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2021-08-11 17:03

【詩吟ch】超上級:激しくて激しくて激しい漢詩<吉次峠の戦い>

吉次峠の戦い / 佐々友房
君見ずや吉次の険は 城よりも険なり
突兀空を摩して 路崢嶸
煙は籠む 高瀬河辺の水
風は捲く 三の岳峰上の旗
一朝警を伝えて 笑って相待てば
忽ち聞く 千軍万馬の声
硝煙雲と為り 丸は雨と為る
壮士の一命 鴻毛よりも軽し
吶喊の声は 巨砲に和して響き
山叫び谷は吼え 乾坤轟く
砲声絶ゆる処 松声寂かなり
一輪の皎月 陣営を照らす

#詩吟 #漢詩
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おはようござい ます、こんばんは、詩吟チャンネルの【HeyHey】です。
このチャンネルは詩吟歴の長い長い私、 heyheyによる
詩吟という、とてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力を
分かりやすくお伝えしていく、チャンネルです。
ということでいつも通り
漢詩や俳句和歌などひとつご紹介して
吟じていくというスタイルで説明させていただきます 幸いにですね今日も私はまだ夏休み中でして比較的時間があるのでですね
結構長い詩銀をですね一つご紹介させてください 吉治峠の戦いというまあ戦者の漢詩ですね
さっさともふさという方が書かれました この漢詩はですね
もう幕末の頃、幕末じゃないですねもう明治に入った頃ですかね 西南戦争最後の高森と漢軍とが戦った戦い
その中でもですねあの激戦区が激戦地か 激戦地が2つあるわけです
一つがタバルザカもう一つが吉治峠 どちらも熊本県の北部の方かな
そのあたりにあるんですけれどもそこにおいて 凄まじい激戦が繰り広げられたうちの一つ
それがこの吉治峠ということになっております どちらもですね凄まじい場所でして
まあ実際に僕も行ったことはないんですけれど 地図で見るととても穏やかなのどかな場所になっているんですね
ただ当時もう100年ぐらい前かになるんですが 凄まじい戦いが起きたと漢軍と薩摩軍共に7000名ぐらいが
戦死したと言われている場所です この詩はですね
ひみみずや吉治の剣は城よりも剣なり ここにこの吉治峠を凄まじい勢いで死守したためにですね
城壁を超えるよりも突破するよりもこの吉治峠を超える方が険しいんだ 凄まじいんだという意味でこの詩から入っております
その後に地獄峠とも呼ばれているほどでどれだけ激戦区だったのかが伝わってきます
ということでこの作者もですねサッサトモッサという方 熊本隊の
小隊の隊長とかだったかな確かちょっと記憶があやふやなんですけれど実際にこの 戦にも参加した
戦った方ですねだからこそこの吉治峠の戦いという詩が実際に現地で石碑になっている らしいです
03:01
なのでこの描写がとても生々しいんですね凄まじいと言いますか そういう感じになっていますこの監視はと言いますと長いんですよ
長いめっちゃ激しいくせに長いどれだけ長いのかというと僕が普段から吟じている 五言絶句とか七言絶句
いわゆる絶句と呼ばれるメジャーな長さの3倍あるということになります 2倍だと立志になるんですけどさらにもう一個
つまり立志の1.5倍になるんですが長志と呼ばれる部類に入っていきます これだけ長いとですねしかもこれほどに激しい
石銀だとですね途中で声が枯れるんですよもう声が出なくなる 最初はお腹で吟じていたのに余裕がなくなってきて
もう喉だけになってヒョロヒョロの声になってしまう だからもう吟じ切ることすらめちゃくちゃ難しかったんですね
僕がこれを教わったのは15年ぐらい前ですかね先生がだいぶあの背伸びをして僕に こういう詩もあるよ今のうちに覚えとけよという話をしてくれまして
じゃあ今のうちにやってやるかと思って頑張って練習したんですけれどもそれでも 吟じ切るのが凄まじく難しかった大変だった記憶があります
