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若者のディズニー離れ。今年の場合は夏が暑くて、全体的にパークから離れてありますけど、僕がディズニーランドのキャストだった15年くらい前に比べ、ゲストのタイプが変わったと聞きます。
確かに、このところマイハムの方の20代の若者がディズニーから離れているような感じか?
実際、ユニバーサルの方が魅力的という意見もあり、凄いことやな。
確か、ディズニーランドの20代、30代より40代の人が多く行ってるとか、そんなデータが最近出てた気がするんですよね。
結局、なんでかというと、まず高い。これはしょうがないんですけど、さらにディズニーランドの新しいヤツが出た時に、行きたがるヤツっていうのは、ディズニーランドめちゃめちゃ好きですっていうマニアなんですよ。
そのマニアの人たちが、どんなネタでも行きますっていうので、最初頃にバーッと予約しちゃって、めちゃめちゃ混んでってなるので、
そんなにディズニーランド興味がないよねっていう人が行ってみると、新しいアトラクションを2時間待ちですとか言われて、
いや、金払って2時間ぼーっと経ってんの、無駄じゃね?人生の。って思っちゃうので、ディズニーランド行っても、人気のアトラクションは3つ4つぐらいしか見れないよね。
それでこんな高い値段払って1日使うの?ってなるんだったら、空いてるところが楽しくね?っていう風になっちゃうんですよ。
で、じゃあなぜ過去そうならなかったかっていうと、ディズニーの映画が結構人気だったのと、ミッキーマウスとかの元のディズニーキャラの人気がそこそこあったんじゃないかなって気がするんですよね。
ミッキーマウスが出た最後の映画って、映画というか一般の人がディズニーのミッキーマウスに触れたのって、机にのゲームだと思うんですよね。
後姿だけで出てると思うんですけど、キーブレードっていう鍵の形をした武器を使うスクエニーが出てるディズニーが絡んでいるゲームがあるんですけど、キングダムハーツ。
多分ね、一般の人が触れたディズニーが出てくるのって、キングダムハーツが最後だと思うんですけど、それもミッキーは後姿の影とかしかじゃないんですけど、
っていうぐらいで、要はそのミッキーマウスがいるディズニーワールドだよって言われても、このネズミ誰?っていうほうが、なんかディズニーランドはネズミ推しなのね、ふーんっていうのぐらいで、
そのミッキーマウスに対する思い入れっていうのがほぼないんですよ、若い人たちは。でもキングダムハーツももう20年ぐらい前のゲームだから、多分キングダムハーツでも別にミッキー好きとかっていうのはならないと思うんですよ。
じゃあ最近のミッキーマウスが出ている一般の人が見たものを教えてください、どうぞ。
20年前ぐらいだとテレビ東京でディズニーランドの番組とかあったんですよ。
子供向けだったので、今大人の人全然知らないと思うんですけど、テレビ東京の土日か何かの昼とかね、変なマニアックな時間帯にディズニーランドの提供の番組があったりとか、
あとディズニーのCMというのが昔ちょこちょこ入ってたんですよ。
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夏休み前になるとディズニーのCMが全国で流れて、冬休みとかになるとディズニーのCMが全国で流れて、楽しそうな子供たちというのが映って、
そこでミッキーとかミニーの耳つけて歩いててっていうのがあって、
なので、一般の田舎の人たちというのが夏休みとか冬休みにディズニーランドに行って、そこでディズニーグッズを買って、
群馬県とか都知事県とか田舎に帰って、それを地元で自慢をするというサイクルがあったんですよ。
ディズニーランドってテレビCMで見つけるあれ行きたいよねっていうのがうっすらと子供たちの中にあって、
たまにその中で40人に1人ぐらいが、東京って言って千葉なんだけど、千葉のディズニーランドに行ってお土産を買って、
