんだなっていうのを感じたので、また次回お話しします。
それでは本編スタートです。
本編です。今回もですね、ドイツ在住の人生を100倍楽しむドイツ式ライフ講師西村茂さんのインタビューの後編です。
今回はですね、またさらに突っ込んでお話を聞いてるんですけども、今回は彼がもうすぐ9月の下旬に出される著書、
ドイツ人のすごい働き方、日本の3倍休んで成果は1.5倍の秘密っていうことに関しての内容にも突っ込んでお話を伺っています。
ぜひ聞いてください。
なんかね、変な話やっぱりどっかで見えない力が働いてたって後から考えると思いますね。
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まさにっていうタイミングでね、例えば今回のドイツに来るっていう人のきっかけになったこともある飲み会にいて、
終盤で早く帰らなきゃっていう人と5分立ち話したときに頂いたんですよね。
その人はその話だけして、じゃあ紹介するね、じゃあねって感じで行っちゃった感じですよ。
これは何かいわゆるシンクロニシティ以外の何者でもないなっていう感じの運命的な出来事でしたね。
辞めてからほとんどタイミング空けない感じで転職した感じなんですか?
そうですね、正確に言うと2012年の10月末に辞めて、お会社に入ったのは2013年の1月初めでしたから、3ヶ月もないな、2ヶ月かな。
面白いですね、なんか本当に引っ張られてる感じはありますよね、引き寄せられてるっていうか。
そうなんですよね。そういうこともあるので、最初ドイツに来た時もやっぱり企業みたいなのを意識してたので、いい経験。
で、なんでそこに引かれたかっていうと、もちろん元に行ったドイツに住むっていうのも一つありまして、I'll be backと思ってたんで戻ってくるっていうのもあったし、
オフィスを新しく立ち上げるっていうことで、本当にスタートアップみたいな形で関わってたんですよね。
さすがにオフィスを決めるところまでは入らなかったんですけど、実際スタートしてお客さんの巡りをしてみたいなところからやったので、
なんかすごく自分にとっても、なかなかあの会社に行ってそういう経験できるんじゃないかなって。いずれ自営をするにしても、そういう経験ってきっと役に立つんだろうなっていうふうに思ったことも引き受けたっていうのが一つでありますね。
本当企業みたいなもんですもんね。だってオフィス立ち上げるんだからね、ある意味。
そうですよね。
お客さんも開拓していく必要があるわけだし。
そうです。
2度目にドイツに降り立って、本当にIRBバックでも本当に戻ってきて、どうでしたか?2度目のドイツスタートは。なんかまた初めて来た時とは全然違う。
仕事の内容ももちろん違うし経験も違うと思うんですけど、どんな感じでしたか?しげちゃんとしては。
そうですね。まさに今おっしゃられたように仕事の面ではちょっと違った職種になりますし、会社の規模も違うのでやっぱり一つ一つ着実にやっていかなきゃいけないとか。
会社のプロセス自体もね、いろいろ新しく立ち上げなきゃいけないということで、ある意味刺激的、ある意味大変な部分もあったので、それは今となってはいい思い出だなというところになります。
さらにね、ちょっと失礼かと言うと、1回目の赴任は前の妻と一緒。
その後ちょっと日本で離婚をして、新しい妻というか今の妻を出会った。
そういう意味での違いもありますし、住んでいる場所も同じ市内とはいえ違ったりしていることで、ある意味新しい刺激を受け続けてきたかなというふうに思っています。
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でもやっぱり1回目、ドイツ人と一緒に働いたとか、ドイツの働き方のカルチャーをそこで知っている状態で、今度はそのカルチャーを作っていく立場じゃないですか、新しいオフィスなんだから。
活かされてますよね、そういう意味では。
そういった意味で、やっぱり人生全て意味があるっていうのはその通りで、そういう経験っていうのは無駄にならないなっていうのは身をもって体験している感じですね。
しげちゃんとしては、今の仕事は引き続き続けていきながら、こういうライフコーチっていうお仕事も同時並行でやっていくって感じなんですか。
そうですね、最近よく聞かれる質問なんですけれども、私今年56歳になどにまして、言っても会社員生活そろそろ卒業かなっていうところになって、続けようと思っても何年かっていうのもありますので、その次しげちゃん3.0に向けてですね。
どう次元上昇していくかっていうのがやっぱり今のライフテーマになってます。
