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2022-04-08 44:17

#3 中堅エンジニアの今後のキャリアを言語化する

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悩める中堅エンジニアの今後のキャリアについて言語化しました


- だてときりんを取り巻く業界におけるキャリア、とは

- がむしゃらに働いてたどり着いた場所からの次のキャリアとは

- よきキャリアを目指すためにどうすればいいか

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こんにちは、言語化.fmは、あんな話やこんな話をキリンと伊達の2人でゆるく話しながら言語化を心を見るポッドキャストです。
というわけで、第3回ですね、ナンバリングで3なんですけども、今回はキャリアについてちょっと言語化をしていきたいなと思います。
はい、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
というわけでですね、このキャリアの話を持ち出してくれた伊達くん的には、どんな話を言語化したいですか?
キャリアってさ、我々エンジニアやってる限り、どっちかっつーときな臭い言葉として認識されてると思うわけですよ。
まだ我々がたぶんジュニアなエンジニアだった頃、上司とワンオンワンするたびに、君の将来的なキャリアはどうなってるんだみたいなことも言われるわけですね。
はい。
言われるたびに、3年後どうなってるかですか、全然わかんないですねって俺は返してたんだけど、あれはどういうことをね、期待してたんだろうっていう話もあるじゃないですか。
ありますね。いやー、わかり意味が深すぎるな、最初から。
1社目の会社で、なんだっけな、1年目の診察検証3ヶ月間ぐらいあって、その3ヶ月終わった後に、1年後、3年後、5年後、何してるかみたいなやつを書いてって言われて、書いて、2年目の最初にそれを見返すみたいな検証をやったんですけど、
なんか、1年単位ぐらいは、その時はそこそこまあ想像通りになってたなと思ったけど、3年後、5年後とかに関してはマジで全く予測不可能だったなっていう気がしていて、
なんか意味あるんかなみたいなのも思った経験もあるし、あとは、先を見せる話で言うと、何年目ぐらいかな、社会人3、4年目ぐらいの時に、先のことを考えながら勉強とか立ち回りを考えなきゃいけないのかなという危機感に、きっかけ忘れたけど変わられたことがあって、
その時に、なんか自分がこの人みたいになれたらいいなと思うエンジニア何人かに、その自分の年、その当時の僕の年ぐらいの時に何考えてましたかってヒアリングをして回ったことがあって、結論は全員何も考えてなかったっていう、なんかやるべきことをなんか頑張ってやってたらここにたどり着いたみたいなことをみんな言ってて、なるほどみたいな。
でも聞いたのすごいね。
聞いた。なんか謎だなと思って、再現性あるのかなと思って、聞いたね。聞いたけど、何でそういうパターンが多いのかはちゃんと深掘りしたことなかったけど、さっきその予測みたいな軸で見たときに思ったのは、
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そもそもこの業界がめちゃくちゃ予測不可能な時点で、自分の立ち回りを予測するのが不可能な側面あるのかなっていうのはちょっと思って、
キャリアがきな臭いというのは、きな臭いという感覚がどっから来るのか、ちょっと自分の中であんま分かってないけど、あんまりこの業界にキャリアをめっちゃ語る人いない気がしてて、一方で世間ではめっちゃ語る、語るっていうか、就活とかめっちゃわかりやすくキャリアとか出てくるのかなと思ってて。
10年後、20年後のキャリアを考えたら大企業で何年修行みたいな、わかんないけど、めっちゃちょっとチープな想像で言ってるけど、そういうイメージが俺の中であって、それは多分そのIT業界以外の変化の、IT業界以外も今変化遅くないと思うけど、
50年前とか100年前ぐらいのスピード感、時代の変化のスピード感であれば、確かに10年後を見据えてコツコツ積み立てるみたいなのが、時代の変化スピード的にも、労働に対する考え方的にも自然ちゃ自然なんだが、ことさらIT業界、なおさら現代においては、そもそも5年後もわからんから積み上げるの無理じゃねみたいなのがあって、
