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2024-12-05 34:03

#122【CFO山田の部屋 第13回】 自ら学び動くことで、小売企業とともにネットスーパーを成功させたい with 入場さん(BizDev)

10X取締役CFOの山田がモデレーターを務め、スタートアップ組織やコーポレートのあるべき姿を、様々なゲストと紐解いていくPodcastシリーズ「山田の部屋」。

社内のBizDev社員を招いて、三者三様の活躍ぶりやキャリアについて聞いていくシリーズの第2回です。今回のゲストは、入社丸2年の入場さんです。様々な顧客と相対する際に相手との違いを理解すること、現場や事業について自らが学び続けることなど大事にしている軸を聞きました!


▼スピーカー

ゲスト:10X ビジネス本部 入場 純さん

ホスト:山田聡(CFO / ⁠@syamada0⁠)


▼ハイライト

- BizDevの仕事はどこまで行っても人と人

- 地方ほどネットスーパーはインフラであるという使命感

- 消費者や小売の現場と、10X社内をつないでいくことも役割

- 複数社の事業ローンチに携わることで得たStailerを深く理解したことが強み

- 相手との文化の違い、論点の多さなど大変なことも多いが、お互いの目指すゴールは同じであることを忘れない

- 「相手を動かす」ためには、まずは「自分が動く」

- 資料や数値で学ぶだけでなく、普段からいろんなスーパーに足を運ぶ

- 長期的に、難しい問いに深く向き合い続けられる人におすすめ


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●10X.fmについて

10X.fmは、「10xを創る」をミッションに、小売チェーン向けECプラットフォーム「Stailer(ステイラー)」を提供している株式会社10Xのメンバーが、日々の仕事や生活の中で経験した出来事・学び・プロダクトに対する思いを(つつみ隠さず)リアルにお届けしていくポッドキャスト番組です。

サマリー

入場さんは短いキャリアの中で、地方のスーパーとのネットスーパー事業に取り組んでいます。彼は人間関係を大切にしながら、地方の小売業者と共に事業の成長を目指して努力しており、そのプロセスでの学びや挑戦について詳しく話します。また、CFOの山田さんは地方スーパーマーケットとIT企業の違いや、ネットスーパーのビジネスにおける価値提供の重要性について説明します。エンタープライズ営業の複雑さや、現場経験の重要性も強調され、成功するための具体的なアプローチが明らかにされます。ネットスーパーの成功には、小売企業との協業が不可欠であるとされています。さらに、エンタープライズにおけるパートナーシップの難しさと、情熱を持って協力することでそれを乗り越えたいという意志が語られます。入場さんは小売業界におけるネットスーパーの成功に向けて、学びと行動の重要性について話しています。