そういった中で、ライフコーチっていうふうに自分で名付けたんですけれども、その働き方を変えることによって人生が豊かになる。
なぜかというと、作業的に時間だけかかっているようなことを同一式を取り入れて効率化することで生まれる時間によって、いろいろ新しく人生を豊かにするような趣味とか時間の使い方っていうことを皆さんにお伝えしたいなっていうモチベーションで本も書きましたし、これからやるクラウドファンディングなんかもそういったことも含めながら、皆さんとお祭りで盛り上がっていきたいなみたいなことで。
じゃあちょっとその本の話を聞きたいんですけど、もう一回ちょっとタイトルを伺ってもいいですか。
はい、ドイツ人のすごい働き方。日本の3倍休んで成果は1.5倍の秘密という本になります。
衝撃ですよね。
そうですね。
3倍休んで成果1.5倍だからね。
じゃあちょっとそこの部分少し説明させていただくと、何が3倍かっていう話ですね。
まずそこはちょっと先ほどもお話しした有給休暇の話です。
ドイツの場合は有給休暇は通常年間30日間、そして完全取得が義務付けられているということですね、労働法で。
ですので、僕が今いる会社も7名いるんですけども、全員30日間完全取得。
これは実際、病欠とかは含まないんですよね。病欠は別で、休みとして取れるのが30日間。
そして残業はほぼないという状況で。
一方、日本の場合は先ほど申し上げたように、大体会社で言うと違うと思うんですけど、有給休暇20日とか与えられているところでも、厚生労働省のデータによると平均すると10日も使ってないということですね、年間ね。
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そこだけ見るとやっぱり30日と10日なんて3倍違いますねというのが1点あります。
そして成果は1.5倍というのはですね、いわゆる労働生産性というところで、OECDが出しているデータなんですけども、労働生産性が実は日本に比べて1.5倍近い。
すなわち労働生産性というのは、このアウトプット、成果を生み出すにあたって使う時間ということなので、それだけ短い時間で成果を出しているということになります。
そういう差がね、じゃあどこから生まれてきているのかというところを紐解いたというのが私の本になります。
またちょっと数は違うと思うんですけど、やっぱり若干ドイツに近い感じだし、今の30日って話も土日入れてないわけだから、土日くっつけたらすごい量になりますよね。
そうですそうです。単純に1週間、平日5日なので6週間ということじゃないですか。
大体夏休みで3週間とか取る人が多いので、そこで半分使うという感じなんですけど、3週間連続で取っても常に会社が回ってるっていうところがね、フランスもそうだと思うんですけど、そこがやっぱりねちょっと働き方根本的に違うところだなというふうに思う。
一応フランス在住者としてちょっと聞きたいんですけど、フランスだと7月8月はほぼビジネスは動く業種もあると思うんですけど、ほぼ動かない。
そのオフィスには。休み取っちゃう人が多いので、一応オフィスには誰かがいるってことになったとしても、機能はあんまり2人のところが1人になったらその分減っちゃうわけで、
ビジネス的には、あるいは役所とかっていうのは、まず夏休みはもう動かないっていう前提に立ってるところがあるんですけど、ドイツはどうなんですか、夏に関しては。
ドイツは結構面白いシステムというか、ドイツらしいなって思うんですけれども、多分フランスは一斉に例えば8月8月お休みみたいな感じになると思うんですけども、
ドイツはですね、連邦国家で16の州があります。その16の州が、いわゆるスクールバケーションと言われる、子どもたちが夏休み期間、これはちょっと微妙にずわしてるんですよ、州ごとに。
だいたい4月の初めから始まって、9月の半ばぐらいまでの間での1ヶ月間っていうのを、Aという州が4月初めから4月末までだとしたら、隣のBという州は8月初めから8月末までっていう形で分けてるんですね。
だいたい親もスクールバケーションと一緒に会社の休みをとって、子どもたち、家族で旅行に行くっていうパターンが多いです。
その効果としてはですね、この休みが分散することで、観光地とか人気の観光地みたいところが混雑が分散されることがあるんですね。
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一気に集中しないみたいな。
たぶんフランスだと、前聞いたのはあれですよね、あるタイミングからパリに住んでる人たちがみんな南の方に移動するので、大渋滞は起こるし、パリの中なんかすごい静かに逆に夏はなるみたいな。
そういうことってありますか?
