00:00
どうも、ハリーです。
どうも、ヤマンです。
ということで、新年明けましたということで、一発目ですね。
おめでとうございます。
ということで、今回、あれですね、ネットフリックス2回目。
うん。
待ってました。
待ってました。
お待たせしました。やっていきたいと思います。
前回はね、リードさんとマークさんという2人が
ネットフリックスを創業して、DVDのオンラインレンタルというのを
開始しましたと。
で、98年の4月にリリースして、初日はアクセスが集中してサーバーが
クラッシュするなどを。
ダウンしてね。
最先、いいスタートでしたよね。
そう、好調な滑り出しを見せたネットフリックスなんですけれども、
そこから大変な時期が待っていますという話になってくるんですけど、
今回はですね、テーマとしてはサブスク、
ネットフリックスといえばやっぱりサブスクの王者としてね、
認知されてると思うんですけどが、どのように生まれたのかというところとか、
あとはね、経営者の資質みたいなね。
おー、一番重要なとこやん。
そう、ところを。
新年一発目。
そう、新年一発目でやっていきたいと思います。
合わせてきたね、重要なポイントを新年一発目に。
まあ最初ね、好調な滑り出しということだったんですけれども、
ちょっと課題がありまして、当時のネットフリックスには。
ね、注文は結構来てたんですよ。
注文来ていたけど問題があって、
DVDのレンタル屋さんですと言っていたんですけど、
全然レンタルされへんやんけ問題っていうのがあって。
ん?どういうこと?
そう、どういうこと?ってなるじゃないですか。
で、どういうことかというと、注文が来てたのは、じゃあ何だというと、
販売もやってたんですよね。
はいはいはい、DVDと。
レンタルと一緒に、そう。
で、レンタル比率っていうのが全体の売り上げの3%とかしかなくて、
ほとんどがDVDの販売だったんですよ。
はいはいはいはい。
困ったなあと思って、これをなんとか。
売れるんだ、売れてたんだDVDが。
DVDは売れてましたね。
うーん、なるほどね。
で、当初の予定と違うなあと思っていて、
なんとかレンタルを伸ばしたいと。
伸ばしたい理由はあるんですけど、後ほど出てきまして。
で、先にDVDのレンタル伸ばしたいと思った時に、
レンタルしようとしている人をまず見つけないといけないんですけど、
どうやって見つければいいと思います?
レンタルしたい人、でもネットでしょ?
ネットですね。
ほう、どうやって見つける?
うん。
全くわかんないですね。
まあ、そうっすよね。
えっとね、答えを言うと、
これはDVDって当時前回も言ってましたけど、
出始めでまだあまり持ってる人がいないと。
03:00
で、デッキを持ってる人も、
両方ですね。
プレイヤーもないし、ディスクも持ってないと。
で、当然ディスク見るにはデッキがいるわけですから、
デッキを持ってる人限定になるわけですよね。
となったら、そのDVDを売っているメーカーと一緒に手を組んで、
DVDデッキを買うと、
DVDが無料でレンタルできますっていうようなキャンペーンをやろうと。
あー、なるほどね。
はい、いうことになって、
で、なんか展示会みたいなところに行って、
東芝とソニーっていう当時のDVDデッキの大手に話をして、
一緒にキャンペーンしませんかと。
それをやると、そのDVDデッキを作ってるメーカーとしては、
買おうかどうしようかなって悩んでる人の背中を押すことができるのでデッキが売れるし、
Netflixは新規ユーザーの獲得に繋がるというね、
お互いにメリットがある提案と。
ウィンウィンなキャンペーンだね。
ウィンウィンですね、はい。
これがサービスリリースから2ヶ月後とかですね。
おー、早いね。
早いんですよね、そう。
そんなこんなをわちゃわちゃやってる時に、
ある人物から連絡が来て、
このリードとマークはその人に会いに行きます。
それが案内された場所というのが、古いビルの汚いオフィスなんですよ。
階段は岸に出て、そこら中に段ボールが転がっててホコリっぽいオフィスなんですけど、
ここどこかというと、
アマゾン本社ですね。
ほー、繋がりましたね。
繋がったんですか?