きな臭い印象になったのかなっていうのをちょっと頭の中でぐるぐる考えてました。
だから結局アナロジー的にさ、この会社の株を買っとけば5年後絶対に儲かるみたいなことを言われて、よし分かったつってコツコツその会社の株ばっか買ったって、5年後儲かる保証はないよねみたいな話と一緒で、
たぶん我々の業界、全部の職種そうだと思うけど、細かい軌道修正が求められるはずなんだよね。もちろんそれはトレンド的な技術のハイアリスタでもあるし、
あとは会社の状況の変化とか、あとは他にちょっと魅力的な職場が出てきたみたいなのとかって、全部そういう環境変数的なものってコンストじゃないので常に変わるわけじゃないですか。
それを全部自分の中にある計算式的なものにぶち込んで、その中で一番最適な選択肢を選んでいこうみたいな感じじゃないですか、我々のやり方って。さっき聞いて回ったっていう他の人たちも今目の前にあることを頑張ってやってたって、結果論的にはそうなんだけど、
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たぶん進んでる途中でたくさんの選択を迫られたわけで、そこで一番今最適なもの、自分が力を注ぐべき選択肢はどれかっていうのにひたすらベッドしていたはずなんだよ。
確かに。なるほどね。
だから、我々が考えるこの業界のキャリアっていうのはもうとにかく目の前にあることをこなしてからいいよっていう話でしかなくて、それで俺らくらいの寿司まではたぶんそれで突き進めるんだよ。
実際そうしてきたしな。
実際そうしてきたし、たぶんこれからもそうするんだろうっていうのは、あくまでそれはインディビジュアルコントリビューターである限りの話であって、要は会社は変わるけど職種は変わらないみたいなことを前提にしたときは、それは結構成り立つ話で、
ひたすら自分が今得得すべき技術スキルにひたすらベクトルを向け、変え続け、コミットし続けてやっていくと、ある程度の境地に至るというとちょっとおこがましいんだけど、少なくともその分、俺だったらiOSだし、君だったらバックエンドとか、君は色々やってるから分かんないけど。
分かんないわ。
少なくともプロダクトを作るというところにおいては、ある程度もうプロなわけじゃないですか、我々は。
そこに一旦至ったときのこれからを考えなければいけないわけじゃないですか。
そうですね、なるほどね。
っていうポイントに至ったと思っているんですよ、僕は。
なるほどね。そのポイントに至った後、じゃあどうすんねんという話ですね。
ケーススタディとして自分の話をすると、今ある国の省庁におりまして、実際に肩書きはiOSエンジニアというジョブディスクリプションのもので採用されたけど、実際そんなにiOSのことはやってないみたいな感じなんだけど、
そうするとやっぱスキルのミスマッチみたいなものはめちゃくちゃあってですね、国って皆さんご存知だと思うんですけど、調達っていう制度があってですね、国がこのシステムを作りたいとなると調達仕様書というのを書いて、
公募するんですね、そういう作ってくれる会社を。で、入札していってこの金額で受けますっていうのを入札していって、条件マッチしたところがその仕事を受けて、開発を実際その会社に作ってもらうというようなスタイルで、ここ何十年かずっと国のシステム、国とか地方自治体のシステムっていうのが作られてるわけなんですけど、
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そうすると実際に手を動かしてものが作れるというよりは、システム全体の構成のお絵かきができる、いわゆるアーキテクト的な振る舞いだとか、UIデザインをカンプを作ってこの通り作ってくださいとなるわけで、デザイナーの方が仕事もあるし評価されるわけですよ。
というところに身を置いてみると、いかに自分がエンジニアとして積んできたキャリアが局所的にしか役に立たないのかという壁にぶち当たったわけですね。
なるほどね。でもそれはどうだろうな、なんか、局所的なのかもしれないけど個人的にはめちゃくちゃ局所的っていう言葉をちょっと咀嚼すると、
狭い、例えばこの100個ある組織のうち2個ぐらいの組織でしか行けないとか、こういう場面でしか行けないみたいな意味で多分局所的って言葉を使ったと思うんだけど、
