RADIO399です。RADIO399は私、40歳の社会人である管理人の佐藤さんが、毎回ゲストと異なるテーマについて雑談するポッドキャスト番組です。
よろしければ、今回も最後までお付き合いください。
はい、ということで始まりました。RADIO399です。本日の出演者は、マイボーさんと田中さんと赤先生です。
こんにちは。
こんにちは。
はい、こんにちは。マイボーさんと田中さんはほぼレギュラーという感じで出てもらってますけど、赤先生はだいぶ久しぶりですね。
久しぶりです。
どれくらいぶり?
1年近いんじゃないですかね、たぶん。
じゃあちょっと改めてご紹介しますとね、漫画家の渡辺赤先生ですということで、ギタイ人Aのね。
はい。
漫画ギタイ人Aの作者です。
はい。
単行本ね、全7巻ですかね。
はい、7巻出ております。
昨年完結した感じですね。
はい、昨年完結しまして。
もうすでに次回作にも。
はい、次回作を執筆中というか、そろそろ決まったかなぐらいで、まだいついつからスタートしますって言えない状態なんですけど。
今まだね、情報出せないってことでね。
そうですね、春か夏かぐらいに何かあると思うので、よろしくお願いします。
ぜひぜひ、その時は情報をください、告知しますんで。
はい。
今回はですね、くるりおきこうの回ということでやってまいろうと思うんですけど、今回は雑談系ポッドキャストの日、ボリューム2というイベントの参加作品となっております。
はい。
で、ちょっとさらりと概要をね、話させていただきたいんですけど。
当番組の第2回、KPG管理者さんポッドキャストグランプリで見事ヘビ級チャンピオンの座に輝いた、しゃべりたい内部のまいこうさん。
まいぼうさんの妹っていう噂もある。
行き別れの兄弟ですね。
最近出てきた話だけどね。
まいぼうさんとまいこうさん、実は血がつながってるんじゃないかという説もね。
なんか、名前も一文字違いだし、声が激にだし、しゃべり方激にだし、昔味噛ん好きだったし、みたいな。
ちょっと共通点が多すぎるということで、最近そういう疑惑が出てきましたけど。
感動の再会、いつかするかもしれない。
ね。
行き別れだよ、絶対。
行き別れだもんね。
そんなまいこうさんが企画してるイベントなんですよね。雑談系ポッドキャストの日ということで。
今回はボリュームツアーで2回目なんですけど、総勢なんと参加する番組37番組。
すげー多い。
計5日間での開催ということになっております。
期間が2月18から2月22日の間で続々と配信されるということで。
当番組レディオ39も担当が2月20日でございます。
木曜日こちらで担当させていただきます。
というのが今日の回になりますね。
これまたさらりと同じ日の番組さんも紹介させていただきたいんですけど。
7番組あるので我々以外6番組ですね。
一つ目がうっかり双子のついついラジオさんね。
本当のリアル双子の方がやられてる番組ということでね。
なんか私と舞妓さんみたいな感じの関係の。
そうね、アートワークもあとシルエットだけだから、もしかしたらこれ舞妓さんと舞妓さんかもしれないですね。
既に再会してるじゃねえかと。
実は秘密裏に。
秘密裏にね。
2つ目が平成女オッタクのインドア同盟さん。
これ何かの時もご一緒でしたよね。
つながりっすんですね、りっすんさんのご一緒。
というか前後の関係だったのかな、この時は。
舞妓さんももしかしたら入れるんじゃないかというインドア同盟さんですね。
人気やだからね。
3つ目がレディオにゃーにゃーにゃーさんですね。
なんかこれ我が番組と名前なんかちょっと似てる。
最初の部分似てますね。
4番組目がですね。
第1回、かんりんさんポッドキャストグランプリでアートワークを受賞された
僕たちはカレーとサウナでできているさんですね。
5個目が理系男健康論ということで、
