こんにちは、伊藤穰一です。これからNCCが始まります。
僕がほとんどモデレーターをずっとやるので、少しバタバタしていますけれども、みんなと面白い話をするのが楽しみです。
JOI ITO's Podcast 変革への道
みなさんこんにちは、奥井奈々です。
今日は6月8日に渋谷のデジタルガレージで開催されたNCCことNew Context Conferenceでの催を速報でお届けしてまいります。
NCCは年に数回JOIさんがホストとなって、その時最も旬なテクノロジーをテーマに世界中からさまざまな有識者を集めて展開するトークイベントとなっています。
今年は、生成系AIが創造する新しい社会と題して、インターネットビジネスの今後を占いました。
まずはJOIさんによる基調講演をお聞きください。
具体的な、現実的な話に入る前に、少し引いたところから話し始めたいと思います。
このAIと生きがいという、日本語だと生きがいってみんなわかるんですけども、英語だと生きがいって実はなかなかなくて、
生きがいの、僕が特に日本的な考え方で言うと、パーポスを感じてそれに対して動いていくとこのハピネスっていうのがあって、
どうしても海外っていうのは最適化だとか、拡大を中心としたハピネスが多いので、
ちょっと日本文化の話も今日ちょっとしたいのと、
あとは今、アメリカのMITとMITのProbabilistic Computing Projectっていうところと、
何年近くコラボレーション、私とDGもやっていたので、
そこの新しいLLMを超えた構造的なAIの話もちょっとしたいと思いますので、よろしくお願いします。
僕の本でも少し紹介してあるので、そこの延長っていうところもあります。
まず皆さん最近随分話題になっているので、大規模言語モデルとはっていう話はあまりここでしたくないし、
あとでいろいろ事例もたくさん出てくると思うんですけども、
今の現状を見ているとかなりコンピュータリソースがかかるんですよね。
今のGPT-4みたいなモデルを学習させるのにかかるCPUっていうのは、
だいたい3ヶ月に1回倍になって、1年に10倍になるんですよね。
そうするとほっとくと、2026年には1つのモデルを作るのには、
世界すべてのコンピュータリソースを1日かけないと学習できなくて、
多分その数年後すべて超えてしまうので、
多分スケーラビリティのところが今後どうなるかっていうのが1つ大きな課題なのと、
あとは皆さんも多分使ってわかったんですけども、
あんまりリライアブルじゃないところもあると、
なんか嘘をついたり間違ったりして、
いつ間違ってるかどうかっていうのはわかってないっていう、
この説明できない部分っていうのはここら辺は多分すごく大きな課題だと思うので、
そこも少し触れていきたいと思います。
まずこのProbabilistic Programっていう言葉、
これあんまり検索しても出てこないので、
今一生懸命デジタルガレージとMITの方でホームページを作って、
そこで説明を載せたいと思うんですけども、
ちょっとここら辺から説明を始めたいと思います。
そして日本語に今までProbabilistic ComputingとかProbabilistic Programmingっていうのが
翻訳された場合もあるんですけども、
これは確率的コンピューティングとかっていう翻訳なんですけども、
これMITのチームと話して、
不確実性コンピューティングっていう言葉に変えたんです。
なぜかというと、確率っていうのはStatisticsなんですけども、
これ統計的っていう意味なんですけども、
Neural Networkっていうのは統計的な文脈なんですけども、
この不確実性コンピューティング、Probabilistic Computingっていうのは
不確実な情報を構造的に理解するっていう意味なので、
どっちかっていうとStatisticsよりも不確実な情報をどう取り扱うかっていう
プログラム言語っていうことで、
これをうまく開発していくと、
今よりもTrustworthy、信頼できる、
しかもスケーラブルなシステムができるんじゃないかなっていうのが、
今我々の仮説で、
本当に発表がちょっとずつ出てきている中で、
多分今年の冬ぐらいから一般的に導入して、
千葉工業大学でもこれの事業を来年出すための準備をしています。
この不確実性コンピューティングと比べて、
逆のネットワークの仕組み、
今一番みんな使っているのはこのNeural Networkで、
Neural Networkは特に並列処理にすごく早く適用したときに、
CPUパワーがどんどん上がっていくのとともに、
すごくそれでブーストされて、
今までだったらできなかったことに対して、
データをすごく増やして、コンピュートを増やすことによって、
想像できないような結果がLLMで出たので、