なんかそうだな、伊達市の今まで走ってきた道のりとかその結果ついたスキルが局所的なスキルっていうのを感覚的に言うんだけど、俺はそんなに感覚的には思わなくて、今いる組織で今いる場面では役に立たないって言い方はちょっとおかしいけど、
まあその、何だろうな、存分に力を発揮できなかったよねって話なのかなという気はする。何が言いたかったんだろう。
伊達 わかるわかる。それで言うと、多分民間含めて100社、国も入れて100個選択肢がある中で、多分モバイルをやってるところを並べて90社あったとしたら、たまたまやってないというか合わない10社を引いただけなのか確実的にね。
ちょまど そんな気はする。
伊達 それを引いちゃったときに、引いちゃったけど、引いちゃったからにはやっぱある程度成果を出したいわけじゃないですか。
伊達 なったときに取り入れる選択肢は、まず一つはもうととと辞めてしまう。辞めてしまって他にコミットするっていうのと、ちょっとスキル、自分のスキルを変形させて、役に立てそうなところからコミットしていくっていうのと、
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あとはもう全く自分の今までのバックグラウンドボイって捨てちゃって、新たにスキルを獲得するっていう、大体この3つぐらいかなと今は思ってるわけですよ。
ちょまど なるほど。理解してる。いやでもその整理はすごい個人的にしっくりくるな。なんかそれがもう答えなんじゃないかなぐらいな気はするな。
伊達 ただこの整理はね、とても簡単に言ってるだけな感じで、一番簡単なのはすぐ辞めるのが一番簡単だよね。新しいところがいっぱいあるわけだから、これは簡単なんだけど、その2個目3個目の自分のスキルを変形させてコミットできるところから入っていくっていうのも、
新たにスキルを獲得してそこに入っていくっていうのも、これはどっちかっていうと組織側の理解がないとできない話なわけじゃないですか。
ちょまど なるほど。なるほどね。組織側の理解って具体的にはどういうイメージ?
伊達 なるほどね。他の民間の会社に行ったら、例えばiOSをやってたけど、ちょっと裏側のバックエンドの方やってみたいって言ったときに、上司みたいな人にちょっと転席希望みたいなのを出してですね。
ちょっとiOSの仕事も6割ぐらいあるんで、ちょっと4割ちょっとバックエンドやらせてくださいみたいなことを言うと、まあ拒否されないと思うんだよね。
本来自分がやるべき仕事をやりながら、残り4割とかもっと少ない割合で新しいことにチャレンジするっていうのは割と認められると思うんだよ。
なんだけどその環境がない状態でそれをやると、いろいろハーレーションが起きると。
ちょまど なるほど。なるほどね。それは確かに厳しいね。
そういう状況にあるので、だからその2個目のスキルの変形の話と3個目の新しいスキルの獲得っていうのは、両方その組織側の理解がないと難しいと思ってて、今そういう状況に陥ってるんだけど。
シンプルにどうしようかなって。これはなんか言語化っていうより単純に俺のキャリア相談みたいになってるんだけど。
ちょまど そうだね。いやー難しいなー。なんか状況だけ見たら、もうなんか足し算引き算で考えるならやめるのが一番コスパいいよねと思う。
でも、状況がその、なんか千差万別じゃないけど、ほんといろんなパターンあると思うけど、個人的にはその3つの選択肢があったときにどれを選ぶかっていうのは、なんかその、
なんか究極、いやー難しいな、ちょっとあんま言語ができてないけど、なんか年を重ねずにと思ってるのは、究極なんか自分がどうしたいかだよなーみたいな、もともとこもないこと言ってしまうんだけど、なんかそういう気持ちがあって。
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例えばなんだろうな、基本的にやめる、ちょっと業界の人材の需要・需給のバランスがおかしいから、やめるって選択肢がリスクが少ないっていうのが、そのIT業界、私たちの周辺の状況としてはあるんで、ちょっといびつな選択肢になってるんだけど、
そのやめるっていう選択肢と、スキル、自分が進化するっていう選択肢と、ゼロからスタートするみたいな選択肢3つあったときに、基本的になんか2番目3番目が圧倒的にリスクが高いじゃないですか。
リスクっていうのは、上手く価値を発揮できずに評価が下がるリスクとか、会社によっては、例えばソフトエンジニアとしてオファーをもらって入社して、極端なしPDMとしてじゃあやりましょうってなったときに、じゃあ企業体系とか、
