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イラストレーターの原あいみです。絵本や書籍、キャラクターを作ったり、難しいことを分かりやすく、漫画やイラストで伝えるお仕事をしています。
私はですね、鬼の子にこちゃんというポプラ社さんから出ているシリーズ絵本を書いています。
この鬼の子にこちゃんというキャラクターはですね、私が娘が2歳の時にイヤイヤ期がかなりひどかったもので、その娘をモデルに描いたキャラクターです。
ありがたいことに今シリーズ7巻まで出ていまして、お話はですね、ケロポンズさんという音楽ユニット、エビカニクスが有名な方々なんですけれども、お二人がいつも物語を書いてくださっています。
この鬼の子にこちゃんなんですけど、2018年にデビューして、今5年目?6年目か。5周年を迎えて6年目なんですけどね。
じわじわと保育園とか幼稚園で広まっていってまして、自分の知らないところで結構知っていてくださっているということが増えてきました。
それでですね、鬼の子にこちゃんのイベントがですね、3月にこの前あったんですけど、その時に鬼の子にこちゃんの着ぐるみが初披露になったんですよね。
私は絵本とか企業さんのキャラクターとかね、そういうものを割と手がけているんですけれども、実は自分の書いたキャラクターが着ぐるみになるのはですね、これで4体目なんですよね。
あんまり有名じゃないものもあったり、私が書いていますと言ってはいけないものもあったり、マスコットキャラクターとかそういう企業のキャラクターとかって、作者とかが名前が出てはいけないものとか、そういうものもいろいろありますので、あんまり実績として言えないんですよね。
なんですけど、実は着ぐるみになるのは4体目なんですよね。
私はですね、着ぐるみの中に入って演者として着ぐるみを演じるっていうのがね、めちゃくちゃやってみたいんですよ。
ちょっとね、夢の一つなんです。
なので着ぐるみの監修とかね、したりするんですけど、その度に出来上がったら入れさせてください。
チャンスがあれば中に入れさせてくださいっていつも言うんですけど、なかなかね、作者が中に入るっていうことはね、ないんですよ、そんな機会は。
ですが、鬼の子にこちゃんは何とか入ってみたいなと思ってます。
そもそもね、着ぐるみって言っちゃダメっていう場合もあるんでね、その子がそこで生きているっていう設定であるっていう場合もあるんですが、鬼の子にこちゃんはね、着ぐるみって言っていいみたいです。
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それはね、編集部の方に確認を取りました。
実体の鬼の子にこちゃんはやっぱり絵本の中のキャラクターなので、着ぐるみは着ぐるみって言っていいみたいです。
登場してきた時はね、にこちゃんが着てくれましたってもちろんやるみたいですけどね、子供たちの前では。
だからね、一回にこちゃんに入ってみたいなと思ってます。
この感情はね、どこから来てるのかなっていうのを、ちょっと昔、自分の過去を思い出して掘り起こしてみたんですけど、
高校生の時に文化祭っていうのがありまして、うちの高校はですね、制服がなくて、正しくは制服はあるんだけれどもみんな着ないっていう学校でした。
ちょっとね、変わった校風の学校だったんですけれども、文化祭がですね、かなり力を入れてやる学校で、
高校では珍しい、今はそうでもないのかな、私の時代はね、そんなにどこもやってるっていう感じではなかったと記憶してるんですけれども、
結構地域のね、子供たちがたくさん見に来てくれたりとか、わりと外のお客さんに向けてもきちんと見ていただくためにっていう風に出し物を考えて、
かなり力を入れて、クラスの出し物っていうんですか、そういうものを作ってやっていました。
今ではね、絶対ダメなんじゃないかなと思うんですけど、直前はね、学校に泊り込んで作業したりとか、
泊り込んで作業している彼に弁当を渡したりとか、なんかそういうね、いろんな青春が詰まってる文化祭でしたね。
そこでですね、うちのクラスが高校2年生の時に、なぜそれになったのか、ちょっと経緯はあんまり覚えてないんですけれども、
自転車置き場をテントに改造してサーカス小屋に仕立てて、サーカスをやったんですよね。
いろんな演目を出して、お客さんに入っていただいて楽しんでいただくっていう出し物をしました。
そこで私は、ピエロ、完全に本気のピエロの格好をして、司会をしてたんですよ、MCですね。
私と一番大親友の女子なんですけど、女の子と2人で白塗りして、ちゃんと鼻つけて、完全なるピエロの格好をして、2人で司会をしました。
みんなはね、可愛らしいヒラヒラのね、ミニスカートを着てラインダンスをやったりとか、もう本当に女子は女子らしい可愛さで、ちゃんと出場している子たちもいっぱいいたんですけど、
私はもう白塗りでピエロだったんです。
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でもこのピエロをやったら、本当にね、自分を仮面で隠せるんですよね。
子供たちから、本当にディズニーに行った時のミッキーのような扱いを受けて、なんかピエロになっているっていうだけで、みんながすごい手を振ってくれたり、笑ってくれたり、
本当にまさに道化師のこの快感みたいなのをね、ちょっと体験してしまったんですよ、その時。
あれがね、なんというか忘れられない自分の中で、すごい大きな経験になっていて、
この払い身っていう自分を隠して何かをするっていうのに、きっと目覚めたのはあれだったんじゃないかなというふうに思い出します。
前の会社でね、本当にスーツアクターとして学生時代働いてた子がいたんですよね。
その子にお話聞いたらすっごく楽しそうだなと思って、学生時代はね、演劇に打ち込んでしまったので、
そういったことはする経験はなかったんですけど、スーツアクターとかもすごいね、やってみたかったなって思います。
そんな感じでですね、着ぐるみの中に入るっていう夢がありまして、まだもうすぐ50なんですけど、その夢が叶えられてないんですよね。
鬼の子にこちゃんで何とか作者の力を使って入らせてもらうことはできないかなと、今狙っています。
はい、ということで今日は、とてもとてもどうでもいい雑談をさせていただきました。
もし鬼の子にこちゃんの着ぐるみに入るようなことがありましたら、レポートを書きたいなと思っています。
絵本鬼の子にこちゃんは1巻から7巻までポプラ社より発売中です、と最後に宣伝しておきました。
はい、イラストレーターの原井美でした。また話します。