それが一番みんなびっくりしていると思うんですけども、
ただこのNeural NetworkだけがAIではないんですよね。
このSymbolicという言葉があるんですけども、
これはシンボルを使ったAI、
Neural Networkというのは結構いろんな情報を入れて、
そしてネットワークのようにぐちゃぐちゃに繋がっている中で、
パターン認識のように学習していくんですよね。
だから気持ち的には自分も何だかわからないけど、
これはこうだなという直感的な反応を出すようなものが
Neural Networkに近いんですけども、
このSymbolicというのは何かというと、
これは文字だったり音符だったり、
こういうシンボルを組み合わせることによって学びをするとか、
シンボルというのはアイディアだったりルールだったりするんですよね。
だから脳で例えると、
これ完全にパーフェクトな例えじゃないんですけども、
この右脳、音楽だとか直感的なところはNeural Networkに近いと。
ロジックをちゃんと持って理由がちゃんとわかっている脳の部分というのは
左脳なんですけども、
こっちがシンボリックに近いと。
人間というのは直感と理屈をうまくバランスして行動すると。
直感的なところで学んだほうがいいものもあれば、
ちゃんと科学とか数学はルールでシンボリックに学ぶ。
だからシンボリックというのは構造的という意味なんですけども、
これを実際に見てみると、これはProbabilistic Programなんですけども、
人間も読めるし、
これ構造的に何が起きているかということを一生懸命学習していて、
この右側はNeural Networkで、
これ今LLMとかTeslaの中の自動運転とかはこっちで、
これはたくさんのデータを入れてたくさんのコンピューターを使って
直感的に何が正しいか正しくないかというのがわかる。
ただこれはなかなか人間には解析もできないし、
そのシステム自体がどうやってその結果が出たかということも説明できない。
これがシンボリックとNeural Networkの違いですね。
人間はシンボリックに学んでいるんです。
だから小さい時にいろんなものを見て、
こういう袋というのがあって、重力というのがあって、
物が重いと落ちちゃうということをだんだん見ていると学習して、
今やっているこのLLMというのはものすごい大量な文章を読んでいて、
文章の中身を理解しているわけではなくて、
漢字変化みたいな感じで、
統計学的にこの言葉の後にはこの言葉が来るだろうなということを出している。
だからこれが一つの現実に対して、
二つの解析の仕方が構造的とNeural Network的にあるよね、
というのをちょっと説明したかったのと、
あと人間はどっちかというとシンボリックの方で学んでいる。
今、Vegetal GarageとMITと一緒に何をしているかというと、
この大量なデータを使って、
このLarge Population Modelというのですね、
だからLLMというのは、
ストラクチャーされていない巨大な文章を一つのモデルにして、
そのモデルというのは結果的に学習した形のものに対して、
モデルというものに対して質問を投げると、
ちゃんとGPDとか返事が来るんですけれども、
こういうデータベースというのは、
この構造的なモデルの方が使いやすいんですね。
いろんな統計学的な質問をするとか、
例えば男女比率のペイギャップがこのぐらいで、
どの会社の部署が一番ペイギャップなのか、
どの会社の部署が一番ペイギャップが良くて、
そこの中で仕事力の割には一番お給料が低い人は誰だろう、
というのを聞くのは、
これはLLMに聞いたらきっと間違いが出てくるんだけれども、
こういう構造的なものはシンボリックなシステムがあって、
何ができるかというと、巨大な学習モデルをする、
例えば日本全国の人事データを入れちゃうと、
そうすると自分の会社のデータで、
一人か二人しかいないんだけれども、
日本全国のデータがあるから、
この人たちが今どういう状況にいるかとか、
例えば病気だったらちっちゃなクリニックで、
患者さん10人しかいなくても、
日本全国の人たちのいろんな病気のデータがあると、
こういう病気の人は普通はどんなことをするんだろうかなとか、
こういう人たちが食べ過ぎちゃうと何が起きるのかというのは、
大規模ポピュレーションモデル、人口モデルをベースにして、
今LLMでやっているようなことをデータでできるんじゃないかな、
というのが夢で、
今デジタルガレージで何をしているかというと、
大規模データを集めて、
ここには個人情報は入らないんですよね。
例えばお医者さんがたくさんの患者さんを見ていると、
直感的にこういうときはこういう薬がいいよね、
こういう人ってこうなるよね、
