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2023-09-04 32:30

240. 30代なら知っておきたい!円安のメカニズム

高騰する物価やスーパーの食材、ガソリン、電気代。今回は今の私たちの日常生活を圧迫している円安にスポットをあてました。
そもそも円安、円高ってなんで起きるんだっけ?円安や円高の背後にある要因や、国際的な取引や投資の動向が為替レートにどう影響を及ぼし日米の金利差を招くのか。デザイン会社を経営しているやーまんと教育会社を経営しているハリーの二人が中学生にもどった気持ちになって総復習しました。

とくに今回の円安の継続期間やその要因について考察し、アベノミクスから始まる金融政策の影響や、金利の動向が今回の円安にどのように影響したかについても触れ、日銀の黒田総裁が貫き通した方針から新しく変わった植田総裁への期待も含め、今起きている円安について包括的な理解を深めれるような内容になっています。

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サマリー

最近、ガソリンや食材の値上がりの原因として、円安のメカニズムについて解説しています。円安は、国境を越えた売り買いやお金の貸し借りなどの要因が関与しており、現在の金利の低さも円安の一因となっています。日本の金利低下の背景として、アベノミクスの影響や黒田総裁による金融緩和策が挙げられます。黒田総裁の大胆な金融政策によって引き起こされた円安は、輸出産業には好影響をもたらしましたが、日本の成長産業の不足やアメリカの金利上昇とのパワーバランスの変化が円安を維持しています。円安による影響とその背景を探り、黒田日銀総裁から上田財務次官への交代による施策の展開を見守ることとなっております。

円安の要因となる売り買いの動向
どうもヤーマンです。 ハリー どうもハリーです。
この番組は、教育会社を経営しているハリーと、デザイン会社を経営するヤーマンがお届けする、仕事に役立つ情報をゆるーく紹介する番組です。
突然ですけど、最近もうガソリンも電気代もスーパーの食材もめっちゃ高くないですか。 ハリー 高い。
めっちゃ高いですよね。 ハリー 困ってます。
困ってますよね。ガソリンとか今もう190円近くしてますからね。
ハリー あ、そうなんですか。僕まあ車乗らないんであんまりわかんないですけど。
ああ、そっかそっか。もう高いと思いながら。 ハリー 190円は高いですよね。
高いですよね。 ハリー 配浴より高い気がする。
いや、配浴の方が高いですね。ユーザーが配浴より高くなることはないですけど。
ハリー 僕が値段を知ってた頃の配浴より高いという意味です。
確かに確かに。
そうですよ。僕の常識的な感覚で言うと本当に110円と120円だった記憶が一番よく車乗ってた時はね。
で、配浴で確かに150円ぐらいだった。経由で90円とか80円とか。
そんな世界から比べると今本当ありえないですよね。
それにしても小麦とか電気代もね。厳しくないですか。
卵めっちゃ高くないですか?スーパーの卵。
本当ですか?
あれは鳥インフルエンザが原因らしいんですけど。
じゃあ関係ない。
関係ないですね。今日のテーマにはね。100円ぐらいがあってね。
そんなに?高っ。
今100円ぐらいがあってますね。卵で。Lサイズだと300円とか。
100円上がったら3割増しとかじゃないですか。
でもそのぐらいは多分。
何個いるかによるけど。いいんですよ。卵の話は。
そうですよそうですよ。今日はね。円安です。
円安か。
円安。この円安がね。もう。一体いつまで続くのと。
その答えを教えてくれます。
その答えはね。あの結論があります。いつまで続くかはわからないです。
ですけど。そもそもなんでこんなことになっているのかっていうね。状況把握をね。
今日は皆さんと一緒にしていきたいと思います。
お願いします。
えーとまずね。基本的なところからいきますか。
