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2022-03-28 14:01

160. 【14分でわかる】多様性がない組織が危険な理由

損得勘定で考えても「多様性があるほうが得だし、ないとリスクだよね」という話をしました。

📖 紹介した本

多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織
https://amzn.to/3JMIV7n

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どうもハリーです。ヤーマンです。この番組は、教育会社を経営しているハリーと、デザイン会社を経営するヤーマンがお届けする、仕事に役立つ情報を紹介する番組です。
よろしくお願いします。今日は本を紹介していきたいんですけれども、今日は、多様性の科学という本です。
多様性の科学。これは去年の6月に発売されて、結構発売された当時は話題になっていた本ですね。
多様性が大事大事と言われていますが。今の時代ね。ダイバーシティ。
なんかね、この本はそういうLGBTとか、社会の多様性というよりは、組織の中の多様性みたいな感じで、一言で言うと、
会社の損得勘定として多様性がある方が得だし、多様性がない会社は損だしリスクもあるよねっていうような内容です。
なぜ多様性が失われていくのかとか、どうすれば多様性取り入れられるのかというのをまとめた本です。
なぜ多様性が必要なのかというところですね。
会社やってる人でもなんかね、問題とか課題解決するときに多くの視点とかスキルがある方がいいということなんですよ。
なるほどね。
あの、なんかサイコロの面をちょっとね、想像してみて欲しいんですけど、
四角いところにサイコロの丸あるじゃないですか。1とか2とか。
ありますね。
この四角がその問題で、問題とか課題で、その中の丸が個人で解決できる領域みたいなことだと思ってください。
で、1の面と6の面だったら6の方がより広い面をカバーできるはずなんですよ。
で、そのカバーできていない領域というのが、課題解決に必要だけど抜け落ちているスキルとか視点とかになってくるんですね。
なので、6の面でいくとメンバー6人いて、それぞれ異なるスキル持っていればたくさんカバーできるんだけど、
6人が全員同じスキル同じバックグラウンドの人とかだったら、結局同じところに丸が集中して、
あー、なるほどね。
人数多くいても変わんないよねっていう。
はいはいはい。確かにそれ多様性ですね。
集合地みたいな言われ方をよくされるんですが、個人のスキルっていうのはやっぱり限界があるんで、
いろんな人の意見を取り入れた方がいい。
が、その時に同じような人ばっかりで集まるとあんまりうまく機能しないっていうような問題があるゆえ、
多様性が必要っていうことになるんですね。
そう、だから結局同じ人ばっかり集まると考えなきゃいけない要素とか計算しなきゃいけないところっていうのに気づけない、問題自体に気づけないみたいなことが起きちゃう。
うーん、確かに。なんかルイは友を呼ぶじゃないけどさ、
こう、同じ考え方してる人たちの方が一緒にいてて心地いいじゃないですか。
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そう。
でも多様性という意味ではそれはリスクになりうるってことですね。
そうですね、本当にいろんなアイディアとかを融合させることで、
個人の考え方とか結局思い込みとかがすごいあるんで、
そこを注意しないといけないっていうところで、
一般的なビジネス書とかってやっぱり個人のスキルにフォーカスしがちなんですよね。
いかに個人の能力を上げて効率よく課題を解決できるかみたいな。
それはそれで大事なんだけど、組織全体で見たときに、
その組織が本当に課題解決できるのかというので考えたら、
多様性というのがめちゃくちゃ大事だという話なのですね。
なるほどなるほど。
で、優秀な人でも結局偏りがあるということで、
みんなね、何でしたっけ、
こうであってほしいという思い込みがあって見ないといけない情報は無意識のうちに無視するみたいな。
あー、なんかありますね。バイアスかかっちゃうやつですよね。
そうそうそうそう。
なんか名前あったはずなんですけど忘れちゃった。
とある本に載ってた実験で、
ちょっとこれは皆さんあるあるなんじゃないかなと思うんですけど、
プレゼントを送る側ともらう側実験があるんですよ。
で、とある実験で90人の被験者を半分に分けて、
