1. 広告を楽しむ『アドバタラヂオ』
  2. #03 広告制作の過程について
2021-01-11 21:07

#03 広告制作の過程について

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みなさん、初めまして。アドバタラヂオ(AdbataRadio)と申します。

僕たちの番組では、広告に関わる出来事や出会いを通して、

数分や数枚の広告に一生懸命向き合っている大人達がいると知ってもらい、

広告を好きになってもらいたい、そんな広告"人"学をお届けするラヂオです。

末長く、宜しくお願いいたします。

by スナケン・トミナガマコト

00:02
どうも、アドバタラヂオはじまりでーす。
すなけんでございます。
富永誠です。
よろしくお願いいたします。
この番組は、広告大好きな二人が、広告に関わる出来事や出会いを通して、
聞いている皆さんに、広告に興味を持ってもらい、
広告を好きになってもらいたい、そんな広告人学をお届けするラジオです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
すなけさん、どうですか?
この間のACCのエピソード配信1にしましたけども、
反響とかありました?
そうですね。反響っていうのも、
送って、こういうのやりましたよって送らせていただいて、
それは知っている人たちも結構いるんですけど、
それほどかいつまで言っているところもないので、
なるほどねっていうのもありつつ、
これは個人的な感想ですけども、
機材がいいとやっぱりいいねっていう。
ありがとうございます。
本当にありがとうございます。
褒め言葉としていただきます。
そうですね。ありがたいなと思っております。
なんか僕の方ではですね、広告知らない人たちにも聞いてもらっていて、
ちょっとこれは僕の反省でもあるんですけど、
若干クロート向けだったのかなと。
ACCってそもそもわからないし、
そういうのがあることすら知らない人の方が、
世の中大多数だと。
そうですね。
そりゃそうですよね。
そりゃそうだ、そりゃそうだっていう。
僕らはこれは勉強だなと思うんですけど。
やっぱり思った。
言ったときにトミーが、
ACCって何なんでしょうねって聞かれたときに、
俺はそこで突っ走っちゃってたのよ。
それでこれは広告賞で、
日本最大級の広告賞でとかっていうことを全く言わずに始めちゃったのよ。
僕も感じました。
確かに一個階段ないなっていう。
そうそう。一個階段ないからそのままスポンって行っちゃったのよ。
これは失敗じゃなかったと思って。
知ってる人だったら全然ね。
全然いいんだけど。
もう早くACCの3段階を言いたくてしょうがなかった。
そういう葛藤があったんですね。
葛藤があった。聞いたときに、
ACCってまずは何なのかっていう。
日本最大級の広告賞ですっていうのを忘れてた。
フレー書きというかなんていうんですかね。
そうそう。冠をね。
前振りを。
前振りを忘れちゃったんですよ。
難しいですね。そう考えると話していくっていうのは。
知ってるつもりで言う。知ってるからね。
僕ら知ってるからいいけど。
知らない人からすると急に3個変わってるって。
別になんぞってなっちゃうからね。
なので今回に関しては、
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より広告をまだ詳しく知らないとか、
どうやって作られてるのかっていうところから、
1個ずつ、僕らこの間階段飛ばして話し合いましたけど、
より歩み寄ったというか。
より分かりやすく。
分かりやすく、広告の構造知らない方でも楽しんでいただけるような内容で
お届けできたらなと思っております。
分かりました。
なので今回からのテーマですけど、
そもそも広告ってどうやってできてるの?
っていうところから深掘って話ができたらなと思っております。
はい、分かりました。
でですね、広告ってどうやってできてるの?みたいな
割とふわっとしたところから話を始めていきたいんですけど、
あれですよね、基本どういう人が関わってるのかとか、
どういう流れでできているのかみたいなところの話になるかなと思うんですけど。
そうですね。
簡単に説明をすると、
まずクライアントと言われる人がいて、
世に言う広告主と言われる人がいて、
そこがまずいろんな発注というか、
お金を一番最初に持っている人です。
そうですよね。
そこのクライアント、広告主と言われる人のところの、
いわゆる言うとメーカーさんと言った方が一番分かりやすく言うと、
そうですね。
仮にですけど、ある飲料メーカーがあったとします。
その飲料メーカーさんが新商品を出すので、
CMを作りたい、映像を作りたい、グラフィックを作りたい、
という時にクライアントさんが、
まず基本的に順序を立てて言うと、
広告会社さんの営業さんに声をかける。
実はこういう商品が来年出るんだけど、
広告物を作ってほしい。
付き合いのあるとか、もしくは調べて、
そこの広告会社さんに連絡をして、
営業さんに連絡を取る。
そうすると大体これくらいの予算でどうこうというのが出てくるので、
そうするとそこの営業さんが、
クリエイティブの人をキャスティングをして、
案出しがスタートするという感じですね。
そこの中で出てくるのが、
今一番最初に出てきた営業さんですね。
次にキャスティングをする時に、
まずクリエイティブディレクターという人がいます。
その方はCDと言われる人ですけども、
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そこからCDの人が、