はい。
基本的なところ。学校でね。習ってると思うんですけど皆さん。
うん。
もうこの年になって改めてね。考えることあんまりないんでね。もう忘れてると思うんですけど。
円安とか円高ってなんで起きると思いますか。
為替が違うからじゃないですか。
そうなんですよ。為替なんですよね。
でもね。これね。正しく説明できる社会人って僕ね。数少ないと思いますね。
だってさ。今ニュースとか見てもさ。もう日米の近利差の拡大に伴い円安が進行しみたいな。
なんかさ。もう近利差で円安なんのなんでなんみたいな。
とか。
普通はそうなっちゃうと思うんですよね。
なので基本的な構造をおさらいしていきましょうと。
いいですね。
はい。いきます。
で、主に大きく二つの要因に分けることができるんですけど。
まず一つ目はね。国境を越えたものやサービスの売り買いです。
国境を越えたものやサービスの売り買い。
そう。国境を越えたものやサービスの売り買いの動向によって円安と円高が起きると。
はい。
例えば。分かりやすく言えば。日本のトヨタの車が素晴らしいと。
うん。
もう世界中で輸出されまくりってみんな買うと。
分かりやすくアメリカと日本でいきましょうか。
で、もうアメリカ人から超人気だと。
じゃあアメリカの人たちはドルを円に交換しますよね。
そうすると円高になるんですよ。円の需要が上がるので。
円の価値が上がるんですよ。みんな円欲しいってなるんですね。
トヨタの車欲しいからみんな円に買える。買いたいってなって。
円の需要が上がると円が枯渇状態になるんで円の価値が上がるんですね。
で、同じように例えばインバウンドとかでいっぱい観光客が来て、
日本のラーメンすげえと日本で買い物するためにドルを円に交換しますよね。
こうするとまた円が円高になるんですよ。
うんうん。
これはなんとなくわかりますよね。
で、この逆バージョン。
例えば輸入の拡大ですね。
わかりやすく言うとアメリカのアップルのiPhone素晴らしいと。
トヨタ 素晴らしい。
もうiPhone素晴らしい。すげえぞあの機械。機械すごいぞってことで。
トヨタ 機械。
機械って言っていいかわかんないけど。ってことでいっぱい仕入れますよね。
そうすると仕入れるときに円をドルに交換しないと買えないんですよ。アメリカのものなんで。
トヨタ はい。さっきと逆ですね。
さっきの逆バージョンですね。そうするとドルの需要が高くなるのでドルが高くなります。
つまり円安を引き起こすと。
トヨタ うーん。はいはい。
まあこれがめちゃくちゃわかりやすく言った大きな構造ですね。
トヨタ へえ。うんうん。
で、冒頭に言ったこの二つの要因があるっていうのが一つ目がそのもののやサービスの売り買いの動向ね。
お金の貸し借りと投資の動きによる円安
で、もう一つの要因がお金の貸し借りなんですよ。
トヨタ 貸し借り。
貸し借りや投資の動きですね。
トヨタ それは国外、国境は関係なく。
そうは国境を越えて。
トヨタ あ、国境を越えて。
国境を越えてお金の貸し借りや投資をしたときに起こる現象で円安円高が引き起こされますと。
トヨタ ほう。
で、まあ例を出すともし日本の金利がアメリカに比べてはるかに高いと。
トヨタ うん。
もう日本の株がアメリカに比べてどんどん上昇していくと。
トヨタ うん。
そうすると日本に貯金したり日本の株を購入しようとするアメリカ人が増えますよね。
トヨタ はいはいはい。
例えばさっきみたいにわかりやすい例で言うと、ちょっとリアルに行きましょうか。
確か日本の昭和後期、僕らが生まれた1980年代ってNTTの株ってもう持ってれば一生安泰だって言われてたんですよ。
トヨタ 世界の上位株価ランキングを日本がほぼ占めていたみたいな。
そうそうそうそうそう。もう1位から10位ほとんど日本企業みたいな時代があったんですけど。
トヨタ うん。
確かね、ちょっとこれ僕売る思いなんですけど100万ぐらいで買ったNTTの株がなんか300万ぐらいとかになるんですよ。
