インプロショーの体験
どうも、おだじんです。8月31日土曜日分の声日記です。
すでに9月1日日曜日、朝10時半を過ぎております。
さかのぼっての録音です。
8月31日土曜日ですが、お休みでして、
もろもろいつも通り家のことをやって、午後はですね、
インプロの公演を見てまいりました。
今回はですね、前職の同僚の堀さんがインプロをやっていて、
そのインプロの公演があるよということで教えてくれたので、見に行ってまいりました。
今回はですね、非常に面白かったですね。
スポンテイニアスブロードウェイという、
即興でミュージカルを行うインプロの上演形式で2幕構成の演劇
非常に面白かったのが、まず第1幕は会場に来た人からですね、
曲のタイトルを紙に書いてもらったものを集めておいて、
その中からですね、演者の皆さんがそのタイトルだけを選んで、見て選んで、
そのタイトルに合わせたミュージカルの劇中歌をその場で即興で歌うっていう。
もちろん歌うだけじゃなくて、ミュージカルなんでね、演じながら歌うんですよ。
しかも今回は演者の方が9名いらっしゃったんですけども、
1人で歌うわけじゃなくて、演者全員でその場で即興でミュージカルのワンシーンをやるっていう。
これ、よく考えたらすげーことやってるなって思ったんですけどね。
改めて今喋ってて。
それをですね、順番に9曲分の即興のミュージカルのワンシーン。
歌うっていうワンシーンをやって、
で、その9個の披露された即興のワンシーンの中から、第1幕終わった後にですね、
見てる人たちが投票して、一番面白かったものとかね、その続きが見たいものみたいな。
ミュージカルとして全編を見たいものをどれかっていうので投票して、
その投票結果を確認して15分くらい休憩した後に、
第2幕としてその全編のミュージカルを上演すると。
上演時間的には3,40分くらいだったのかな。
それも全部即興でやられていて、
ちゃんと第1幕のところでやっていたものも再現されていて、
それが完成された。
完成されたって言っても即興なんですけど、即興の一つのショー。
演者たちの即興の魅力
ミュージカルのショーになってて。
なかなかすごかったですね。すごかったですし、非常に面白かったですね。
あとね、今回はピアニストの方が即興で歌う人たち、演じる人たちに合わせてその場で即興で音楽をつけていくっていうね。
これもまたね、どうやってんだ?っていうとあれですけど、即興でやってますとしか多分言えないんでしょうけど。
曲のテーマとかタイトルとか限られた情報の中からですね、
その曲のテイストをピアニストの方が決めてその場で弾いてたんだと思うんですけど、
それに合わせて演者の皆さんも即興で演じたり歌ったりして、
それをやりながら多分そのピアニストの人も音を合わせていくみたいな。
逆にピアニストがね、展開を考えてこっちかなって弾いたのに合わせて演者も動いていくみたいなこともどっちもあるんだと思うんですけどね。
いやーすごいですね。
いろんな意味でハラハラするところも
ストーリー的にもそうでしたけど、そういう演者とピアニストの人の駆け引きとかね。
あとね、照明の人が舞台で即興で演じてる人たちの様子を見て、
ここが区切りだなみたいなところで場面転換するところで照明を暗くさせるんですけど、
多分そのタイミングとかもね、どこが区切りになるのかみたいなのをね。
すごい多分考えながら、その場の雰囲気を見ながらやってたんだと思うんですけど。
もちろん即興でやってるんで、全部が全部カチッとハマるかっていうとそうじゃない部分も若干あったかなと思いましたけど、
でもね、演者の人たちも見てる側も、ここ今すごい気持ちよく行ったなみたいな、決まったなみたいな場面が結構何度かあって。
見てる側も、即興ゆえのドキドキ感、ハラハラ感、興奮みたいなものがね。
誰もその先、今次の瞬間何が来るかわかんないっていう状況でやっていくのがね、見ててもすごく面白かったですね。
脚本とか台本とかね、完璧に用意されてて、しっかり練習して作り込んでやる演劇もね、
それはそれで当然、作品として素晴らしいというふうに思いますけど、
インプロのこのスタイルの演劇っていうのは、また全然違った面白さがあるし、違ったクリエイティビティなんじゃないかなみたいなのを見ながら感じておりました。
いやー非常に面白かったですね。
めっちゃお腹鳴ってんな。
堀さんはね、僕の前職の同僚というか、後輩というか、全然僕よりとても若いんですけど、