繋がりましたね、ここで。
あ、そうなの。
なるほどね。
で、待っていたのはアマゾン創業者ジェフ・ベゾスですね。
はいはいはいはい。
かの有名なカリスマ経営者ですね。
かの、はい。有名だね。
で、ジェフ・ベゾスさんって徹底的な権役家として知られていて、
その辺にオフィスが汚いとかっていうのももちろんそうだし、
当時ジェフ・ベゾスが使っていたデスクは壊れたドアを再利用して作られたデスクを使っていて、
他の社員もみんなこの再利用机を使っていたというようなケチくさい会社だったんですよ。
なるほどね。
はい。
で、当時アマゾンって上場したのが、アマゾンの上場が1997年なんで、
1年経ったぐらいの頃なんですよ。
別に金がないわけじゃないんですよ。
上場してから?
うん。
おー、上場して1年経ってその状況で経営してたん?
そうです、そうです。
すごいですね、へー。
そうなんですよ。
で、これはジェフ・ベゾスの思想というか理念というかそういうものがあって、
06:00
会社がお金を使うのはユーザーに関わる部分だけで、それ以外のものには徹底的に使わないというのがジェフ・ベゾスマインドとしてありまして、
なので別にオフィスには金かけないし、机も壊れたドアで十分というようなとこだったんですよ。
まあまあそんな状況だったんですけど、なぜマークとリードは呼ばれたかということなんですけど、
アマゾンはもちろん当時書籍の販売を行っていて、次の展開の一つがビデオ販売だったんですよ。
当然DVDも売りますというのを計画してたんですけど、
ネットフリックスという勢いのある会社があるなということで、買収しませんかみたいな話だったんですね。
アマゾンがネットフリックス買いましょうかどうしようかみたいな。
という話で呼ばれて、ここもね結構いろいろあるんですけども、
1500万ドルでどうだと。
1500万ドルってことはいくらになる?15億だね。
そうですね。
今で言ったらもうちょっとあるから17億ぐらいか。
1ドル100円換算だと15億ですね。
創業2、3ヶ月とかの会社ですからね。
そうですよね、すごいですね。
いいオファーではあるんですが、
ただネットフリックスの投資家であるリードさんにとっては、
確かに退金は退金だがそこまで魅力的な金額ではなかったんですよね。
あの人もすでにすごい金持ってるんでしょ?
そうそう、もう1500万ドルぐらいはすでに持っていたので、
まだ伸ばせるんじゃないかっていう思いがあって、
なんとなく断ろうかなっていう感じではあったんですけども、
断ったら断ったで、今度はアマゾンがネットフリックスの競争相手になってしまうと。
で、この汚いオフィスを見たマークさんはちょっともうビビったと。
あんな気合の入った奴らがやってきたら、
もううちみたいな弱小企業は一発で潰されると。
これでもジェフ・ベゾスもそういう戦略的な部分もあったかもね、
あえてそういう汚いオフィスでやってるみたいな。
どうなんですかね、ビビらす作戦として。
でも俺これ知らなかったんですよ、
アマゾンが一回オファーかけてるんですね、ネットフリックス創業2ヶ月ぐらいの時に。
そうなんですよ。
これ買収してたらまた世界変わってますね。
世界変わってましたね。
なるほど、面白い。
そうで、それは一応断りますというような話になったんだけれども、
09:05
もう断ると競争相手になることは確実なので、
さっき言ってたネットフリックス当時ほとんどがDVDの販売で支えられてたけど、
もうそれが多分アマゾンにゴソッと持っていかれるなと。
いうことでもうここは決断しないといけないということで、
伸ばしたかったレンタルに特化してDVDの販売はやめようと。
おお、思い切ったね。
いう決断をします。
ということで、これからどんどんレンタルを伸ばしていくぞということになっていくんですが、
レンタルもレンタルって結構金がかかると。
いっぱいどんどん新作が出てきたりするので、
どんどん新しいの買わなきゃいけないというので、
DVDを毎週トラック1台分ぐらいとかで購入してて、
全然レンタルもされないしということで資金が付きかけてきているんですよ。
はいはい、ペイできないもんね。
困った困ったということで、新しい資金調達をしようということなんですが、
投資家の人たちをどんどん訪ねていくんですけど、
そんないいデータを持ってないですよね。
そうですよね。
モーカル気配のするデータというか。
だってレンタル伸びてないもんね、伸ばしたいところが。
そう。
だから本当に斬新なアイディアだなというのは評価されるんだけど、
モーカル気配全くないよねということで結構渋い顔をされると。
で、なんかこれ投資家プレゼンあるあるなのかなと思うんですけど、
投資家もプロの人なんですけど、
結局先のことってもう分からんのですよね。
そうですよね。
別にアップルとかグーグルとかもうまくいかないと言われてたけど、
あれだけ成功したということで、
今がどうかっていうのはそこまで判断として正しい判断は難しいと。
じゃあ何を信じればいいのかというと、
それをその会社をやってる奴らがちゃんとやり遂げられるのかどうかっていうところが、