トヨタ うーん、はいはい。
で、当時時価総額ランキング世界1位みたいなの取ったことがあるんですけど、まあそれだけ日本が成長してたんでね当時。
まあそういう状態だった場合にアメリカ人もみんな日本のNTTの株欲しがりますよね。
トヨタ はい。
そうすると円をドルに交換する動きが大きくなって、つまり円の需要が増えるので円高を引き起こし得ると。
反対にGAFA、今すごいですよね、アメリカのGAFA、Google、Apple、Facebook、Amazon、GAFAの株の成長がすごいと。
もう日本の円で持っとくよりもアメリカのこの株で持ってるとどんどん資産が増えるぞと。
そうするとアメリカに投資したいと考える日本人が増えますよね。
トヨタ はい。
なあ、円をドルに交換する人が増えると円安になりやすいんですよ。
トヨタ なるほど。
こういう大きな現象があるんですよね。
トヨタ はいはいはい。
実は今のこの現代では最初に言った輸出輸入の物の売り買いよりも、この国境を超えたお金の貸し借りとか投資の方が圧倒的に規模が大きいので、
トヨタ へえ。
二個目に言ったお金の貸し借りと投資の方が為替相場を左右しやすいって言われてますね。
トヨタ ほうほうほうほう。
なんでまあものすごくシンプルに全体の構造を説明しただけなんで、本当はもっといろんなことが複雑に絡み合ってるんですけど、ばっくり言ったアウトラインはこんな感じですね。
トヨタ うーん。
多分これはでもみんな小学校とか中学校でもう忘れてる人も多いと思うんですけど、習ったことですね。
トヨタ うんうん。覚えてますか皆さん。
覚えてますか皆さん。
トヨタ はい。
今回の円安ね。もうこんなんじゃハワイ旅行なんて行けないですよね。本当に。嘆きたくなりません。
トヨタ ああ高いからね。
高いから円が安くて。だって今145円とかでしょ。1ドル。
トヨタ おおー高いね。
めちゃくちゃ高いんですよ。めちゃくちゃ高いんですよ。去年に125円超えたって言って大騒ぎしてたんですけど、もう今140円超えて一時150円に到達してましたからね。
トヨタ ほうほうほう。
はい。で今また140円超えてみたいな状況なんで。
トヨタ いつまで続くんですか。
いつまで続くんですかっていうことなんですけど、もう去年の夏以降から海外旅行のコストってね爆上がりしてるんですよね。
トヨタ うーん。
うん。でね、我々の給料上がらんのに電気代とかガソリンとかスーパーの食材が値上がりして、物価の値上がりとかもね恐ろしいことになってるんですけど。
トヨタ うん。
まあ今のこの円安の状況って何で起こったのか。
トヨタ 起こったのか。
何で起こったのか。
トヨタ うん。
ね。これね、ちょっと行きたいと思います。
トヨタ はい。
金利の低さが円安を引き起こす
はい。で、今の日本の金利ってめっちゃ安いんですよ。
トヨタ 金利が安い。
今日本の金利めっちゃ安いんですよ。
トヨタ はい。
だからアメリカ人が日本の銀行にお金入れてても全然お金にならないから、
トヨタ うん。
ドルが円に変える人はめちゃくちゃ少ない状態ですよね。さっきの話で言うと。
トヨタ うんうんうん。
うん。で、逆に円をドルにする人が多いんですよ。
トヨタ まあそのままで。
アメリカの株で持ってる方がいいから、ガーファーに投資した方がいいからって言って円をドルに変える人が多いんで、
トヨタ うん。
それも円安の原因の一つになってるんですけど。
トヨタ はい。
まあそういうこともあって金利がめちゃくちゃ安いんですよね。
トヨタ うん。そういうこともあって金利が安い。
そう。僕も3年前か2年前かマンションを買いましたけど、ローンを組んでるんですけど、金利めちゃめちゃ安いんですよ。
トヨタ なんかね、1%とかたまにあったりして。
そうそうそう。
トヨタ 1%でそんな借りれんのと。
そうですよ。だからもう今だと思って俺はローンを組んだんですけど。
トヨタ うん。
