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はい、こんにちは。今日はインスタグラムフォロワー様からメッセージでご質問いただいております。ご質問は、ハイブリッド豊胸について三木屋先生の意見をお聞かせくださいというリクエストなんですけど、このリクエスト、質問、最近すごく多いんですよ。
なので今日はハイブリッド豊胸について僕の意見をお話しさせていただこうと思います。
ハイブリッド豊胸って知らない人のために説明いたしますと、豊胸手術、シリコンバッグプロテーゼによる豊胸手術と、脂肪注入による豊胸手術を同時に行うことをハイブリッド豊胸と言われています。
同時に行うのをハイブリッド豊胸と言うと思うんですけど、間隔を空けてやるということもありますよね。僕の場合だと先に脂肪注入の手術をして、それが落ち着いてからまた次はシリコンバッグプロテーゼを入れて豊胸手術をしましょうということもあるんですけど、間隔を空けてやるというよりか同時にやるのをハイブリッド豊胸と言うんだと僕は認識・解釈しています。
結論から言いますと、ハイブリッド豊胸手術を同時にやる場合、僕に関してはやらないです。
なぜやらないかというと、同時にやるメリットが僕はほとんどないと思っています。
メリットはほとんどないんだけど、同時にやるデメリットがすごくあると思うんですよ。
これは医者によって意見が割れると思うんだけど、多分世の中の豊胸手術、脂肪注入なりシリコンバッグプロテーゼの手術、両方やる人、片方しかできない先生というのもいると思うんだけど、両方やれる人がハイブリッド豊胸手術というのをやれるわけなんですけど、両方やれるお医者さんの意見を聞いてもほとんどの人はやらないですね。
だけど日本で同時に脂肪注入とシリコンバッグプロテーゼ、豊胸を同時にやるという人はいることはいるんですけど、その人を全否定するわけじゃないんですけど、あくまで今回は僕の個人の意見をお話しさせていただこうと思います。
高須クリニックに豊胸手術や脂肪注入、両方やれる先生たくさんいるわけなんですけど、毎月たくさんの手術をやっているわけなんですけど、いろんな先生が。高須クリニックの先生に聞いても、ハイブリッド豊胸をやる先生はいないですね。
ただ、大昔はやってたらしいんですよね。だけど今はいないですよね。それは僕と同じ考えだからと思うんですよ。これは別にクリニックの方針でやってはいけないって決めてるわけじゃないんですけど、やっぱりやらない流れになるっていう感じなんですよね。
もちろんシリコンバックプロテーゼ単独の豊胸手術、あるいは脂肪吸引して脂肪注入する豊胸手術、これはたくさんやってるんです。高須クリニックの先生もたくさんやってます。だけど同時にやるっていうのはやってないですね。
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だけどさっきも話した通り、先に脂肪注入の豊胸手術をして、その後やっぱりシリコンバックも入れたいですっていう場合、脂肪注入の後にプロテーゼを入れるってことはあります。僕もあります。
だいたい間隔としては半年ぐらい空けるんだけど、それはやっぱり脂肪注入が向いてる人っているわけであって、脂肪注入が向いてる人っていうのは太ってて胸が大きい人ですね。太っていればたくさん脂肪を吸引することができて、たくさん取った脂肪をいい脂肪だけにろ過して注入脂肪を作成して注入すると。
注入するのもですね、やっぱり注入するキャバがしっかりあった方がたくさん注入できて成着するわけなんですよね。だから胸がほとんどない平らな人に脂肪注入してもあんまり変わらないです正直。むしろ胸が大きい人に脂肪注入するともっと大きくなるんですよね。
脂肪注入向いてる人って太って胸が大きい人っていう皮肉なもんで、痩せてて胸が小さい人は僕は脂肪注入あんまり向いてないと思います。だけどちょっとは大きくできるってこともあるんで全くやらないってわけじゃないんですけど、ちょっとっていうのはもう場合によっては0.5カップぐらいしか大きくならないってこともあるんですけどね。
おそらく世の中の美容外科の先生も僕と同じ意見の人って多いと思うんですよね。ハイブリッド補強手術ってあんまり意味ないよねっていう先生なんですけれど、要するにですね、美容整形の手術とかレーザーとか注射とかいろんな手術ってあるんだけど、常に新しいものが開発されて世の中に出るんですよ。
だけど良くないってことが分かると捨たれるんですよ。まず開発されて、それが日本中あるいは世界中の医者がやるんですけど、たくさん症例を重ねていくと、これあんまり良くないよね、合併症が多いし、あんまり効果ないよね、メリットないよね、デメリット多いよね、これだったら他の治療の方がいいよねってことがだんだん分かってきて捨たれるってことがあるんです。