理系の男性2人が割と健康の話をしているということで、
私とかもう赤先生ぐらいになると思う。
だいぶ健康のことについて興味津々よね。
そうですね。自分の体について知りたい。
知りたいよね。ちょっとこれ気になってます。
非常に健康の話題は興味がすごくあるのでね。
6つ目が言葉にできない夜の話さんですね。
ことはなさん。
ことはなさんね。我々が正式にOKをもらってパクったというね。
ことはなさんですね。
おそろいのリングに我々も参戦するので気を引き締めて今回収録して
雑談していかないとなというふうに思っております。
戦いだ。
戦いですよ。リングですから。
なんでも私参加じゃなくて参戦って言ってしまうんでね。
今回初めて聞かれる方とかもいらっしゃると思いますので、
さらっとだけ番組紹介したくて、当番組初めて聞く人いますからね。
レディオ999と書きましてレディオ39と読みますね、我々。
よく読み方がわからないということがちょくちょく来ますけど。
999と書いて39。
因果鉄と39のあれですね、読み方としてはね。
出演者は私、管理人の佐藤さんと、
今日出てるまいぼうさん、田中さんが最近多いですかね。
いっぱい出演者いるんですけど、この2人が最近多いということで、
たまに出てくれる赤先生、久しぶりに来ていただいてますけどね。
あとはもう1人の先生として有名な、
特に何もつかない先生というのがもう1人いますしですね。
最近出ませんけどね、リアル先生、教員の先生。
あとは元音楽プロデューサーでアートワークもやってる武藤さんと、
こういった方々がいる中ですね。
我々は同じ大学のサークルというつながりでございます。
先生と武藤さん以外ね。
赤先生も一緒だもんね、大学ね。
そうですね、はい。
学年は毎回忘れちゃうけど、上か下か同じか。
同じ。
同じか。
一応ね、最初は音楽番組だったんですけど、
そのあと音楽流せなくなって、普通のradio39になりましたけど、
最近私も名称を変えまして、
自称社会系音楽雑談番組radio39ということで歌っておりますんで。
出演者が知らないうちに番組のコンセプト変わってたの、びっくりしたんですけど。
今知ったんですけど。
今知った、ごめんごめん。結構ね、変わるんだ、コンセプトが。
基本的には社会的な話もするけど、
震災の話とかさ、パズドラ問題とか話するけど、
するけどもやっぱベース、僕らの、
もともとは音楽番組ということなんで、
名物企画の年間一番良かった曲を決めるベストトラックとかね。
あとはいいポッドキャスト番組を決める、
カニンさんポッドキャストグランプリとかね。
ということをやってる番組ですね。
基本的に最後に音楽を最後紹介して終わるという流れの雑談番組でございますと。
我々基本的には東北にルーツがあるので、
東北ラブみたいなところもありますけどね。
そして最近イベントに顔を出しがちというね。
拙走ない感じで。
忙しい。
忙しいからね。いろいろイベントも顔出しております。
そして2021年11月から放送開始しておりますので、
今年で丸4年になろうかなというような、
そんなポッドキャスト番組でございます。
更新日は日曜日ですね。毎週ね。
そのところでよろしいでしょうか。
大丈夫です。そういう番組です。
田中さんもOKですか。
はい、それでOKです。
そうそう、3行で説明するから。というバンドですよね。
そうですね、趣旨は伝わりました。
追加させていただくとですね、岸田さんとベースの佐藤さんというオリジナルメンバーのお二人なんですけど、
この二人が出会ったのは、94年の高校3年生の時に出会ってます。
深掘りしてきましたね。高校生の頃から知り合いだったんだ。
京都の立命官高校に二人とも在籍していて、そのまま立命官大に上がって、ドラムの森さんと出会って、そこでくるりが結成されたっていう流れだそうです。