インプロに対する専門性のものすごく高い人だし、それ以外にもね、いろんな教育系のところとかもそうだし、いろんな本とかもすごくたくさん読んでる人で、
僕はね、尊敬してると言ったら一番シンプルな言い方なんですけど、
こんな奴はなかなかいないなーみたいな、稀有な存在だなとずっと思っていて。
昨日もね、インプロの演劇を見てて思ったんですけど、
表現力というか、やっぱ即興でやってはいるんだけど、すごくそこに何かベースとなってる、
基本とか基礎みたいなものがすごくあるなっていう気がするし、
あとね、なんだろうなー。
なんかやっぱこう、発想が飛んでいるというのかな。
これいい意味ですけどね。
僕はずっと堀さんの様子を仕事でしか一緒に見てなかったし、
これまで何度かインプロの様子とかも見に行ったりもしてたんですけど、
結構ね、今回初めてかな、割とガッツリと他の演者の人と絡みながらやってる様子を見たのは初めてだったかなと思うんですけど、
他の方々もね、すごいそれぞれ個性的なっていうのかな、面白い演者さん達だったんですけど、
僕自身はそういう他の演者さんの中に入って演じてる堀さんを見て、
改めて、やっぱりこう、何て言うんだろうな。
特徴というか、ちょっと飛んでる感じっていうのが改めてよくわかったなっていう気がしましたね。
あとね、やってる本人自身がね、そっちに行くのかどっちに行くのか、
こっちに行くんだ、こっちに行ったらもっと面白いんじゃないかみたいな、
面白がりながらやってる様子みたいなのを、僕は感じ取りながら見てたなと思って。
なんかこう、面白い。
そういうのがね、演じていながらにしても表情とかから読み取れたりする場面があって、
そういうのはすごい見てて面白かったですね。
今のは堀さん好きそうだなとかね。
そっちにそうやって持ってくるのを狙ってそうだなとかね。
そういうのを見るのも面白かったですね。
それはきっと台本とか脚本とかがあって、作り込まれた演劇の世界ではなかなか見えない部分だろうなと思うので、
堀さんの特異な才能
インプロならではの楽しさというのか、楽しみ方なのかなみたいなことをちょっと思いましたね。
すごくね、すごく面白かったですね。行ってよかったなと思います。
前から堀さんに自分もやってみたいなみたいな話をしたことがあるんですけど、
改めてね、やってる人たちを見て思ったけどね、あれはすごいわ。
あれ多分相当疲れるんだろうな、やってる側は。
楽しんでる様子にはもちろん見えてるし楽しいんだろうと思うんですけど、
でも多分相当疲れるだろうなと思いながらね、見てましたね。
常にね、今この瞬間どうするか、何を言うか、何を動くか、逆に何も言わず何も動かずにいるかみたいなのをね、
周りの人たちを見ながら常に自分が今この場でどうするかみたいなのを考え続けて動き続けるっていうね、
そういう1時間半とか2時間だからね。あれはすげーなーと思いましたね。
他の演劇でもそうでしょうけど、圧倒的にサボれない感。
常にみんな何かやってるんですよね。
いやー、ちょっとね、うかつに手を出しちゃいけないかもしれないなって思いましたね。
でもそういう意味で言うと、僕が普段やってる仕事とか、研修とかいろんなイベントとかをやっていて思いますけど、
もちろん作られた部分というか決められた部分とかはそもそもありながらも、やっぱりその場に集まった人たちがその場でどういう動きをするかとかどういう発言をするかっていうのは、
予定はいろいろ立ててはおくものの100%ではないし、当日の来る人によって、その日のコンディションによっても全然変わってくるので、
全部即興なわけじゃないですけど、場合によりますけど、結構即興性が高く求められるような時もあって、
そういう意味では結構、近しいことをやってたりもするのかなーみたいなのはちょっと思ったりしましたし、
何なら普段の仕事でもプライベートでもそうですけど、誰かと急に立ち話しとか会って話したりするみたいな時って、
言ってみればね、基本即興ですよね。なので、意外と日常的にそういう即興が必要な部分というか即興性が求められる機会って結構あるよなーなんてこともちょっと思ったりしましたね。
ということで、8月31日の声日記はインプロのショー、「スポンテイニアスブロードウェイ すでに歌ってしまっている 夏のインプロショー2024 世界で一番新しいミュージカル」これを見てまいりました。
堀さんの所属している、インプロマシーンというところが主催していて、概要欄にリンクを貼っておきますので、もしインプロ即興劇、ご興味ある方いらっしゃいましたら、ぜひ足を運んでみていただけたらと思います。
では。