入場さんの経歴
こんにちは、10X.fmです。10X.fmでは、10Xで働くメンバーがいる話、ポッドキャストです。
今回は、10Xの事業開発メンバーに迫るシリーズということで、社内のBizDevのメンバー中心に話を何回か聞いているんですが、
今日は、BizDevのメンバーの一人の入場さんに来ていただきましたので、入場さんよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
入場さん、本当に入社何年でしたっけ?
もうちょっとで2年ですね。
2年ぐらいですね。2年、結構短いですね、そういう意味では。
入場さんはいろんなパートナーのところに深く入り込んで、いろんなところでご経験、成果を出されているので、感覚的にはもっと長くいらっしゃる感覚ですけど、
最初に早速、入場さんの自己紹介から始めたいと思うので、最初、自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。
BizDevの入場と申します。
自己紹介は、仕事の話とプライベートの話と2つできればと思うんですけど、
仕事面的には、TXが4社目になりまして、先卒でマーケティングリサーチの会社で法人営業をした後に、
アクセンチャーに移って、マーケティングだったりとか、新規事業開発のプロジェクトを主にやっておりました。
その後が、前職のスタートアップになりまして、そこでマーケティングだったりとか、事業企画の仕事をしていて、TXという形です。
TXの仕事はこの後触れると思うので、一旦割愛します。
プライベート的には、もうすぐ3歳の息子とパートナーと3人で住んでいて、今年東京から名古屋に移住をしまして、
各州で出社があるのと、お客様仕事なので、どうしても全国に出張に行ったりという形で、日々言いながら働いています。よろしくお願いします。
地方スーパーとの取り組み
ちなみに、そもそもTXに2年前に移ってくる、その時のきっかけとか、どういう期待値を持って転職されてきたみたいなのがあったりするんですか?
そうですね。前職もスタートアップだったので、スタートアップの界隈で働きたいという気持ちはありつつ、
事業により深く入っていく経験を濃く積みたいなと思って入ってきました。
なるほど。ありがとうございます。
じゃあその辺、実際にかなり濃く思った以上にさらに深く入り込まれてると思うんで、
ぜひその辺のお話をお伺いできればと思うんですけど、最初はぜひ、今取り組まれてる仕事の話みたいな部分で、
多分大きく三浦さんのやられてる仕事で2つに分けられるなという話を事前にもさせてもらってたんですけど、
1つは比較的地方のスーパーのネットスーパー事業を一緒に立ち上げて成長させていくみたいな、
いわゆる中堅地方向けのスーパーの仕事。
あとはもう1つ足元、結構エンタープライズの大手のお客さんの新型営業の中にも入っていただいて、
この辺もゴリゴリやられてると思うんですけど、
どうですか、実際いろいろ中堅の地方スーパーさんの老後とか成長に関わった経験の部分と、
そこで学んだこととか、逆に今足元方針、新規でエンプラ向けにやってる部分で感じる違いとかやりがいとか、
その辺、もし今最近気になってるところがあればぜひ教えてほしいなと思います。
そうですね、まず共通するところで言うと、やっぱり人対人の仕事だな、どこまで行っても人対人の仕事だなっていうのは思うので、
共通の部分は相手のことを思い張りつつ、どうやって物事を前に進めていくかっていう、
ゲームを攻略しているなっていう感覚があるので、そこは別に会社の規模によらずだなっていうのは思います。
違うところも、これも明らかであるかなと思うんですけど、どうしても地方のスーパーに行けば行くほど、
ネットスーパーも他の事象と変わらず、地方に行くほど選択肢が少ないっていうのはあるかなと思っているので、
本当にこの仕事が、この会社が辞めちゃうとネットスーパーがなくなるっていうようなこともあり得る中で仕事をしているっていう責任感というか、
指名会に近いようなものはより感じるかなっていうのを思います。
実際、ぜひ最初、地方のスーパーさんの話をお伺いできればと思うんですけど、
まずどういうふうに深く入り込んでいくというか、本当に我々も単なるシステムを提供しているシステムベンダーと、
それを使うお客さんの小売っていう、割り切った関係っていうよりは一緒に事業を作っていく、
まさに社内では小売事業者のパートナーさんって呼んでいると思うんですけど、本当に実績パートナーだと思うんですけど、