その信頼がもう一番大事な要素としてあると。
人間性を見られるんだ。
人間性ですね、はい。
だからなんかこれね本当に、
特に会社ちっちゃい時に作る資料ってビジネスプランどうこうっていうよりも、
私たちがどういうやつかっていうところに、
そのページ数避けっていうアドバイスは結構あるんですよ。
そんなん誰も興味ないだろうと僕も思ってたんですけど、
書いた方がいいよっていう人は結構多くて、
12:02
まあ人によるんですけどね。
なるほどなるほど。
何をやるかよりもどういうやつがやるかの方が大事ってことなのか。
そうそうそうそう。
そうなんですよ。
で、それで言うと、
うちにはその創業者の一人にリードという男がいると。
そのこの頃リードさんネットフリックスに金を出したんですけど、
基本オフィスにはいないんですよ。
で、何してたかっていうと、
まあある程度成功したんで、
今度は教育改革をしたいなと思っていたんですよね。
なんで大学院に通ってたんですよ。
で、大学院に通ってて、
たまにアドバイスとかをしてくれるっていうような立場ではあったんですけれども、
このリードはシリコンバレーの成功者として認知されてたんで、
こいつがいるならっていうところで、
まあさっきのね、チェフ・ベゾスとかスティーブ・ジョブズとかは、
みんな不可能を可能にしてきたと。
で、このリードもそれをできると信頼されるに足る人物であったと。
リードさん有名人やったよね、当時。
そうなんですよ。
一回成功してるから。
うん。
ということで、なんとか出資のOKが出るんですけど、
それは会社の見通しが明るかったからでも、
マークさんのプレゼンが良かったからでもなく、
リードという男が取締役としていたからっていう。
なるほど。
ところでね、リードのパワーが、影響力がすごい大きいというのがね、出てきたんですけど、
まあまあ、一旦ね、それで資金が手に入ったんで、
じゃあ新しい試作を打っていこうということになるんですけど、
当時、1998年。
この時ですね、小山さん覚えてるのかどうかわかんないですけど、
アメリカでは、アメリカではというか世界を賑わすスキャンダルが起きていたらしいんですよ。
1998年?
はい。
何歳の頃だ?小学生の時?中学の時か。
小学生ぐらいかな。
で、何かっていうとこれクリントン大統領の不倫騒動っていうのがあったらしいんですよ。
はいはいはい。
なんかね、うっすら覚えてるんですよね。
なんとなく覚えてるかもしれない。
そう、なんか不適切な関係っていうキーワードがすごいバズってたらしいんですよね。
はいはいはい。
なんか僕もそのキーワードだけは、うっすらと見た記憶があるなと思ってて。
なんかそれがすごい大スキャンダルとして、
いやすごいよね。
大統領が不倫するってさすがアメリカやね。
日本じゃ考えられないもんね。内閣総理大臣が不倫するとかさ。
ね。
なんかでも僕もメキシコエディア軽く読んだら結構その大統領になる前からそういう問題は指摘されてたっぽいんですけどね。
なるほどね。
うん。
まあまあなんかそんな事件が、事件というかスキャンダルがありましたというのがあって、
15:07
その大統領の会見みたいなのがされていたんですけど、なんか公平性を期すためにかなんかでテレビ局が入って公開してたみたいなんですよね。
なるほどね。
で、その会見の様子をDVDにしてオリジナル作品として作ろうというアイディアが社員から出てくるんですよ。
はいはいはいはい。
ネットフリックス初のオリジナル作品はクリントン。
クリントンの不倫騒動の報道番組。
これね。
全然知らんかったこれめちゃもろいやん。
オリジナルと呼んでいいのかわかんないですけど、まあ自分たちで作ったというのはよくあると。
で、これをなんと2セントで販売しようと。
2セントか。
うん。一度100円だったら2円かな。
本当は無料にしたかったんですけどなんかシステム上できなくて。
なんか2セントっていうのがアメリカのスラングというか、そういうのであなたの意見を聞かせてください的な意味があるらしくて。
あーそうなんだ。
詳しく知らないですけど。
はいはいはい。それ俺も知らないや。
なんかその辺とかかってちょうどいいねということで2セントで売ろうと。
で、そのDVDを作るんですけど、もう早く送りたいと。
早く送りたいからそのDVDのラベルってあるじゃないですか。
この盤面印刷したりする。
あれをもう作る時間がないと。
ということでこの白紙の、なんていうの、印刷されてない白いディスクのまま送っちゃおうと。
いうことになったんですけどここで事件が起きます。
ネットの書き込みを見てたとある社員がこのDVDが届いたらしい人たちの不思議な書き込みというのが現れていたと。
で、何が起きてたかというと、発送したのが数千枚DVDあったらしいんですけど、
この何ていうの、数百枚の束になって届くんですね工場から。
で、それを一枚ずつ封筒に入れて発送していくっていう作業だったんですけど、
どうやらその塊の一つが中国製のアダルトビデオになってたと。
なんで?