すごく楽しかったよって言ってお土産を見せる、あ、うらやましいっていう、行きたいよね、うらやましいよねっていうのを日本全国にちょっとずつ作り続けたんですよ。
それは広告宣伝機だと思うんですけど、それをやらなくなっちゃったんですよね、僕が知る限り。
なので地方の人で、まず子供がそんなにテレビを見ないっていうのもあるんですけど、じゃあ地方の子供です、テレビほとんど見ません。
YouTubeで育ちました。小学校1年から6年までディズニーのCM見てません。そこにディズニーランド行ってきたよっていう人が来たときに、
あ、そうなんだ、なんかディズニーランドで聞いたことある、そうなんだ、お土産、ありがとうっていうので、そもそも行きたい、うらやましいにならないんですよ。
で、そのうっすらと行きたいよねっていうブランドというのをお金をかけてずっと維持しなきゃいけなかったんですけど、そこの維持というのをやらないで、
やらない方が広告選定費はかからないから利益率は高くなるんですよ。でも徐々にそのブランドを食い潰していって、結果としてブランド価値を持たない若い世代が育っちゃったんですよ。
今の子供たちが、40代以上がなぜ行ってるかというと、ディズニー最高っていうブランドを持ってるから、40代以上の人たちはずっとお金貼り続けてると思うんですよ。
でもじゃあ今の20代30代の子供たち、10歳くらいの子供たちは10年間もディズニーに対するブランドを持たないできてるから、
それだったらUFJの方が好いてるし、アトラクションとしては面白いらしいよとか、日が出てめちゃくちゃ暑いとかあるらしいよ、みたいなのがあって、じゃあそっちでいいじゃん、みたいになってしまうっていう。
なのでそのブランド力をちゃんと定期的に構築し続けるっていうのをやらなかったっていうのと、ディズニーの映画がつまんない。
いやだからディズニーの映画で大当たりが最近ないんですよ。最近のディズニーの映画の大当たりは将軍、真田裕之さんがやっていて、エミー賞の賞も取っていて、アメリカの中で真田裕之さんの将軍すごいよねってなってるんですけど、
じゃあ千葉のディズニーランドに行ったら真田裕之と握手ってないじゃないですか。将軍見てる人たちもディズニーすげえ、じゃあディズニーランド行きたい、ディズニーワールド行きたいってなって、行ってそこに侍がいて真田裕之と握手できるんだったら行きたいってなるかもしれないけど、いねえから真田裕之。
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なので結果としてディズニーで成功したとしても、そこで作られたブランドがディズニーワールド、ディズニーランドに還元するという構造になってないんですよね。
インサイドヘッドとかもそんなに面白くなかったんですよね。別に見れるっちゃ見れるんですよ。基本的に僕ディズニー映画があると大体見てて、割と面白いよねっていうので、別に面白くないわけじゃないんですよ。
人形姫も面白かったと思ってるんですよ。ポリコレに行き過ぎだよねとかでいろいろ文句言われてましたけど、映画としては普通なんですよ。
なのでそれなりに面白いよねってのがあったんですけど、ただそんなに面白いよねで、めちゃめちゃ大好きってなるかってならないですよね。
お姫様になりたい願望っていうのが女の子には一定の割合であるんですよ。最近、女性も強くなるべきだとか平等になるべきだとかっていうのがあるんですけど、
僕は男の子なのかわからないですけど、やっぱり女の子ってお姫様の格好をしたい、お姫様として扱われたいという願望が心のどこかにやっぱりあるっぽいんですよ。
もちろんそんな願望ないって言ってもいいんですけど、ある人はあるんですよ。そのお姫様になりたい願望を満たすことが可能なパークっていうのがディズニーランドしかないんですよ。
ディズニーのお姫様のドレスを買って、そこのディズニーランドの中でウロウロ歩いてて、わー可愛いって言われても大丈夫なお姫様コスプレOKであるという価値観っていうのが、