そこって結構人対人だったりもするじゃないですか、
どういうふうに入り込んで信頼を獲得していくみたいなことを意識されて動いたりします。
そうですね、もちろん距離とかにもよるんですけど、スタートアップとかで言うと結構デジタルでいいじゃんというか、
オンラインでいいじゃんみたいな雰囲気結構あると思うんですけど、
地方の小売さんほど膝詰めで話したりとか顔を見て話したりとか、
仕事以外も含めて会食の場とかも含めて距離を縮めるっていうような価値観があるかなと思うので、
そこは一定寄り添いながらやっていくっていうのが、
当たり前といえば当たり前なんですけど、結構物理でちゃんと対応していくっていうところは1個あるかなと思います。
なるほど。
しかもあれなんですかね、そういう物理的な接点を作りながら信頼を獲得していくのも大事そうですし、
どうなんですかね、地方の小売さんから見てたときに結構ネットスーパーとかデジタルって、
そんなに普段慣れて見ているものでもなかったりとか、
前取られてしまったかつやさんの場合で、
例えばノーションの使い方1つにしてもいっぱい理解してもらうコミュニケーションが必要だみたいな話もあったんですけど、
デジタルとかネットとかそういうものを小売の事業者さんが使いこなしてもらうための寄り添いとか努力とかそういうのもあったりします?
そうですね、実際それこそかつやさんと一緒に仕事することも多いので、
同じようにノーションの使い方わかりませんってわかってくるみたいなのは結構あるので、
そういうところから全然あるかなと思いつつ、
やっぱりどうしても良くも悪くも文化が違うものだと思っていて、
それはどっちが優れているとかそういうことでもないと思うので、
そこの違いを受け入れつつ、
溝を埋める努力をしているっていう感じかなと思います。
そうですよね。
まさにおっしゃった通りで、逆に言うと我々も小売の事業者さんから学ぶこともたくさん当然ですけどあって、
そういうところもこういうやっぱり現場に行って学びがあったとか、
小売事業者さんと一緒にする中で気づいた部分とか、
小売事業者さんと一緒にやることとか現場でより深く入り込むことで得られたもの、学べたものとかって具体になったりしますか?
そうですね。それこそやっぱり実際のお客様に対峙しているのは小売の皆さんではあるので、
そこの緊張感みたいなものはやっぱり我々よりは強くあるなと思いますし、
それを忘れちゃいけないというか、最終的にやっぱり我々がお金をいただいている先は、
一人一人のネットスーパーを使ってくださるお客様だと思うので、
現場からの学び
その方々がどういうことを考えているかとか、
どういうことに困っているかみたいなところはやっぱり忘れちゃいけないと思いますし、
距離があるからこそ自分たち、特にテイクスでフロントに立っている自分たちがやらなきゃいけないことかなと思うので、
そういう経験は毎回胸が痛いなって思う瞬間はあるかなと思います。
確かに。結構実際、ねびわさんが社内で、
社内のプロダクトチームとかに対してフィードバックをかけているシチュエーションとかもたまに見させてもらったりしますけど、
結構現場はこういうことで困ってますとか、なのでこういうふうに変えてほしいんですみたいなプロダクトに対しても、
しっかり現場の方の思いとか言語を含めてフィードバックいただいているなって感じがするので、
やっぱりそういう方が我々のプロダクト側に対しても臨場感を持って考えるきっかけを作っていただいているなって感じがするので、
すごい言い方あれですけど、そういう現場、リアルな地方の小売の現場と、
我々みたいないわゆるスタートアッププロダクトを作っている会社っていう、多分英語と日本語ぐらい、
半分言語が違うという現場をちゃんと通訳してくれている役割だなってすごい感じますね。
結構苦労ありますね、そういうところって。どうですか。
そうですね、実際はあると思っていて、どうしてもお互いに対して、
分かるんだけどすいませんって言わなきゃいけないところも一定はある、両面としてもあるので、
そこは難しいですし、心苦しいところもありますけど、最終的に、とはいえ自分はテイクスの人間なので、
ステイラーがどう伸びるかとか、テイクスにとってどう良い着地にしつつ、
小売の方だったりお客様のマイナスをどれだけ埋めれるかみたいなところは、確かに意識しながら働いているかもしれないです。
ありがとうございます。ちなみに若干興味本位で聞いてみたいんですけど、
今までのキャリアの中で、地方の小売ってその地域のキングというか土着企業だと思うんですけど、