一方はプレゼントを送る側で、もう一方はプレゼントをもらう側に設定しますと。
で、プレゼントをもらう側はAmazonで1000円から3000円の範囲で
欲しいものリストっていうのを作成します。
で、プレゼントを送る側はそのリストから送る商品を選んでもいいし、
自分でオリジナルの商品を送ってもいいというのをした結果、
送る側の人たちはリストにないオリジナルに選んだ気持ちのこもったプレゼントの方が
喜ばれるに違いないと信じていたが、
受け取る側は自分が欲しいものリストで選んだアイテムをもらったときの方が圧倒的に嬉しかった。
なるほどね。
という実験があります。
思い出した拡張バイアスだ。
拡張バイアスですね。
拡張バイアスですね。
言ってましたね。
これぜひググってもらったら出てくると思うんですけど、
主戦入管とか固定概念を優先して自分に都合の良い情報ばっかり集めちゃうんですよね、人間の脳って。
そうそうそうそう。
ということでね、本当にそのプレゼントも同じような感じで、
無意識に自分がもらったら嬉しいという状況だけを想定して、
別にもらっても欲しくない買ったアイテムを送ってしまうんですよね。
なるほど、これよりもこっちの方が喜ぶに違いないみたいなね。
そうそう、勝手に思い込んでいるんですよ。
もらう人の気持ちをちゃんと考えられてないとも言えるんですが、
そういう思い込みをいろんな視点を取り入れることで防ぐことができるという利点があるので、
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やっぱり一人だけで考えるとか、同じような発想しがちな人だけでいると偏りが直らないわけですね。
なるほどね。
組織で多様性を取り入れるって、自分と違う考え方の人と協調していくっていうことじゃないですか。
はい。
必然的にそれって摩擦も起こって面倒くさいじゃないですか。
そういうのって解決方法はあるんですかね。
前の回で、伝通鬼術則っていう教訓みたいなのを紹介したことがあるんですけど、
そこにも摩擦を恐れるな、摩擦は神保の母だっていう言葉があるんですよ。
うん。
もしかしたら、どんどん面倒くさいことをやっていっていいかもしれないですね。
摩擦が起きるのがいいかどうかわかんないですけど、
良くないのは、自分は間違っていると思うっていう意見を言えない状態が良くないんですよね。
確かに。
心理的安全性みたいなことが最近結構言われてますけど、
そういうのを言って上の人に目をつけられたら自分の評価が下がっていくみたいな状況だと、
そういうのが言い出せなくて、結局いろんな人がいるんだけど、
その一人の偉い人が勝手に決めてしまう状態があると良くないという話があって、
で、何もしないとね、これ結局起きがちなんですよね。
上の人に言われたからそのままやりました?
いや、ほとんどがそうなんじゃないですかね。今の日本の企業って。
どうなんですかね。
いや、でもそうですよ。良くない状況ですね。
なんで、例えば本に載ってたやつだと、Amazonの会議、
普通の会議だと偉い人がパバッと声の大きい人の意見が通りやすいみたいなのがあるんですけど、
一番下の人から意見を言ってもらうようにするとか、
なんかそういう仕組みですかね。
いろんな人の意見をいかに引き出せるかっていうような仕組みを取り入れた方が良い。
ネットフリックスちゃいます?ネットフリックスも結構そんな取り組みしてますよね。
社内の。
そうなんですか。
社内のみんなから意見を取り入れるみたいな。
多様性ね。重要ですね。
もう今なんか世の中すごい流動的じゃないですか。
流動的。
今まで常識あったことがさ、もう常識じゃなくなるみたいな。
もうコロナもそうだし。
で、今ね、いろんなこと起きてるじゃないですか。世界で。
バクッと言いますけど。
はいはい。
今まで当たり前やったことが本当に当たり前じゃなくなるっていうことがすごく頻繁に起こり得る時代なんで、
多様性っていうのはもう確かにキーワードだなって思う。
なんかね、全然ちょっと話逸れるかもしれないですけど、
昔見たキャプテン翼の、この話前したかな。
キャプテン翼を子供の時アニメでたまたま見たんですよ。
普段見ないんですけど。
で、そのたまたま見た回でめちゃくちゃ感心したことがあって、
なんか練習してるんですよ。翼くんたちが。
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で、したら練習中に翼くんが監督にキーパーやれって言われて、
なんでそんなことさせるんだってみんなが言ってたんですけど、
翼くんがキーパーやってみたら、キーパーやってみて、
