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後半で否定しとこうかっていう話だったけど、逆に姉ちゃんはどんなイメージを持ってた?
まずは、こう、ナチュラルにクオリティが高いっていうイメージ。
どういうこと?カタカナ多くてよくわからないんだけど。
そう、なんかね、私は結構小賢しい子供だったわけよ。
だから大人からどう見えるか考えながら、こうかな、こうかなって行動するタイプだったよね。
いやな子供やな。
なんか全然友達になりたくないけど。
だからなんか、あんたが夏休みの課題の絵で賞をもらったりとか、
はいはいはい。
あと球道でね、結果出したり。
懐かしいね。
そうそう。
英語ベラッベラになって帰ってきたりとか、
純粋な気持ちで取り組んで評価されるのが羨ましかった。
なるほど。はいはい。
さっきノリで、まあいやな子供やなって言ってたけど、
正直小さい頃自分もある程度大人の反応を気にしとったと思うんよね。
学校での振る舞いとか特に。
でもそう言われてみると、確かに姉ちゃんがあげたような、
部活だったり、英語喋るようになりたいとか、
そういうことに関しては、あんまり周りの反応どうこうっていうのは気にしてなかったかもしれない。
というよりも負けず嫌いっていう気持ちは強かったかもしれない。
私誰より表彰されたかったもん。
別に何でもいいけど誰より表彰されたかったし。
はいはいはい。
でもなんか純粋に偏愛とかこだわりとかって人に伝わると思うよね。
周りの人にね。
で、なんか私にとってはバレエがそう映るかもしれないんだけど、
実はね、ちょっと違うと思っとって。
そうなの?
なんか私、踊るとか表現することはめちゃくちゃ好きだったんやけど、
細かい足のポジションがとか、他のダンサーを研究するとか、
そういうところに熱量なかったよね。雑屋から。
はー。
本人が違うって言ってるとこあれやけど、
そっちの方がダンサーからすると、むしろ純愛に聞こえるよね。
見てくれじゃなくてさ、表現手段としてダンスが好きだったってことやん。
だから上手くなりたいじゃなくて、ただ表現するために踊りたいんだっていう欲求に聞こえてくるから、
逆になんかそれええやんってなるけど。
あー、まあそういう見方もできるか。
何かね、私は突破するパワーが欲しかったよね。
ある程度までは、私なんか生地感がいいから、60パーぐらいまではできるんやもん。
はいはいはい。
でも、いくら好きだと思っても、壁に当たるまで早いんよね。
あー、なるほどね。
だからあんたの方が60パー以降を突破する力が強い印象があった。
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でもね、その感想というか、そういう苦しさみたいなのはね、分かるよ。
似てるとこあると思う、そこ。
そう、だからなんか、私は大学でモダンダンスを専攻したわけやけど、
そこで、あ、私はアーティストになれないって気づいたんよ。
60パー以降の突破がこの分野ではできないって分かったから。
そう、どう引き目に見てもプロフェッショナルにはなれないし、
だから子供の頃は、あんたのクオリティの高さが羨ましくてしょうがなかったよね。
なるほどね。でも確かに、私はアーティストになれないっていう、
めちゃくちゃかっこいい言葉に聞こえるけど。
俺はこの言葉をね、姉ちゃんの口から聞いたことあるもんね。覚えてるわ。
これはね、結構な挫折よ、これは。
そうやんな。
アイデンティティを保つものだったのに、それがなくなったことに気づいたわけやからね。
しかもそれを自分で判断してるわけやからね。
だから大人になってからは、誰かから見られるための好きじゃなくて、
自分なりの好きであるように意識しとるかもね。
それ大事よね。誰のために生きとんやんって話しやしさ。
でもその一方で、そこの線引きってむずくない?
自分の考え方って周りの影響を当然受けとるやん。
で、自分が好きなことって、本当にかっこ好きの自分が好きなことって、
影響を受けるのはね、いいと思うけど、
それが自分の血肉になったらオッケーと思う。
そうだけど、これをやって上手くなって、周りにどう見られるかっていうところがゴールだと、
なんか良くないかなと思うね。
そのメインの動機がね、ってことね。
そうそうそう。
そうね、っていう、なんかクオリティが高いなーっていうのと、
あとは、そう、派手なね。
コミュニケーションをとるわけじゃないけど、
なんかめっちゃ動物と子供に好かれるよね。
そうやったっけ?
まあ確かに派手なコミュニケーションは苦手っていうのはほんまにそう。
だけどね、気づくと親戚の子があんたの周りに集まるよね。
ほう、そうやったけど。
そう、そうやった。
なんか、別に笑かしとるわけでもないし、
めっちゃ面倒見がいいわけでもないんやけど、
なんか普通に親戚の子があんたの周りに集まると、
なんか面倒見がいいわけでもないんやけど、
なんか普通に自然体で自分のペース崩さないのに、
なんか人とか動物が集まるんよね。
なんかディスられてるのか褒められてるのかよくわからんけど、
まあとりあえず褒められてることにしとく。
そう、褒めとる。
今自分の中で勝手にね、人徳がある変換、
あ、まあいいや、動物徳があるに変換された。
なんかなんか、できるできないは別として、
私子供の頃そういう周りのメッキにして理想の自分を演じる傾向が強かったから、
なんか演じんでも人って集まってくるんやみたいな。
そのままでも生きるんやみたいな。
あれどうしようかなってなっとったね。
はいはい、しかもまあそれがそっとだけじゃなくて、
弟とか親とか親戚にも向いとったわけね。
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そうそう、できとるかできないかは別としてね。
そこは確かに若干違うところかもね、2人の中で。
そうそう、だからなんか私は前半の、
姉がようで弟がいいんっていうのはいまいちしっくりしてなくて、
なるほど。
喋り方とか表情は私のほうがオーバーやから、
そう映るかもしれないけど、
生まれながらに無邪気で明るいのは弟だと思うね。
大西ゆえのお自由さみたいな感じやから。
そうそう。
1つ目2つ目、話しててまとまった羨ましいキーワードはナチュラルね。
ナチュラルね。いいね。いいキーワードね。
正直これもっと早い段階で、大学生とか高校生ぐらいの時に話してたら、
またそれぞれちょっと変わってそうだな、その後の決断とか。
そうね。
なんとなくより、別に仲悪いわけじゃないけど、
より親近感が湧いた気がしたわ。
そうね、必要な時に喋れたらいいけど、
結構それがね、こっぱずかしい時期ってね。
出だしまさにそんな感じだったしね、これ。
そうそう。
大人になったしね、お互い30越したし、たまにはこういうの喋るのもいいかもしれないね。
また忘れた頃にやろうか。
そうね。
じゃあ今日はこんなもんにしとこうか。
しときましょうか。
このポッドキャストでは、姉のあさみと弟のあちへの質問も大歓迎しています。
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次回以降の題材の参考にさせていただきます。
ということで。
それではまた来週で。
ほい、じゃねー。
ばいばい。