そういう地方の企業さんとがっつり仕事したとあられたりしますか?
言われてみればないですね、全くないです。
そこってでもあんまり違和感なく入れました。
比較的多分それこそアクセンチャーさんのコンサル時代とかで、
結構相手も、まあまあ系のオプションだったり、経営企画だったり、
比較的コンサルに慣れているような人たちが相手だったかなと若干想像するので、
比較的言語ギャップみたいなのがない感じも、まあちょっと想像ですけどしていて、
結構そういう意味では今回はすごいハードルがあるというか、
なかなか距離感がある中でどう詰めていくかみたいなチャレンジだったと思うんで、
そこってご苦労された部分とか、
まあでも意外とさっきおっしゃってたやりがいみたいなのを含めて楽しくやれてるから、
ぜひ楽しくやらせてほしいんですけど、
どんなふうに感じてます?っていうのをちょっと聞いてみてください。
そうですね、山田さんの覗き通り楽しくやってると思うんですけど。
今問われるまであんまり意識してこなかったんで、
ネットスーパーの価値提供
だからそんなにそれがすごい障壁に感じて辛いとか難しいと思ったことあんまなくて、
結構ネットスーパーの仕事にしようと思った時って、
私生の人々のための仕事をしようみたいなことを結構思っていて、
やっぱりスタートアップだったりとかIT業界の方がむしろ特殊であって、
日本の平均はそうじゃないっていうのをずっと思ってはいるので、
ある意味そこを俯瞰しながらあんまり、
自分がそもそもスタートアップ、IT側が普通だとあんま思ってないっていうとかはあるかもしれない。
いや、むちゃくちゃいいっすね。
世の中、まさにそうですよね。
スーパーなんで生活のインフラで、
本当に全国民のためのサービスであるんで、
そういう目線で。
やっぱり香里さんもすごいお客さんの思考が強い皆さんなんで、
そこはまさにデジタルかアナログかみたいな共通言語の違いとか、
得意領域の違いはあると思うんですけど、
お客様思考みたいな意味では、
すごいアラインしやすいというか、
同じ方向向きやすいなっていうのは、
エンタープライズ営業の挑戦
私も見ててすごい感じです。
そういうとこが自然と入っていけた部分はあるのかなっていうのを、
今の中に沢山お話を聞いています。
うん、確かにね。
ちょっとじゃあ、ぜひエンタープライズみたいな、
またそういう人たちとは若干違う生き物を最近相手にされていると思うんで、
ちょっと具体名は新規詐欺なので挙げられないと思うんですけど、
そういう新規のエンタープライズ、
いくつか触られていると思うんですけど、
営業の中で感じている難しさとか、
逆にいろいろ今まで地方の香里で経験したことで活かせている部分とか、
感じている優位性みたいな部分ってお伺いしてもいいですか?
どんな感じですか、最近。
そうですね、めちゃくちゃ苦戦しながらやっているっていうのが正直なところではあるんですけど、
でも順番的にはこれまで地方のスーパーさん中心に、
Stella、契約いただいてからのローンチだったりとか、
ローンチした後のグロースをやってから営業っていう順番はすごく良かったなっていうふうに思っています。
どうしてもStellaすごい複雑で難しい、
業務領域としてお客様向けのフロントのシステムを作りつつ、
日々スタッフさんが使う業務端末も作りつつ、
管理部門の方が使う画面も作りつつって形ですごい複雑だと思うんですけど、
それに対しての一定の解像度があることによって、
その営業フェーズにもすごい生きているなと思いますし、
信頼を勝ち取るためのピースとして必要かなっていうのは思うので、
あそこがこの順番でやれて良かったっていうのは唯一ぐらいに安心してやってるっていう感じです。
そうですよね。別にネットスーパーという事業をやるっていう意味においては、
地方だろうが都市部だろうが、SMBだろうがエンプラだろうが、
別にそこにいるお客さんに向かい合って価値提供してるっていう意味では変わらない。
もちろん事業のスケールとかの違いはあると思うんですけど、
そういう意味ではやっぱり地方のモデルできちっとこういう現場でこういう風に立ち上げて、
こういう風にちゃんと伸びてますみたいなところも、
そういうところに出てくる課題ってこういうとこありますよねみたいな、
リアルな経験を通して語れるっていうのは、
むしろエンタープライズみたいな結構組織の論理で動く人たちからすると、
やっぱりちゃんとバックという現場みたいな意味で、
