そうですね。去年2022年はそんな感じで走れたんですけど、今年はちょっと足の不調で白川のところで辞めました。
そうなんですね。30時間って僕も出たのでわかりますけど、めちゃくちゃ速いですよ30時間は。すごいタイムだなと思いました。
ありがとうございます。
ブニュさんはちなみにトレールランニングやられるんですか?
思い出したように20キロとかそれぐらいの短いレースに出てますね。
そうなんですね。
子供と一緒にハイキング行く方がどうしても多くてですね。
最近僕もちょっとハイク寄りになっているかもしれません。
じゃあコースの説明もしていただきたいんですけど、まずこの大会の概要をちょっとお伝えしたいと思います。
広島湾岸トレールラン2024と、期日が3月23日土曜日スタート。109キロですね。
1キロ伸びたんですか?
そうですね。スタートフィニッシュ解除が変更になった分、1キロ伸びたという形ですね。
戦時期からドームが見える広場の方に。
そうですね。もともと広島市民救助があった跡地にできた公園になります。
前回確か工事してましてね。1回大会のあたりに。
もうまさしく工事中でしたね、前回。
かなりスタートとゴールド、気分が上がるんじゃないですか?
ですね。前は河原でしたもんね。
そうですね。何もない河原でしたんで。
あれはあれでね、味がありましたけど、また全然違う雰囲気で。
これ109キロなんですけど、累積方向が6900と。
まあまあエグい数字ですね。
そうですね。この辺は小田さんが責任を持っていただけると。
小田さん、これ周回する、周回というか市街地をぐるっと回るようなコースなんですけど、
このコースの構想っていうのは、もともとこの大会がなくても小田さんの頭の中にはあったんですか?
ぐるっと回ったら一周できるなって。
最初この話があった時に奥野宮さん、大会実行委員長を今年やりますけど、
奥野宮さんが広島の関連でいろんな地図を見てて、
で、要はぐるっとできるんじゃないかっていうところから発想が始まって、
いただきの方とつながりがあったんで、
そういった話が7,8年くらい前にコースが上がって。
2016年じゃないですかね。
結構前からですね。
2016年あたりっていうのは割とそういう大会がいくつも立ち上がってたんですか?
どうですかね。当時少なかったような気がしますけどね。
まだまだですね。
奥野宮さんがこれ周回して、周回というか周遊ぐるっと回ったら面白いんじゃないかっていうようなところから、
この大会のイメージっていうのができていったんですか?
そうですね。あとその前提として、
広島ワンガントレイルっていうロングトレイルを整備されているワンガントレイル競技会という団体さんがいらっしゃるんですよ。
そこがそのコースをロングトレイルとしてコースを掲げていて、
そことちょっと話をして、そのロングトレイルをぜひ活用した大会ができないかという話で盛り上がって一気に推進していった感じですね。
そのロングトレイルのコースと、小田さん今回作られたこの広島ワンガンのコースっていうのはやっぱり微妙には違ってるんですか?
実は私コースディレクターで実際にいろんなタイム設定とか関わらせてもらったんですけど、
この広島の中心部から一周しようって言い始めたのも奥宮さんなんです。
それを設定するにあたってちょっといろんな事情があるんで、ちょっと足りないとことか、いろんな許可申請が取れなかったところっていうのは、
私とか私の友達とかがちょっと探してきて、
いただきさんにこういったコースがあるから許可取ってくれっていう形でやったコースが今回の設定してるコースになってます。
それぞれのセクションっていうのはわりと地元のランナーさんが走ってるようなコースもある感じですか?