タイグってソフトエンジニアとしてじゃなくて、PDMとして見直さなきゃいけないよねとか、また何だろうな、チャレンジしたときにダメだったねってなるリスクとか、そういうリスクをとられるかどうかは人次第だと思うけど、そういうリスクがいろいろあるなと思ってて、
でもそれでも、そっちの選択肢を取りたいと思うことも人によってはあるし、個人的にもそう思うこともあるし、それはなんでなんだっけと思うと、自分がやりたいと思ってるからとか、また例えばやりたくないとしても会社が成し遂げたいこととか会社に必要なことを考えると、その立ち回りを自分がするのがいいと思ってるからとか、そういう自分の音頭みたいなのがある気がしてて、
だから究極それが、なんかその自分がこうしたいみたいな気持ちと、その行動を取ったときにどんぐらい大変かとかどんなリスクがあるかっていうのを天秤にかけて、一定の敷地を超えたら頑張るだろうし、それ天秤かけてもそんなにやりたくないなと思うんだったら、一番リスク低い、やめちゃうとかでもいいんじゃないって個人的には思ってたりするって感じやな。
そうね、今までだったら、ていうか俺は割と自分でも言っちゃうけど、ジョブホッパーで、1社1年もいると、大体アプリ作ってグロースに入ってうんぬんし始めるともう半年ぐらいでそうなっちゃうので、半年で作って残り半年面倒見ると、もう大体飽きてやめて次に行くというのを繰り返して、
ちょっと前職だけ2年もいたんだけど、それはシンプルに仕事が面白かったので、それでも辞めたんだけど、すぐ辞めることに対して、今言ってくれたようにリスクがそんなにないわけですよ。
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俺が仕事取れないわけないと自分で言っちゃうけど、ていう感じで、だから今は別に今の仕事を辞めても他にいくつか仕事を持ってて、生活が困窮するとかそういうことは全くないので、別に辞めたっていいわけですよ、こっちとしてはね。
なんだけど、これをまた繰り返してですよ。
なるほどね。
他の会社に入って、PMFしたぐらいのところによく呼ばれるので、そこに入ってまたいろんな技術夫妻を介しながら新規機能を作ってとか、っていうのをやるのめちゃくちゃ不毛やなと思って、また繰り返しかよと思って。
確かに。
そうだね、なんかわかるかも。なんか言語化できないんだけど、なんかわかんない。多分社会人としては間違ってないし、社会に対して出してる価値も全くもって問題ないし、自分の生活に対して来るリターン的にもその立ち回りって全く問題ないんだけど、なんか不毛だって感覚はすごいわかるかもしれない。
そうなんだよ。別にね、それを繰り返してるから技術的成長がない、技術的にエンジニアとして成長がないっていう話じゃなくて、めちゃめちゃ成長はこれまでどおりあるはずなんだよ。だから別に何の刺激も求めなければ、これを定年になるまで繰り返して、定年になるっていうか、ある程度同行の資金が貯まるまで繰り返していけば、それはそれで一定ハッピーなはずなんだよ。
いやー、なるほどね。まあでも、多分不毛なんだよな。
そう、多分不毛なんだよ。
不毛なのは、いやー個人的に思ってるのは、やっぱ、いやー、ちょっとね、語彙力がないんですけど、やっぱ面白くないと不毛だよなって思う。
そうなんだよね。
面白くないよね。なんか、わかんないけど、なんか、まあクリアできるだろうなっていうゲームをただ繰り返すだけの感覚に近いのかなって気がしてて。
そう。
なんか昔、わかんない、仕事が楽しかった頃とか思い出すと、その自分の能力なのか会社の目標なのか、なんか変数はいろいろあるけど、
なんか、なんだろうな、達成できるかどうかわかんないかもみたいなのを思いながら、なんか必死にやる、やってた頃がやっぱ一番楽しかったなと思ってて。
で、やっぱつまんないなと思うのは、なんか、まあやれば勝つやろうなみたいなのはすごいつまんないし、
それがなんか不毛感はあるなあ。
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そうね、なるほどね。
たぶん自分がね、その、技術的にまだ未熟、まあ今も未熟だと思ってるっていう前提で、本当にジュニアだったときは、本当に目の前の自分のタスクをこなすので精一杯だったわけで、
