2023-11-29 20:08

EP.017 【既得権益?】日本医師会が医者の数を増やそうとしない本当の理由【医学部定員】

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=jJseEoqXLGM
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はい、こんにちは。今日はインスタグラムフォロワー様からメッセージでご質問頂いております。ご質問は、
今、日本では過疎地を中心に深刻な医師不足なのに、なぜ医師会は医者の数を増やそうとしないんですか?やはりこれも既得権益なんですか?というご質問です。
そうですね、確かに今、日本では過疎地を中心に深刻な医師不足なんですね。
都会の方でも医師不足のところはあるわけなんですけど、全国的に医者が足りないという状態なんですね。
で、日本医師会はそれに対して医者を増やそうとしないんですよね。
なので、例えば医者を増やそうとするんだったら医学部の定員を増やすとかですね、そうすればもう自動的に毎年毎年医者になる人はどんどん増えていくわけなんですけど、
そういうことをですね、あんまり積極的にやらない。医者を増やそうとしない。
これは既得権益なんではないかってね、よく言われてるわけです。
要するに、患者さんの数ってほぼ一定なわけなのに、医者の数をわーっと増やすとですね、
やっぱり医者1人当たりの患者さんの数が減ってしまう分、医者の収入が減ってしまうんじゃないか。
医者が食えなくなってしまうんじゃないか。だから医者がちゃんとね、お金を儲けることができるように。
そういうために、わざと医者を増やさないようにしてるんじゃないかって言われてるんですけど、
確かにこれも一理あるんです。これも一つの要因だと思うんですけど、
例えば、歯医者さん。歯医者さんってね、一時期ね、昔は足りなかったんですよ。
日本で甘いものをいっぱい食べるようになって、虫歯の人がすごい増えたんですけど、
歯医者さんが足りなかった時に、急いでね、歯医者さんを増やそうとしたんです。
歯科大学の数をわーっとね、増やしたら、歯医者さんの数が増えたんですよ。
わーっとね、増やしたら、歯医者さんもすごく増えたと。
なので今では、歯医者さんの数って、コンビニの数と同じぐらいなんですよね。
歯科医院の数って。だからあっちこっちにね、歯医者さんがあって、
今では逆に、歯医者さんが増えすぎちゃってるんです。
なので歯医者さん増えすぎちゃったために、歯医者さんの収入がね、すごく減っちゃってるんです。
歯医者さんって、昔はすごい儲かってたんですよ。
歯医者さんが相対的に増えたんですよ。
足りなかった時は、いい車塗ってね、いい暮らししてる人多かったんだけど、
今の歯医者さんって、そんなに儲かってなくて、
儲かってるのは、インプラントとか、一部の自費診療でね、派手に儲けてるところだけで、
それ以外の、保険診療でね、コツコツやってるところは、そんなに儲かってないんですよ。
あとは、弁護士。弁護士さんも増やしたんですよね。
司法試験を、ある程度緩くしたりとか、
そうすると、弁護士さんが昔よりも増えちゃって、
今では、弁護士の資格取っても就職先がないとか、そういう人もいるという話を聞くわけであって、
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要するに、特定の職業の人が増えすぎちゃうと、お金が稼げなくなっちゃう。
だから、わざと医者の数を増やさないように、日本医師会はしてるんじゃないかって、よく世間で言われてるんですけれど、
確かにありますよね。
だけど、それだけが原因じゃないと思うんですね。
それはですね、医者の数を増やしすぎると、医療費が増えてしまうんです。
で、なおかつ、無駄な医療が増えちゃうんです。
今までだったら、やらなくていい治療、やらなくていい検査、入院しなくてもいいのに、入院とかをさせないといけなくなっちゃうんで、
無駄な医療費が増えます。必ず。
それによって国家の財政が圧迫されて増税しないといけなくなってしまう
消費税なり所得税なりあとは社会保険料も上げるとか
あとは法人税上げるとかですね増税したりとかね
社会保険料を上げないといけないので
結果的に国民の負担が増えてしまいますよということで
景気も良くならなくなってしまうわけですよ
そういう要因もあるわけで
なんでそうなるかというとですね
まず日本の保険診療って
ただでさえ今でも過剰医療なんですよ
無駄な医療がやたら多いです
通院とか入院とか検査とか投薬とか手術とかすごい多いんです
例えばアメリカとかイギリスとかに比べると
こんな病気だとねいちいち病院にも行かないし
