冒頭の挨拶と近況報告
9月7日月曜日。おはようございます、こんにちは、こんばんはの方もいらっしゃるかもしれません。 現役キャスターさおりんのゆるっと話し方tips。
ということで、これ収録しているのは6日日曜日なんですけれども、雨ですね。雨足が強まっています。 私が住んでいるマンションは、すぐ目の前にかなり大きな幹線道路があるんですね。
幹線道路なので当然交通量がそれなりに多いんですよ。 今、車が通るたびにパシャーッと水しぶきを上げる音が聞こえてきまして、結構降り方強まってきたなというふうに思っています。
今、都内も大雨警報など出ている地域も増えてきていますね。 皆さんのところも大丈夫でしょうか。
これが月曜日の朝に配信されますので、もしかしたらその時間帯には今よりもさらに大きな被害が出ているかもしれません。
関東とか東海では交通機関の運休も決まったりしているみたいですね。 私の周りは結構幼稚園が休みになっちゃったっていう声が多いです。
幼稚園休みになって仕事どうしようとか、約束あったのにどうしようとかね、いうママさんたくさんいらっしゃいます。
うちは保育園なんですけれども、今のところ連絡がないのでおそらくやってくれるんじゃないかなというふうに思っていますね。
いやでも本当にね、これここ最近ずっと置いているんですけれども、大きな被害が出てもおかしくないような降り方。
特に東海、関東、それから明日は東北にかけてもですね、雨の降り方が強まりそうです。
これから交通機関に影響が出てくるという可能性もありますので、お出かけの際は交通情報、電気予報をこまめに確認するようになさってください。
「わかりやすい」ための「ひと工夫」とは
さて今日のテーマはですね、分かりやすいと言われるためのひと工夫ということで、私が気象予報士としてやっている工夫についてお伝えします。
私に限らず、実はね気象予報士ほぼみんなやっている工夫なんですけれども、皆さんの参考になればいいなというふうに思っています。
それをお伝えするにあたって、まさに今日のニュースでですね、こんな一文があったので、ちょっとある局のニュースなんですけれども読んでいきますね。
東海ではこれから7日にかけて1時間に80ミリの猛烈な雨が降る恐れがあります。
こんな一文がありました。よく聞くんじゃないでしょうか、天気のニュースよく聞いていただくと、この1時間に80ミリの猛烈な雨が降る恐れがありますとか、
1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る見込みですとかね、これ聞いてみなさんどうですか?
なんか大雨になりそうだなーってところはわかると思うんですね。
ただ、1時間に80ミリってどんな雨って思いません?
そこまで、ミリ、どれぐらい、何ミリってあんまり気にしてないかもしれないんですけれども、
よくよく考えると、1時間に80ミリ、どれだけなんだ?今の降り方はじゃあ何ミリなんだ?っていうふうに疑問に思うんじゃないかと思うんですね。
で、そこがですね、今日の話のテーマなんです。
というのも、この数字って意外とイメージしづらいんですよね。
何かを話すときに数字と合わせて伝えることってあると思うんです。
天気予報ってまさにそうで、今言った1時間何ミリとかいう雨の量だったりとか、あと風速ですね。
最大瞬間風速何メートルが予想されていますとか、あとは気温ですよね。
35度です。40度の極小雨になりますとか、本当に1回の放送でいくつもの、何種類もの数字をお伝えしていくんですよ。
この数字って、数字だけで言ってわかるパターンもあるんですね。
例えば、明日は38度が予想されていますって言ったら、みなさんうわぁ暑いなぁって思いません?