でも現場ってこういうことあるからこういう方向でいいですよねみたいな、
結構三浦さんが、いやまさに今そういうエンタープライズの現場でも、
スタンスをしっかり取られてるみたいな話をこの前も社内でしてましたけど、
スタンスを取るコアになってらっしゃるのかなっていう感じはしていて、
逆にそれがないともうなんか言われると、いや確かにそう言われるとこうだなみたいな感じで、
なかなか打ち返す玉を持ってないみたいな意味では、
その現場経験みたいなところが、
今やられてる仕事の軸になってるのかなって感じはするんですけど、
どんな感じですか?
まさにだと思ってて、
スタンスを取り切るにもやっぱり材料が必要だと思うんですけど、
その材料が一定自分の中に揃ってるので、
これとこれを組み合わせた結果、
こうAというスタンスが取れるみたいなのもありますし、
あとはそうですね、
ステーラー業務理解みたいな話で言うと、
要望を言葉通りに聞くとできないけど、
現場経験の重要性
ステーラーのこの機能とこの機能をこう組み合わせれば大体できるみたいな、
裏技っぽいものを含めてあるかなと思うんですけど、
そういうものを提示できることによって、
機能がないっていうよりはちゃんと大体できるっていうことを伝えられるので、
ステーラーへの信頼度を増すっていう意味でも結構確かに、
この経験は重要かもしれないなっていうのは思います。
確かに。
誰が話すかによって多分ステーラーでできることって、
180度違うように見えますよね。
多分その課題に対して、
お客さんは別に課題を解きたくて言ってるんだけど、
なんかでもその言い方が、
こういう機能が欲しいみたいな言い方があったりすると、
表面上は別にそういう機能ないんだけど、
でも二羽さんがおっしゃる通り、実はこういう機能と組み合わせれば、
実質解きたい課題が解けますよねみたいな。
すごいですね。
本当にステーラークロートな感じ。
返し方ですね。
2年かけてやっとここまできました。
つぶやいてきた。
大事ですよね。
ちゃんと相手の課題を理解して、
それに対して何ができるかも含めて話ができるみたいな。
プロダクト理解とかでも結構キャッチアップ大変でした?
それとも自然とやっていく中で目についてきたみたいな感じですか?
めちゃくちゃ大変でしたし、
今はまだ大変だなと正直思います。
どの辺をどうやってキャッチアップされてきたみたいなってあります?
最初は仕様書を読めばわかるんじゃないかみたいなことを思ったんですけど、
やっぱり無理で。
結局実践を通してどういう風に本当にお客さんが使うのかとか、
スタッフの方が使うのかみたいなものを通してでしか、
最終的に解像度高く理解できなかったりとか、
良いことではないものの修羅場をくぐることによってこそ、
成長できるみたいなところもある気はしているので、
それこそお尻の決まったローンチをどうやって終わらせるかみたいなものを、
自分でマネージする中で初めて、
仕様についてもわからない経験の意思とか、
レスポンス早く返さないと終わらないしみたいなことに迫られてやっと、
2週くらいローンチ回してやっとキャッチアップしたみたいなところがあるかなと思います。
なるほど。
修羅場をくぐって学んできたみたいな思いですね、言葉としてはすごい。
でもあれですもんね、同じネットスーパーの、
これもかつやさんとお話しだったんですけど、
同じネットスーパーのローンチだとしても、
パートナーの数だけ事業立ち上げがあって、
それぞれ関係している関係者も違うし、
当然システムの仕様とかやりたいことも違って現場も違って、
本当にパートナーの数だけ事業立ち上げがあるみたいな、
リアルな感覚ですよね。
ただ同じシステムを複数社にローンチしてますみたいな、
多分そういうのとはだいぶ感覚が違うんだろうなという感じがするんで、
よく言えばむちゃくちゃ学びる機会があるし、
悪く言えば何回やっても強くてに言う意味にはならない感じですかね。
まさに冒頭に言った事業は結局人だな問題だと思っていて、
対峙する人が違えば同じネットスーパーの事業でも、
やっぱり全然違う景色が見えるなっていうのは思うので、
かつやさんの話には共感します。
なるほど、ありがとうございます。
エンタープライズ、どちらかというと今、
生かせる部分みたいな話だったと思うんですけど、
エンプラに入っていく上で感じている違いとか、
そこに対してどういう風にアプローチしているかというのはどうですか。
そうですね、すごい苦戦しながらではあるのと、
