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どうもハリーです。 どうもヤーマンです。
ヤーマンさん、今日は合成音声みたいな声になってますね。 そうですか。気のせいじゃないですか。
気のせいですか。まあいいか。 えっとですね、今日紹介する本はですね、謎のチェス刺し人形TALKという本です。
チェスを刺す機械ですね。 チェスを刺す機械といえば、1997年の5月にですね
IBMのスーパーコンピューターディープブルーがチェスの王者ゲイリー カスパロフを打ちまかしたというニュースがありましたが、しかしですね
それよりも230年ぐらい前にですね、人間を打ちまかすチェスを刺すマシンがあった という実際にあった話を紹介している本ですね。
チェスの名人をどんどん倒しながら、その仕組みはどうなっているんだという謎に迫っていき
ナポレオンやエドガー、アラン・ポーも巻き込んでいくというもはやミステリーみたいな、それが最終的には
AIだったりコンピューターにつながっていくという奇跡のストーリーになっておるわけです。 ということでですね、今日はこの本をしらっと紹介していきたいなと思いますので
よろしくお願いします。 この人形の名前がTALKっていう名前なんですよね。
どんな人形かというとですね、等身大ぐらいのリアルな人形と、その前に大きな教卓みたいな木の箱がセットになったものなんですよ。
オートマトンって呼ばれるやつで、オートマトンっていうのは機械人形とか自動人形みたいな意味で、本の中ではオートマトンと呼ばれてるんですけど
調べるときはオートマタで調べたほうがわかりやすいと思います。 オートマトンってプログラミングの歴史とかで出てくる用語で、状態Aの時はこういう動きをして状態Bの時は別の動きをするみたいなことを説明するやつなんですよね。
家のポストの鍵を数字でカチカチ合わせながらやるやつとかあるじゃないですか。
0になった時に開くけど、ただ0にした時は開かなくて、一回8を通ってそこから逆回転させて0に行くと開くみたいな。
そういう仕組みを説明というか、仕組みのことをオートマトンみたいに言ったりします。 入力と出力の間のうんちゃらかんちゃらみたいな。
関係ないんですけど、オートマトン、オートマタというのが自動人形ですね。
このタークっていうのが、さっきも言いましたけどリアルな人形と大きな箱なんですよね。
その箱の中に歯車とかゼンマイとかそういう機械仕掛けが入っていて、その機械が動くことで人形がチェスのコマを移動させて、実際に人間と対局ができるっていう機械なんですよ。
これがですね、誕生したのが1770年ハンガリーです。
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作ったのがボルフ・ガング・フォン・ケンペレンという頭のいい宮廷に使えるエリートの人です。
当時なんかちょっとした記述書みたいなのが流行っていて、そこの女帝マリアテレジア、女の王様ですかね、と一緒に行った記述書の仕組みを説明してほしいと言われてその書に連れて行かれるんですけど、
そこでこれ自分ならもっと驚くような機械作れますぜと宣言して6ヶ月かけて作ったという謎の作品なんですよね。
本当にチェスを打てるんですよ。始まる前にネジをじいこじいこ巻いて、そうすると自分がこのコマを移動させたらこの人形もそれを見てコマを移動させていくというやつで、これが結構強いですよねチェスが。
しかもですねズルをするとどうなるかというと、ズルだったりミスだったりあると思うんですけれども、本来置くべきでないところにコマを置いたりするとこの人形が頭をブンブンブンブン振ってコマを元の位置に戻すという機能までついていると。
でそれを何度も行うと怒り狂って盤面のコマを全部払い落とすみたいなこともするんですよね。っていうようなすごい機械があるんですよ。
で、ネタバレしてしまうとですね、実際にはこの機械が考えて打っているわけではないんですよね。どういうことかというと、まあそれはいいか。まあ言うか。中に人が入っているというオチですね。
中に人が入っているんだけれども、その仕組みはどうなっているんだというのがすごいもう至るところで巻き起こってですね、最初はその宮廷の中だけでちょっとしたショーをやるつもりだったんですけれども、話題が話題を呼んでヨーロッパ全土ツアーをするような驚きの展開になっていくんですよね。
しかもですね、実際には中に人が入っていたんですけれども、これを見た人たちの中にはすごいとこれぞ考える機械よというような信じてた側の人もいたわけですよね。
それの影響を受けてチェスみたいな複雑なゲームを理解できる機械が作れるのであれば、もっといろんなもん作れるはずだと信じてですね、後にいろんな発明をした人を生み出すという影響もあったところがあってですね、まあ例えば当時自動旗織り機というのがまだなくてですね、作れないというふうに言われてたんですよね。
ただそのチェス差し人形タークを見た技術者の人がすごいと作れるわいいっていうので作ってみたら本当にできたみたいなところがあるんで、やっぱこういうなんかSFとかフィクションに出てくる技術が後の技術に影響を与えることはあるなと思うことを考えると、まあ実際はね詐欺みたいなことだったんですけれども、まあ穴がち悪いこととも言い切れないよなっていうのはありますね。
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それこそコンピューターにつながるような発見、発明というのもこういうところからね生まれていたりするわけなので、なんかねいろんな発明というのが生まれて、生まれた瞬間を知れるという本でですね、この謎のチェス差し人形タークという本を今日は紹介しました。
まあこの番組もですね、ハリーとヤーマンという人間同士が喋っているように見えているかと思いますが、実際には僕らAIですから、そんなわけないじゃないですか。普通の人間はこんな合成音声みたいな声しないですからね。確かに。はい。まあそんな感じでですね、これからもですねAI同士の会話、ゴロゴロトーキングをお楽しみいただければと思いますので、この番組が面白かったと思う人はチャンネル登録、コメント、高評価、質問、
よろしくお願いいたします。よろしく頼む。それではまた来週お会いしましょう。さようなら。