CMプランナーであるとか、
アートディレクターであるとか、
コピーライターであるとか、
そういう人たちをキャスティングをして、
案を出しますね。
そのキャスティングをしたら、
オリエンテーションというのが行われます。
それは、いわゆる営業さんが、
メーカーさんから、
こういう内容で来まして、
時期はこうで、
こういう内容で提案をしてほしいというところを、
社内の人たちにオリエンテーション、
ブレストというのを共有して、
どうやってどういう提案をしましょうかみたいなところを、
キャスティングするってことですよね。
そうです。
ちなみにもっと噛み砕いて言うと、
今トミーがやっていたブレストっていうのは、
ブレインストーミングっていうのがあります。
要はですね、頭脳の嵐ですね。
ブレインストーミング、ストームしていくんですね。
そこでみんなで出し合ってアイデアを出し、
そこでプレゼンテーションというものが行われて、
そこで決済が取られていくと。
クライアントさんにプレゼンテーションをして、
オリエンシートをもらって、
それからだいたいさ、
ああいうのってオリエンシートをもらって、
どれくらいでプレゼンするんだい?
ものすごい早い時もあるしね。
そうですね。
嘘って言うくらいの時もありますし、
何社でプレゼン、何社競合、
メーカーさんが何社の広告代理店に声をかけているかの規模感にもよると思います。
そうですね。
今一番最初にお話ししているのは、
ものすごくシンプルな流れの話です。
広告会社に何個もの広告会社に発注している場合もある、
競合っていうのもあります。
競合プレゼン。
競合プレゼンというのもあります。
あと、その競合プレゼンの前に、
社内でもクリエイティブのチームを組むというのもあります。
そこでアイデアが決まるという、
そこの段階で製作会社に売るというか、
そうですね。
プレゼンの段階でも、
入ってもらう場合もありますね。
今の佐々木さんの話でいうと、
まず必要な工程としては、
プレゼンがありますよと。
そうです。プレゼンがあります。
メーカーさんから、
こういう広告をやりたいですというオーダーがあった上で、
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提案をする人たちがいて、
じゃあ作ろうかという話になるというのは、
シンプルに言うとそういう感じですか?
そういう感じです。
そう考えると、
どうやってできているのというところを話していく上では、
提案しますという流れの、
OKが出た、これを企画でいきましょうといった上で、
今の感じで言うとプロダクションを作ってくれる会社に、
さらにお願いをするんです。
意外と皆さん勘違いをされているんですけど、
なので、要は、
クライアントさん、メーカーさんからいただいたお題を、
広告会社の中であるクリエイティブチームが、
なので、ちょっと言葉は難しいんですけど、
案を具現化する職人ですね。
クラフトマンの集団というか、
製作会社。
シンプルに言うと、
大工さんというか、家を作る構造と似てますよね。
そうですね。
なので製作会社は、
頭領がいるところですね。
そうです。
なので広告会社の人は設計図を描いてくれた人で、
実際に家を建てていくのが、
広告製作会社という役職になっていくのか。
そうですね。
そのCM製作会社には、
プロデューサーと言われる方がいて、
プロダクションマネージャーという方がいて、
ディレクター、これは映像ディレクター、
CMディレクターと言われる、
言い方はちょっと様々あるんですけども、
そういう人たちがいます。
その1個の仕事を、
案が通って製作会社も入って、
全てが具現化できるという段階になった時に、
製作会社というのは、
今言った3役職の他にも様々あるんですが、
一応ギュッとして今お伝えしています。
なんですが、
その製作会社にはスタイリストさんはいないし、
照明さんも美術さんもいないので、
それは製作会社からそこの外部の会社に
発注をしていくというか、
お願いをして依頼をして、
スタイリストはこの人、ヘアメーカーはこの人、
みたいな感じでどんどん、
その具現化のために適切な人を
アサインしていくというか、
そういう感じですね。
すごく分かれているんですよね。
はい、とても。
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すごく分業的なビジネス構造、
人の関わり方だなと、
僕もすごく携わってて思っていますね。
本当だから持ちは持ち屋で、
そこのプロフェッショナルが
30秒、60秒の時にギュッと集まって、
スパーッと改善していく、
あの感じですよね。
結構だから分かれているんで、
こないだ解説会議の時にも話しましたけど、
報告って監督は作ってるよっていう話があったと思うんですけど、
一概に言えないというか。
一概にも言えない。
だからやっぱり、
昔はそういう人も多かったみたいだよね。
そうですよね。
サンナーもやりながらディレクターもやってるっていう、
そういう職人キッスンの方がいて、
でもクライアントの宣伝部とも普通に渡り歩いてるみたいな、
普通にディスカッションして案を形にしていくっていうか、
そういう方もいらっしゃったそうですが、
今のご時世なかなか難しい状況ではありますね。
なので本当にこの構造というか、
広告を作る上ではすごくいろんな人が関わってますよと。
本当にいろんな方々が関わっています。
やっぱり今になってくると、
広告会社の中にPRプランナーという人がいたりとか、
いわゆるあれですよね、今。
一つ前の言い方かもしれないですけど、バズる。
そうですね。