くるりに関してはめちゃめちゃしょっちゅうメンバーが入れ替わるんですよ。
そうだよね、外国の人とかもいたもんね、一時期ね。
特にドラムの人をすぐクビにしてしまうっていう悪い癖があって、しばらくずっとサポートの期間、サポートドラマーって感じで、
普通のメンバーじゃなかったけど最近また森くんが戻ってきて、3人になったよみたいなニュースを見たんですけど、
メンバーがたびたび入れ替わってますね。
最新のアルバム、感覚は道しるべの時にオリジナルメンバーの森さんが戻ってきて、本当のオリジナル3人で作ったのが、ニューアルバムの感覚は道しるべで。
その収録風景を撮影したドキュメンタリー映画がくるりの映画っていうね、あれでね、伊豆のスタジオで収録してる風景なんかを。
で、管理人さんそれを予習として見させていただいて、これ見るとアルバムの聞こえ方も違うし、PVの意味もわかってくるので、すごく良かったなということで、だいぶテンションが上がったわけですよ、ライブに対して。
じゃあここからはもう私の手元を離れてなんか、わりと布ははめられる方なんだよね、今日私。
あまり仕切らないようにというか、今回はわりと踊る前傍、田中御典でいいかなと思ってるんですよ。
本当ですか。
小ネタをどんどんどんどん出してもらってもいいですし。
まずじゃあ勤務にあけていいですか。
乾杯からね。
すみません、失礼します。
いただきます。
小ネタをポンポン出していきたいと思うんですが。
まずクルリって京都のバンドなんですけど、
クルリといえば京都、京都といえばクルリみたいなイメージって、日本語ろくというか、方角が好きな人はなんとなく持ってると思うんですけど。
そのイメージってどこから来るのかなみたいなインタビューに対して、
志田さんは、いわゆる98年世代っていうんですかね。
デビューしたタイミングで、ナンバーガールが福岡から出てきたりとか、スーパーカーが青森から出たりとか、
東京以外の地方から面白いバンドがどんどん出てきたっていう流れの中で、
クルリが京都から出てきて、まずそこでイメージがついたんじゃないかっていう話を話されていて。
一応98年世代みたいなクルリに対しても、
やっぱり地方出身者が個性的なやり方で、それぞれの音を鳴らして、ちゃんとメジャーで作っていけてるバンドみたいな定義を志田さんはしてて。
当時の音楽で作っていけるシーンにいた、自分たちが最後の世代だと思うみたいな感じで、インタビューで。
おもしろいね。98年っていうのはそういう世代なんですね。ナンバーガールがいて、スーパーカーがいて、そういう世代がね。
中村和義とかも。
そこもそうなんだ。スヌーザーっていう感じの人たちですね。
完全に。スヌーザーとガッチリなんですよ、クルリが。
っていうか岸田が、岸田茂さんが。
岸田ってずっと、岸田茂のイメージが総理大臣が出てきたせいで、そっちに持ってかれちゃった気もするんですよ。
石場茂いいですか?
違う違う、岸田なんだっけ?岸田総理。
岸田総理はでも、下の名前は茂じゃないよね。
ないけど、岸田と言ったら岸田茂だったのが、岸田総理にだんだん移り変わってきたな、世の中みたいな。
じゃあ岸田茂さんで、俺一個最近思ってること言っていいですか?
岸田さんって、クルリの出した曲の年表と自分の年を重ねててさ。
あー、何歳ってやつね。
そうそう、私が16歳の高校生ぐらいの時、バラの花なんですよ。代表曲のね。
で、その頃見た岸田さんって、俺なんかオセジにもかっこいいなと思ったことはなくてさ。
やっぱりちょっとダサいオタクなメガネのお兄ちゃんっていう、かっこいいなぁと思わなかったのね、見た目。
で、最近その映画も見たし、ニューアルバムのジャケットもさ、岸田さんと佐藤さんと森さん3人で映ってるんだけど。
今の岸田茂さんってめちゃめちゃかっこよくない?と思って、ビジュアル。
なんか、髪型によるような感じがする。
あ、そう?
