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こんにちは、シロクロの伊藤です。
ポッドキャスト9回目、今日は9月28日水曜日です。
今回は、デザインともウェブサイト制作ともちょっと話がずれますけど、組織の性格というテーマで話したいと思います。
例えば会社とかだと、1人の社員さんの言動、仕事の進め方、細かいニュアンス、メール1つ取ってもそうですけど、
というものが、ほぼ会社、中小企業で言えば社長さんの影響を自然と受けているというところですね。
それは本当に良いところも悪いところも、ものすごく伝播されているなと個人的に思っています。
例えばすごく丁寧に仕事を進める会社の担当者さんがいて、すごくやりやすいな、丁寧で細かいところも見てもらえるし、すごく仕事がしやすいというところは、
別の担当者さんと別の仕事をするときでも同じように進められるんですね。すごくやりやすいという。
逆ももちろんあって、多少ちょっと強引なところがあるなという方がいると、同じ会社の他の社員さんもちょっとそれと近しい空気感を持っていたり、
それはきっとこう基を立たせばそこの会社の社長さんがそういう仕事の進め方をしているから、社員はそれを見ているからですね。
それが良い悪いではなくて、そういうふうに自然と伝わっていくんですね。
もちろんこれは組織の話なので、会社だけじゃなくて一番顕著に出るのは家庭ですよね。子供ですよね。
めちゃくちゃ親の言動を真似するので、子供は。
なので本当に何か教育しなきゃいけないじゃなくて、親がきちんと全うな言動をしないといけない。
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怒る、叱るときもきちんと言葉に気をつけて態度も含めて。
でないと子供が真ん真ん真似をする他の子に対してよろしくない言葉を使ったりするので、一番気をつけないといけないところですよね。
あとは会社もそうだし家族もそうだし、スポーツクラブ、僕ちょっとラクビーが好きなんで、いろんな学生プロラクビーチームのインタビューを見たりするのが趣味なのでやるんですけど、
選手インタビューってめちゃくちゃ組織の監督の考えがものすごく漏れちゃうので、
スポーツクラブなので対戦相手があって、普段から対戦相手のことを尊重しているチームというのは、多分毎日のように監督がそういうことを話しているから、選手もそれが伝播されるから、
インタビューを受けたときにやはり相手チームに対してのリスペクトがあるんですね。
逆のところは、あまりよろしくないことを、もちろん舐めてたりはしてないと思うんだけれども、そういうふうになるんじゃないかなと。
よく僕あれが苦手で、負けたチームが勝てた試合でしたっていうインタビューをすることがあって、もちろんそれは自分たちがミスをしたからミスをなくせば勝てた試合だったっていうもちろんそういう意味合いなんですけど、
ただそれと言っても、逆を言うと相手チームのことを考えたら絶対言えないじゃないですか。相手に悪いじゃないですか。勝てた試合でしたって相手チームから言ったら、え?って思いますよね。
それも多分監督とかが言ってるんだと思うんですよね。もちろん監督は自分たちのチームのことをもって、選手たちのことをもって言ってるんだけれども、難しいですよね。
打ち打ちで言う言葉と、打ち打ちでは言っていい言葉と、それを外に出すとちょっと相手の配慮がっていう発言があるから、まあ難しいところですけど。
だから僕がそういうのってやっぱりめちゃくちゃわかる人に出ちゃうので、応援するチームっていうのはどうしても強い弱いではなくて、きちんとしているチームを応援したくなる。
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ラグビーにおいてはただ面白いのが、そういうところが強いんですよね。
パナソニックさんとか、大学で言うと提供大学とか。
だからどういう形態であれ、組織っていうのは影響力ある人の性分、性格、仕事の進め方などが本当に伝わっていく、下に降りていく、組織に伝わっていくのだなと思っています。
会社の場合、もちろん仕事の質にもそれが伝わると思っていて、分かりやすいで言うとプロダクトとか何かしらのサービス、アプリケーションとかにもそれが出ている気がします。
普段僕がよく使うアプリケーションとか、本当にいわゆるUXっていうところ、ユーザーのことをきちんと考えてユーザーに気持ちよく扱ってもらえるっていうところにめちゃくちゃ重きを置いているというか、