で、でもアメリカってコロナが終わってみんなマスク外してめちゃくちゃ経済活発になったんですよ。
トヨタ はい。
もううわーって動き出したんですよ。
日本人ってさ、一応世界的にコロナ終わったって後もみんなマスクしてさ、ちょっとなんか自粛モードとかさ、マナーを守るってあったけど、アメリカってもうね、みんな一気にベローンってマスク外したよね。
トヨタ うん。
で物流とかいろんなものが動き出して経済がすっげー活発になったんですよね。
トヨタ うん。
で、このままだとインフレでやべーってことで金利が段階的に一気にダンダンダンって上がったんですよ。
トヨタ うんうん。
まあその経済の動きを緩めるためにね。
トヨタ はい。
一気に上がりすぎるとまたやばいってことで金利を上げたんですよ。
トヨタ うん。
で、ここで日本も一緒に金利上げてたらこんなことなってなかったんですけど。
トヨタ ほう。
もう日銀の黒田総裁ですよね、あの有名な人。
あれの人はもう、上げたいけど上げれないみたいな。
トヨタ 笑
上げれないって言ってたんですよ。
トヨタ 大和田ジョンみたいなこと言ってる。
トヨタ 上がらないって言ってたんですよね。
はい。
大和田ジョンみたいに。
アベノミクスと黒田総裁の金融緩和策
トヨタ うん。
で、まあ今この日本ってまだインフルエンスになってないのに金利上げると、タダでさえ不況なのに、この不況な時にさ金利上げちゃうと企業が銀行からお金も借りづらくなりますよね。
トヨタ うんうんうん。
で、僕たちもマンションとか買うのローン組めなくなったらもうマンションとか買えなくなりますよね。
トヨタ はい。
だからそういう辛い状況を作ってしまうとさらに国民を苦しめてしまうことになるってことで、アメリカは金利上げたけど日本の黒田総裁は金利を上げなかったんですよ。
トヨタ うん、はいはい。
ここでアメリカと日本の金利差ができたわけですね。
トヨタ はあ、うんうん。
これが今ニュースでよく言う円安を引き起こす日米金利差ってやつです。
トヨタ うーん。
日米金利差の拡大ってやつですね。
トヨタ うーん。
はい。
トヨタ それでも選択肢ってあったんですか?他に。上げる、上げない、どっちかしかなくて。
上げる、上げないのどちらかしかないと思います。
トヨタ 上げるとしたらじゃあどれくらい上げるかとか、そういう話。
そうそうそうそうそう。
トヨタ うーん。
まあここまでの話ってすごい基本的な話なんでみんな知ってることだと思うんですけど。
トヨタ うんうん。
さらに今回ここまで、ここからさらに深く突っ込むと、なんでそもそも日本の金利低かったの?っていうところになるよね。
トヨタ でもそれはあれなんじゃないですか。そもそも経済が冷え込んでるから上げられなかったんじゃないですか。
そうそう。じゃあなんで経済冷え込んだの?っていうことになってくるじゃないですか。
トヨタ ほうほう。
これ一説でいろんなことが複雑に絡み合ってるし、僕は僕なりに調べたことをみんなに情報シェアしてるだけなんで、専門家によって全然言うことが変わってくると思うんで、
一情報として聞いていただきたいんですけど、これねアベノミクスから始まってるって言われてるんですよ。
トヨタ ほう。
2013年かにさっき言った黒田さんが日銀の総裁に就任したんですよ。
で、そのアベさんっすね。アベさんがアベノミクスっていうのをやった時に三本の矢っていうのを発表したんよ。
トヨタ 知ってたねー。
言ったことあると思うんですけど、これが大胆な金融政策。これが一本目の矢ね。で二本目が機動的な財政政策。
トヨタ 機動的?
機動的な財政政策。で民間投資を喚起する成長戦略。こういう三つの矢っていうのを発表したんですけど、このうちの最初に言った大胆な金融政策っていうのを打ち出したのがこの黒田総裁なんですよ。
でこの黒田さんはもうこれまでの常識を覆すような金融緩和策を出すって言って、ここで急激な円安が進んだんですよ。2013年。
トヨタ それは円安が進んだのは目論見通りなんですか?