良い治療だけ残っていくんですよね。なので美容整形の治療って常にそういう風に変わってるんですけれど、進化したりとか捨たれたりとか残ったりとかしてるんだけど、ハイブリッド補強は昔はされてたけど、結局日本のたくさんのお医者さん、ある程度のお医者さんがやってきて、これ良くないよねって気づいて捨たれたんだけど、
ただ、捨たれた美容整形の手術や技術が何十年か経ってまたひょっこり出てくるっていうことがあるんですよね。それは美容整形の手術の長い歴史を知らない人が、こういう方法あるじゃんって、新たに自分が編み出したかのように復活するってことがあるんですよ。
その後また捨たれるんですけど、それが良くないってことを歴史的にキャリアのある人だったらわかるんだけど、また復活するってことなんですよ。
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最近だと裏止めの埋没法ってあるんですけれど、これも昔あったんですけど、捨たれたんですけど、結局インスタ映えするんですよね。裏からやると腫れが少ないんですよ。
直後からメイクができるんですよ。だからモニター患者さんを医者が裏止めで埋没法してインスタグラムに、手術前、手術直後って見せるとめちゃくちゃインスタ映えするんですよ。
だからモニター患者さんを医者が裏止めの埋没法をアップして動画をインスタに出すと、すごい集客効果があるんで、そういう意味で裏止めの埋没法が現代になってまた復活したっていうわけなんですけれど。
っていう流れがありますよね。
っていう感じで歴史は繰り返すわけなんですよね。
プロテーゼと脂肪注入を同時にやるデメリットってどういうものがあるかっていうと、まず包協手術するためには大胸菌かなり乳腺かなりを剥離するわけじゃないですか、剥離して空洞を作ってそこにプロテーゼを入れるわけですよね。
それと同時に脂肪注入するんだったら剥離したスペースに絶対脂肪って入っちゃいけないから、プロテーゼの入っている上の乳腺とか乳腺の周りの脂肪組織とか皮下に注入しないといけないんですよね。
注入するスペースってもうすごい薄いところなんですよ。
ちゃんと注入できないし、プロテーゼが入っている状態で注入するとプロテーゼに刺しちゃってよくないし、万が一剥離したスペースに脂肪が入っちゃうと間違いなく注入されちゃった脂肪は餌食するし、餌食して感染源になったりとかするし、それが反困化して飛沫公粛の原因とかになるわけなので、
そもそも注入がすごくしづらいし、薄い組織にやっても変にやると無理して入れるとしこりになったりとかするんですよ。
注入しづらいところに大量に入れるってなるとやっぱり静着しなくて血行再開しなくてしこりになるんで、となると本当に控えめにやらないといけないわけなので、だったらほとんど変わらないんですよね。
よくガリガリに痩せてる人だとプロテーゼ入れるとプロテーゼの輪郭が浮き出るからそうならないように脂肪注入を同時にやるハイブリッド補強とか言ってるんだけど、僕ねそれはほぼ意味ないと思いますね。
そもそもそんなガリガリに痩せてる人プロテーゼ入れてその上の乳腺の周りの薄いところに注入なんてね、なかなか綺麗にできないですよ。
下手にやるとボコボコになってしこりになるわけなのでやらないほうがいいと思いますね。
特に乳房の肝炎のところなんかもうペラッペラになるわけじゃないですか。
そんなところに注入して皮膚がレシしたりとかしてプロテーゼが露出したりとかそういうリスクもあるし、綺麗に静着しなくてそこの皮膚の薄いところボコボコになったりするリスクが高いんで、やる意味ないと思うし技術的にも難しいと思うんですよね。
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大胸筋下にプロテーゼ入れた場合は大胸筋の中にも脂肪注入できるかもわかんないんだけれど、そもそも女性の大胸筋なんてペラペラだし、そもそもその大胸筋の下にはプロテーゼがあるわけだし、
大胸筋下であったとしても脂肪注入ってあんまりできないと思うんで、メリットよりもデメリットの方が圧倒的に大きいと思いますね。
仮にめちゃくちゃ太ってて胸が大きい人だったら多少できるんじゃないかなって思うんですけれど、それでもあんまりやるメリットないかなと思います。
脂肪吸引したいんだったら包協手術するついでに全身麻酔でしっかり脂肪吸引してあげればいいと思うんですよ。
胸を大きくしたかったら、そもそも最初から胸が大きいわけなんで、シリコンプロテーゼで大きくしたい分だけ大きくすればいいんじゃないですかって僕は思うんですけど、
結局脂肪吸引ね、そんな太っている人やってもね、脂肪注入数にしても大部分捨てちゃうことになるし、わざわざリスクのあることを同時にやらなくてね、
注入した脂肪が包協手術の周囲に入っちゃったりとか、剥離したスペースに入っちゃうリスクっていうのがあるわけだし、