というのを人間のように学習するのと同じで、
いろんな会社の決済データだとか、
医療データだとか人事データを集めると、
一つのラージュポピュレーションモデルができて、
これをもとにみんな自分たちの質問をすることができる。
今回大規模言語モデルができたことによって、
そういった意味ではビジネスユーザー そして個人のユーザー向けにもっと使いやすい UI UX を設計していくことで
ユーザーはこっちに向いてもらうということができるような気がしていますし
なので今一番取り込もうとしているのは LLM で学習されなさそうなデータをどんどん集める
例えば弁護士.com 23,000人の今登録弁護士いますけど この全案件のリーガル情報 訴状とか準備書面とか様々な証拠とかを全部この弁護士.com アーカイブで
保管させていただくような世界にすれば それはさすがに LLM で学習されないものであろうとかですね
あとは裁判官の口コミはさすがに外出てこないぞとかですね そういうものをどんどん掛け合わせていくようなことで差別化をしていくと同時に
さっきのユーザーのところの UI とか UX 設計でっていうような二軸でいけば
むしろこれがチャンスになるんじゃないかなという感じは一応持ってはいます
私たちにとっての一時情報ってことかなっていう気がするんですけどね
最初にどう 例えば取材しないと リアルで取材しないと取れない情報ってあるわけですよね
それが多分財産になっていくんだろうなっていうふうに思っていて 同じじゃないかなって
今 同じことを言おうと思って あれなんですけど ごめんなさい ぜひ
ニュービングも同じなんですよね Microsoft が独自に集めてきた検索エンジンの情報と
オープン AI を組み合わせ チャット GPT-4 を組み合わせて出してくる
オリジナルの その企業しか持ってないデータを
日経新聞さんは日経新聞さん独自のデータを持ってるというものと
あるいはどこでも旅行代理店のジャランさんみたいなところもそうですけど 同じことですよね
持ってる独自のデータとオープン AI を組み合わせてサービスを作っていくっていうことに
先駆けてやるところが多分 生き残っていくんじゃないかみたいな感覚はありますよね
そういう話ですよね
あと どっかでソーシャルメディア見たんだけど
ビル・ゲイツがやっぱりパーソナルの AI って欲しいよねって言っていて
有沢さんが言った 個人のプレファランスっていうのあるわけだよね
だから 僕が好きそうな何々を見せてくれっていうのを
だから 僕が一番好きそうなレストランを タブログで見せてくれっていうのは
その個人の人の決済歴がないと出せないわけですよね
そうなんですよ なので パーソパーティーデータでありかつ
個人情報もきちんと同意を取って 一時情報としてやり取りができる関係性を持ってないと
より良いサービスが多分つけれないっていう そういう話ですよね
そういうのは作ってるっていうか もうできてるんですか
マイクロソフトとしては チャットしたときと上位が検索したときでは
答えが変わってくるのは当然ですし 一応そういう流れで作っています
大事なのはですね 例えばSNSとかだと
私 仕事上 Twitter とかFacebookも2つ 3つのアカウント
Facebookで3つぐらいアカウント持ってるし Gmailのアカウントも3つぐらい持ってます
特定の個人をユニークに紐づけられていない可能性が十分にあるし
かつ 男性なのに女性としてなりすまして やり取りしてたりするんですね
ただ 例えば Amazonとか Microsoft みたいなとこっていうのは
Amazonの場合はクレジットカードナンバー 登録してるし
Microsoftもソフトウェアザーサービスとして 使ってもらってるので
クレジットカードナンバーを入れてる人 ほとんどないんですね
そうすると ほぼユニークに個人を特定できていて そのユニークな情報の履歴をもとにして
さまざまなサービスをあなただけにパーソナライズして 返してあげますみたいなことがやりやすい環境になる
そこは ここが実は結構重要だなと思う 今後ですね AIを使っていって
今のパーソナライズしていく
そこで広告宣伝ずっとやってきてる 立場から聞きたいんですけども
今でもそうなんですけど 知らないところで集まったデータで
知らないようにターゲティングされてるっていうのが 従来のモデルじゃないですか
今はやっぱりOK もらったデータを使って パーソナライズって今話しましたよね
Appleはそこを結構プッシュしてる
Facebookを叩くためにやってるのも あると思うんですけども
その ターゲティングのために集めてきた データマイニングの世界から
本当にパーソナライズドの了承を受けた トラステッドのデータのビジネスって切り替わるの?
