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詩吟の魅力を発信する、
詩吟
チャンネル
おはようございますこんばんは、詩吟chの平平です。
このチャンネルは、 詩吟歴20年以上の私、平平による
詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や言辞方について
分かりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今週はもうあの金曜日ですね。
もう娘の体調がドタバタで在宅ワークもして
そうようやく昨日もちょっと残業があってですね
奥さんにだいぶ負担かけちゃったなというところあるんですけど
なんとかなんとか今日乗り切っていきたいかなと思っております
では早速今日の本題に入るんですけれども
今日はですねまた今考えながら言ってるんですけれど
銀に力強さを持たせるためにはブレーキが必要だという
こういうテーマでお話ししたいと思います
ブレーキですね
力強い銀ができるようになりたいという方は
たぶんいっぱいいらっしゃると思うんですけれども
そこでよく出てくるのはですね
まず精量を上げましょうとかもっと力を込めましょう
でも力んじゃダメなんですよね
腹式呼吸を使いましょうとか
緩急強弱を入れましょうとか
そういう内容が基本的なところかなと思うんですけれども
今いろんな方に銀のアドバイスをしていてですね
常々思ってくるのは
いや力強さに結構大事な要素として
ブレーキをかけるっていうのがあるんじゃないかなと思いました
これあのブレーキについて
前確か1回ぐらいは話したことがあると思うんですけれども
まあ今改めてですね
やっぱり重要なんで今日もお話ししたいと思います
銀にブレーキをかけるというのはどういうことかですね
そう声というものはですね
ある意味ホースを通ってくる水のように考えるとですね
ブレーキの聞いていない声っていうのは
お腹から声を出しているんだけれども
それがですねもうあのからだから
どこにも一切なんか絞られることなく
止められることもなくですね
ジョボジョボジョボジョボジョボ
なんか圧もなくですね
ただドバーという風に流れていくような
そんな声になります
一方でブレーキのかかった声というのはですね
ちゃんと必要に応じてその出るなよ出るなよと
そうまあどこで止めているかにはよるんですけれども
放送ちゃんとぎゅっと握ってですね
必要なところに必要なタイミングで出すんです
だけれども大事なことはですね
これちゃんとお腹の方から
つまり供給側の方からはもう水を流そう
流そうという圧力は常にかかっているんだけれども
制御するところでギュッと止めて止めて
ここで出すここで出すっていう風に
こういう風に適宜ですね
ブレーキをかけているそういう形です
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ただただあの声をですね
チョンチョンチョンとおくんじゃなくて
ギュッギュッギュッという
そういう風な声の出し方なんですね
これあの実演した方が早いんですけれども
どういう風にできるかな
そうですねまずドバドバ的な感じで
ギンズルとですね
ベンセイシュクシュクという感じですね
ベンセイシュクシュク
まあ声質的に別に弱くはないんですけれども
これはもう一度出たらそのままドバーという
そういう声の出し方です
これはですねブレーキをかけた場合に
どうなるかということなんですが
ベンセイシュクシュク
これ伝わりましたかね
これは比較的分かりやすいんじゃないかなと
思うんですけれども
まずあの言葉運びをちゃんと制御するんですね
遅くしろとはそこまで強くは言いませんが
気持ちゆっくりめにした方がいいですね
力強くしたいところで
言葉運びを気持ちゆっくりめにする
ただこれをただただのゆっくりするだけだと
シュクシュクという風に
もうなんかあのまったりした感じの
雰囲気になってしまうんですが
そうじゃなくて力強さは出したいけど
ブレーキをかけるという方なんですね
シュクシュク
もうお腹からもう声が出たがってるんですね
出たい出たい出たいだけれども
まあ喉あたりの方でいや待て待て
シュクシュクという風にやると
これはあのちゃんと聞いている人にも
これが伝わるような風に出すことがある意味
まあミソですね
こうすることで
うわこの人は力強さを出そうとしてる
出そうとしているけれども
あえてブレーキをかけているとか
もう一層負荷をかけている感じがするな
っていうのがですね
それが人間の耳にも
うわこの銀は本当に重々しくて
力強いなという印象を与えてくれるわけです
本当に暴れ馬の手綱を握るというような
そんな感じ
そんなイメージにもなるのかなと思います
こういうふうにブレーキをかけようとするとですね
やはりここは自然と丹田の方ですね
なんというか別に声を後ろに引くわけじゃないんだけれども
そうそこに力をため込まないとですね
どこかで力まないと
力を力を込める場所がないとですね