それからもうだいぶ経ってですねようやく今ならきっと吟じれる かが少し自信はないんですけれども
それほどに僕にとっても難易度が最高級の漢詩になっています ということで自分のエピソードは置いといてですね
早速詩文を読んでその後解説に移りたいと思います 吉治峠の戦い
さっさともふさ 黄泉水や吉治の剣は城よりも剣なり
とっこつ空を増して道走行 煙は込む
高瀬河辺の水 風は巻く三の丈豊穣の旗
一朝敬意を伝えて笑って相待てば たちまち聞く戦軍万馬の声
硝煙雲となり玉雨となる 壮志の一鳴後門よりも軽し
とっかんの声は巨峰に酔わして響き 山は叫び谷は吠え剣魂轟く
豊勢頼るところ生成静かなり 一輪の光月陣営を照らす
ちょっとテンポ良くですね説明していきたいとおもいます 黄泉水や吉治の剣は城よりも剣なり
06:02
とっこつ空を増して道走行 黄泉水やつまり君は知っているだろう
この吉治峠の険しさというのは城壁を登る よりも遥かに困難だということ
崖は霧立ち道は険しいんだということですね 煙は込む高瀬河辺の水風は巻く三の丈豊穣の旗
高瀬河辺の水高瀬川から登ってくる霧に視界も定かではなくてですね 三の丈の峰の風からですね
旗を吹き上げるということになっています 一朝敬意を伝えて笑って相待てばたちまち聞く戦軍万馬の声
ひとたびですね敵襲が伝わって笑って相対すれば たちまち戦軍万馬の凄まじい数の敵が押し寄せてくる
硝煙雲となり多摩雨となる 壮志の一面以降猛威よりもカロシカロシカ
硝煙魔獣による硝煙ですね硝煙は雲のように脇脇 脇立ちですね銃弾は雨のように降り注ぐ
勇壮な兵士のこの命というものは鳥の羽よりも軽くなっている 特艦の声は巨峰にわして響き
山は叫び谷は吠え 剣魂轟く
敵陣に突入するこの時の声がですね 砲声と共に山に叫び谷に吠え天地を轟かせて響く
砲声頼るところ小声静かなり 一輪の光月陣営を照らす
やがて砲声砲弾の音が絶えて 松の梢を渡る風の音がですね静寂な中を
一輪の光光たる月が陣営を照らし出しているのである という内容になっております
もう激しいばかりですね
特艦の声は巨峰にわして響きここに至るまでですねもうどんどんどんどんと凄まじい激戦の様子が描き出されていくわけなんですね
もう死銀吟じている際にもですねもう途中で既に疲れてくるんですよ もうやばいってところでこの特艦の声はここでですね
一番辛い高い高い音高高音と呼ばれる音を使ってくるんですね 特艦の声はーみたいなこの
さらに高い音これを出さないといけないので腹から絞り出さないといけなくなってくる もう多分ここらへんで僕の喉も死んでいるわけなんですね
これでヘロヘロになった後に最後砲声頼るところ小声静かなりここでですねバツンと条件が切り替わるんですよ
09:09
それまでの凄まじさが一気にもうシンと静まり返って 静かな風が通り抜けて月が高校とてっている
その様子がもうものすごいコントラストを映しているということになります
いやー本当に本当に凄まじいです 一度ですねちょっと見に行ってみたいなと思うんですけれども長く練習してきましたからねこの監視も
なかなかこれを今日もどこまで吟じれるかちょっとあんまり自信はないんですけれども ぜひぜひ聞いてもらえれば幸いです
ということでこのシーンも間違いなく上級編ですね上級編 チャレンジできる方はやってみてくださいお腹から声を出す
これをもう全力で最大限汗をかくほどにやりきるというところがもうポイントです
では長くなりましたが 吟じていきたいとおもいます
キチジ峠の戦い さっさともふさ
君水谷 キチジの剣は
城よりも 剣なり
突発 空を増して
満ちそこ
煙は来ぬ
高瀬 河辺の水
風は巻く
山の竹 豊穣の旗
長継を伝えて
笑って
12:08
相まてば
たちまち聞く
千軍万馬の声
硝煙雲となり
玉雨となる
壮志の一鳴
思いよりも
明るし
突発の声は
巨峰に合わせて
響き
山は叫び
谷は吠え
玄関轟く
高瀬
大霊ところ
小瀬
静かなり
一輪の
光月
人類を
15:12
照らす
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