それとも両方 使い道が全然違うのか?
切り替わっていくべきであり そっちの方向に向かっています
なので GDPRみたいな法律もできてるし ブラウザーも来年大手は全部
サードパーティークッキー使わなくなるので 知らないところで取られてる状態は
基本的になくなっていく方向です
例えば これ信頼関係の問題なんですよ
つまり私は子供にAppleのiPhoneを使わせています 小学校の5年生 それから中学校2年生です
エッチなコンテンツは子供には出ないようにしたいので これは子供の 私の娘の
ちゃんと実名入れてるし年齢も入れてるし Appleに対してペアレンタルコントロールをかけてます
何やってるかというと 個人情報をAppleに提供して
この人は子供だから エッチなコンテンツは出さないでね
つまり私はAppleを信頼して使ってるってことです
この関係性 ただMicrosoftもそうですけど 本当に信頼できたら
私の思考を全部教えるから そうするとそれに合わせて きちっと
エッチなものは出さないとか いらない商品のターゲットがしてこないっていうことが
できる相手だなと思えば 出すはずなんですね
かつさっき言ったように ポイント プログラムみたいなもので
きちんと交換しますよという なので これは本当に われわれ世界を
良くしていく責任があると思っているので 責任を持ってきちんと
信頼関係を築いていくべきである これはわれわれとか社会人として
みんなそうだと思うんですけど そういうことをこつこつやっていくべきであると
昔のネット広告の世界では ちょっと甘えてたと思うんですよね
知らないところで勝手にデータを集めていたのは事実なので 申し訳ございません
業界を代表して謝らせてもらって ありがとうございます
個人情報に関しては 昔よりも取りづらくなっていって
今 個人情報って多分 ユーザーの行動履歴で 一番もっているのはGoogleだと思うんですけど
これがChatGPとか出てきて Bingも出てきて いろんなサービスに分断していくと
やっぱりそれぞれのプラットフォームでは 個人の思考とかを
充分なデータ 溜まらないんじゃないかなって思ってまして
そういう意味でも 各タベログみたいなバーティカルのところでは
多分タベログのユーザーは 自分がそのタベログの中でどんなお店探して
どんなお店予約したかって情報を取られても そんなに違和感ないと思うんですよ
その情報が外に出ていったら 違和感あると思うんですけど
食に関するパーソナライズな情報って 使えるのはタベログなので
そのパーソナライズな情報と 今回のLAMをプラスすると
チャットGPTみたいな ジェネラルなサービスにできないような
サービスでできてくると思うんで 逆に今の個人情報の流れっていうのは
我々みたいなバーティカルサービスにとっては やりやすい流れになってるんじゃないかなって思います
多分AIの倫理のところにも 繋がってくると思うんだよね
このとこに渡した情報で これやってほしくない
だから自分の医療情報を使って レストランアドバイスしてほしくない人と
してほしい人もいるかもしれないので
クロスのところが 多分結構みんなが 自分で選択したいっていうのが出てきて
この分野はあなたにトラストするっていうのは もっと技術的に表現できるようになるんじゃないかなと思うんですよね
で ちょっとオンラインの質問 いくつか言ってみたいと思うんですけども
ひとつMotoeさんに ツイッターのりゅうしゅんさんからなんですけども
リーガルチャット相談サービスは なんでGPTのプラグイン
チャットGPTのプラグインにしなくて 単体サービスにしたんですかっていうのがあって
プラグインにしてもいいかなと思うんですが
弁護士ホットコブのチャット法律相談って 法律上の問題があるんですけど
マネタイズがなかなか難しいんですね
要は法律相談というのは弁護士しかできないという 弁護士法の72条という法律がありまして
有料での法律相談は弁護士しかできない というのが正確なんですが
なので やっぱりプラグインでつなぎ込んでまで ユーザーを確保したとして
ユーザー課金みたいなような可能性っていうのが 現行法じゃなかなか難しいというようなところもあるので
まずは今 男女問題に限定した チャット法律相談でスタートしてるんですけど
実はこれアルファ版にしてるのは 完全にプロトタイプとして提供してるものですので
