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2021-05-19 07:48

【詩吟:初級講座】吟じる前に丁寧に読もう!<素読の5つのポイント>

素読のポイント
①母音
②アクセント
→頭高、中高、尾高、平板
③音は同じ高さ
④一言ずつ
⑤鼻濁音

#詩吟 #発音 #日本語
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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上準詩藩の資格を持っていて、全国大会の優勝経験もある私heyheyによる、
詩吟というとってもマイナーな日本の伝統芸能のその魅力をお伝えしていく内容になっております。
ということで、今日はですね、詩吟のとても基礎的な内容になっていますけれども、
詩を吟じる前にですね、ちゃんと詩を読むことができないといけないんですね。
読む、読む、アクセントちょっと怪しいですけれど、この詩文をどれだけ丁寧に読むことができるのか。
詩吟の世界では素直に読むと書いて、素読と読むんですけれども、この素読の仕方、意識すべきポイントをですね、
5つありますので、こちらお話ししていきます。 まああの
そうですね、順番にいきたいと思うんですけれども、一つは母音。母音を丁寧に発音する。
2つ目はアクセントを丁寧にする。3つ目は音を一定にする。 4つ目は一言ずつ話す。
5つ目は微濁音に注意という内容でお話ししていきます。 参考にする、まあ漢詩ですけれども、詩吟で一番有名な川中島ですね。
便静粛々よる川を渡る。 扇平の暁に見る大河を擁するを。
ここの文章ですね、キクショークのところまでですけれども、ここを丁寧に読んでいく。 やり方を一つずつ丁寧にご説明、丁寧ばっかりですけど説明していきたいと思います。
まず一つはですね、母音をしっかりと話していくと、発音するということですね。 母音っていうのはあいうえお、この5つですね。
まあ加えるならさらにん、このんも入れるのが大事かなと思います。 便静粛々、これはべんせい、全部ですね、えんえいっていう風になるんですね。
だから口の形はえとんとえといに変わっていくわけです。 便静粛々、こういう風に母音を意識するとだいぶ口の動きが忙しくなります。
素早く動かさないと次の言葉に間に合わなくなってしまうので、この母音を丁寧に発音するというところがまず第一歩、一つのポイントになります。
そして2つ目ですね、2つ目、これはアクセントですね。 アクセントはさらにちょっと深入りしていくんですけれども、
アクセントというのは音が高いか低いか、そのたったそれだけですね。 1音目が高いのか、2音目が高いのか、2音目以降が高いのかとかですね。
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いくつか種類があります。全部で4つですね。 頭が高ければ頭高と呼ばれるアクセント、真ん中が高ければ中高と呼ばれるアクセント。
そして最後の1音だけ高ければ尾高、尾っぽが高い。 尾高と言います。そして2音目以降がずっと同じ高さっていうのは平板と呼びます。
平らに板というふうに書いて平板ですね。 どちらかというとこの平板が一番多い印象です。
今の場合ですとですね、弁政粛々、夜川尾渡る。 これを一つずつ分解していくと弁政粛々、これどちらも平板ですね。
2音目以降同じ高さ。弁政粛々、夜、夜は頭高です。 夜、川尾、川尾は尾だけ高いので中高。
渡る、渡る、渡が高くなっているのでこれは平板ですね。 こういうふうに一つ一つの言葉が何に該当するのか。
これを意識していく必要があります。特に注意が必要なのは平板ですね平板。 2音目以降から一定になる高くなる。
これ2音目の上がり方が中途半端な人が非常に多いんですね。 弁政粛々じゃダメなんです。弁政粛々。こういうふうに弁くっきり上がる必要があるんですね。
そうじゃないと吟じた時にその言葉の雑さがすぐにわかってしまうということになります。 そして3つ目が音を一定にするということです。
この場合は平板の話ですね。弁政粛々。弁政粛々というふうにやるとおかしな話になるわけです。
弁政粛々。この音が一定になるんですね。 粛々。粛々。ここの行く行くというところが一定になる。
これを中途半端にしたりさらに上がっていたり 弁政粛々っていうふうにやると不思議な感じになってくるということで音を一定にしましょうと
いうことになります。そして4つ目は一言ずつ丁寧にですね。 これは今まで僕が喋っている内容そのままですけれど弁政粛々。
夜。川を渡る。こういうふうに一つ一つ言葉を分けてやって丁寧に話す。
そこから話していくのが大事になってきます。慣れてきたらですね。 流れるようにやっていけばいいんですけれどもまずは一言ずつやるのが大切ということになります。
そして最後5つ目ですね。微濁音に注意しようということです。 微濁音というのはガギグゲ語が鼻にかかった形。
ガギグゲ語になります。これはガギグゲ語の言葉がですね。 2音目以降、2番目以降の音に出てきた場合微濁音になるということです。
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この歌の場合はですね。弁政粛々。夜。川を渡る。 扇平の暁に見る。大河を擁するを。大河。大河というのは大きい川のことを言います。
大河を擁するをじゃなくて大河を擁するを。 結構しっかり鼻にかけないとガって聞こえてしまうので聞こえてしまっては意味がないんですね。
大河を擁するを。しっかりと鼻にかけましょう。 ポイントは多分そんなに多くはないんでだからこそここを丁寧にやる必要があるということになります。
長々とちょっと説明したんですけれども、四韻の基礎的な読み方5つのポイントをご説明していきました。
一つは母音あいうえおをしっかりと口を動かして話しましょう。 二つ目はアクセント。頭高中高尾高そして平板。平板の2音目から高くなることに注意ですね。
そして3つ目は音を一定にしましょう。平板の時の弁性の音声を一定にするということ。 そして4つ目は一言ずつ丁寧に。5つ目が鼻濁音に注意しようということでお話ししていきました。
これを意識するとですね弁性粛々よる河を渡るっていうふうにこういう雑になるんじゃなくて 弁性粛々よる河を渡る
こういうふうに丁寧に読むところからですね まずはやってみてはいかがでしょうかということで今回終わりたいと思います
副式呼吸を得得するラジオ平平でしたどうもありがとうございました バイバイ
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