そこから何回か転職をして、いろいろやるんだけど、転職するときに、よくアナログの会社がね、アナログなテクノロジーを使ってる会社が、
ITの力を使って、今アナログなものをデジタルにするんだ、みたいな、いわゆる今で言うDXってやつですよ。
どこもかしこもDXみたいなことをやっていて、そこでiOSのエンジンが足りないから来てほしいっていう誘われ方をしてね。
そのときに、うちの会社はこういうドメインでものを作っていて、新しいんです、みたいなことを言われるわけですよ。
それ自体は楽しそうだなと思うんだけど、いざ入ってみるとね、我々フロントエンドとかアプリを作る人たちっていうのは、
基本的にサーバーから帰ってきたJSONをビューにマッピングする、いわゆるJSON色付け係になるわけですよ。
そうすると、どこ行ってもやること変わんないわけですよ。
っていうところに対して、いろんな会社でいろんな経験させてもらったけど、私なんとなくそのドメインの知識もね、
要は医学部でなくても医者と働けたりとか、証券会社入らなくてもっていうか、金融のドメインなくても、
かぶってこういう仕組みになってるのねっていうのは分かったりとかして、それ自体は楽しいんだけど、
もう何かやってることが作業的になっていくんだよね。
そうだね、なるほどね。
そういうところが不毛だなと最近思うようになってしまったという、この頃でございます。
なるほど。ちょっと個人的なケーススタディなんですけど、なんか、いやー分かんないな、ちょっと分かんないけど、
僕も今の職場が4社目で、前職・前々職と、まあ某社に勤めてたんですけど、
前々職を辞めた時に考えてた、辞めた理由が、この話に続くところがあるなと思ってて、
例えば待遇とか、労働環境とか、技術的にできること、やらせてもらえることとか伸びしろとか、
今振り返っても何も申し分がないんだけど、なんで辞めたかっていうと、先が見えるなって思ってしまった。
24:00
だから今日の話でいうと、不毛だなと思って辞めて、
1社挟んで今の会社にいて、今の会社は割と結構楽しく、すごい楽しくやってるんだけど、
なんで楽しいんだろうなってちょっと考えてみた時に、取り組む課題の抽象度がすごい高いのはいいなと思っていて、
前々職とかの時は、前々職も裁量っていう意味ではめっちゃ任せてくれるし、
それなりにいい関係でやらせてもらってたけど、やっぱり会社が大きくなってたっていう背景とか、
チームがどんどん、セクショナリティズムじゃないですけど、分かれてたって過程とか、あとカルチャーとかで考えた時に、
降りてくるボールって結構それなりに綺麗に成形されたボールが降りてきて、これやってくれれば会社のオーキャルに紐づいてますよみたいな感じで、
あとはひたすらやるだけかみたいな感じだったけど、今の職場とか、前職はちょっと1年で辞めちゃったんだけど、
前職とかはドベンチャーだったし、今もそこそこのベンチャーなんで、ってなると中小とかめちゃくちゃ桁違いにでかくて、
それは結構個人的には面白いなって思う。最終的に降りてくる、最終的に実際の労働でやってることは作業なことももちろんあって、
あるんだが、その作業に落とすまでの過程をかなりやらなきゃいけないっていう意味では割と楽しいなーって気がする。
で、何が言いたかったかっていうと、だからその不毛さを感じないための一つの切り口として、持たされるボールの中小度がでかければでかいほど、もうちょっと楽しめるんではっていう仮説が言いたかった。
それはすごく納得感があって、前職なんで長くいたかっていうと、まずアプリの作り直しみたいなことがあったときに、
割と仕様を決めるところから、もちろんPMはいたし一緒にやってたんだけど、割と自分に裁量があったってところが大きくて、
そうすると、アプリをリリースしてから機能追加するところも全部、歴史的な背景自分がわかってるので、
これは今やるべきかやるべきじゃないかっていう判断すら、ボールをちゃんと打ち返しができていたし、そこにちゃんとオーナーシップがあったんだよね。
っていう状態が割と自分は楽しくて、いろいろ作ってたんだけど、会社の成長とともにだんだんとそれがちょっと感じられなくなりつつあったみたいなところもあって、
いわゆる不毛だなという、権威の言葉でいうとそういう感覚になってしまって、そこも離れたんだけど、
だとすると、エンジニアがそういう抽象度の高いボールを持ち続けるには、エンジニアという肩書きをどこかで剥がさなきゃいかんという感覚に最近とらわれるんですよ。