マネタイズ観点でユーザー向けは 一旦それが一番わかりやすいので
皆さんに世の中に提示しましたが
実は今うちのリソースは コーパイロットフォーロイヤーズという
弁護士向けの有料プロダクトの方に 今リソースは降りつつあります
こちらは先ほどの弁護士しかできない業務の 適用除外になるんですね
弁護士に対しては弁護士しかできない業務を プロダクトとして提供しても適法だというような
法律の考え方があるので 2Cと2Bは慎重にやらなきゃいけないんですけど
2弁護士はフルスペックの法律事務を行う AIプロダクトを提供できるので
まずはそこでしっかりと サステナブルな企業運営のためには
当然収益力を上げながらってことなので 一旦これでだいたいチャット法律相談を
開発する中でどんなやり方をすれば プロダクトの構成みたいなものの
アイディアがたどり着いたので じゃあこれはまずしっかりと
有料化できるものから行こうということで 実はそっちに振っちゃってるのがありますから
本当はちゃんとプラグインとか繋ぎ込んでとか やりたかったよねって感じですね
プラグインを発表した時に2つあったよね ハンのチャンスと思う人と
なんだ俺らただのプラグインになっちゃうのかよ っていう両方あったよね
今でも多分それいろいろあると思うんですけど それにちょっとかけて
ツイッターからの質問で ちょっと僕も増やそうと思うんですが
サーマー・オープンが今キャンブリアン爆発みたいに いろんな新しいものが出てくるんじゃないかな
っていう意見があるんですけども 皆さんのいろんなやってる事業で
すごいチャンスとピンチ両方あると思うんだけれども 僕の仮説はこのファンデーションモデルは
もしかするとクラウドみたいに 彼らすごいお金かけて競争して
結構効率いいインフラになる可能性はあると思うんです その上でベンチャーが育つのか
リアルビジネスある人たちが やっぱりデータとか持ってるから流入れるのか
全然違う構造になるかっていうのは まだ分かんないと思うんですけども
なんかみんなの今のビジネスって やや既存ビジネス持ってる人たちだと思うんだけども
自分たちにとっていいのかどうかっていうのと この爆発はいい意味の爆発なのか
悪い意味の爆発なのか なんかあります? それぞれ言ったらいいかもしれない
それぞれ もう爆発は止められないだろうなっていう中で 私たちがどういうふうに
次のビジネスを作っていくかっていうのを ものすごく積極的にトライアンドエラーになると思うんですけど
やっていかないといけないっていうのが メディアの人たちの今の状況かなっていうふうに
思っていて もちろん悪い面めちゃめちゃあるというふうに思ってます
どうやっていい面をうまくビジネス化していくかっていうことを
さっきのパーソナルアシスタンス的なことっていうのは ものすごくニーズもあると思うし
私たちができることに近いかなっていうふうにも思っているので そっちのほうかなと思っています
株主はこれによって未来は明るくなったっていう
そうなんです 明るくなりました
タベログに関してもそうですけど 価格ドットコムグループの
価格ドットコムだとか求人ボックスに関しても
我々はやっぱり消費者の方に対して ベストな選択 意思決定をサポートするっていう
サービスを提供していく中で 今の形は検索エンジンから入ってきて
ウェブサイトなりアプリなりで 意思決定していただくっていうところでは
基本的には何も変わってなくて その入り口の一つに
チャットGPTみたいなのが増えたっていうのが一つと
あと我々のサービス自体も サイトの中で検索があるんですけど
そこにこのGPTのプラグイン使って チャット形式でユーザーさんの
ニーズに応えるようなものっていうのも 作れるようになりますので
形は変わっても我々の存在価値っていうのは 変わっていかないんじゃないかなっていうのが
今考えてるところですね
手短にいくとですね 劇的に変わると思ってます
今パラダイムシフトが起きてる最中であると 例えば中央集権的に
なんかGoogleとか強くなりましたよね みたいなのってピラミッドみたいな感じで
できましたと でも首都エジプトみたいなのって 出ていく人たちがいるわけですよね
中央集権と分散するディストリビューティっていうのは 歴史的に運動があると思っていますと
なので 例えば今 ネーションステースですと 国民国家ですと