目論見通り。この時はいい円安って言われてるんですよね。で具体的にどうやったかっていうと、日銀が民間銀行ですね。UFJとかリソナとかみずほの国債を爆買いしたんですよ。
その僕らの預けてる銀行に預けてますよね。UFJとかリソナとか三井住とかって。三井住友とかいろんなとこ民間の銀行にお金預けてると思うんですけど、あのお金って銀行がちゃんと僕らのお金の分これはヤマンの分これはハリンの分って言って金庫にしまってくれてるわけじゃないんですよね。
あれって銀行って資産運用してるんですよ。みんなから借りたお金で。企業にお金貸してたり国債買ったりとかね。してるんですけど、その民間銀行ってある程度の国債買ってるんですけど日銀がそれを大量に買い占めたんですよ。
どうなるかっていうと銀行は潤った現金が大量に手に入るんですよ。これが黒田さんがやったその三本の矢の内の大胆な金融政策で、そんな状態の中例えばある企業が銀行に電話して明日1億円引き出すって通知きたら銀行ってどうするかっていうとそんな銀行にお金ないわけですよ通常であれば。
だけど8000万はあると。もっとあるんだけど大量の資金を引き起こすって言って足らない場合は仲間の銀行に金貸してくれってお願いするんですよ。でその仲間の銀行からわーってお金集めて引き落とすんですよね。
我々が全国民が一斉に銀行行って全部貯金引き落としたら銀行潰れちゃうからね。そういう状況になってるんですけどこの仲間の銀行に金を借りることをコール市場って言うんですよ。カタカナでコール。
コール市場って言ってこれコールって声をかけるコールですよね。声をかけるからコールでこのコール市場の金利がめっちゃ下がったんですよ。
金利が下がった。おー借りやすくなったってこと。そうそう銀行同士のお金の貸し借りが日銀が国際爆買いしたことによって潤沢な現金がどこの銀行もみんな持ってると。そうするとこのコール市場っていうのが金利がめちゃくちゃ下がったんですよね。
ここで多額の資金を動かして利益を上げようとしている投資家の立場とかになって考えてみると日本の円持ってても資金は増えませんけど日本より金利の高いアメリカのドルに両替しておけば資金を増やすチャンスは増えると。
まあ実際にはそんなにうまくいかないんですけど投資家たちって資金はこのさっき冒頭に言った金利の低いところより高いところに流れていくっていうそのそういう流れを持ってるんで
多くの投資家が円をドルに両替する動きになるのではないかと。そうなれば円安のドル高になるだろう。だったらその前に円をドルに変えておこうという行動に出るわけですよ。
でその結果円安が進行したと。でこの時のアベノミクスの黒戸総裁の3本の矢の内の大胆な金融政策によって引き起こされた円安ってこれは輸出産業には結構良かったんですよ。
円安と輸出産業
あの時輸出産業だから車とかね車とか海外いっぱい売ってるじゃないですかトヨタとかホンダとかああいうのはもう1ドル100円例えば100円やったのが1万ドルの商品輸出すれば100万円の収入になるけど1ドルが120円とかになればさ120万円の収入になるじゃないですか。
結構だから輸出産業中心に景気が回復し始めたあの時はアベノミクスは。でなんですけどその時の円安がまだ引きずってるんですよねずっとこの2013年からの。
でこの現在コロナ禍が収まって事情が急変するんですよねアメリカはまあ日本と違ってほとんどの人ってマスク外して経済活動を急激に活発になったからそのアメリカの中国銀行のFRBだっけFRBがさインフレを止めるために金利を連続して引き上げたんでそのブレーキをかけたんだけど日本は景気が良くなってないから上げれないということになったんですよね。
はいはいその海外への輸出でちょっと良かった面はあるけどそれだけじゃ全然足りなかったっていう。
そうそうそうそうだから今岸田さんってさアベノミクスのことちょっとあれは良くなかったみたいなこと言ってるよね。
今の円安のベースの原因の一つにもなってるから。
っていう背景がありますね。
その日銀の黒田総裁はさもう悪夢で発表してたのは円安で経済にプラスとなる基本的な構図は変わってないとその円安が必ずしも悪じゃないっていうねその輸出産業は儲かるじゃないですか円安になれば。
で言ってその日本のインフレスすら起こってないから金利は上げないって発表してて。
まあ投資家たちはさ日銀は今の方針変えるつもりはないんだって言ってまあ安心して円を打ってこのドル買いを続けた結果今の現状になってると。
それはじゃあどっかのタイミングで金利上げといたら良かったんですか。
良かったかどうかはわかんないけど金利が上がってたら今のみたいな状況にはなってないですよね。