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なるほどね。難しいな。答えはないけど、そう断言したくはないけど、でもそれが一番近道だよねとは思う。抽象度を上げるっていう意味では。
たぶんエンジニアだけど、チームをリードしてくださいとか、エンジニアだけど、エンジニアリングマネージャーとかも一つの道っちゃ道だよね。抽象度を上げる道だし、
もっとプロダクトづくりにコミットしてPDMみたいな動きしてくださいみたいなのも分かりやすいなとは思う。
けど、個人的な願いでもあり、なんかあるっちゃあるんじゃないかなっていう思いとしては、ソフトエンジニアがソフトエンジニアリング、
実作業じゃないけど、現場にいたまま抽象度を上げる方法もあって欲しいよなって気持ちはあるな。
そういった意味でのキャリアっていう今回のお題とマッチするんだけど、
そういうソフトエンジニアがそういう道を歩むにはどうしたらいいのかってね、いわゆるエンジニアリングマネージャーとか、最近いろんな組織論のチームトポロジーとかね、
組織論の話も出回ってるから、そっちなのかなって一瞬考えたんだけど、やっぱりそことエンジニアの間には大きなギャップがあると思うわけですよ。
だって解きたい命題というか、抱えてる課題はそういう今までエンジニアが抽象度の高いボールを持っていたところを、
PM的な人がやってきて持ってっちゃうわけっていうか、そういう組織のスタイルが今主流だから、そうなっちゃうのは必然なんだけど、
じゃあそれでエンジニアのコミットメントが下がってしまう、でだんだんだんだんそのまま組織が大きくなって、
エンジニアはそういう抽象度の高いものを具体化する人たちが別にいて、具体化されたものが落ちてきてそれを実装するみたいな、
事業みたいな感じになっている組織結構あると思うんだよね。
まあそうね。むしろ大半はそうなんじゃないかな、わかんないけど。
そうなっちゃうとやっぱり技術的なことを探求していくのと、その抽象度の高いものを具体に落としていく時のプロセスって割と共通してるじゃない。
だからそこ両輪でできないの結構、自分としては何というか、もったいないというかちょっと歯がゆい感じがあるわけなんだよね。
なるほど、両輪でできないっていうのは、
なんか抽象度高いところからもう作業レベルまで落として、さらに深掘りするところまで全部やり切るみたいな。
30:09
確かにそういう働き方をしてる人とかはそんなにパッと思いつかないかも。
なんか今話聞きながら思ってたのは、わかりやすいのはやっぱりエンジニアマネージャーみたいなので、上のレイヤーに行って広い問題解決するか、
技術を極めるじゃないけど技術的探求を求めるとかであれば、たぶんでかい企業とかだったらそういう枠がすごいあると思ってて、
R&Dみたいな概念もそうだし、僕のフルステであるメルカリのエキスパートチームとかの動きとかもたぶんそれに似てるし、
そこを全部繋ぎ切って動くみたいな概念は頭の中にはなかったな。
そうだね。
例えば自分がR&D的なことをやってたこともあるんだけど、
私、メルカリのエキスパートチームの人たちの話も聞いたことあるから、だいたいどういう動き方をしてるのかは想像がつくんだけど、
自分がエキスパート専門部隊に入って、コンパイラーの奥まで潜っていろいろ調べるっていうイメージは、
たぶん専門知識が足りなくて無理だなと思って、それはそれでマッチしなさそうという感覚があるわけなんだよね。
なるほどね。
だから今すごく自分のポジションが中途半端だなという感じがしていて。
なるほどね。
だてしもそう思うんだな。
俺の方が絶対思ってるってマウント取りたくなるんだけど。
中途半端なポジション問題。
中途半端っていうか、そうね。
いやーでも、わかんないな。
やっぱ結局パーソナリティとか絶対的な正解ないなと思うけど、
なんかできなそうだなと思うけど、義理地続きになってその領域に挑むみたいなのは一つありなのかなって気持ちに、
なんかここ半年ぐらいで、半年?3ヶ月ぐらいでちょっとなってるかもな。
だから今言ったエキスパートチームのめちゃくちゃ技術的にディープダイブするみたいなの、
今やってるわけじゃないからできなそうみたいなのを思ってたとしても、
やったら意外とどうにかなるかもしれないみたいな感覚が、
だてしの能力だってあるんじゃないかなと思うし、
EMじゃないけど組織、レイヤーを一つ上げるみたいなのもいけそうなんじゃないかなと思って。