入院する必要ないのにっていうのでも
日本人でね
みんな病院行って薬出してもらったりとか
入院したりとかするわけです
例えばその延命治療とか
海外ってね寝たきり老人ってね
ほとんどいないところが多いんです
ヨーロッパとか行っても
だけど日本って寝たきり老人ってすごい多いんです
地方とかね都会でも老人病院っていうね
言われてる個人病院とか行くと
胃管とかでねこうやってやったりとか
IVH中心静脈栄養とかで
ベッドに寝かされて
生かされてるだけの病院とか
の人がやたら多いんです
そういう人たちで
バーッとベッドが埋まってて
まあそれによって医療費を稼いで
病院の経営が成り立ってるとか
あと日本人って
みんなちょっと風邪ひいただけで
病院行って薬出してもらって
点滴したりとかしてるわけで
海外だとアメリカとかイギリスでもね
風邪ぐらいだったら
自分でほかっと行って
その治すんですよ
家でいちいち病院行かないんだけど
日本人でやたら病院に行きたがって
薬出したがるって
まあそれはですね
やっぱり日本の保健診療のシステムにあるわけであって
結局日本って病院とか診療所は
大部分が民間なんですよ
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民間病院が多いんですけれど
だけど収入源は保健診療なので
公的な保険
健康保険とかから来てる
健康保険はみんなで積み立てたね
保険のお金とか
あとは公金税金とか
あとはもう自己負担っていうのはわずかなわけですよね
なので日本の医療システムって
病院は民間なんだけど
収入源は公的なものなので
結果的にね
どんどんどんどん医療費ってね
膨れ上がってしまうわけなんですよ
まあやたら入院期間って長いんですよね
例えば中水炎
盲腸になっただけで手術して
普通だったら治ったらすぐ退院するんですけど
海外だったら日本だと
もうずっと長くね
念のためにとか言ってね
入院期間を延ばして
ベッドの覚悟したりとかね
それで入院費稼いだりとかね
あと精神科とかでも
ちょっとなんか気分が優れないなって
診療ないかとか精神科にね
初めて行ってみると
ちょっと問診取って
薬をドカーっと必ず出されるわけですよね
本来だったらストレスが多いとか
生活リズムとか運動不足とか
食生活とかが
問題なことが多くて
まずは本当は薬よりも
治すべきことってあるんだけど
とりあえず薬をドカーっと出して
また来てくださいってね
薬漬けにして通わせたりとかっていうのが
多いわけです
もちろん全ての精神科の先生が
そういう悪どいことするわけじゃなくて
ちゃんとね問診中心にカウンセリングして
あなたは薬の出す必要ないですよってね
こうやって生活習慣治してくださいって
また必要あれば
お話聞きますよってね
本当に良心的な精神科の先生が多いんですけれど
一部悪毒な精神科の先生だったら
もう薬漬けにしてですね
ベンゾーゼアゼッピン
重量体作動薬をですね
たくさん出して依存させてっていう
分かってて
それをやる人もいるわけですよね
それ以外でもね
必要ないのに抗生剤出したりとか
手術終わった後に抗生剤点滴をやたら
延々にやったりとかですね
実際その世界的なデータでも
手術後に抗生剤を長期間点滴するのっていうのは
ほとんど意味がないっていう風に
データが出てるのに
それ分かってて抗生剤をね
たくさん点滴したりとか
ナイフ出したりとかするところが多いわけであって
それは医療費を稼ぐためなんですよね
病院を経営していかないといけないわけです
日本の病院多くが民間の病院なので
やっぱり黒字を出さないといけないんですよね
赤字経営してたら潰れてしまうわけなんです
潰れてしまったら
その地方の医療になる病院がなくなってしまうとか
そういうことになっちゃうんで
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やっぱり黒字を出し続けないといけないと
まあ民間病院以外でも
県立病院とか私立病院とかでも
やっぱり地方の財政を圧迫しないためには
なるべく黒字を出そうとかね
そういう努力をしないといけないわけであって
経営しないといけないんですよ
日本の病院っていうのは
病院は経営しないといけない
だからたくさん医療を行うと
無駄な医療も分かっててたくさんやると
そうすると厚生労働省は
やっぱり医療費を上げたくないわけですよ
なので保険点数を下げると
そうすると病院がね
点数下げられた分稼げなくなっちゃうんで
またさらにですね
たくさん入院させたいとか
無駄な医療を施してって言ってですね
なるべく点数を稼いで
収入をアップしようとすると
また厚生労働省は医療費を少しでも下げるために