さっき地方スーパーの時にも同じような文化とか言語の違いみたいな話をしたと思うんですけど、
特にエンプラとの違いを大きく感じる時間の流れ方だと個人的には思っていて、
例えば同じ1ヶ月30日みたいな時間があったとしても、
スタートアップにとってはその1ヶ月で死にかねないっていうのも会社によってはある、
テキサスはそうじゃないと思うんですけど、
一方でエンタープライズにとっては1個の倫理を通すのに必要な時間ですみたいなことも結構ざらだと思っていて、
中身を知らないと何でそんな時間がかかるんだろうみたいなことを言ってしまいがちだと思うんですけど、
その中にも多分オースと上司と上司と上司の予定を調整したりとか、
それぞれ資料を作ったりとか、リマースしたりとか、
いろいろそれはすごい大事で貴重な仕事だと思っているので、
そういう違いをちゃんと理解しつつ苦労に共感しつつ、
でもそれに飲まれているわけにはいかないと思うので、
ちゃんと自分たちにとっての重要な時間の流れ方だったりとか、
文化だったりとかを分かってもらいながら、
早く落とす所を作るというところが一番難しいなと思っていますし、
これ自体はエンプラ営業共通だと思いつつ、
ステーラーが複雑だからこそどうしても論点が多岐に渡って難しいんですけど、
1個1個をクリアしていく難易度がすごい高いなというのは、
小売企業との協業
特にステーラーとエンプラの掛け合わせで難しいなというのはすごい思います。
なるほど。本当その通りですよね。
私は新卒勝者いたんで、むしろ大きい側にいたんで、
むちゃくちゃ仲も含めてイメージできるんですけど、
なんでそもそもあんな大企業の人たち忙しいんですかねっていうのはすごい思う。
手に詰まってますよね。
ほとんどだよ。部長以上の予定はほぼ取れないみたいな。
1週間後ですってなるじゃないですか。
結構それがそもそもだいぶ仕組みとしてしょうがない部分はあるんですけど、
物事を進めていく上でのどうしてもモトルネックになるから、
そこは逆にそういう状態にあると思うので、
そこに対して上手く物事を進められるようにこっちがアジャストしていくっていう感じだと思うんですけど、
非常に忙しいですよねっていうのはいつも思いますね。
しょうがないんだと思うんですけど。
そうですね。
エンタープライズとはいえ、
これもちょうど前に出してるポッドキャストで、
エスティの塚原さんっていう取締役からも話聞いてたんですけど、
とはいえエンタープライズはやっぱりキーマンでいて、
そういう人たちが結構、それはタイトに関わらずやっぱり情熱を持って、
正直スタートアップの協業なんで基本的には難易度しかないみたいな状態。
ここから見てもそうだと思うんですけど、
でもそれでもやっぱりスタートアップと組むことの可能性に賭けて、
社内の難しい調整とか説得をしてくれる人。
必ずやっぱりエンタープライズのスタートアップ協業とキーマンがいるはずで、
多分今まさにやられてる案件とかでもそういう方が間違いなくいらっしゃるなって
私はここから見ても感じるんですけど、
そういうエンタープライズ営業における人対人みたいな部分って、
お庭さんとか意識されたりとか感じたりするのがあったりしますか?
そうですね、でもそこはあんまり事業規模によって違いはあんまり感じてないかもしれないですね。
もちろん苦労の多さとか、説得しなきゃいけない裏にいる人数とかもちろん全然桁が違うかもしれないんですけど、
とはいえ解かなきゃいけない課題はあんまり変わらないとは思いますし、
結局ネットスーパーの複雑な事業をやるという意思決定自体は、
別に規模に関わらず複雑で難しいと思うので、あんまりそこは意識してないかもしれないです。
ちなみに情熱あるカウンターパートみたいな人が、ちょっと分からないですけど、
とはいえこの複雑なプロダクトと先方の意思決定をしてくる中で、
心折れかかることもあり得なくはないじゃないですか。
そういう時ってネーバーさんならではのコミュニケーションの仕方とか、
担当者としてとはいえやっていきましょうみたいな感じで、
プロジェクト管理の挑戦
一緒にやっていくために何か工夫していることとかあったりしますか。
そうですね、私今主にやっているところは、
もう一人の村井さんというインタビューの方が結構そこのグリップというかコミュニケーションしてくれているので、
そんなに強くはやってはないんですけど、
でも二人とも意識しているのは、最終やっぱり我々はエンプラと組むことが、
ステラとしても悲願というか財務的にも絶対的にいいインパクトがあって、