そうですね。ほぼほぼここをみんな走ってる感じです。
他にも細かいルートあるんですけど、結構ここはみんなが走ってて、
楽しんでるコースですね。
これ、市街地を何とも横切るというか通るじゃないですか。
降りてまた信号を待って、また次の登山口に向かうみたいな小刻みに、
わりと道を跨いで行くというか通っていくんですけど、
単純に考えてこれえらい大変だったろうなっていう気がするんですよね。
思い出すのも嫌なぐらい大変です。
いろんな団地の間、いわゆる住宅街も通るので、
そこの自治会さんも数いくつあったかな、ちょっと数えられないぐらい。
そもそも実は山を走る競技がありましてから始まって、
そこからですよね。
山を走る?みたいな。そうなんですよ。
ちょっと言いにくいんですけど100キロですね。
100キロ?みたいな。
しかも夜通し走るんですよ。夜通しみたいなところで、
全部自治会さん回って。
夜というのが大変ですよね。相手からしてみればですね。
夜と言われても、わりと夜中のところもあるからですね。
そうなんですよ。
でも大会の理念とかコンセプトっていうのを結構理解してくださって、
どの自治会さんも逆に面白いことするのみたいな感じで、
協力的に受け入れていただいた感じですね。
なるほど。というところでコースの細かいところから、
ちょっと小田さんに聞きたいなというふうに思っております。
お手数ですけどご紹介していただいてもよろしいでしょうか。
分かりました。よろしくお願いします。
スタートからという感じで。
僕らマップも見ておりますし。
スタート、広島ゲートパークっていうところになります。
広島ゲートパークの説明は文優くんのほうが説明うまいと思うので、
ちょっとさらっとしてもらってもいいですか。
そうですね。うまいです。
さっきも言った、広島市民球場があった跡地にできた公園。
広島にとっては聖地とも言える場所ですね。
本当に目の前に原爆ドームがある。
すごく平和を感じれる場所でもあります。
ほんとすぐ近くにリーガロイヤルホテルがあったりだとか、
本当に120万年のど真ん中のど真ん中っていう場所でスタートフィニッシュするというところで、
アクセスも本当に抜群の場所なので、
そういったところで今までの大会の中ではかなり面白い会場になるんじゃないかなと思います。
スタートから各エイドのところでポイントになるところの話をしたほうがいいですね。
広島ケイトパークを出発して、
A1の上野久品北運動広場というところに行くんですけど、
河川敷のコースを6キロ7キロ走ってもらう形になります。
ここはロードになります。
最初に全体で言うと、さっき累積の話も出たじゃないですか。
6千7千近く行くんですけど、
最初の6キロとか、後で出る最後の龍王公園A10のところからもロードなんですね。
たぶんそこで20キロ弱ぐらいはロードなんですよ。
だいたい平地になると、要は109キロと言いつつ、
だいたい90キロで累積が7千とかぐらいになるので、
その分やっぱりハードさが増してくるっていうところになりますね。
なので結構出た方がきついっていうのは、そういう印象があるかなと思ってます。
その距離でその累積っていうのもきついけど、
そこからのまた最後のロードも嫌ですね。
そうですね。
もうみんななんで最後こんなに走らされるんだと言いながら、
ブツブツ文句言いながらゴールしてる人もいるんですけど、
ちょっとコース設定上、やっぱり広島の中心部に戻ってくるっていう設定と、
例えばマップをもし見れる方は見てもらいたいんですけど、
出るランナーからしてもコースが変わらないというのも一つの大会の魅力ですね。
そうですね、あんまり頂木さんも大変なので運営もそんなにコロコロ変える必要もないし、
本当にこの34時間とこのコースっていうのが今ベストかなと思ってて、
絶妙なチャレンジしがいのあるコースになってると思います。
コースが変わらなかったらね、前回の自分のタイムっていうのもまた一つ乗り越える目標になったりするじゃないですか。
なのでコースが変わらないっていうのも結構いいなっていう、俺は結構好きな方なんだけど、
熊川リバイバルみたいに今復旧してる現状によってコースが変わっていくっていうコンセプトも面白いなと思うけど、
コース変わらないっていうのもいいなっていう風に思いました。
このコースはずっと整備いろいろされて繋いだわけなんですけど、割とここ大変だったみたいなところってありました?
整備は主にワンガントレール協議会さんっていうこのトレールを維持管理整備してくださってる団体さんがいるんですけど、
第一回大会はやっぱり真夏の整備になっちゃったので結構高齢者の方が多いんですよ、整備の方が。
それはかなりしんどかったっていうところは聞いてますね。
その辺もあって時期を変更したっていうのはあります。
台風が前来たんじゃなかったでしたかね?直前かな?1週間くらい前かな?
そうなんですよ。それでまた整備が大変になっちゃって。
これもあってもう夏の開催はしんどいっていう話もあったところがありますね。
でもめちゃくちゃ綺麗だったんですよ、トレール。荒れてるようなところも全然なくて。
夏とか臭かったら2週間くらいしたら生えちゃうからね。
人取りが少なかったらすぐにまた野分になっちゃいますもんね。
ワンガントレール協議会の人は年間通してこのコース以外のところも含めてコツコツ整備をしていただいたりとか、
さっきおっしゃった直前の台風の時も私は真夜中に確認しに行ってすぐ連絡して、
次の日には東北であるとかそういうのを撤去しに行っていただいたりとか。
めちゃめちゃフットワーク軽いですね。
すごいですよ。場所も言えばその方たち全部わかるので、
下手に誰かに依頼するよりはもちろん協力していただいてる範囲でやっていただいてるんですけど、
そこらへんの機動力っていうのはすごい方たちだなとは思ってます。
結構大変だなというふうに思いましたけど。
小田さん、広島のトレールランニングの人たちは気質じゃないけどこういう感じっていうのってあるんでしょうか?
僕、他の地域の人に対してはすぐそういうのを聞きがちなんですけど。