1. 詩吟日本一による「声を鍛えるラジオ」
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2021-02-01 09:00

第120回:音程の解像度を高めよう!

音程は1音、1/2音、1/4音、1/8音と細かく分けることができます。あなたはどこまで認識できますか?
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福祉呼吸を得得するラジオ
おはようございます。こんばんは。福祉呼吸の先生こと、heyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上、ゴスペル歴10年以上の私による福祉呼吸や声に関する役に立つ話を毎日お話ししていくチャンネルになっております。
ということで、月曜日始まりましたけれども、今日も頑張って通勤時間の中から配信していきたいと思います。雑音はどうかご容赦ください。
今日お話しする内容はですね、音程の解像度を上げようというお話になります。
音程ですね、音程。
ドレミファソラシドですね。今ちょっと音程悪しかったな。
この音程ですけれども、ここの認識ですね、解像度、それをもっともっと高めていくと、より良い歌声にもなるし、普段話すことにおいてもですね、一つ皮が剥けるんじゃないかなということでお話ししたいと思います。
音程。音程と言いますと、今まさに言った通りですね。
ドレミファソラシド。僕の場合ちょっと相対音感なので、ここがドなのかちょっと怪しいんですけれど、この階段で上がっていくこのドとレの間ですね。
普通の人はですね、これはただまあ音程ってわかるって言ったら、このドレミでしょってすぐ言うと思うんですよ。
でもですね、本当は物理的に言えばですね、音っていうのは波長なわけです。
波長がどんどんどんどんと狭まっていけばいくほど音が高くなっていくということでですね、別に階段上でもなんでもないんですね。連続的なんですよ。
ドレミじゃなくてドーみたいなドーでそのままぐわーっと連続的に上がっていくものなんですね。
これを知っておくとですね、つまりじゃあドで歌ってみてレで歌ってみてって言われた時に、今まで何も考えていなかった人は適当にレって思うと出すわけですよ。
別にまあその人が音感があるとか置いといてですね、基準さえあればだいたい歌うことができるんですけれども、じゃあその精度はどれだけのほどなのかと聞かれるとですね、格段に難しくなってくるんですね。
これ連続的だということを知るととても難しくなってくるんです。これは本当に本当に正しいドなのかレなのかっていう風に悩んでくるわけなんですね。
特に詩吟の世界においてもですね、この音程っていうのはものすごく厳しく見られます。
まあもちろんレベルの高い大会においてなんですけれども、とにかく精度を求められるわけなんですね。
ドとレの間、これをですね、一音と呼ぶことにします。一つの音。音の差が一あるという風に考えるんですね。
その場合にですね、詩吟で音がずれてしまったりするとですね、半音ずれたとか半音高くなったとか、そういう風に先生から言われるわけです。半音半分の音ですね。
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だからドレだったらドーみたいな感じで、この間の音、ちょうど間半分の音になるということになります。
ただまあ大体の人であればですね、この半音ずれたっていうこともわかるかと思うんですよ。でもさらにもちろんもっともっと細かい音はあります。
次に言われるのは4分の1音ずれたねっていう風に言われるんですね。詩吟の先生から。
ドレだったらドー、これが半音。で次は4分の1音、ドーみたいな。
ドー、ドー、これぐらいの音の違いになってくるということになります。4分の1音ずれた。
でその次ですね、その次になるとさらに8分の1音ということになるわけです。
ここまで来るとですね、だいぶ認識できる方は少なくなるんじゃないかなと僕は思います。
ドレだったらドー、これが4分の1だとしたらドー、気持ちだけ高くなっているのがわかるかな。
低くなるとしたらドー、今のは4分の1。次が8分の1でドー、わかるかな。
これちょっと難しすぎるかもしれないですけど、こんな感じですね。
音っていうのは本当に突き詰めれば突き詰めるほど難しいんです。
そして人間の耳というのはよくできていてですね、聞く側はすごい耳が漕いでるんですよ。
なんか音外れてるな、なんか気持ち悪いな、なんか暗いな、なんか噂ってるなっていう風に感じるわけなんですよ。
ずれてるなって言われたときは大抵半音であったり4分の1音ずれてることが多いです。
そしてニュアンスですね、なんか暗いなとかなんか噂ってるなってなったときは大抵8分の1音ずれてることが多いんですね。
なのでこの8分の1音のレベルに対してはですね、口角を上げるっていうのが王道ですね。
暗くなりがちなことに対してはより明るい表情で、明るい表情でやればやるほどそういった微妙な差はですね、カバーできるということになります。
だから普段から音、いい声を出すには口角を上げましょう。
それじゃないとやはり何か暗いような重たいような感じがしてしまうという印象を持たせるわけになります。
ここはですね、音に関してはですね、耳をこやっていくしかないんですね。
自分の声がどうなのか、それを客観的に見るっていうのはなかなかに難しいです。
日々自分の歌声をですね、録音して原曲と比べてみて、果たして8分の1音正しいのか、それぐらいの気持ちでですね、じーっくり聞き込んでいくんですよ。
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ただすぐにわかるわけじゃないです。
でも、だからこそ自分の感性を大事にしてください。
なんかちょっと暗いような気がしたなあっていうふうに思ったらですね、それはもう暗いんだと決めつけるんですね。
そう決めつけて、じゃあもう少し明るくしようというふうにしてあげるんです。
これを、この作業をですね、繰り返していくことによって、本当にあなたの耳は8分の1音レベルまでわかるようになってくると。
何も認識しない人はですね、いくら音を聞いても、いくら何度も音を聞いてもですね、ここ成長しないんですよ。
本当に、本当に成長しないんです。
だから音は連続的なものであって、8分の1音レベルまで考えないといけない。
そういうふうに考えるとですね、そういう耳を持って、認識を持って聞いていくと、だんだんとあなたの感性は良くなっていくということになります。
最後に、最後にこの音程、何が大事かというとですね、指弦においては主音と呼ばれる基準になる音があります。
どの音から始まってもいいんですけれど、出だしの音ですね。
出だしで伸ばす、落ち着いたところっていう意味の音程があるんです。
いろんな風に成長を回すんですけれども、
こういうふうにグワングワン伸ばして、最後におーって伸ばすんですね。
こういうふうにいろいろ上がったり下がったりしながら、必ず戻ってくる音があるんです。
最初にも最後にも戻ってくるんですけれど、そこに戻ってこれるかどうか。
というのは、あなたの軸がずれなかったかどうかということと同じ意味でですね、ここがずれてしまうと大幅な限定になってしまう。
ただこれ別に点数を取りたいというわけではなくてですね、あなたの歌声が、あなたの声が、軸が全くずれていなかったかどうか。
つまりこの美意識の話になるんですね。
踊りにしても軸がずれていない人っていうのは本当に美しいです。
ボールを投げている姿勢においても重心移動がきれいにできている人は美しいし、いいボールを投げることができます。
それと同じですね、音程に関しても軸をずらさずに正しい音程で出て正しい音程で戻る。
そういう意識を持てばですね、より良い声、より良い歌声になると思います。
話し声にしてもですね、きっとですよ、きっとあなたに合った基準になる音があるはずなんです。
それが微妙に暗くなったり、微妙に浮つってしまったりすると相手に違う印象を持たせてしまうので、
こういうことを意識しながらですね、音程にも細かい改造があるんだっていうことを認識しながらやればきっと良くなるんじゃないかなと話しながら考えています。
ということで今日はたくさんしゃべりましたけれど、以上です。
福祉呼吸を得得するラジオ。今回はどうもありがとうございました。明日も頑張っていきましょう。バイバイ。
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