もともとそれはディズニーでしか味わえない楽しさだよねっていうものの売りだったんですけど、今やお姫様というのがあなゆきから始まって戦っちゃうんですよね。
女性はかっこいいものであるべきである。男性と同じように戦って物事を勝ち取る性別であるっていうのがあって、
華やかだよね、可愛いよね、おしとやかだよねっていう価値観のお客さんを引きつけるというのを自らディズニーに捨ててったんですよ。
そうすると別にUFJとかのドカーンって爆発するとか、バックドラフトで火がボーンって出る方が楽しいよねっていう方が、それと一緒じゃん。
どっち行ってもいいよね。じゃあ安くて並ばない方がいいよねってなっちゃうんですよ。
コスプレお姫様の楽しい願望っていうのが、最近写真屋さんが持ってっちゃってるんですよね。
なんとか写真館みたいなところが、写真館にお金を払うと30分とか1時間とかコスプレの衣装が着替え放題で、
お姫様っぽいやつとか江戸時代の町娘風とか、いろんなのに変えてそれで綺麗に写真も撮ってくれるっていうサービスがあって、
そうするとお姫様の格好ももちろんできるし、シュワーデスの格好もできるしみたいなので、いろんな格好できてしかも写真も撮れるんで、
自慢するときはそう写真持ってきゃいいんですよ。昔だとお姫様の格好をディズニーランドでしてその写真を見せて自慢するだったんですけど、
地方とかにもいっぱいあるの写真館でその需要が満たされちゃうんですよね。
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さらにいろんなお姫様の格好ができて記録として写真が残るので、スタジオアリスだっけ、ちょっと名前忘れちゃったんだけど、
そういうの結構増えてるらしいんですよ、地方に。
っていうのがあったりするので、お姫様願望というところも自ら捨ててしまったっていう。
なのでブランドも作りつつ、お姫様願望埋めなきゃいけないのに、男女平等だよねっていうので、
女性のお姫様願望という変身願望を自ら捨ててしまった。
で、ブランドも作らなかったっていうのが、ディズニーランドの背因としてはあるんじゃないかなと思うんですけど、
でも本当はディズニーの人たちってすごく頭がいいので、もうちょっとちゃんと考えてやるべきだと思うんですけど、
頭悪くなっちゃったんですかね。
スーパーマンの新作の話っていうのを前にしゃべったことあると思うんですけど、
半4年前くらいにスーパーマンの息子が主人公の新作が出たんですよ。
基本的にスーパーマンとかバッドマンとか、S級だと思うんですけどスーパーマンとかバッドマンとかね、
新作のマンガが出たら基本的にはトップランキング必ず伸びるんですよ。
どんなんだろう、興味あるっていうのがあって、今回のスーパーマンはゲイですっていうので発表されたんですよ。
で、男同士がキスしてるみたいなイメージカットとか出て、LGBT支援してる人たちから、
なんかディズニーも多様性が広がっていいじゃないかって言って、ネット上では結構な話題になったんですよ。
で、発売されたらLGBTの支援者たちはそのマンガ買わないんですよ。
スーパーマンのマンガを書く人たちっていうのは10代でだいたい男の子なんですよ。
LGBTを支援している大人たちっていうのはLGBTの多様性が広がった方がいいよねっていうものの、
スーパーマンマンガなんか興味ないんですよ。
なので確かにトップ50にも入らなかったんですよね、新作が。
要するに男の子たちというのは強いスーパーマン、戦うスーパーマンが見たくて、
ゲイで男とキスしてるスーパーマンとか見たいわけじゃないんですよ。
で、さらにマンガを買ってあげる大人もスーパーマンを見せるときに、
男同士がキスしてる表紙のマンガを子供に与えたいと思うかって話なんですよ。
そういう人たちがいるよねというのは社会にももちろん10%くらいいます。
それは社会としてはそうなんだけど、わざわざ選んで男同士がキスしてるマンガを子供に与える必要ある?
例えば男と女がキスしてるマンガをわざわざ与える必要ある?