で、メガネのイメージ強いけど、震災後に石巻にライブしに来てくれたことがあって、それ見に行ったとき握手会みたいな、CD買ったら握手できるっていうのがあって、握手していただいたんですけど。
多分その当時で、40半ばぐらいの年?今49歳らしいか、40頭ぐらいだと思うんですけど、震災後だから。
あの、目の輝きがすごくて。
すごい少女漫画家っていうぐらい目がすごいキラキラした人で、
これ常に何かに挑戦して創作活動してるからすごい目がキラキラしてるんだなって思って。
なんか意外とあれですね、写真で見るとなんかもっさいオタクみたいに映ってる時あるけど、間近で見ると目綺麗すぎて結構かっこよく見えちゃうっていう。
ちなみに石田さん本人が一番モテたとおっしゃっていた時期がですね、2005年に6枚目のアルバムで日記っていうアルバムが出るんですが、
ちょうどその後のツアーぐらいで、ライブに大人の女性や文化人、芸能人がたくさん来るようになって、その時が一番チャラチャラしていたということをおっしゃっていて。
その時からコンタクトで人前で出るようになったり、ストレートパーマも当てて、チャラチャラしていたと。
パーマとかストパーってチャラチャラの象徴だよね。あえて当てているんだみたいな感じで。
しかもコンタクトで、メガネかけてないけどかっこいいですね、石田さん。
目がすごい。目力が。
ジャケットとか見ると、あんまりメガネかけてないジャケットってないような気がするな。あるのかな。
わりと黒口メガネかもしれない。でも確かにコンタクトにしてたときはあったな。
何話そうと思ったか思い出したら、スムーザーでガッチリの話なんですけど、下手したらくるり迷子を乗ってるんですよ、スムーザー。
最初、田中総一郎って大阪の人で、岸田茂って京都の人で、よく一般的に言われることですけど、京都の人ってブラックジョークっぽい嫌味をめちゃめちゃ言うっていう。
早く帰れやっていう意味で、いい時計してはりまんなーみたいなやつ。
そうか、褒め言葉と受け取っちゃう人もいるわな、普通に。
私も褒められてると思っちゃうな。
なんだけど、田中総一郎が京都の人だからすげえ嫌なやつだなっていうふうに思ったっていうのが第一印象なんだけど、
なんかでもその後、ことあるごとにくるりが出てくるたんびに、よいしょよいしょで、ずっとスムーザーが終わるまでくるりはガッチリだったから、それも相まってスムーザー読者の私はくるりにズブズブハマっていってみたいな流れがあったな。
で、けっこうくるりって、私が思うくるりっていうか、みんなの心の中に、ファンの中にはいろんな種類のくるりがあると思うんだけど、けっこうアルバムごとに全く違う作品を次々作るバンドみたいな感じがあって、
例えばすごいオーケストラに傾倒した時期もあったし、さっき田中くんが言ってた日記っていうアルバム、なんかはすごいUKロックとかザフーがめちゃめちゃ好きなんですけど、岸田さんが、それにすごい傾倒して、もうそのまま昔のUKっぽいようなのにくるりの歌詞が乗っかってるなみたいな感じの時期があったり、
あと、ピコピコにすごい傾倒した時期とか、なんかハートウォーミングな感じに傾倒した時期みたいな、すごい言葉の説明がよくないけど、けっこう情緒不安定なバンドで、それも相まってメンバーがよく変わるみたいな。
なんかあれなのかね、やりたいことがその時々で結構変わるから、それに合わせて人が変わっていくっていうイメージなのかね。
かもしんない。すごい有名な歌で、リポデーの歌。なんかね、リポデーの歌は結構歴代やったっていう時期あったと思ったんだけど、その時期とかは結構オーケストラ系の時期がわりと多かったかなみたいな。
あれ奇跡って曲でしたっけ?
リポデーはね、ジュビリーかな、ジュビリーとか。
ジュビリーか、ワルツを踊れに入ってるやつですかね。
そう、ワルツの踊れとか、まんまオーケストラみたいな感じだけど。だからもう、言っちゃえば、どういう系統から聴き始めるかによって、
こう、はまり方が違うっていうか、どのクルリが好きかって変わってくるよなーみたいな感じ。
で、いきなりこんなぶっ込んじゃっていいのかなっていう感じなんだけど。
早速だけどプレイリストに入れようと思ってた、私のおすすめ3曲についていきなり語り出しちゃうんですけど、
私、今日2曲って言われたのに3曲持ってきちゃったんですよ。
で、そのうちの2曲っていうのが、
1つがGo Back to Chinaっていう曲と、もう1つがWorld End Supernovaっていう曲が2曲なんですけど、