どうやったらよりみんなに見てもらうかみたいなことを仕掛ける人ですよね。
そうです。
そこもやっぱり細分化されていて、
PRプランナーという人の中にまた別の会社さんとかで、
SNSプランナーとかという方がいらっしゃるわけですね。
ここに投下すればバズるぞっていうような。
話題になるぞみたいな。
話題になるぞっていう人もいるし、
もうないのかわかりませんけど、
ストラテジックプランナー。
ストプラと言われるやつですね。
要は戦略を考えるプランナーですね。
そういう方も中にいらっしゃいますね。
なんか不思議ですよね。
それって前はCDがになっていたんじゃなかろうかとか思ってはいましたけど。
そこは多分優秀な人なのか、
どういう言い方をするのが正しいのかわからないけど、
多分そういうことができる人たちもいたんだと思うんだけど、
今時代でいろんなものが細分化されたりして、
複雑になってるんですね。
なんていうのかな、
もちろんクリエイティブのこともちゃんとできて、
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戦略的なこともちゃんとできる人も多分いらっしゃると思うんだけど、
多分あまりにも細分化されすぎちゃって、
抱えきれないから、
要はそこでちゃんともちやもちやで分かれたほうが、
仕事の流れ的にスムーズにいくっていう方として、
今そういう流れになってるのかなって思いますね。
結構メディアが複雑になってるから、
多分職業もより適応性を求められるというか。
そうですね。
だから広告屋さんになりたいとか、
そういう思っている学生さんとかも、
多分いっぱいいらっしゃると思うんですけど、
クリエイティブ、
要は今申し上げたCDとか、
クリエイティブディレクターとかプランナーとかアートディレクター、
コピーライターだけがクリエイティブの人じゃないっていうか、
PRプランナーの人もSNSプランナーの人も、
あともう一つまたクリエイティブプロデューサーという人もいらっしゃるんですね。
要はプロデューサーではあるんだけれども、
クリエイティブのことをよく認識している人。
クライアント、メーカーさんとクリエイティブの人を、
メーカーさんのことも理解しつつ、
クリエイティブのことも理解しつつ、
そこの橋渡し役が主役っていうのがいて、
クリエイティブプロデューサーという人もいるんだけど、
普通のプロデューサーという人もいて、
一個の現場の中にね。
とても分かりづらいんですよ。
どっちが権限としてはいけない、そういうのをお持ちなんですかっていうと、
一瞬分からないと、
本当現場現場によってそこらへん変わってくる。
ごめんなさい、話がついちゃった。
だから要はクリエイティビティはどの職場にも求められるというか、
クリエイティビティのある。
そうなんですけど、今ざっくりとして、
今申し上げた人たちのことをクリエイティブというふうにざっくり言ってるけれども、
どの仕事にもクリエイティビティは必要だし、
気遣いができるとか、
本当にちっちゃなことでも気が利くとか、
あいつが制作やってると弁当のクオリティが高いとか、
よく言われた話ですよ。
予算の中でやってるのにこれだけほかほかの弁当を入れてきたとか、
なんていうんですかね、
CMの現場では全く関係ないっちゃいけないんだよな。
我々が見る映像とは全く関係ないんだけど、
そこの裏で行われている気遣いによって出来上がってるっていうか。
多分テンション上がって作ってるんだろうな、
そういうことは分かんないけど、
多分いい現場なんだろうな。
なので今言ったクリエイティブだけがクリエイティブじゃないっていうか、
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もしそういう学生さんとかが広告屋さんになりたいけど、
プランナーとかデザイナーとかアートディレクターとか
コピーライターだけがクリエイティブなのかなと思ったら、
全然そんなことないと思います。
だけど広告の仕事に興味があるんだったら、
ある場合はぜひ何かこう、
何か得意なものを一個だけ見つけるっていうのを
学生のときに見つけたら、それをぶつけて、
4台出てる方はぜひそういうのをモンと叩いても
全然問題ないと思うんですよね、広告は。
なんか今学生さんの話がありましたけど、
次回からで、
広告の役職のところを深掘った話をしていきたいと思ってるんですけど、
今わかりやすく、
じゃあ広告設計図書きたい人たち?
面白いこと広告やりたいですみたいな人たち、
目標としている人たちは、
今ざっくり言うと、
まずはコピーライター、
ザンナー、
アートディレクター、
そこの手前のデザイナーとか。
まずはわかりやすく言ってそこらへんからですよね。
さっき砂木さんが言ってた、
いろんなところにクリエイティブ力っていうのは大事だよって話はあったと思うんですけど、
わかりやすく目指す入り口みたいなところだとこういうところかなと思うんですけど。
そうだね。
基本はアートディレクターとかコピーライター、
アートディレクターの人はデザイナーからアートディレクターになるので、
審判もありますよね。
美大を出てデザイナーになる方が多いので。
残念ながらコピーライターっていうのは特に、
コピーライターになるための学校っていうのは基本学校はないので、
これは次回なのかしら?
そうですね。そこは次回に。
わかりました。了解です。
今回は以上です。
かしこまりました。ではまた次回。
またよろしくお願いします。
どうも。
21:07

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