いろんな状況でどんなシュートを打たれたら嫌かっていうのがそこで気づいたみたいな回だったんです。
なるほど。
今までこうだろうと思っていたけど、この状況でこれされたらめっちゃ嫌だなみたいなのが、
そこで発見して新しい気づきを得たみたいな回があった気がするんですよ。
素晴らしいですね、その回。
そうそうそう。なんかそれだけねすごい覚えていて、
だからなんか普段とちょっとこうなんか立場を入れ替えてみるとか、
そういうのができるといいのかもしれないなぁと思うですね。
至る所にその核小バイアスたるものがね、かかっとりますからね、我々の脳には。
なので多様性ある方が成功しやすいっていうのがあるんで、
いいセリフがあるんですよ。
クールなテクノロジーを発明したいなら、頭が切れるより社交性になった方がいい。
社交的になった方がいいか。
一人で考えても結局限界あるからそこでのスキルを伸ばすんじゃなくて、
いろんな人から意見を聞けるような状況を作り、
その意見を取り入れていくというような感じですかね。
なるほどね。いい言葉ですね、それ。
でもどうなんすかね、例えば採用とかで、
今の話聞くと採用の時、多様性がいい方がいいんだったら、
応募者サイコロ振って適当に決めてもいいんじゃねと思ってもいいと、
それもありなんじゃないかと思う気もするんですが、
そこまでじゃないんですよね。
例えば、Googleで働きたいみたいな人が、
テクノロジーは良くないみたいな、
検索結果は全て手動で返した方がありがたみがあるみたいなことを言い出したら、
まさにそれは違うじゃないですか。
それは違うね。
ある程度理念とかその辺りについてはみんな共通なんだけど、
背景、性別とか国籍とか人種、宗教みたいなところは、
いろんなバックグラウンドがあった方がいいっていうようなところが
落としどころなんじゃないかなと。
確かに確かに、そうですね。
みんな同じ方向性見てるけど、
それぞれ違うバックグラウンドがあって、
違う意見があって、違う視点を持ってると。
そこで意見の対立とか摩擦は起こりうるんだけど、
そっちの方がいいよってことですよね。
そうそうそう、そうですね。
多様性か。バズワードですから。
でも、進化していく背景には必ず多様性があると思ってるんですよ。
これちょっと本当に真面目な話すると、
歴史的にもそうなんですよね。
日本っていう国がすごい進化した瞬間って、
やっぱり多様性を取り入れた時なんですよね。
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例えば江戸時代にも、
開国するのか尊の上位で、
外国人は日本の国土に足を踏み入れるなみたいな時代あったじゃないですか。
その時もやっぱり日本が開国して、
アメリカの文化を取り入れて、
着物から、
わらじからブーツ履いたり、
着物から西洋のお洋服になったりとか、
例えば建築でさ、
今まで木材の住宅からレンガ作りの家を作ったりとか、
そういう多様性を取り入れた時に、
すごい摩擦があるんだけど、
すごい進化していってるような感じがするんですよね。
なので、怖いんですけど、ある意味。
その多様性を取り入れるっていうのは。
でもそれは決して悪いことじゃないと。
例えばオーストラリアとかカナダとかって、
よくダイバーシティって言われたりするんですよね。
で、いろんな国の人たちが行ってるんですよ。
やっぱりそういうところってすごい融合されてるんですよね。
いろんなものが、文化が。
そこってすごい刺激的っていうか、
すごい楽しいんですよね。
だから英語を勉強してても、
いろんな発音の英語があるんですよね。
オーストラリアのアクセントだったり、
ブリティッシュのアクセントだったり、
アメリカのアクセントだったり、
インディアンアクセントだったり、
スペイン系、メキシコ系のアクセントだったり。
なんだけどみんなそれぞれコミュニケーション取りながら、
意見交わしながら、
一つの空間にいるみたいな。
そういう時の方が、
なんかすごい進化してる感じはあるなって思いますね。
融合。
融合ですね。
キーワードは。
キーワード変わっちゃった。
こんな感じですかね。
ということで、
今回の感想をメールまたは、
Apple Podcastのレビューでお待ちしています。
2人でコメント欄をすべて読んでいますので、
今後の番組をより良くするために、
あなたの感想をお待ちしています。
はい。
ということで、
また次回お会いしましょう。
それでは。
さよなら。
さよなら。
14:01

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