要は性的なことをしてるというのが売りになってるマンガを子供に与えたいと思いますか、親が。
そう思った人もいるから多少は売れたんだと思うんですけど、
一般的には別にそんなマンガを子供に見せたくないよねってなっちゃうので、
ニッチーな世界にいた結果売り上げが立たない。
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たぶんスーパーマンも今の子供知らないんじゃないかな。
10年前くらいにスーパーマン新作出たと思うんですけど、
それ以降たぶん映画の新作出てないし、マンガも結局確かスーパーマンの息子打ち切りになってるので、
10年前くらいに生まれて今10歳ですって子供ってたぶんスーパーマン知らないと思うんですよね。
っていう感じで、せっかく魅力的で何十年も愛されてきたキャラクターが、
たぶんスーパーマン1950年とかに出てたと思うんだけど、
そっから2010年くらいまでずっとSQで愛されてたスーパーマンというキャラクターを、
ここ10年でディズニーはある種殺したっていう。
だからね本当なんか自殺点だと思うんですよね。
ただそれが自殺点だと思ってないっていうのはね。
バットマンはね、クリストファー・ノーラン監督、
すごいダークな大人しかわからないようなバットマンを、
これもでも15年前くらいにやってると思うんですけど、ダークナイトっていう、
子供がこれ見ても全然幸せになれないよねっていう、
大人が葛藤するようなバットマンを撮ったんですよ。
バットマンっていうのは本来悪いやつなんですよ。
底抜けのいいやつとかじゃなくて、両親ぶち殺されて、
金は持ってるけど友達誰一人もいないっていう、
でも社会なんとかしたいっていう人が、正義は何なのっていうのを、
お前らこれ助けたいんだったらこっち殺すけど、
どっち殺すかお前が決めろよっていう映画なんですよ。
社会というのは、正しいことをしたら、
みんなにすごいかっこいいって言われるんじゃなくて、
何かの行動をしたら必ず代償があるよね。
両親って親の方ね、いい心じゃなくて親が死んでるとね。
なので正しいことをしようと思ったら、
でもこっちの人が多く助けられるけど、お前来るんだからな。
要は1000人助けるために100人殺すって、
お前それでも100人お前の手で殺すんだからな。
どっちがいいんだ、どっちが正しいんだみたいな映画なんですよ。
これは子供には見せたくないよねという気持ちにはなるんですけど、
逆に大人には刺さるんですよ。
要するにアンパンマンみたいな、
悪いやつ殺したら世界が平和になりましたみたいなもんじゃなくて、
やっぱり世の中って何かの選択があって、
そこの選択を抱え続けなければいけないっていう、
その重さがあるんですよ。
トロッコ問題もそうなんですけど。
ちょうどあの頃にサンデル教授が、
ハーバード白熱教室とかっていう年齢試験で学んでたと思うんですけど、
政治思想として、
要は全員が同意するものは作れない。
何かを選んで人は判断しなければならないっていう、
大人としての葛藤っていうのがちょうどある時代にできたので、
バットマンは今でも人気なんですよ。
なんで、バットマンめちゃくちゃ弱いんですよ。
最近のアベンジャーズ見てもらえば分かると思うんですけど、
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最近のアベンジャーズってアホみたいに強いやつがいっぱいいるんですよ。
無敵であるっていう設定の人とか、
普通に外飛んで小惑星ぐらいならぶっ壊しますみたいな中で、
バットマン一人だけ人間なんですよ。
金を使って何かいろいろ器具はつけてるけど、
基本人なんで戦うとめっちゃ弱いんですよ。
アイアンマンは特殊エネルギーを使うことができるので、
まだ強くなれるんですけど、
バットマンって基本的に核融合エネルギーとかないので、
弱いんですよ。でもバットマン人気なんですよ。
強いだけじゃなくて、人間というのは弱いよね。
でもその中でもやらなきゃいけないことがあるよねっていう、
ゼロにもポジションなんですよ。
今40代以上の人しかわかんないと思うんですけど。
筋肉マンっていうみんな超人が集まる中で、
一人だけ人間がいてめっちゃ弱いっていうのがあったんですけど、
はいすいません。話長くてすいません。