本当によくできているなっていうところっていうのは、もちろん中のUXデザイナーとかデザイナーエンジニアさんたちは頑張っているんだと思うんですけど、
やっぱり多分社長、もしくは決定権のある方っていう人が本当にユーザーのことをきちんと考えているから、そういうふうにおもてなしっていうのを考えているからこそ、
作り手の全員が同じ方向を向いてより良くしようというふうに良い利用風土ができているからこそアウトプットも良くなっているんだと思います。
だから多分そういうところは誰かが辞めても誰かが入ってもクオリティ変わらないと思うんですよ。
逆によろしくないケース、何でこんなことになっているんだろうっていうところ、サービスとか、
サービスの全体じゃなくて一部がここちょっとめちゃくちゃ残念だなとかいうこともちらほら見ますけど、
ああいうのは多分作り手、デザイナーもエンジニアも同じように思っていて、
これはダメだろうって思ってても、決定権のある人がこれでいいんだって言ってたら、
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そこで逆らえない風土、うまくコミュニケーション取れない、作り手の思いが反映されない現場もあるのかなと思っています。
そこはそこで逆に作り手が変わってもアウトプットは変わらないんですけどね。
それでいくと近い話で、先日マスダでもっと早くデザイナーに声をかけろっていう記事がバズってましたけど、
インハウスデザイナーがもっと先に作る前に設計の段階でデザイナーに声をかけてよっていう話じゃないといいものができないでしょっていう愚痴と言いますか。
盛り上がってそうだそうだって言ってるんですけど。
一部コメントで、じゃあ言えばいいじゃん、上に掛け合えばいいじゃんって言ってるんですけど、
多分掛け合ってるんだと思いますよもうすでにね。
何度も何度も言ってるけど全然声がかからず、まずデザイナーが上流から参加できない。
これもその組織風土、企業風土の話で、この例で言うならデザインがちょっと舐められてるじゃないけれども、
最後に見栄え調整してもらえばいいよねって思われている。
いくらデザイナーが声を上げてもなかなかうまく伝わらない。
そうすると優秀なデザイナーはどんどん抜けて、別のそれが受け入れられる会社に吸収されて、
良い会社はどんどん良くなって、こういう、逆にデザイナーにしろエンジニアにしろ、
それは別にクリエイター以外ももちろんそうだけど、
どの立場の人の言うこともあまり無視するじゃないけど尊重しないような会社っていうのは、
先が見えないというか、より良いものをどんどん提供することができない。
良くなるのは明白なので、このデザイナーさんもきちんとそれが通る会社に行ったらいいんじゃないですかねとは思いました。
それか本当に自分が決定権を持つところまで行くかしかないですよね。
なので、そういうふうに決定権ある人間の組織の中で決定権ある人の性分、考え方、すべてが伝わっていくので、
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そういう立ち位置にいる人はそういったところにめちゃくちゃ気をつけないといけない。
結果が企業で言えば売上とかサービスの品質とかスポーツクラブもそうですよね。
子どももそうだし。
だから教えることとか内容自体もそうだし、そのやり方、ニュアンスも、
些細なところも含めて言葉遣い、多分言葉遣いが相当重要ですよね。
そういった意味でいくと、そのすべてが現れているから、そこをきちんと気をつけないといけない。
だからより良い、さっきのアプリとかサービスとかで言うと、
より良いものにするためにUXデザイナーを雇うより給与フードを見直した方が多分早いっていうところ。
ただそれができるところは元々良い土壌があるからこそより良くなるので。
なのでそういうふうに組織っていうのはやっていかないといけないんじゃないかなと思います。
とはいえ僕も会社をやっていますけど、それに元々そういうふうに感じてはいたけど、
そういうふうにしなきゃいけないんだと思ったのが近年だから、
ちゃんとやっていかなきゃいけないですねと思いました。
これもある意味デザインっちゃデザインですよね。
組織を設計しないといけないっていうところで、
うまくつなげた気になった気がしますけど、どうですかね。
そんな感じで終わろうと思います。
ありがとうございました。さようなら。