わかんない。
そういうアクシデントだよね。
そう、工場側のミスだと思うんですけど。
うわー、巻き込まれた経過。
だと思いますね。
なるほどなるほど、そういうなんかエロいアダルト系の海賊版の。
海賊版かどうか知らないですけど。
なんかそういうちょっと。
怪しいDVDとぼっちゃになっちゃったんだね。
クリントン大統領の不適切な関係にまつわるDVDかと思ったら、
18:05
不適切な関係の行為が収められたものが届いたよみたいなジョークが書き込まれていて、
やべえやべえとなって。
で、即謝罪して、すいませんと。
間違えましたと。
で、間違えて届いた人には新しいものを送りますと。
で、誰に送ったか、誰が間違ったDVDに届いたのかわからないので、
間違えて届いた人を送り返してくださいと着払いで。
っていうのを送ったんですけど、
誰一人変装してこなかったらしいんですよね。
うんうん、なるほど。
っていうね、不思議なことが。
まあ気に入ったんだろうね。
それはわかんないですけども、神のみぞ知るということで。
2セントでラッキーみたいな。
そんなこんなをしてる時に、リードさんですね。
普段オフィスに来ないリードさんから、
マークさんのところに連絡が来て、
ちょっと話をしようと言われて、
さっきも言いましたけど、当時オフィスにはほとんどいないと。
仕事はほとんどマークさんがしているという状態だったんですけど、
2人で会議室みたいなところに行くんですけど、
何の話かというと、リードさんから、
一人で会社を率いているマークさんの能力を信頼できなくなっていると。
で、戦略のセンスが不安定なので、
会社が成長していくとその事態も悪化していくと。
というようなことを言われて。
一言で言うと、CEO変わろうということだったんですよ。
で、当然ね、反対するわけですよ。
ほとんど現場回したのは自分の方だし、
いろいろミスをしたりとか、うまくいかない部分もあるけれども、
でも何とかやってきたじゃないかと言ってたんですけど、
それでもリードさんは完璧なCEOなら取締役のリードさん、
私にアドバイスを求める必要はないはずだとか、
そういうことを言われて。
厳しいね。
厳しいんですよ。
リードさん厳しい。
厳しいで、リードさん出社こそしないものの、
会社の状況というのは日々チェックしてて、
細かいとこまで完璧に把握してたと。
はいはい、お金出してるしね。
大金出してるもんね。
2億円か。
2億円出しててね。
株も7割ぐらいが当時リードさんが持ってたんで、
実力行使をすることもできるけど、
そういうのはしたくないと。
実質リードさんの会社だもんね、そうなってくると。
そうですね。
ということでね、自分より実力がある人から、
21:01
正論で意見を言われると、
反対することができないっていう。
そりゃそうだ。
でもこれだけ聞くとリードが嫌な奴っぽく見えるかもしれないんですけど、
厳しいね。
厳しくはある。
冷徹で厳しい感じ、今聞いてると。
カリスマ性があって。
でも第一回の時にシャーロックホームズのシャーロックって言ってたもんね。
ワトソンじゃなくて。
言ってましたね。
ちゃんとスーツを着てそうな感じの人っていうイメージですね。
でも嫌な奴かというと分かんないですけど、
会社として正しい判断をしようという面で考えれば、
正しいのは確かにリードの方が言ってる方が正しいかなっていう。
それでね、結局マークさんはCEOを下ろされるんですけど、
別にクビになるとかではなく、
社長がマークさんは継続するけど、
日本だとこっちになるんで、
社長はそのまま残りますと。
CEOという役割、
チーフ・エグゼクティブ・オフィサー。
最高経営責任者。
なんかあるね、最高経営責任者ね。
リードさんがやりますと。
やるからには大学とかはやめて、
古込みしますと。
ということで、ここからリードとマークの
二人体制が始まります。
なるほど。
ちなみになんですけど、今リードさんは
2023年現在、
未だCEOとしていますが、
マークさんは今もうネットフリックスにいないんですよね。
そうなんや。やめたんすか?