はいはいはい。
はい。
なるほど。
だからどっちが良かったのか今よりももっと悪い状況になってた可能性もあるよね。
良い状況になってた可能性もあるけど。
だって日本の金利が上がってさ会社とか俺らがローン組めないとか例えば建築業界なんてお金借りれないと家建てれないから建築業が止まってしまったらさ。
はいはい。
すごい日本ってまだ不況になりますよね。
ただでさえ不況なのにこれ以上不況にすることはできないってことで金利を上げなかったんですよ。
うーん。
でまあね今黒田総裁に代わって上田さんになってるから日銀の総裁は。
まあこの上田さんがどうしていくのかっていうのは見物ですね。
見物というか何とかしてくれよって感じなんですけど。
なんかでも良い手立てってあるんですかね。
うーん。
まあこれ人によって全然違うんですけどそのアメリカって今すごいこの金利上がってますよね。
だけどこのままアメリカの金利が上がり続けるっていうことはありえないんじゃないかっていう意見が多いよね。
ああはいはい。
アメリカの金利が上がり続けるとこのまま円が160円170円180円190円になるよね。
アメリカの金利が上がって日本の金利が上がらなかったらね。
だけどそこまで言ってアメリカの金利上がるってことはないと思うっていう人がいろいろ調べると大半だった。
いやなんかその日銀の総裁になったとしてその自分でコントロールできるものとできないものがあるじゃないですか。
ありますあります。
で海外そのアメリカが調子いいとかっていうのはこっちはもうどうにもできないじゃないですか。
どうにもできないもう国民性とかね文化とかねその成長産業によるから。
今聞いた話だと何とかできるのって金利ぐらいなのかなっていう。
そうですね。
金利のつまみをどこにするか。
金融政策ですね。
しかもそれも。
金利と。
それも。
またいっぱいあるんですけどね。
なんかこうしたいけどいやでも難しいよねって言って選択肢ってそんなないんじゃないかなっていうの。
いやそうですねそのお金をたくさん吸ったりとかいろいろあると思うんですけど。
基本的なその金融政策はその金利をコントロールして市場のこの為替のバランスを取るということですよね。
日本の成長産業不足とアメリカの金利上昇
でもさなんか日本に成長産業ってあんまりないじゃないですか。
よく言われますねそれ。
うんなんか僕はそれが一番の問題かなと思うんですけどアメリカってやっぱ成長産業あるんですよねテック系とか。
で中国もやっぱドローンとかさなんか頑張ってるやんそのアフリカの投資とかさ。
日本ってなんかこれからものすごく世界的世界を牽引していくような成長産業ってなんか思い出てこないですよね。
インバウンドとか前も言いましたけどロケットのエンジンとかロボットとかなのかなっていう感じでなんかこれっていうのはないじゃないですか。
だからその本当はそのアメリカに追随して日本もどんどんこう景気が活発になってうわこのままやったら金利上げないとやべえみたいな状況になるのが一番アメリカと足並み揃えて揃えることができたんで良かったんですけど。
今乖離してますよねアメリカは活発だけど日本全然活発じゃないみたいな状況なんでね。
だからこのパワーバランスが変わらない限り円安は続きますよね。
パワーバランスを変えれるんですかね。
うーん日本に成長産業が生まれたら変わるんじゃない。
かもしくはアメリカがまたちょっとデフレ気味になってくるとかねやばいって言って今度アメリカの中央銀行が金利を下げると言った時にまた円は円高の方に傾きますよね。
なるほど。
シーソーゲームですよね。
シーソーゲームですね。
バーンって上がると差ができるしちょうどいいこのバランスを天民のように保つのが一番バランスはいい状態とは。
日本は困ったなーってなってるじゃないですか。
一応ね。
アメリカって今どう見えてるアメリカからしたら楽ウェーイってなってるんですかね。
いやアメリカはアメリカで今大変ですよ。
大変なんですか。
大変だと思いますね。銀行とか潰れてるしねシリコンバレーの。
じゃあ日本も困った困ったって言っててアメリカも困った困ったって言ってるんですか。
円安の影響と背景
まあそんな感じだと思いますね。日本はその円安で儲かってる人もいますからね。
はいはいはい。
その輸出産業の人たちとかね。
あと商社とかめちゃくちゃ儲かってるから日本。伊東中とか丸弁にとかさ三菱とかって。
あの辺はめちゃくちゃ儲かってますけど。
まあでもその一般の我々生活者レベルでいくと生活が厳しくなってくるんで。
あんまりいいことないですよね。物が高くなると。
