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2021-07-13 05:58

【詩吟ch】あまり見ないムサ苦しい和歌<赤裸の>

(和歌)赤裸の / 橘曙覧
赤裸の
男の子群れゐて 鉱の
まろがり砕く 槌うちふりて

#詩吟 #和歌

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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。 このチャンネルは詩吟歴の長い長い、私heyheyによる詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力を
わかりやすくお伝えしていくチャンネルです。 いつも通り漢詩や俳句和歌など一つご紹介して
吟じていくというスタイルで進めていきたいとおもいます。 今日ご紹介するのは一つの和歌になります。和歌というと、桜が綺麗だなぁとか
女性の気持ちは大変だなぁとか そういう柔らかいイメージが多いかなと思うんですけれども
今日ご紹介する和歌はですね、だいぶ 重しいと言いますか、むさ苦しいと言いますか、激しいと言いますか
そういうだいぶ男らしい和歌になっているのでちょっと印象に残りやすいかなと思います どんなものかというとですね
真裸の、いわゆるすっぱ裸のという男のが出だしになってくる和歌になっております
作者は橘明美という方 江戸時代末期に生きた方になっております。1850年代
もう終わる頃ですね その方が
今で言うと福井県の銀山 堀名銀山というのかな
堀名、堀に名前の名 福井の勝山市にあるそちらの銀山に出張した時に採掘の監督を行って
その時の様子をですね和歌に残したということになっております なかなかこういう内容のものがないので面白いですね
ということでまず早速読んでいきたいとおもいます 真裸の
おのこむれいてあらがねの まろがりくだく
土打ち振りて 真裸のというのはもうすっぱ裸なんですね
真っ裸の男たちがおのこむれいてあらがねの 男たちが群れ集まっていて掘り出したばかりのこの鉱石の塊ですね
あらがねというのは鉱石です。まろがりくだく まろがりというのが塊という意味ですね
あらがねのまろがりくだく土打ち振りて 土を
ハンマーですね大きいハンマーを打ち振って砕いているという内容です なかなかなかなかないですね正直今日僕ちょっと体調崩してしまってあんまり元気ないんです
けどなんでわざわざこんな詩を選んでしまったのかなと思いながら 厳じていこうかなと思います
いつも言っているんですけれどもこの和歌はですね 2回吟じるんですね繰り返して吟じるということになっ
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そういうスタイルが通常になっていますスタンダードですね 序詠と本詠序盤の序と本盤の本序盤に映ずる本盤として映ずるというふうに書きます
まず最初序詠ですけれどもできるだけシンプルに淡々と そして本詠ではより感情的に吟じていくというスタイルになっております
ですのでまあこの詩も特に例外なくですね 前半は淡々と後半は荒々しく大しくやればいいのかなと思います
ちょっと今日僕元気ないんで どこまで大しくやれるのかわからないですけれども聞いてみてください
うんですね では和歌を吟じていきたいとおもいます
真裸の 橘明
真裸の
女子群れいて
あらがねんの
まろがり砕く
土打ち振りて
真裸の
女子群れいて
あらがねんの
まろがり砕く
土打ち振りて
打ち振りて
間違いましたね 荒がねんのじゃなくて黒がねんのって言いそうになりましたわかりました
まあこういうこともありますね気持ちが乗りすぎて感じがすごい怪しくなってしまいました ということで今日はだいぶ
おしい 荒々しい男臭いそういう和歌を吟じさせていただきました
まあ興味を持っていただければ幸いです 詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネルどうもありがとうございました
バイバイ
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