この後、何年か先にやめます。
やめちゃうんだ。
今こんなに成功してるのにね、ネットフリックス。
いてほしかったっすね。
いてそうですね。
いてほしかったな、個人的に、マークさん。
マークさんね。
今日これ終わりっすか?
この後、3回目やろうかな。
AIやってくださいよ、めっちゃ先気になるわ。
じゃあ今日の最後の落ち先言うと、
サブスク誕生というのがあって、
ネットフリックスといえばサブスクの
代名詞としてあって、
今サブスクと聞くと大体が
動画配信か音楽配信かとか、
最近だと結構いろんなジャンルがあって、
食べ物が毎月届くとか、
服が届くとか、
アートが届くとかいろいろありますけど、
今ゲームもそうっすよね。
24:02
子供のクリスマスプレゼントに
任天堂スイッチ買ってあげたんだけどさ、
任天堂スイッチオンラインみたいな、
あれもサブスクであるんですよ。
あったり、マリカやってるときに
新しいコースができたり、
タイムアタックで世界中の人と勝負できたりとか、
そういうことやろうと思ったら
それに加入しなきゃいけないみたいなんで、
年間2,000〜3,000円くらいで、
安いんですけど、
ここでもサブスクあんのかと思いながら。
サブスクってビジネスモデルとして
革命的な、
もうここ5年とかの
IT系なんか全部と言ったら
あれですけど、みんなサブスクサブスク
言うてて。
どっかの餃子屋さんのミンミンって知ってます?
ミンミンもサブスク始めてるんですよ。
月額何本か払えば、
餃子何個まで食べ放題みたいな。
興味ある方は調べていただきたいんですけど、
どっかの店舗限定だったと思います。
すごいですね。
餃子屋さんもサブスク始める時代ですよ。
本当に何でもかんでもサブスクなんですけど、
それがネットフリックスの場合はですね、
これは本当にね、
偶然生まれたんですよね。
サブスクを作ろうと思って生まれたわけではなく、
ネットフリックスのサブスクは偶然生まれたと。
それがなぜ生まれたかというとこなんですけど、
会社の倉庫をある日、マークさんが見てたら、
何万枚ものDVDが置かれてるわけなんですよ。
場所代もかかるし、
DVDが動かないことにはお金にならないんで、
ずっと置いたままになってるのはもったいないなという話を
リードさんとしていたら、
その2人の会話の中で、
そもそもなぜDVDを倉庫に保管する必要があるんだっていう
前提を疑うような話が出てきて、
これユーザーの家で
DVD保管してもらえないだろうかっていう。
なるほどね。
アイデアだったりとか、
あとは延滞料金っていうのがね、
レンタルビデオ業界の習慣としてあったやつ。
けどユーザーとしては
全然喜ばしくない延滞料金を
撤廃できないかみたいな。
前に出てきたネットフリックス創業話として有名なやつは、
リードさんが
延滞料金にムカついて
生まれたという説があるけど、
それは盛られているという話がありましたけど、
延滞料金を撤廃できないかみたいな。
27:00
ことを考えていた結果、
3つのアイデアが
これやったらいいんじゃないかなっていうのが出てきて、
1つは月額15.99ドルを払うと、
DVDを4枚借りられると。
4枚借りられて、
1枚返すと別の1枚っていうのをまた借りる権利が
与えられるっていうような
モデルと、
あとは自動的にDVDを発送しようと。
さっき言ってたもう1枚借りるっていうのが、
何借りるかっていうのを
サイトに行って選ばないといけないから、
結構だるいんじゃないかということで、
DVDを返したら自動的に次のDVDが
送られてくるようにしようと。
何を送ればいいかっていうのは、
リストを作ってもらったりとか、
こういうのを買える人はこういうのがいいんじゃないか
っていうレコメンドをしたりして、
送ってしまおうと。
最後がサブスクリプション。
サブスクリプション、本来の意味としては
自動継続みたいな意味だと思うんですけど、
今ではビジネスモデルの
名前になってますけど、
毎月自動で更新されていくと。