締め付けのために点数下げたりとか
制限したりとかね
入院日数制限したりとかするわけで
それのいたちごっこをしてる状態なんですよ
日本の病院と厚生労働省っていうのはですね
なのでそんな状況で
日本医師会がね
医者を増やしましょうと
医学部の定員増やしましょうって言ってね
医者の数を増やしましょうと
その医者が食っていかないといけないんですよ
医者も仕事がないと収入がないわけです
なので病院に勤める医者が増えたら
その医者に給料払わないといけない
医者の仕事を作らないといけないので
仕事を増やすためには
病人を増やす必要があるんですよ
今まで病気じゃなかった人も
病人っていうことにしたりとか
必要のない医療行為を施したりとか
検査したりとか
薬出したりとか
手術したりとかまでしないといけなくなっちゃうわけです
例えば高血圧とか
高脂結晶とか
高ステロール結晶とかね
骨粗鬆症とかでも
基準値を下げてでも
薬を投与して通わせるとかですね
あと精神疾患の人でも
本来はちょっと気分が優れないだけだったら
カウンセリングだけとか
生活習慣を直して
治すとかだけでいいんだけど
薬を出して
通院させてっていうことをしないといけない
CTとかMRIの検査も全員にする
もうする必要ないのに
ちょっと転んで
お腹打っただけとか
お尻ぶつけただけでも
念のためにCT取りましょう
MRI取りましょうとかですね
何でもかんでも検査しないといけなくなっちゃうわけですよね
あとは生活習慣病でも
そもそも生活習慣病で
薬出したりとか
普通じゃないですか
血圧とか
高脂結晶とか
だけど
血糖値もね
糖尿病の薬出したりとかするんだけど
生活習慣病って
生活習慣が悪いんで
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まずは生活習慣を直さないといけないんですよ
食生活とか
あと運動するとか
ストレス溜めないようにするとか
ちゃんと睡眠取るとかって
そういう指導の方が大事なんだけど
そういう指導しても
点数があんまり稼げないわけなので
とりあえずもう
薬何でも出すっていうことになってしまうわけですよね
これってやっぱり
患者さんのためっていうか
日本国民のためにも良くないんですよ
あとはもう手術もたくさん増やさないといけないので
今までだったら
この患者さん
このがんだったら手術しないで
様子見ましょうっていうのでも
手術しましょうっていう風になってしまったりとか
あのね
整形外科の手術でも
まあこれぐらいだったら保存的に
ちょっと様子見ましょうかっていうのも
まあ何でも手術しましょうとか
形成外科でも
普通にほとんど目開いてるのに
なんとなく肩がくりますとかで
じゃあ眼圏下垂の手術しましょうとかね
あんまりする必要ない
これくらいする必要ないじゃないですか
でもね
何でも眼圏下垂の診断つけて
眼圏下垂の手術をやっちゃう
形成外科の先生とか
最近すごい増えちゃってるんですよ
保険診療でやるんですけどね
うんという感じで
無駄な医療がどんどん増えて
医療費が増えてしまうんですよ
医者を増やしてしまうと
でもちろん
延命付
治療も増えますよね
その寝たきり老人って言われてる人を
増やすことによって
ベッドをたくさん埋めることもできるし
治療もすることができますんで
当然ですね
まあ本来だったら
これ延命しないでしょうっていう人も
胃管繋いでずっとね
何年もベッドに寝かされて
生かされてるって
生かされる状態ってね
本当本人ってすごい苦しいわけなので
海外だと寝たきり老人って
ほとんどいない国がね
ほとんどなんですけど
日本はね
本当に寝たきり老人大国って言われていて
医療費を稼ぐために
無理やり生かされてると
なかなかね
リビングウィルっていうのが
進まないっていうのと
あと本当これよくないんだけど
患者さんの
その家族が
年金目的のために
無理やりそのおじいちゃんおばあちゃんを
生かしてるとかね
そういう人もいるわけです
あとはやっぱり田舎の方なんか行くと
特に延命しないでくださいって言うと
見殺しにするのかって
かわいそうだって
そういう風に見られちゃったりとか
あるいは病院側も延命しましょうっていう風にですね
延命しないといけないみたいなね
頭頂圧力の空気を出したりとかするとかね
そういう本当は良くないんですけど
そういうのもあるわけです
そういうのがどんどん増えてしまうわけです
必要のない医療が増えて
結果的に財政圧迫して増税されてしまって
経済も停滞してしまうので
やっぱりね僕もね
医者は増やさないと
それよりかは本格的な医療改革しないといけないと思うんだけど
これはねなかなか無理なんですね
それこそ既得権益なんですけれど