あります。夏はね、一斉なんですよ。2月のバカンスとイースターの時だけ区域制になる。
だけど、スキーバカンスといってもやっぱりそれなりにパリの人たちが多いので、パリの人たちのスキーバカンスになると大渋滞になるっていう感じはあります。
ドイツみたいにそういう夏もね、ずっと州によって分かれてるっていうことはないんですよね。
そういった意味で、我々今の会社だとドイツに拠点はあるんですけど、お客さんは実際スペインだったりチェコだったり、いろいろヨーロッパの中でも分かれているので、お客さん動いてるところもあるので、そこがうちの中でも会社の中でもうまくサポートできるように、休みが一気に重ならないように、会社の中でも休みをしている。
いわゆるバックアップシステムになっているということですね。
あともう一個、本の中に書かれてるかもしれないんですけども、あえてちょっと聞いてみたいなと思うのは、ドイツで仕事ができる人の特徴、評価を受ける人ってどういう人なんだろうっていうのがすごい興味があるんですけど、
しげちゃんの目線から見て、しげちゃんは会社の中で多分採用とかもされてきたりしてるはずなので、見たりとか、一緒に取引先の関係で見た感じとか、日本との違いとか何かあります?
まずドイツの場合は、一時期ちょっと日本でも話題になったジョブ型っていう雇用体系です。
日本はメンバーシップ型って言われるんですけども、メンバーシップ型に比べてジョブ型の特徴としては、一言で言うと専門職っていうことですね。
それぞれの職務でのプロフェッショナルっていうことになります。
そのために日本の場合は、僕自身もそうだったんですけど、新卒で入ると何も知りませんみたいな感じで、会社がやっぱり一斉に教育をして、いわゆるOJDって言われるオン・ザ・ジョブ・トレーニングで徐々に育てていって、
で、そのうちなんかからジェネラリストになるパターンもありますし、ある道、経理だったら経理とかね、総務だったら総務とか、エンジニアやったらエンジニアみたいな、そういうところのなんとなく専門性を身につけていくみたいなパターンが多分未だにほとんどだと思います。
それに比べてドイツのジョブ型っていうのは極端で、基本的に会社で雇うほうも、もうそのDay1、1日目からその職種で働ける、もう即戦力しか雇わないっていうのが基本で、ちょっと例外はあるんですけど。
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で、その意味でジョブ型の雇用の特徴なんですけど、ジョブディスクリプションと言われる職務定義書っていうのが明確に細かく定義されていて、
まずはその職務ができるっていうのが最低限、ドイツの場合はね、あるポジションに対しての雇用といって。
ですので、仕事ができる、できないって話で言うと、そもそもその職務ができないと雇ってもらえないっていうのが一つあるんですね。
で、最低限その職務定義書の中の仕事がした上で、じゃあさらに仕事ができる人っていう風になると、やっぱり僕目線だと視野が広い人っていうんですかね。
ジョブ型の弊害としてはそこの専門性は深いんだけれども、仕事って一人でやってるわけじゃないので当たり前ですけど、プロセスの中でやっているので、なんか助けと助けを渡していくような作業になるんですけど、
助け落ちちゃう場合とかもあるんですよね、渡す時に。そういうところもちゃんとカバーできる視野の広さを持っているっていう人が、簡単に言うとお仕事ができる人だなっていう風には思っています。
いや、どんな仕事にも当てはまるなぁと思って。ありがとうございます。
じゃあ最後にね、今のおっしゃった本が9月のいつでしたっけ。
9月の24日に発売予定です。
出ますよね。で、支援に向けて先ほどクラウドファンディングの話もされてたと思うんですけど、このクラウドファンディングの話をちょっと最後に聞いてもらえますか。
クラウドファンディングはですね、8月22日にスタートして、9月末に予定をしています。
クラウドファンディングっていうと、おそらく皆さんのイメージの中では、例えば被災してるので困ったので助けてください、
のクラウドファンディングとか、純粋にボランティアでね、こういう生まれない子どもたちを助けるみたいなのはイメージされる方が多いと思います。
ただ、私がやろうとしているクラウドファンディングはちょっと一種違ったんですね。
最近ちょっと流行りつつあるんですけど、出版おきにね。
出版応援クラファンって言われる。
で、これはクラウドファンディングっていうプラットフォームを作るんですけど、出版おきにみんなと一緒にお祭り的に盛り上がろうよっていうことになる。
ですので、公開したらサイトもぜひご支援いただく、いただかないは別にして、見てても楽しいようなサイトになっているので、
まずはちょっとね、縁日見に来るみたいな感じで、覗いてみていただきたいなというふうに思ってます。
その中ではちょっと先ほどね、秋さんからご質問いただいて引き出していただいたようなね、私のセキュララな人生ストーリーから、
そこから何を学び、何を生かして、そして今どれだけ人生を楽しんでいるのか。
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で、その楽しんだ経験の要素を本に書いて、そこをより多くの皆さんに実践していただくことで、皆さんの人生もより楽しくなるような仲間を作りたいっていう。