今まで600円で食べれてたラーメンが800円とかになったらさ賭けってなるしさ。
賭けですよね。
まあだから僕らってそのこの失われた30年とかって言われてるけど給料上がってないですからね。
それねよく言われますね。
平均年収が上がってないから平均年収が上がってたら物々その値上がりってそれなりに受け止めれると思うんですけど。
給料とかが僕らの生活水準収入が上がってないのに周りのものが高くなってると貧乏になってる感じですよね。
だからまあ投資とかっていう面でいくとどんどん円売りドル買いの動きはこれからもまだ根強いんじゃないかなと思いますしね。
でもそうなるとさらに円安が加速するんじゃないですか。
加速する一要因になりますね。
だからそうなってきて今若い人たちでさ兄さんとかもあの新兄さんになるし投資してる人多いじゃないですか。
で特にアメリカも米ドルって米株ってすごい人気なんで。
そうなってきた時にそのさっき言った上田さんがどうするかですよね。
どういう施策を打つかですよね。
やっぱあの黒田さんはもうさ2013年には安倍さんと一緒に就任してさ。
一緒にじゃないけど安倍さんの時に就任してさ。
もうずっと方針は金利は上げないっていう方針だったよね。
上げるの上げるのか上げない。上げるの上げるのか上げないみたいな。
上げるよね今回こそはちょっと上げる。
こそはちょっと上げる。上げないみたいな。このやり取りよ。
ずっとこのやり取りでもう最後まで上げないをやり切った黒田さん。
黒田日銀総裁からの施策展開
で今回変わってどうなるのっていうのがある。この流れがあるよね。
なるほどなんかどうなんですかね個人レベルとしてはやることってあるんですかね。
リスクヘッジっていう意味ではドルで貯めていくっていうのはリスクヘッジだと思いますね。
円だけではなくて。
円だけじゃなくてドルで持っておくと。
まあだからそれこそ今みんながやってるニーサでアメリカの株とか債権をちょっと買って持っておくと。
それだけで今お金増えますからね。
だって1ドル100円の時に1万ドル持ってたら100万円だけどさ今140万だからねその1万ドルが。
1000万だったら1400万だし1億だったら1億4000万だし。
すごい大きいよねやっぱ為替って。
それはもうなんか日本が悲観的である前提で多分そうするじゃないですか。
そうですねリスクヘッジはそうですね。
もうそこは変えれないんですよね。
このまま少しずつ下がっていくのをただ指を加えて見ていることしか。
このまま下がり続けないかもしれないしね。
ないかもしれないんだ。
もちろんもちろん日本の株も上がる可能性、日本の株は上がる可能性まだまだ全然ありますよ。
まだまだ上がりますし1.5%ずつぐらい上がってますからまだ言うて。
上がってはいるけど他に比べたらアメリカとかもっと上がっとるっていう。
いやすごいですよねアメリカのS&Pとか10%とかいいね。
上がってますけど。
僕個人的な意味としてはこの円安は言うてちょっと待つづくかなと思いますけどね。
なんか今のアメリカの経済状態と日本の経済状態がまず逆転するは考えられないんで。
円高になるっていうのイメージはない。
昔さもう10年くらい前かな超円高の時あったでしょ。
うんうんうん。
82円とか1ドル82円とかの時とかあったじゃないですか。
あんな状態にはもうならないと思いますけどね。
もうならないんだ。
もうならないと思いますね今のこの経済状態でいくと。
うんうんうん。
これ120,30とかで定着するんじゃないですかねわかんないけど。
こればっかりはねもう専門家でもわからない問題なんで。
ただの予想でしかないんですけど。
なるほどね。
ってことでね今我々が直面してる円安についてその原因とその背景を今回ちょっと探ってみました。
これからどうなるかっていう問題はねそこを予測して当てるっていうのはすごい難しいんで。
そのプロでもわからないような話なんでちょっとどうなるのかは誰もわからないんですけども。
黒田総裁から上谷さんに代わってこれからどんな施策を日本が発表してやっていくのかっていうのはねすごく見物ですね見物というか。
きちんと把握していきたい情報ですね。
今日はこんな感じですかね。
ってことで今回の感想をメールまたはアップルポッドキャストのレビューでお待ちしています。
2人でコメント欄をすべて読んでいますので今後の番組をより良くするためにあなたの感想をお待ちしています。
本日も最後まで聞いていただきありがとうございます。
それではまた来週お会いしましょう。
さらば。
32:30

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