例えばイギリスだと病院って
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ほとんどの病院が公的な病院なんですよね
なので
イギリスの病院って
警察とか消防とかと同じ位置づけなんです
本来病院
医療っていうのは
警察とか消防とか
同じ位置づけであるはずなんですよね
だけど日本は歴史的に民間の病院が多くなってしまっていると
アメリカだとアメリカは日本と同じで
民間の病院が多いんですけど
保険がほとんどが民間の保険会社なんですよね
となると民間の保険会社も経営していかないといけないわけです
何でもかんでも
その病院が行う医療に対して
お金を払っていたら潰れてしまうので
やっぱり厳しいわけですよ
民間の保険の方が
見る目が厳しくて
これ本当に必要があるんですか
こんな治療に対しては払えませんっていう
その攻め合いをしているので
なのでアメリカって日本とは違って
民間の病院が多くても
無駄な医療っていうのは増えないわけです
入院期間も少ないし
やっぱりね
患者さんもね
国民も
風邪ぐらいでは病院行かないわけですよね
やっぱり民間の保険なんでね
保険料が高かったら
とかするわけなので
ちょっとでそっちではね
病院行かないんですよ
アメリカ人っていうのは
イギリス人ももちろんそうなんですし
あとヨーロッパのね
先進国もそういう国が多いんですけど
だけど日本っていうのは
無駄な医療が増えてしまうシステムになってるわけであって
だけど日本の医療のいいところっていうのは
日本全国
どこ行っても
保険証あれば
均一な医療を
同じ料金で受けれると
そこそこ医療レベルも高い
これはいいことなんですけどね
自己負担も少ないし
国民介保険制度っていうのは
外国から見ると素晴らしいシステムだって
思われるかも分かんないんだけど
ただやっぱり無駄な医療が増えて
確実に財政を圧迫します
イギリスの病院とかだったらね
全部が公的なんで
手術が必要とかでもね
すごい待ちの期間が長いんですよね
何かの手術でも
3ヶ月待ちして
3週間待ちとかそういうの多いんですけど
日本だと手術が必要でも
あんまり待ちの期間ってないんですよね
それは良いことでもあるんですけど
やっぱりマイナスの点も多すぎるわけです
なので本当は日本の医療も
本当は全てを公的医療機関にすべきだと思うんです
消防とか警察とかと
同じ位置づけにする必要があるんですよ
だから例えばさ
消防とか警察が民間が経営してたら
潰れないように
仕事増やさないといけないじゃないですか
だけど消防署で仕事増やすんだったら
火事を増やさないといけないでしょ
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だから火事が増えちゃうわけですよ
誰かが火をつけるとか
まあそういうのはあり得ないと思うけど
あと警察
民間の警察で仕事を増やすんだったら
犯罪者増やさないといけないから
ちょっとしたことでも
取り締まらないといけないとかってことなんですよ
だから病院が
民間の病院
民間の医療機関ってことは
やっぱり病人を増やさないと
経営が成り立たないんですよね
だけどよくないじゃないですか
病人を増やすって
消防でも警察でも仕事が少ないのって
本来いいことなんですよ
火事が少なくて犯罪が少ないっていうのは
だから病院も公的なものばかりにすれば
その病人が少ない社会を作れるはずなんですよ
例えば精神科でも
なんでもかんでも
薬出すんじゃなくて
まずは生活習慣見直しましょうとか
カウンセリングだけで
投薬治療なしで改善させましょうとか
睡眠時間取りましょうとかね
あとは生活習慣病だって
いきなり薬飲まされるとか
血糖値下げる薬飲まされるとかじゃなくて
まずは生活習慣直しましょうから
始まるわけなので
結果的にそのQOLも上がって
病人も減ることになるわけです
医療費も減ることに
なるので
本来は日本の病院もね
全部公的なものにすべきだと思うんですけど
まあそれだとですね
今民間の病院を経営してる
それはもう私的な財産になるわけなので
その財産権が保証されない状態になるわけですよ
全部それを政府が買い上げて
公的な医療機関にするっていうのは
だからまあこれはなかなか難しいだろうなとは思います
なので明治維新とか
あとはね
戦争に負けて
他の国に占領されて
全てをシステムを一から作り直すとかですね
それぐらいのことをしない限りは
この日本のね
悪しき医療システムは
治らないんじゃないかなって思います
はいっていうのが僕の意見です
ご視聴ありがとうございました
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