そういう形のみんなに集まってもらえる、ある種プラットフォームとしてのクラウドファンディングっていう位置づけになります。
なので、皆さんと一気につながりもつけたいですし、より限られた人生をお互いにより充実したものにするために、
コミュニティとして活動するのもそうですし、何か新しいこと、面白そうなことを一緒にチャレンジするのもいいので、
何かそんな仲間作りもできたらいいかなっていうふうな思いでクラウドファンディングを立ち上げることにしました。
ちなみに、ご覧になって見たいなって多分思ってくださると思うんですけど、もちろん本は本で、働き方の話も書いてあるし、
リターンが面白いなと思って、しげちゃんの、今日は全くしゃべれなかったんですけど、
いろんな楽しいことを全部やるっていうのが、本当に全部含まれているリターンになっているよね。
そうなんです、縁日になっているので。
ちょっといくつか簡単にどういうのを教えていただけますか。
分かりやすいところで言うと、ドイツといっていわばビールっていう風に思い浮かべる方も多いと思います。
その中で私2年前に、ドイツの中でもビールの本場、オクトーバーフェストをやるミューヘンでビアソムリエという資格を取りました。
ビアソムリエ。
あるんですね、それがね、そういうのが。
ソムリエって言うと通常はワインで、高級レストランでね、コース料理が出るときにお料理に合ったワインをお勧めしてくれる。
ワインのナビゲーター的なイメージを持たれている方が多いと思います。
イメージ的にはそれと一緒なんですけども、ビアソムリエっていうのは、今ビールもですね、クラフトビールブームっていうところもあって、いろんな種類タイプがありますと。
そういった中でビールの知識をつけて、状況とかもちろんお料理とかにも応じたビールのお勧めができる、いわゆるビールの伝道師っていうことでビアソムリエという資格がですね、ミューヘンのルーメンスジョーズ大学校っていうところが出してるんですけども、そこで取りました。
そこでなんと日本人2人目となる取得者になります。
よくね、そういう話をするとビール会社にお勤めなんですかって言われるんですけど、今は全く別なんですけど、せっかくなんでそういう資格も生かしてビールのセミナーをやったりとか、ちょっとリアルイベントで一緒にビール飲みながらビールのセミナーなんかもやるっていうふうなリターンもあったりしますね。これが一例です。
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面白いですよ。他にもいろいろあるので、これでもっと縁日って言葉がすごい意外とわかりやすい。もういろんなのがあるっていう感じですよね。
そうです。やってる本人も楽しみながらやらないと、嫌々やってると伝わるじゃないですか、こういうのも。だからワクワクしながら僕もやってて楽しいなみたいなリターンを作りましたので。まずはちょっと覗いていただけると嬉しいなというふうに。
概要欄の方にリンクはお付けしておくので、ぜひそこから見に行っていただけたらなと思います。
では最後に本のPR、どんな人に読んでもらいたいかっていうのも含めて、この今日のお話、多分ドイツっていうキーワードと働き方とか、そういうのですごい興味持った方も多いんじゃないかなと思うんですけど、読みどころを最後にPRしていただきたいなと思います。
まずはタイトルのドイツ人のすごい働き方というタイトルから想像されると思うんですけども、基本的にはこの本は働き方の本です。
基本路線としては、この働き方の本の内容を実践していただくことで、まずは個人的な働き方改革を進めていただきたいというふうに思っています。
それによって働く時間が単純に短くなったり、メリットとしては残業がなくなるとか、有給休暇が取得できるようになるとか、それによって家族と一緒に暮らす時間が増えるとか、そういう目に見えたメリットもあります。
私が本当にお伝えしたいのは、そのように作業的にやっていることを効率化することによって生み出された時間で、より人生を楽しむ、残り限りある人生を楽しんでいただきたい、そして一緒に遊びたいなということも含めて書いてあります。
そして、働き方の本ではあるんですけれども、対象としては会社員とか自営業とか、まさにその仕事に対してということだけではなくて、作業という意味においては、例えば主婦の方の家事とか子育て、ルーティンでやっているようなこととか、
そういうところも効率化するヒントが散りばめられていますので、より多くの方々に読んでいただけるのが良いのだと思っております。
はい、ありがとうございます。ダラダラしちゃいそうになる自分の意向、実感を込めて、今反省する時間になりました。
ありがとうございます。ぜひ、9月24日発売なんですけど、こちらともうすでにオープンになっているクラウドファンディングのリンクをぜひ見ていただいて、縁日を覗いていただけたらと思います。
しげちゃん3.0がどんなふうに展開していくか、これを機会に3.0もスタートしていくというか、始まっていくと思うので、これからも応援させていただきたいと思います。
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今日は本当にありがとうございました。
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