これがWorld is Mineっていうアルバムに入ってて、で、私その時期のクルリが結構好きなんですよ。
で、このGo Back to Chinaっていう歌とWorld End Supernova、どっちも結構有名な曲なんですけど、この流れがすごく好きで、
ポンポンってアルバムの中でも並んでる曲なんですけど、
1つがもう本当に聞いたことのないようなロックなんですよ、Go Back to Chinaっていうのが。
その曲知らない。
で、もう1曲はすごい有名なWorld End Supernovaなんだけど、その流れがいいっていうのと、
私が好きなクルリの部分って妖怪っぽいところが好きなんですよ。
蝶都ってね、昔のやっぱ首都だったっていうのもあって、
地味猛竜の伝説とか陰明寺の話とかめちゃめちゃあるじゃないですか。
そういう雰囲気がすごい凝縮されているのがこのGo Back to Chinaっていう曲で、
ポップで可愛いクルリももちろん好きなんだけど、一番の部分は妖怪だなぁみたいな。
そういう感じでその2曲っていうのと、もう1曲、3曲目が、これはただのお気に入りなんですけど、
クルリ史上私の中で一番好きな曲で、田中くんも1回かけてた曲なんだけど、
How To Goっていうアンテナっていうアルバムに入ってる曲なんですけど。
押してる人多いよね、How To Goってなんかね。
How To Goはシングルバージョンとアルバムバージョンがあって、
好みが分かれる感じなんですけど、私が押したいのはアンテナっていうアルバムに入ってるHow To Goっていうタイムレスっていうサブタイトルがついてるんですけど、
アルバムバージョンがおすすめですよってやつです。
このWorld Is Mineっていうアルバムとアンテナっていうアルバムに、
多分だな、私もちょっと記憶が曖昧なんですけど、共通してるのが大村達信っていうギタリストと、
クリストファー・アルモンドっていうドラマーがいた時期。
そのHow To Goには、その時はその4人のメンツだったんですけど、
一番最初にクリストファーっていう外国のドラマーの人が、なんて言ってるかわかんないんですけど、
ぜひ聴いてほしいなと思います。
なんかもうね、聴きたくなった。その話聞いただけで。
赤先生なんか今の話聞くだけでちょっと聴きたくなりませんでした?
情景が思い浮かぶというか。
なんかね、田中さんのその手の話って結構、
惹かれる部分があるのよね。
なんか若い頃、就活とか東京で働いてた時の聴いてた音楽とかって、
なんかね、もう40になっちゃったけど何か惹かれるものがあってね。
なんか悩めるものの何かを掴んだんだろうなっていう。
そうね、なんかそういうへんタイムレスだね。
なんか、結構アンテナがすごいいいよね。
私も正直一番聴いてて情緒安定するのはアンテナだな。
で、なんか割と生活っぽい感じが見え隠れして、
でもその中にもくるりの独特の気持ち悪さっていうか、
なんて言えばいいんだろう、個性みたいなものがしっかり落とし込まれてるのがアンテナかなみたいな。
じゃあ、例えばこれからくるりを初めて聴いて何から聴けばいいかわかりませんっていう場合は割とアンテナを押す感じでオッケーですか?
アンテナかファーストアルバム、さよならストレンジャーみたいな。
東京入ってるやつね。
でも、でもやっぱり他も聴いてほしいっていう非常にわがままなファン心で、
ワールドイズマインは打ち込み系とか好きな人とか、ダンスミュージックが好きな人も多分好きな曲が結構あると思うんだよね。
うん、なんかさっき前坊さんが言ってたように、
アンテナとかファーストアルバムとか、
ちょっとだけ私のくるり話をすると、大学生ぐらいの時にアンテナって歌ってたんですけど、
ファーストアルバムからスタートしたら、
アンテナのオリジナルの曲が、
何にもポイントがないんですよ。
その時、私はこういうファーストアルバムの曲を聴いてたんです。
なんかちょっとだけ私のクルリ話をするとですね、大学生ぐらいの時に、スヌーザーみたいなとこが日本のロック名盤100みたいなの出してたと思うんですよ。
で、その中に入ってたのがクルリの、それこそワルツオオドレかな?が入ってて、私は当然うどみして、じゃあクルリ何か聞いていいかわからないからワルツオオドレを聞いたんですけど、