入れてないつもりでも多少入っちゃったりとかすることだってあるわけなので、結局少ししか入れられなくてしこりになるリスクもあるんで、
やるメリットよりデメリットの方が圧倒的に大きいんじゃないかなって思いますね。
ただ僕はそう考えてるだけであって、僕の意見に対して批判するお医者さんもいるかもわかんないんで、
僕はそういうのも、僕と違う考えのお医者さんを全否定はしません。
あくまで今回は僕はこういう風に考えてますよっていうお話でございます。
結局ね、バストン脂肪注入って、むいてる人って太ってて胸が大きい人なんですよね。
で、痩せてて胸が小さい人は向いてないわけなんですけれど、
じゃあどれぐらい太ってる人が向いてるかっていうと、BMIで言うとね、例えば22は欲しいですよね。
だけど日本人って平均でもBMI22ないんですよね、女性って。
日本人の平均身長、女性は158cmで、体重は大体52kgぐらいなんですよね。
ってなるとBMIで言うと20ちょいぐらいなんですよね、21ないぐらいなんじゃないかなって思います。
ちなみに22がBMIの標準で、158cmだったら55kgぐらいなんですよね。
まあ55kgぐらいは欲しいなって思うんですけど、
BMIが20とかでも、足とかお腹周り脂肪吸引しすぎるとデコボコになるんで、
デコボコにならない範囲内でサラッと取ってね、ちょっと脂肪が取れて、
それを濃縮して、ろ過して注入脂肪を作って胸に注入するってなるとね、
本当にちょっとしか大きくならないんですよ。
だから痩せてる人の脂肪注入って労力かかってお金もかかるんだけど、
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得るものが少ないっていう形になることが多いですよね。
なので結局痩せてる人ってシリコンバックプロテーゼによる包協手術をやるってことが多いんですけど、
本当はね、シリコンバックプロテーゼの包協手術も太ってる人の方が向いてるんですよ。
太って胸が大きい人の方がやっぱり乳腺化なり大胸筋化なり、
まあ今ほとんど乳腺化でやるんですけどね、モティバッドのバッグとかすごい柔らかいんで、
乳腺化でもね、痩せてる人をやってもかなり自然な仕上がりになるし動きも出るんで、
あんまり大胸筋化でやるってことは少ないんですけれど、
なので本当は包協手術、シリコンバックプロテーゼも、
ちょっと太ってて脂肪が厚くて胸が大きい人の方が乳腺化にプロテーゼ入れた後、
その上にね脂肪とか乳腺が乗っかってくれるから、
より動きのある自然な胸になるんで、
胸が大きい人ほど、結局脂肪注入もプロテーゼも向いてるってことになってね、
本当に皮肉な話なんですけど、だけどガリガリに痩せてる人なんかは、
BMIが22もない、20とか20未満の人なんかは脂肪注入向いてないから、
まあシリコンプロテーゼしか選択しないよねって感じでシリコンプロテーゼやるってことになるんですよ。
うん、ということなんですけど、じゃあなんで今ハイブリッド補強手術やる先生がいるかって言うとですね、
僕の予想では、結局一緒にやるとどっちが効果があるかわかんないんですよ。
だってプロテーゼで確実に大きくなるじゃないですか。
入れれば入れるだけ大きくなるんだから。
200cc入れれば絶対200cc大きくなるし、300cc入れれば絶対300cc大きくなるでしょ。
でも脂肪注入は痩せてる人にやってもほとんど効果ないし、そもそもハイブリッドでプロテーゼ入れた上に注入してもほとんど上手に注入できなくて、
ちょっとしか変わんないんですか、ほとんど変わんないんですよ、リスクが起こらない範囲内でやると。
となるとハイブリッド補強って言ってプロテーゼ入れて脂肪注入して、必ずプロテーゼの分大きくなると患者さんはとりあえず大きくなるから喜ぶんですよ。
だけど脂肪注入の効果があるのかないかなんてわかんないんですよ、患者さんにとっては。
医者としてはわかるんですけど、患者さんはわかんないですもんね。
だって元の自分が大きくなってって比べる対象が手術前しかないわけなんで、
これが脂肪注入同時にやったバージョンとプロテーゼしかやってないバージョンを同時に比較することができればわかるんだけど、
そんなことは無理なわけなんで。
なので患者さんはとりあえずハイブリッド補強手術っていうのに対して高いお金を払っても、
結果が出れば喜ぶと思うんですよ、プロテーゼだけの結果だとしてもね。
なのでこれはハイブリッド補強手術をしているお医者さんやクリニックを否定しているわけじゃないんだけど、
お金は儲かると思うんですよ。
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だって補強手術、プロテーゼ単独の料金より脂肪注入のトッピングの分高くなっているわけなので、