なぜかというと、個人的な話になるんですけど、
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僕はソフトエンジニアとしてずっと働いてきてたんですけど、
1月から今の組織で実質EMみたいなロールになって働いていて、
めっちゃやりたいですとか言ったわけじゃなくて、
組織的に必要でできそうな人がこの人、この人、この人みたいな感じで降りてきて、
必要ないのやりますみたいなスタンスでやってるんだけど、
やってると、正直やる前はめっちゃやりたいっていうよりかは、
基本的には一生コード書いてたいものだから、
私人めちゃくちゃ苦手、人めちゃくちゃ苦手って話別の回でちょっとやりたいんですけど、
めちゃくちゃ苦手なんで、
って思ってたけど、やってみると意外と、
意外と面白いなと思いますよ。
今副業で先月から始めたんだけど、
技術顧問を今まで何社かやらせてもらっていて、
そこも技術顧問的に入っているんだけど、
プラスして外部のエンジニアリングマネージャーみたいな立ち振る舞いをしてほしいとお願いされている会社があって、
そこはもうちょっと技術顧問よりコミットが深くて、
入ってまずメンバー全員とワンオーワンをやったりとかね、
スクラムのイベントに参加して、
メンバーの発言に対して技術的なフィードバックを加えたりとか、
っていう動きをしていて、
これがEMなのであれば、
割と自分はできるのかもしれないというふうに思いつつはある。
うーん、なるほどですね。いいね。
もうなんか、ちょっとその会社の人がこれ聞いてたら申し訳ないけど、
VPOイルート感がすごいな。
まあまあまあ、でも。
どうなんだろう。
でもなんかやったこと、
どうだろうな、それやってみてどう思うか。
まあそうだろうな、業務委託っていう立場だとどうなんだろうなと思いつつ。
意外と面白いんじゃない?
やってみて思ってるのは、まあ面白いんだけど、
まあこれも言い方難しいけど、スキルの蹴り寄りではあるので、
ずっと続けられるロールでもないなっていう感覚がある。
へー、なるほど。
それはそのEM的な業務がなのか、
もしくはその業務委託って関係値でそれをやることがっていうとどっち?
今は多分ね、業務委託の関係値だからだとは思う。
っていうのもその、中に入っているEMの人たちってもっとタスク積まれてるので、
そうだよね。
俺がやってるのは本当に技術的においしいとこだけやってますみたいな感じなんだよな。
なるほど。
36:02
なんかそうだな、やってみてほしいな。
いやでもさ、ここでダーティッシュの立場になった時にすごい難しいなって思うのが、
言うのは簡単で、じゃあやってみたことないギリ届きそうな領域やってみたら面白いと思うようで、
例えばEMなのかエキスパートチーム的なサムシングなのかわかんないけど、
やりましょうってなった時に、
個人的には一定以上のコミットした方がやっぱり面白いだろうなと思っているが、
そうなるとじゃあ転職すんの?みたいなって転職して、
やってみてつまんなかったらどうすんの?みたいなのはすごい難しいなって思う。
なんかEMとして転職活動するみたいなのを言われると、うーんみたいなのは思うな。
で、そう思うと一番いいのはなんか、
まあでもそういうなんか、
ダーティッシュの価値とかウィルを一定理解してくれる、
そういうまあいろんなことにチャレンジすることをなんか許容したり応援してくれるような、
懐の深いいい感じの企業があるといいのかもしれないですね。
まあそうね、現実それも割と運の要素がかなり強いから、
まあ今話聞いてもらって分かった通り、まだ自分が割とフワフワしているので、
まず自分がどこにコミットしたいのかという、
どこにっていうか技術領域的なものなのか、その次のロール的なものなのかわかんないけど、
まあ今これやりたいっていうのがビシッとね、見つかるといいなっていう感じではある。
なんか転職活動を言語化するかやりたいですね。
転職活動を言語化すると面白いと思うよ、なんか俺も転職だけはいっぱいしてるので。
それもそうだし、自分がフワフワしてることを着地させるのって、もちろん自分で一人で考えたりとか、
友達なり仕事仲間と対話することでやられることもあるけど、
今の時代だったら企業と話しまくるのも個人的に面白いのかなって気はしてて、
なんかめっちゃカジュアル面談できるじゃないですか、転職前提じゃなくていろんな会社と。