でも昔は法権制度がありましたと その法権的な中央制度に対して
民主化されてデモクラ対策されてるじゃないですか
そんな運動の一つに過ぎなくて 今 たまたまガーッと
多分これは大きくいろんなものが オープンAIとかでできていく過程で
ディストリビュートっていうような環境もできるけど
一方で中央集権的なものも 引き続き残っていくっていう
そういうやり取りの中で 私としてはどっちにつくかみたいな感じなんですね
流れを見てって そういう感じですか
いや チャンスだという側面が大きいかなと思ってまして
やっぱり先ほどの弁護士とか専門家の世界って 非常に労働集約型でやっていますから
すごい難しい承知権とか受かっても やってることは書面の作成とか
あとはもうライブラリー リアルの本を目の前にして
どれが依頼者が求めてる解決につながるんだろうかとして
必死に本探したりとかですね
リサーチの時間がすごいかかったり
ドキュメンテーションの時間が めちゃくちゃかかったりとかしていたんですが
このソリューションがなかったわけですね
今回こうやってAIが出てきたことによって
弁護士業務の生産性に向上に大きくつながるので
ここは我々として 例えばアソシエート弁護士1人がいなくても
うちの弁護士ととこもAIプロダクトで 仕事が回るみたいな世界観になってくると
しっかりと価値を提供して 収益をいただけると思いますし
あと企業とかですね もうリーガルリサーチニーズとか
ジョイさんの答えをお聞きください
今回のAIはアーキテクチャーのシフトだよね
だからやっぱりクラウドによって自分のコンピューターから
クラウドコンピューターになったりモバイルもアーキテクチャーのシフトがあったし
ブロックチェーンによってアーキテクチャーのシフトが今行われつつあるんだけれども
AIによってハードウェアの位置づけだとか
クラウドとの関係だとかLLMのプロバイダーと
それの上にビジネスやってる人たちのいろんな法律的ビジネスモデル的技術的な
アーキテクチャーも変わるので本格的にアーキテクチャーシフトが
行われようとしてるところにまだどんな技術になって
どういうアーキテクチャーになるか分かんないっていうのが結構大きくて
だからすごく大きく変わるけどまだ分かんないよねっていうすごく微妙なタイミング
だったんじゃないかなっていう感じはするのでただ今までの
いろんなインターネットのアーキテクチャーシフトの中の
大きいやつと同じレベルなんじゃないかなっていう感じはみんなしたと思います
やっぱりどういう風にシフトするか分かんないからやっぱりリテラシーを上げて
自分の会社って一体どんなビジネスで何が強くて何が弱くて
どういうシナリオだったら何をしなきゃいけないかっていうことを
結構理解する必要があってただ
ちっちゃなベッドはかけることはできるしただ絶対こうなるとならないので
全部かけるのは特に大企業は意外に
大変なんじゃないかなっていうのはあるのでベンチャーとか
子会社とかを100%どっかに走っていくっていうのは
これはすごく重要なかけ方だと思うんだけど特に大企業なんかは
どういう風にシフトするのかっていうのは今国もそうですよね
今は実験と学びの時期でただその実験の学びを
しながらなんとなく
こういう勝負するべきだなって見えてきた時には勝負する
リソースとエネルギーを準備しなきゃいけないかなと思いますそしてどっかのタイミングで
いろいろ大きく変わるのを待つっていうのもあると思うんですよね
番組ではお便りを募集しています今回のテーマは
生成系AIとビジネスの可能性ですGPTや
ミッドジャーニーなどの出現によりビジネスのあり方も変わってきています
AIに関するこんなビジネスがあったら嬉しい
AIビジネスってどうなのAI時代私の仕事も
こう変えなきゃといったどんな意見でも構いませんお便りを
採用した方には変革コミュニティへのご招待をいたします
そして最後にジョイさんからお知らせがあると聞きました
一つ宣伝なんですけども6月17日渋谷パーク
DGビルでNeurodiversityと子どもたちの未来のイベントします
野田聖子さんだとか町の保育の松本さんとか
ヘラルボニーの松田さんもスピーカーとして参加します
今回はオンライン参加はないのでぜひ皆さんリアルで参加してください
ランチも出ますのでみんなと会うのを楽しみにしています
それでは今回は以上になります皆さんまた来週月曜日にお会いしましょう