今までは借りるたびに料金っていうのが
発生していたんだけど、低学生なので
借り放題ですというのができて、
この3つのアイディアを
順番に試していって、どれが反応いいのかなっていうのを
テストしようと思ってたんだけど、
リードさんからは、そんなの順番に試す時間はないと。
全て同時にやれと。
言われて生まれたのが、
今のサブスクのベースになっているこの
さっきの3つが全てセットになっている
モデルっていうことですね。月額16ドルぐらい。
DVDを借りて
返すと自動的に次のやつが送られてくる。
それが毎月自動で継続して
課金されていくっていうのが
ここで生まれますと。
作ろうと思って作ったわけではなくて、
どうすればいいかと考えたら
自動的にサブスクに行き着いたみたいな。
それが一番いいよね。
何か課題があって、それを解決するための
アイディアが実はすごい斬新的で継続性のある
事業モデルになったみたいな感じだよね。
そうですね。
在庫を置いておくのも金がかかるし
というところから出発しているわけですよね。
そうです。
リードさんは頭がいいですね。
リードさんは頭がいいですね。
30:00
いろんな他の会社の
やつを読んでいると歴史とかを
創業者の人が
勢いでやるんだけど
それだけだとビジネスとしては成長しないので
スーツを着た人が入ってきて
伸ばしていくっていうのが
Appleだとマイク・マークラさんでしたっけ
お金を出した人が
3人目のメンバーみたいな
でいたりとか、Googleも
エリック・シュミットっていう偉い人が来てから
上手くいき始めたりとかあるんで
そういう人がいて伸びていくっていう部分は
結構あるかなっていう。
なるほどね。
ネットフリーの場合はもともといたっていうところで
リードさんがいたのか。
こういう人も必要なんだなっていう。
それでリードさんが大学院辞めて
ネットフリックスが2人体制になって
そういうアイデアが生まれたと。
このアイデアが結構ヒットしたんですよね。
テストしてみたら
なんかキャンペーンページみたいなの作ったんですけど
それを見た人の9割が
登録したということで
めちゃくちゃみんな使うやんけということで
これまでの
いわゆる一個一個借りるスタイルっていうのは
もうやめようと。
半雑になりすぎてミスも起きるし
ユーザーも迷うしっていうことで
もうサブスク一本化しようと。
いうことで
前にDVDの販売をやめた時と同じように
ネットフリックスの文化的には
うまくいっているものでも切り捨てて
注力すべき一点に集中することが大切と。
それほんとすごいですよね。
DVD販売をやめたこと自体もすごいですもんね。
売上の7割。
97%を切り捨てるわけでしょ。
それ普通できないよね。
捨てざるを得なかったみたいなところはあるんですけどね。
Amazonがどうせ来るから。
ここで勝負しても勝ち目ないわっていうね。
集中することが非常に大事ということと
経営者としては正しい判断をして
結果を出せるようにしていかないといけないという
ところが
参考になります。
参考になります。
この1年の計画などを立ててみてはいかがでしょうか。
これ第3回もあるでしょ。
第3回は計画にはなかったけど
やりましょうか。
この後
33:01
むちゃくちゃ大きいビデオ屋さんあるじゃないですか。
ゴーストバスターではなく
ブロックバスターですよ。
新年なんでね。
ブロックバスターズに売却持ちかけて
結局買われへんかったみたいな
その辺あたりまで行ってほしいですね。
その辺いいですね。
戦争が始まりますからね。
ブロックバスター対ネットフリックスの
超大手ビデオレンタル店と戦うじゃないですか。
これは確かにめちゃくちゃ面白いんで
行ってほしいですね。
次回もぜひ
聞いていただけたらと思います。
今回の感想をメールまたはアップルポッドキャストのレビューでお待ちしています。
コメント欄を全て読んでいますので
今後の番組をより良くするためにあなたの感想をお待ちしています。
ということでまた来週お会いしましょう。
さよなら。