先方もステラを入れることが良いと思ってくれているという共通の目的があることは事実だと思いますし、
揺るがないと思うので、そこに立ち返りながら別に意地悪したいわけでは我々もないし、
一緒に頑張りたいと思っているというのは繰り返し伝えるようにしているかなと思います。
そうっすよね。目の前の大変なことのというような山みたいなものを見ていくと心折れそうになるけど、
そのもって別にもっと大きなお互い目指している山、共通のゴールがあるからやってるんだよねみたいなところは確かに立ち返るように意識しておかないと、
だんだん辛くというか目的を見失うみたいなことはありそうですよね。
確かにその姿勢はお二人のチームからすでに感じます。ありがとうございます。
ちょっとじゃあかなりエンプラの話とかSMEの話も深掘れたので、ちょっと次の話題に移りたいんですけど、
ちょっと過去のまさにおっしゃっていたようなキャリア、新居場さんがお経験されてきた経験と、
今の仕事に対して繋がりとか生きている部分とか、
あとは逆に転役されてから新しく新居場さん自身が得られたことみたいなあたりを少し深掘らせてもらいたいなと思うんですけど、
まず前職までの経験で、転役されてからすごくこういうものが生きてるなとか、
もしくは逆に新たにキャッチアップしなきゃいけなかったことみたいなものを整理すると、どんな感覚でやられてたりしますか。
そうですね、まず一番違うこととしては、前職までは基本的に自分が頑張るっていうタイプの働き方をしてきたなと思ってるんですけど、
今はプロジェクトをマネジメントする立場としてパートナーさんを動かすというか、
パートナーさんがいかに気持ちよく動けるかをサポートしているというような意識でやっていて、
ある意味ネットスーパーの売上が伸びるために自分自身ができることはすごい少ないなと思っている中での仕事の仕方なので、
そこの空いて動かすことの難しさみたいなのはあるなと思っています。
それを空いて動かすことの難しさにどういうふうに向かい合っているかっていうのはありますか。
そうですね。
結局空いて動かすことも自分が、その天場には自分が動かなきゃいけないなっていうのを最近すごい思っていて、
結局自分が試行錯誤しながら、失敗しながら仮説を立てて動いていくでしかないなって思っているので、
最終得られる仮説が今までは自分の直接的な仕事の成果だったのが、
パートナーが動くっていうことにすり替わったっていうだけかなって一周回って最近は思ってはいるので、
難易度はもちろん高いものの結局自分で仮説を立てて動いてみてっていうところはあんまり変わらないのかなっていうのは思っています。
なるほどなるほど。ありがとうございます。
実際そういう意味では、TenXに来られてからいろいろ多分キャッチアップしなければいけなかったことが多いと思うんですけど、
それこそ小売の業界っていうのは多分経験値として新しい業界だったかなって気もしますけど、
そういうキャッチアップの部分とか、さっきもプロダクトの話はまさに修羅場で学ぶみたいな話をされてましたけど、
それ以外ドメインの知識とか含めてどういうふうにキャッチアップしてこられたとかっていうのはありますか?
そうですね、でもいわゆる多分一般的なことしかしてないかなと思っていて、
TenXのスラックにも小売関連のニュースが流れてくるとか、
リサーチの方がリサーチした結果を流してくれるチャンネルがあると思うんですけど、
それをちゃんと毎日見るみたいな話だったりとか、
私は財務にそんなに詳しいわけではないんですけど、
IRの資料とか見つつ、でもちゃんと書評が読めるほど詳しくはないので、
株主総会の資料みたいなものをカチカチ読んだりとか、
そういう一般的なことぐらいしかしてないのと、
あとは結局、とはいえお客様目線みたいなのも大事だと思うので、
結構いろんなスーパーに行くみたいな、
週末行くスーパーを固定じゃなくて変えてみるみたいな話だったりとか、
最近引っ越してあんなぐらいに来たのもあるので、
これまで行ってこなかった東海エリアのスーパーを頑張って制覇するみたいなことをやってるかなと思います。
現場からの学び
ちなみにすごいいい話があって聞いてたんですけど、
そういうスーパーの現場、実際にいろんなスーパー行ってみて、
変わりましたか?今までNETXに入る前の買い物として行ってたスーパーと、
少し多分今、いろいろ氷の中も理解した上で、
スーパーを見ると、見る視点とか、こういうことも気になるようになったとか、
あったりされます?
そうですね、どうしてもネットスーパーやってる店舗に行っちゃうと、