やっぱりあそこから入ると、なんかやっぱりコンセプトアルバムとして、なんか非常に評価が高そうな感じはするけど、もしかしたらあれを最初に聞くと、そこまでハマらない人もいるかなーっていう気は、まあ私のようにですね。
なんか言っちゃえば、ギターを期待しちゃうっていうか、ロックを期待して聞くと、なんかワルツオオドレとかすごい美しいメロディーを美しい楽器で奏でてくれて本当に美しいなっていう感想しか出てこないんだけど、
なんかロックバンドとしてって言われると、なんか違うなっていうか、あれ思ったのと違うなみたいになっちゃうから、確かに他のの方がいいのかもしれない。
ちょっとね、私もその辺のスタートを間違えた部分もありますね。もう取り返しのつかないことになってますね、その辺は。
なんか初めて飲んだ酒がいい酒だと酒にハマって、日本酒とかよく言うんですけど、初めて飲んだ日本酒がいいとそのまま日本酒にハマれるんだけど、初めて飲んだ日本酒がおいしくないと日本酒なんか嫌いだってなる現象みたいな。
やっぱね、最初はいいものに触れた方がいいんだろうね、映画でも音楽でも食事でもね。モンだってそうだよね。
あの、私、妖怪っぽいっていうフレーズにちょっと惹かれて。
だよねって。
好きそうだよね、妖怪っぽいのなんか。
なんか、どんな感じに妖怪っぽいとか、ここ妖怪なんですよみたいな、なんかあんのかなと思って、ちょっとお聞きしたいなと思いました。
なんかね、まずね、曲を聴いたら、まずね、一発目からギターなんだけど、一発目のギターから妖怪なんですよ。
あの、絶対に聴いたことないギターフレーズから始まる。
あ、じゃあ。
っていうのと、あと特にそのGo Back to Chinaっていう文言にどういう意味があったのか、中国旅行に行ったからそう言ってるのかなんなのかわかんないけど、
結構百鬼夜行っていう単語だったりとか、そういう感じが出てきて、確かに妖怪が出てきそうな雰囲気の曲なんですよ。
なるほど。
で、その妖怪っぽいって、私れんこしましたけど、絶対これに赤先生来ると思って、妖怪、妖怪って。
あー、仕掛けてきたわけね。
なるほど。
罠を仕掛けたみたいな。
罠を仕掛けてきたわけね。
絶対来る、来てくれるでしょうって思って、行ったところが。
何事食いついた。
だって、赤先生の何か、いつだかの放送の選曲にアニマルコレクティブとか入ってるじゃないですか、絶対妖怪。
あー、あれは妖怪だな。わかりづらいもんね。
妖怪だろうなと思って。
赤先生はやっぱりそういう、一見わかりづらいというか、とっつきにくい、よくわからない、難しい、気持ち悪い曲好きよね。
なんでこうしたの?って思うやつが好きで。
あー、そこなんだね。
たつ、田中さんが言ってたような、地方組が98年にバッと出てきたっていう中の、スーパーカーとかナンバーカーとかも、ちょっと妖怪感あるなと思ったんですよ。
あー、ナンバーカーなんか特にそうですよね。変拍子っていうか。
妖怪好きだなってちょっと思って、クルーにも聴いてみようと思いました。
うん、ぜひとも。
そこに妖怪要素があるとは。
はい、ということでいろいろ喋ったけど、田中さんの好きな曲ってまだ途中だった気が。
そうですね、僕もちゃっかり2曲選んでって言われたけど3曲選んでて。
1曲目がさっきの?
Good Morning。
2曲目がマイボーさんと同じHow To Go。
3曲目なんですが、石巻復興節。
あー、あるよね。
これも先ほどマイボーさんがおっしゃった石巻という宮城の石巻から着想を得て作った曲なんですが、
当時岸田さんも佐藤さんも3.1の後によく被災地に入っていたみたいなんですよね。
この曲ができた経緯として、石巻市の開成地区っていうところがあるらしいんですけど、
そこに被災者の方が入居しているバンチがあって、
その方々のメッセージを聞いて歌詞にした曲らしいんですよね。
CDは被災した石巻の地元の店で売ったり、通販で売ったりして。
今はもう石巻の盆踊りとかで毎年、この石巻復興節かけながら踊ってるみたいな感じで使われてるみたいで。
へー、そうなんだ。
知らなかった。
自分も知らないところでそうやって宮城と黒里が繋がってたんだなっていうのが、
今も繋がってるっていうところが近く感じるというか。
自分は石巻出身なんだけど、石巻を離れてずいぶんしばらく経つんですけど、たまには行きますけど、お墓参りとかで。
でもまさか盆踊りまで黒里が覆してたっていうのを知らなくて。
だってあの歌じゃない?田中くんとか知ってると思うけど、
あーってやつじゃない?いつも踊る。
あーあーあー、ドゥルルルルルルルルじゃない?