このブレーキブレーキっていうのは
何かしらどこか力をかけるもんなんですが
それを喉だけただの
開ける閉めるじゃないんですよね
なんか手綱を引くっていう感じで
どこかで力をギュッと握る必要があるのが
それが自然と丹田になってくると僕は思うんです
ちょっとここの言語化うまくまだできていないんですけど
シュクシュクとやっている時に
この丹田がですね
キューッと絞まるような
丹田もしくはへそ回りかもしれないです
キューッとなるような感じで連動させると
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このブレーキのかけ方は
もっとやりやすくなるんじゃないかなと思います
どうですかね
この感覚伝わりますかね
他の言い方があるかな
いやもう今日はこれ以上
なんか語彙力が出てくるような感じがしないので
もう早々にまとめていきたいと思います
この銀に力強さを付加したい
この力強い銀を表現したいという時はですね
ただ声量をバーッとやるとか
あと直前に声を溜めるとか
ここらへんも大事なんですけど
一度出たものをただバーッと出すのではなくてですね
一度出たけれど
それはちゃんとですね
あの一度出た言葉も一音一音
ゆっくりめの言葉運びのペースで
ドンドンドンと重たい石を置くような
そういうテンポでですねやると
で体からは常にもう出したがってる
出したがってるけれども
そうじゃない待って待って待ってみたいな
そういうような意識で声を出すと
言葉運びが多いところほどですね
あのついついドバーッと流れてしまうんです
別にこれもある意味力強さだけじゃなくて
丁寧さを備えるものでもあるんで
言葉が多いところ
ついつい言葉が走ってしまうようなところはですね
あえて少し気持ちゆっくりめ丁寧めにして
このただ遅くするのではなくて
ブレーキをかけるという感覚
これを持つことによって
丁寧さ重々しさ力強さ
こういうものが銀に入ってくると思いますので
ぜひ参考にしてみてください
まあ本当に今感覚をですね
なんとか喋っている感じなんですけれども
スマートには言えていないですが
きっと大事なことなんだろうなと
僕は実演しながら人に教えながら
改めて感じているので
ぜひ役に立てていただければと思います
よしではこんな感じですかね
まあ色々宣伝もしたいところもなくはないんですけど
まあまあいいや
あそうですね資金の教科書初心者への電子書籍
私の動画の概要欄の方にあるので
よければ買って読んで
そしてレビューまで書いていただけたら
より多くの人に目につくようになりますので
ご協力いただけたら嬉しいです
よしでは今日は一つこちらを言じていきます
大月晩景作平泉開庫ですね
奥州平泉平泉金色とですね
岩手県のところです
僕も今は今日収録したのが5月末
確か何年か前の大学生の時の6月ぐらいだったかな
天気の良い時にですね
仙台から友達と今日とりあえず行ってみようぜ
という感じで
そう平泉とか弾丸ツアーで岩手青森までギリ行ったかな
怪しいなというツアーをレンタカーで行ったんですけども
まあ実質ここの奥州平泉に平泉ですね
今時期どうかあそこはいたの1時間もいなかったかもしれないですね
340分でダッシュでダッシュで行って
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ダッシュで帰るみたいな感じだったんですけど
それでも記憶に残るぐらい
すごく雰囲気が素敵な
重々しい雰囲気のところだったんですね
そうそれが未だに記憶に残っています
ではまあこの今日のブレーキをかけるというところが
やっぱ重要になってくるこの重々しい銀ですね
まず四文を読んでいきます
三世の豪華提供に偽す
首郎壁伝雲に接して流し
ただいまただ登山の月のみありて
来たり照らす当面の金色堂
では内容が藤原氏三代の極めた映画は
まさに今日の都にもなぞらえられる
なぞらえられる
その平泉の赤い楼閣や
緑の御殿御殿は
空の雲にも達せんばかりにそびえ連なっていた
しかし今ではもうその昔の面影もすっかり失せて
ただ登山に登る月だけが当時の映画を忍ばせる
金色堂を虚しく照らしているということです
本当にこれは重々しい重さ重厚さ重層差って言った方がいいのかな
がいかに表現できるかがポイントになってくるので
このブレーキが効いてくるんですね
ではそこも意識しながら現実でいきたいと思います
平泉開港
大月晩景
三水の豪華庭舎に
磯城
碧田
北利寺
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金色堂
磯城
磯城
登山の月の実ありて
当年の金色堂
ここはやっぱ一番ブレーキかけたいなという感じですね
ということでこのブレーキという感覚はやっぱり本当に結構いろんなところで使えるかなと思いますので
なかなか大事な話した気がしています
次はまたの月曜日の配信ですね
もう体調を崩さないように頑張りたいと思います
ではでは士銀の魅力を発信する士銀チャンネルどうもありがとうございました
バイバイ