患者さんはわからないわけなので、クリニックとしては儲かるなって思うんですけど、
僕はアップセル的なことを患者さんを騙してやるっていうのは好きじゃないんで、
決してハイブリッド補強を今やっている先生が騙しているって言ってるわけじゃないんだけど、
僕がもしやるとなると騙していることになるんで、僕だったらやりませんよって話をしているだけで、
こういう確実に効果がある治療と効果があるのかないのか微妙な手術、
あるいは効果がほんのちょっとしかない治療を併用してやることによって効果は必ず出て、
患者さんはよくわからないけど高いお金を払ってそれなりに満足するっていうことってよくあるんですよ。
例えば埋没法プラス脂肪取りとかね、眼科内脂肪を取るのと同時に埋没法。
本当に眼科内脂肪が明らかに表面からポコッと出ているんだったら意味があるんだけど、
分厚い眼鱗菌やルーフによって覆われている人に眼科内脂肪を取ってもそんな効果は出ないし、
それによって埋没法が長持ちするってこともないと僕は考えているわけなんで、
埋没法プラス脂肪取りなんか明らかに僕はほとんどの例がトッピングのアップする意味のない治療を乗っけているだけだと思うし、
あとはエラボトックスプラス得体の知れない照射系の引き締め治療とか、
エラボトックスは大抵みんな効果が出るんだけど、
エラボトックスプラス得体の知れないイトリフトとか脂肪吸引プラス得体の知れない照射系とか、
脂肪吸引プラス得体の知れないイトリフトとか、
確実に効果のあるものと微妙な治療を組み合わせてトッピングしてアップセルして高いお金を取るっていうのは
やるお医者さんいるので、
そういうのもあるかもわかんないですよねっていう風に思います。
ハイブリッド補強手術を開発したっていう先生、知ってるんですけど、
ちなみにその先生、ハイブリッド補強手術ね、僕やってるの見たことないんですよ。
僕20年以上その先生の手術見てるんですけど、
ハイブリッド補強手術私が開発したっていう先生も20年以上ハイブリッド補強やってないですからね。
普通のプロテーゼンの補強手術とかやってるんですけど、
なので結局開発はしたけど、
育てる治療なんですよね。
だけど現代になってちょっと蘇ってっていう感じなんですよね。
っていう感じでございますね。
なので美容整形の世界なんか特にそうなんだけど、美容整形以外でもそうなんだけど、
医者によって言うことが違うってね、本当によくあるんですよ。
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最近だと目の下のクマの治療なんてね、
脱脂プラス脂肪注入がいいとか、あるいは脱脂プラス脂肪注入はダメだ、
ウラハムラがいいとか、それに対してウラハムラは戻っちゃうからダメだ、
脱脂プラス脂肪注入がいいとかね、脂肪注入は良くないとか、
あるいはFGFプラスPRPがいいとか、それは絶対ダメなんですけれど、
目の下のクマの治療なんて医者によって言うことが違って、
お互いに自分と違うやり方の人のアラを探して否定しまくるとかね、
もうそんなんばっかりですから、埋没法のやり方だってね、
この方法がいい、これはダメだとか、美中核延長でもさ、
6軟骨じゃないとダメだとか、美中核軟骨はダメだとか、
次回軟骨でやるべきだとか、あるいは美中核延長自体が良くないとかね、
全然みんな言うことが違うしね、あとイトリフトを否定する人もいれば、
イトリフトはいいよっていう人もいるし、
僕はイトリフトも切る世界のリフトに比べて効果を取るんだけど、
全く意味がないわけじゃないし、僕はイトリフトを全否定ではないし、
僕自身もやるんですけど、結局美容生計の世界って商売の世界なんですよ。
で、商売がたきがいっぱいいて、患者さんの取り合いをしている状態なんですよ、
今過度競争なんで、だから相手のことを否定して攻撃したりとかするのってね、
本当に今ネット上、特に医者のTwitter、XとかYouTubeとか見てもね、
そんなのばっかなんで、患者さんは混乱しちゃうと思います。
なのでね、僕はあんまりそういう医者のね、
僕と医者の本人と違うやり方の治療を否定するとか攻撃するとかね、
もう僕そういう土俵に上がりたくないんですよね。
それが本音で、実際ありがたいことに僕、
氏名の患者さんで本当に予約がぎっしり埋まって、
予約取れない人もいるぐらいなんで、本当にありがたいことで、
だから隊員の先生をね、別に否定しなくても、
ありがたいことに僕の予約が埋まるんで、
隊員の先生を否定してまで自分のとこに予約入れようとかね、
お金稼ごうという意思は全くないんで、
ただ今回はこういう感じでハイブリッド法教に関するね、
僕の意見聞きたいっていうリクエストがすごい多いから、
僕はこう考えてますよっていう説明をさせていただきました。
ご了承ください。
ご視聴ありがとうございました。