あ、えっとね、俺塩釜地元なんだけど、吉子の塩釜っていう。
塩釜には吉子があるのか。
石巻ってわからないんですけどその話。
ちょっと説明を。
なんか定番の昔からじいちゃんばーちゃんとか全員踊れる大量踊りっていう名前の踊りがあったんですよ、石巻には。
でもそれがまさかあんなに踊られていた大量踊りを覆して、石巻復興節になっていることに私はすごい衝撃を受けて。
かつそれも嬉しいなって思って、思わず大量踊りの一節を歌ったのはいいけど。
田中くんは吉子の塩釜だから知らなくて、ちょっとなんか歌い損だなーみたいな。
ちょっとそこの解説もしてもらっていいですか、吉子のところも。
吉子の塩釜は、まあその塩釜の盆踊り大会でよく流れる曲で。
あ、有名なんだ。定番なんだ。
そうですね。あとソーマっていう曲があって、アルファベットでソーマっていうんですけど、それも多分福島のソーマのことを歌ってる曲ですね。
震災の本当に数ヶ月後ぐらいに、江東大公園って仙台にありますけど、そこに結構いろんな人が来てくれて、盛り上げようっていうか、気にしてしに来てくれて。
もう記憶薄れてるんだけど、細野晴海さんとキシェルとか、あとそこにくるりも多分いたんですよね。
くるりも行って、その時に奇跡っていう歌をアコースティックで歌ったんですけど、本当に涙が流れてくるっていうか、あれ放題の街の中で、
仙台の街中は、津波こそなかったけど、あちこち、仙台のすぐ隣っていうか、仙台市も若林区なんかはほぼ水に浸かってしまったっていうのがあって、
まあすごい津波のひどいところに自分もいたから、もう涙がほろほろと流れてきて、でもそこで奇跡っていう曲があるんですけど、それをチョイスするのをうううって思いました、すごい。
なるほどね。
じゃあ先生の、くるり沼ってないけど、くるり好きな曲もあると思うんで、その辺もちょっと聴いてもらって。
そうですね、ハイウェイっていう曲と、あと琥珀色の街、シャンカイガニの朝っていう曲なんですけど、ハイウェイの方が中3ぐらいの時に聞いて、さっき宮城県の内陸に住んでるって話をちょっとしたと思うんですけど、
僕のこの実家、家から見る風景って全部山にふさがれてるんですよ。
そういうのもあって、この歌多分なんか、旅に出たいよねみたいな歌だったと思うんですけど、確かに旅に出たいねと思って聴いてたような感じなんですよ。
実際その街で、18ぐらいになったらみんな撮るわけで、車ないとね、宮城とか大体の田舎町は車ないともう無理なんで、
なんかそういう感じもあり、別に田舎の人じゃないのに田舎町のことよく歌えるなみたいな気分で聴いてた。
一曲目がハイウェイね。もう一曲があれだね、琥珀色の街、シャンハイガニの朝。まさか岸田さんがラップを披露するっていうあれですね。
これ最初、岸田さんだって思わなくて、カラオケで友達が歌ってたんですよ。これをしっかり歌えてて。
声もハスキーなのもあって、なにこれ、こんななんか洒落た歌歌うの?って思って、これクルリだよって言われて、あぁ、えぇーって。
そっからこれだけピックアップして聴いてるんで、これが入ってるアルバムがどれとかっていうのがちょっとわかんないんですけど、
なんかEPだった気がしますね。
EPってなんすか?
EPってシングル以上、アルバム未満、6曲ぐらい入ってますみたいなやつ。ミニアルバムなの、昔で言う。
コンパクト版。
これなんかね、スポットファイ上の多分再生数、クルリで一番多いのはこの曲だったような気がします。もう代表曲っすね。
いまどきっすもんね。いまどきっすが。ちょっとゆったりしてるし。
PVもいい感じで、色味なんかが。
そうですね、アニメなんですよね。
そうそうそう、そうなんですよ。
なんか正直、あえてあなたと食べたいって言って選ぶ食材が、シャンハイガニなのか、みたいにね、思うけど、どうにもキツイになるクルリが。
シャンハイガニって何よってなりましたけどね。
ズバイガニとか、ケガニとかさ、わかるけどシャンハイガニって何?みたいな。
あの韓国料理とかで、なんかカニ食いますよね。カンジャンケジャン。
なんかあの、辛いやつかね。あれシャンハイガニ?
