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福祉呼吸を得得するラジオ
おはようございます、こんばんは。
福祉呼吸の先生こと、heyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上、ゴスペル歴10年以上の私による
福祉呼吸や声に関する役に立つ話を、毎日一つずつお話ししていくチャンネルになっております。
なお、詩吟やゴスペルに特化した内容もやっているので、よければそちらも聞いてみてください。
ということで、今回はですね、声に透明感を持たせる方法という内容でお話ししたいと思います。
声の透明感、これに対照的になるのはですね、鼻詰まりの声だと思うんですね。
鼻に詰まった声というのは、なかなか音が、声が大きくなっても結構聞き苦しくなってしまったり、
聞き手に良い印象を与えないと同時にですね、結構口が回りにくくなったりもします。
一方、声に透明感があるとそれだけで聞きやすいということで、僕もですね、
普段からできるだけそういう風に話そうと意識しています。
ただですね、僕は元々こういう声質だったかというと、実はそうでもなくて、
小さい頃からですね、ひどいアレルギー性鼻炎だったんですよ。
アトピー性鼻炎も結構ひどくてですね、小さい頃。
それの多分複合的な感じですね、もう鼻の方もひどいわ、体もボロボロだわみたいな。
今はもうすっかり良くなったんですけれども、特にそのアレルギー性鼻炎、鼻詰まりが常にある状態なんですね。
調子が良い時は片方の穴が息が通るしみたいな、そんな状態だったんです。
だからそういう時にですね、僕は試銀をやり始めてからだんだんと良くなったわけなんですけれども、
それを今改めて紐解いていくとですね、鼻の息の通りを良くしていくことで、
声質がより透明感が増していったかなというふうに思っています。
この鼻から息を出すっていうことはですね、声を出す上ですごく重要なんですね。
これなぜかと言いますと、声を出すっていうことを、
例えばですね、ペットボトルに入った水がですね、ギュッと押し込んで水をドバッと出そうとするんですよ。
逆さにドボドボって言っても良いんですけれども、せっかくなので腹式呼吸だと考えれば、
もっと根元の方をギュッと握って水をブワッと出すんですね。
ブワッとかしか言ってないんですけど。
これで、じゃあ声はどういうふうに出るかというと、水のように声が流れるように出るとやっぱり美しい声だと言えるんですね。
ただ、ペットボトルからただ水を押し込んで出してもですね、結構綺麗な流れにならないんですよ。
清流にならない。乱流になるみたいな感じですね。
これはなぜかというと、空気の抜け穴がないからなんですね。
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細かい物理の話、理科の話は置いておいて、水が綺麗に流れ落ちるにはですね、
その分だけ息の通り道が別の方から必要になるんです。
水の流れている場所とは別で、小さい穴が一つ空いているだけでですね、水の流れがすごい綺麗に出てくるんです。
これは空気においても一緒ですね。
口から水のように、声をブワーッと出していくときに、きっと空気圧を調整しているのかもしれないんですけれども、
鼻の方からですね、小さいところであろうと鼻から息を出し入れしてあげるとですね、
口からの息がより透明感がもたらせられるようになるというイメージです。
実際にどうやったら透明感を持たせられるのか。
この鼻から息を出すということが大事ですということをお話ししました。
僕も結構鼻詰まれがひどかったですということがあります。
じゃあどうやっていけばいいのかということなんですけれども、
一つはですね、簡単にできないですけど、鼻に力を入れない、顔に力を入れないということなんですね。
もっと声を出してって言うとですね、そういう人に限って顔全面に力を入れて、
うーんってなると鼻がますます締まっていくんですよ。
鼻詰まりを直そうと鼻を噛んでも、その時に力が入るからますます鼻が詰まるみたいな。
これはもう経験者あるだと思うんですけれども、まさしくそんな感じですね。
正直力まないことはすごく大事なんです。
で、あと取れる程度の鼻水とかはやはり取った方がいいんですね。
で、それに合わせてですよ。
それに合わせて鼻からの息の通りを練習するっていうのが大事です。
これはもう発音で言うとんですね。
ん、あいうえおの作業です。
一番最後に出てくるんです。
んー、これをできるだけ鼻から息をブワーッと出すようにしてあげるんです。
最初のうちはたぶん鼻詰まりの人であればなおさら通り道は小さいんですけれども、
そこから無理に出そうとせずにですね、小さい穴からでもゆっくりゆっくり出してあげるような形で、
そこからでもいいからとにかく鼻から息を吐き出す。
吐き出すそういう練習をしてあげればいいんですね。
これはなかなか普段多分意識していることをほとんどないと思うんですよ。
んー、んー。
声質で言うと鼻が詰まっている状態はんー、んーみたいな感じになります。
鼻から息を出そうとするとんー、んー、んー、んー。
こういうふうに声が前に出ているかどうか、響いているかどうか、透明感があるかどうか、
このんの練習だけでですね、だいぶわかってくるんですね。
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声が引っ込みがちな人、鼻が詰まりがちな人はこのんっていう発声でですね、
とにかく前に息を飛ばすこと。
それを意識してもらえればいいかなと思います。
本当に最初、とにかく力んじゃダメなんです。力んじゃダメです。
自然にリラックスに片側の穴しか開いていなかったとしても、
そこからとにかく息をふわーっと出していく。
んー、んー、んー。
音程が高ければ結構力みがちな人は、自分に合ったリラックスできる音程でいいです。
そこからですね、鼻の通りを良くしていけば、
あなたの声質はですね、よりクリアーなふうになっていくかと思います。
普段話していくときでも、そういう鼻から息が出ていることを思い出して意識しつつ、
可能であればできるだけ出していく。可能であれば出していく。
今ちょっと全然表現できなかったんですけど、
だんだんとやれるようになりますから。
鼻からんーっていう発音でですね、息を出すということをやってみてはいかがでしょうか。
息の声の透明化を上げる方法ということで、今回んーの発音についてお伝えしました。
だいぶちょっとぐちゃぐちゃな流れで申し訳なかったんですけれども、参考になれば幸いです。
腹式呼吸を得得するラジオ、今回は以上になります。
どうもありがとうございました。バイバイ。