なんかそれで話してて、こういうポジションとかこういう会社もあるんだっていうのをインプットとして得られるとなんかあったりするのかなっていう気もするな。
いやそれもね結構難しくて、基本的に俺に声がかかる会社ってみんなそのiOSのデッグリードとしてのムーブを期待するから、
そういうスタンスで話をしなきゃいけないんですよ。で、それってもう全部話すこと決まってるので、
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カジュアル面談だと、俺にあんまり学びがないというか、あ、おじさんこんなことやってるんですねって終わっちゃうんだよね。
それ面白いな、なんかそれ俺と明確に違うなと思ってて、なんか僕は割とその、多分市場からの見られ方が特定分野のスペシャリストっていうよりかは、
多分だけどなんか良さそうなエンジニアぐらいの認識だと思ってて、
そうなるとその自分のスタンスでそんなになんかあんま決めずに話に行けるというか、
で、向こうも向こうで多分探ってくる感じで話すから、なんかなるほどなーって思った、それは。
なるほどね。
うーん、このポッドキャスト聞いてる採用担当者の人になってる。
いるんかな、そんな人。
いやでもね、1回来たのよ、なんかその、某あるサイトの転職ステータスをいじると通知が飛ぶっていうサービスがあるんですけど、
それをいじった時に連絡くれた某社の人がね、メルマが僕が出したニュースレッターとか、ポッドキャスト聞いてますって言ってくれた方がいて、もしかしたらこれも聞いてるかもしれん。
なるほど、じゃあちょっと採用担当者の方はだてくん攻略の際には参考にしていただいて。
これは良い攻略サイトだよね。
攻略サイトだね。
いやーでも悩ましいな、いやー難しいねー。
難しいなー。
まあでも、いやー個人そうだなー。
いやー引き出し増やしてー、なんか。
ってなるよね。
そう、提示できる引き出しが少ないなー、これ。
いやなんか、キリンはどっちかっつーと、すごい失礼なこと言うつもりはないんだけど、経歴だけ見ると、なんか色々やってる感じなんだけど、
多分一緒に働いたことがある人からすると、この人はめちゃめちゃできるっていう認識だと思うんだよ。
なるほど、それは全然失礼じゃないのでは。
だからこうあの、メルカリを辞めた後に色んなところから、多分その元同僚経由で色々声がかかってね、
なんか辞めたって聞いたんだけど、みたいな感じで誘われ方を多分すると思うんだよ。
確かに。
だからすごいなんか、転職市場上はすごくキラキラしてるわけではないんだが、掘り出したらすげー埋蔵金だったみたいなパターンのエンジニアだと思うんだよね。
自分でもそう思う。コスパいいっすよって思う。
42:03
2000万とか積まなくてもいきますけど、そこそこちゃんとバリュー出しますって気持ち。
その話もしたいんだよな。
これは転職会でするといいかもしれないね。
そうだね。いやー、でもそう言っていただけるのはめっちゃ光栄だな。
いやー、悩しいね。ちょっと引き続き。
これはね、今日答えてる話じゃないから引き続き自分でも考えてみたいなと思っております。
酒も飲みつつ、マンボウも拝見されたんで。
そうね、また増えつつあるという話だから今のうちにね。
あーマジか。早めに飛行会、飛行会言語会FMを居酒屋で開催しよう。
開催されるね、これはね。
開催しましょう。じゃあ今日はそんなところですかね。
そんなところですかね。
いやーまだまだ、そうね、まだまだ先も長いですけど。
はい、無限にネタがあるのでやっていきましょう。
はい、では今日は何を言語化したんだろうな。
まあキャリア、キャリア、まあエンジニア。
キャリアと言いながら俺のなんか相談みたいになっちゃった。
まあでもあれじゃない、なんか30って年齢は良くないな。
まあなんか中堅エンジニアの。
中堅みたいな人たちですね。
そうだね、中堅エンジニアの今後のキャリアについて言語化させていただきました。
はい、じゃあ引き続きやっていきましょう。
やっていきましょう。
というわけで今日は、今回はこんな感じで終わりにしましょうか。
はい、ではでは皆様、キャリアに悩んでる方はDMください。
もう締めがね、分かんなくて言う癖ついちゃったんですけど。
締め迷子になってる。
まさくっと皆さん一緒に悩みましょう。ではでは。
さようなら。
44:17

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