バンが何台あるかなとかそういうのが見たいんですけど。
だいぶマニアックですね。
バックヤード見に行って、
販入口行って。
どれくらい埋まってそうかなみたいなの見ちゃうとかもあるんですけど、
もうちょっとスーパーに漂ってる空気みたいなものも気になりますし、
どこが推しなのかとか、レジの台数が何台あるかとかそういうことを含めて、
お客様目線を見つめるっていうのもそうですし、
事業者としての氷を見るみたいな視点も結構増えたかなと思います。
確かに氷さんによっても全然売り場の作り方とか見せ方、
どういうふうにお客さんに感じてほしいのかみたいな作り方も違いますよね。
おっしゃると総合的な空気感、
それは来てるお客様の特性とかにも結構影響出そうですけど、
確かにその視点ってすごい大事ですよね。
あんまりIRとか財務とか戦略的な資料だけでは見えない、
その氷独特の空気感とかDNAみたいなものが、
理解できてるとあれですよね。
結構普段の公営業とかPMOっぽい色々でも、
刺さるポイントって分かりそうですよね。
この氷って結構こういうこだわりあるんだみたいなのも分かってる。
全然違うんじゃないですか。
似て非なるものというかこだわってるところが。
なのでそういうところも普段の活動の中でキャッチアップされてるんだと感じましたし、
なんか面白いですよね。深いですよね、本当に。
氷の業界って。
危機がないですよね、やり始めると。
確かに。当たり始めると本当。
そうなんですよね。
私も業界団体のAJSさんの勉強会とかで一緒に氷の経営者さんとスーパーの視察を回らせてもらうとかあるんですけど、
本当にこの売り場の並べ方がこうなんだよとか、
なぜこの店はステーキ肉が多いのかって、
こういう客層がいるからこういうステーキ肉を置いた方がお客さんが買ってくれてみたいな。
この総材の肉にあえて地元の国産牛を使って、
こっちで味を確認してもらって、
今後ひき肉売り場で買ってもらうし、流してんだよみたいな。
深すぎるみたいな。
そんなことを言ったりしてる。
いや、面白いですよね。
ありがとうございます。
ネットスーパー成功のための人材
ちょっといろいろお話を伺えてきたんで、
最後、今回10Xとしても事業界開発、VizDevの人材の採用を始めているっていう中で、
新しく迎えていくVizDevのメンバーみたいな視点で、
どういう人が10XのVizDevと合うと思うかみたいなのって、
にえばさんのビューで聞かせてもらってもいいですかね。
大きく2つあるかなと思ってて、
どうしてもネットスーパー事業って長期で成功していくタイプの事業だと思うので、
短期的にいっぱいヒットが出るようなことに成功体験を感じるっていうよりは、
長期的に難易度が高い問いに向き合い続けられるみたいなのが1個重要かなと思います。
もう1個は、それこそこれまでもいっぱい話してきたと思うんですけど、
ロジカルであるみたいなことももちろん重要だと思うんですけど、
結局カウンターパートである高齢の方と人対人とのコミュニケーションができて、
ちゃんと信頼を置いてもらえるっていうところが大事かなと思いますし、
それこそ今話したようなスーパーの奥深さを楽しめるような人とか、
ディープダイブしていくことを楽しめるみたいな人が向いているのかなと思っています。
素晴らしいですね。
でも本質的にさっき三浦さんがおっしゃってた、
スタートアップみたいなスピード感あって新しいものみたいな世界と、
多分高売りの事業者さんみたいな結構生活のインフラで、
そこにリアルな多くのお客様を抱えて、
本当に事業の現場がすごく深くあるみたいな、深く広くあるみたいな、
多分結構似て非なるものですけど、
この両方を体験できるっていうこと自体が面白さなのかなって感じはするので、
やっぱり事業とか現場が好きな人が入ってくるとすごい相性がいいし、
三浦さんみたいに本当にいろんなパートナーとの信頼関係をつくって、
いろんな経験をできるってことにつながるなって感じるので、
そんな方と出会えると嬉しいなっていうふうに今、
三浦さんの話を聞いて再確認させていただきました。
はい、ありがとうございます。
よろしくお願いします。
では本日のポッドキャストはこちらまでということで、
また次回の機会でお会いできると思います。
ありがとうございました。三浦さんもありがとうございました。
ありがとうございます。
34:03

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