あれかなって思いながら。
あれシャンハイガニですかね。
あれなんじゃないかなってちょっと思ってるんですけど。
なんかシャンハイって、シャンハイってなかなか言わない単語じゃないですか。
シャンハイっていう、シャンっていう名詞と入って組み合わせる、そう。
で、なんかやっぱヒット曲をひっくり返せば、シャンハイハニーがあったなと思って。
でもなんか言いたくなるな、シャンハイって確かにな。
マンダリンの表情もちょっといいんですよ。
何を指してるのかあんまりよくわかんないんだけど、語感が気持ちいい。
なんか意味があるかもしんないけど、こっちからするとわけわかんないけど、語感がひたすらいいから、なんかうっかり聞いちゃうんですよね。
そうそう、そのような感じですね。
じゃあ、ついでなんですけど、沼ってない私も曲をいいですか。
先ほど言いましたけど、最初に聴いたスヌーザーに乗っていたワルツ踊れですよ、2007年。
聴いた中で一番私好きだったの、言葉は三角、心は四角。
シングルにもなってますけどね。
なってますね。映画のテーマソング。
映画見てないけど、天然苔結構っていう映画の主題歌なんですって。
結構カバーなんかもされてたりする曲なんで、この曲優しくてすごく、あのアルバムの中で一番好きだなと思ったので、じゃあこの曲をお願いします、1曲。
ということで、大体そんなところでしょうか、くるりを聴こうの回。
大丈夫ですか、みなさん、これ喋らせろとかないですか、閉めちゃいますけど。
あ、じゃあさ、いきなり喋りますよ。
はい。
なんか私がくるりですごい好きな、切られちゃったメンバーに大村達信っていうギタリストがいるんですよ。
さっきも出てきた大村達信。
大村達信がかっこよすぎるんですよ。
顔?
えっとね、スキンヘッドでギターを弾いてる姿が侍っぽいんですよ。
あ、スキンヘッドなんだ。
スキンヘッドで、で、なんかその姿を見て、外国人ドラマーのクリフが、侍ってずっと達信のことを呼んでたらしくて。
へー。
ほんと侍だからかっこいいんですけど。
なんか私、大村達信のことを好きすぎて定期的に脱退してずいぶん経つんですよ。
もう何十年と経つんですけど、大村達信、今って検索を2、3年に1回かけてるんですよ。
気になってるんだね。
で、大村達信ってもともとくるりに入った経緯って大学で一緒だった。
くるりに誘ったけど、そのときは入らなかったんだけど、ちょっとバンドが行き詰まったときに、
そういえば大村達信何してるかなって言って、あいつ入れようぜってなって電話したら、
なんか大村達信って中華屋さんの副店長をしてたらしいんですよ、ずっと調理人で。
へー。
で、大学ぐらいからずっと続いてたのが、何年か経ってるのにいまだに中華屋さんにいて、
じゃあバンドやるんだったら行くわって言って、
そのときにWorld is Mineとかその辺りにポンと達信が入って、しばらく一緒に曲作ってライブしてたんですけど、
またまた悪い癖で岸田さんがクビにしてしまって、辞めちゃったんですよ。
で、辞めて、その後はコッコとかのサポートギタリストみたいな。
へー。
スタジオミュージシャンだったりをしているらしいっていうやわやわとした情報を私得てたんですけど、
今日そのことを、このくるりを聞こうの回をきっかけに思い出して調べて、大村達信、今、って検索したら、
大村達信のお姉ちゃんっていう人のブログが出てきて。
大村達信は弟なんですけど、しばらくくるりっていうバンドのギタリストをしていて、
武道館に行ったりして楽しかったなーみたいなブログが出てきて、
なんと今大村達信さんは宮城で。
なにー!
それはすごい情報にたどり着きましたね。
達信はやっぱり、ギターを弾く姿も素敵だったけど、料理が好きなんだなーと思って、
達信が幸せであることを私、常に願っている人間だから、すごい幸福感に包まれてよかったですっていう話です。