逆に冬場に氷点下20度ですって言ったら、まあ北海道とか一部の地域でしか出ないんですけれども、そう言ったらめっちゃ寒いじゃんっていうふうに思うと思うんですね。
数字だけでわかる数字もあります。
でも、先ほどの1時間に80ミリとか、1時間に50ミリとか、数字を言われてもピンと来ないっていうパターンも結構あるんですよ。
これ、どんな話でもそうだと思います。数字を言ってピンとくるものもあれば、その数字って一体どういうことっていうのもあると思うんですよね。
具体的な表現の工夫
で、天気予報の場合はですね、この1時間に80ミリの雨とかいうのをちゃんと実は言い換えているんです。
天気のニュース、アナウンサーが読み上げるようなニュースだと、時間も限られていることもあって、そこまで言い換えてないんですけれども、
私はもう自分の解説では必ず言い換えるようにしています。
っていうのもわかんないからですね、1時間に80ミリって言われても。
一応気象庁が出している、何ミリの雨はこういうイメージだよっていうのがあるんですよ。
それによると、1時間に80ミリの猛烈な雨、1時間に80ミリ以上猛烈な雨って言うんですね。
恐怖を感じる雨と、あとは傘は全く役に立たなくなるとか、
水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなるとか、
車の運転は危険、こういった雨の降り方ということなんですよ。
1時間に80ミリ以上の猛烈な雨っていう表現だけよりは、今の表現の方が、
なんかすごい雨なんだなっていう風にわかっていただけるかと思います。
で、先日の千葉交雨、特別警報が発表された千葉県の大雨ありましたよね。
私の友人が千葉在住で、まさにその大雨の中に行ったらしいんですね。
その時、局地的ではありますけれども、1時間に100ミリとか120ミリとか、
本当になかなか経験することがない大雨になっていたんですよ。
そこで彼女が、こんな降り方だったよって言った表現が非常に素晴らしかったので、
ちょっと紹介させてもらいます。
上から下から、左から右から、あらゆる方向から水が押し寄せてきたって言ってたんですね。
これめちゃくちゃわかりやすくないですか?
そしてめちゃくちゃ怖くないですか?
これ聞いた時に、本当に恐ろしい雨だったんだなって思ったんですね。
要は何が言いたいかっていうと、
イメージしやすい表現を入れることで、ぐっと伝わりやすくなる。
ぐっとわかりやすくなるんですよ。
1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降りそうですので、警戒してくださいっていうよりは、
あらゆる方向から水が押し寄せてくるような降り方になりそうなので、
警戒してくださいって言われた方が、
これはかなりというかね、相当やばいなって。
警戒したくなるんじゃないかなと思うんですね。
それはイメージできるからなんです。
数字だけってなかなかイメージできないんですね。
もう本当に暑いね38度とか、本当に寒い氷点下とか、そういうのはイメージできるんですけれども、
なかなか普通は数字だけってイメージできないです。
イメージしやすい表現の重要性
じゃあどうしたらいいかっていうと、
イメージしやすい言葉を選んでいくってことなんです。
なのでよく私が言っているのは、
聞き手の方の頭の中に絵を描いていくようなイメージ。
聞き手の方が言葉で理解するっていうよりは、
何かその証言を聞いた時にパッて絵でイメージできる。
そうすると印象に残るし、わかりやすいなっていうふうに思うんですね。
これは別に天気予報に限らず、どんな時でも使えることだと思います。
なんかこの言葉だけだと、おそらく聞き手はイメージできないだろうなっていう言葉があったら、
聞き手がイメージしやすいように、聞き手の頭の中に絵を浮かばせることができるようにしていく。
そういった言葉選び、表現選びができるといいですねという話です。
実践と安全への呼びかけ
なので実は今日の冒頭ですね、今雨足が強まっています。
私の家の前は幹線道路なんですけれども、車が通るたびにバシャーっと水しぶきの音が聞こえます。
ってところは、あえてですね、皆さんにイメージしていただきやすいように具体的に表現をしてみました。
そのところから練習ができますので、ぜひ皆さん今日余裕があれば、雨の様子を見ていただいて、どんな風に表現できるかなっていうのをぜひ考えてみてください。
ただそれはもう安全な場所で、安全を確保した上で、まずは本当にご自身とかご家族ご友人など大事な人の安全を確保した上でもしも余裕があればやってみてください。
何度も言いますけれども、くれぐれも安全第一に今日もね、お過ごしいただければと思います。
はい、ということでここまで、最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
本当に何度も言いますが、大雨にはお気をつけてお過ごしください。
今週もいい1週間になりますように。
ではまた会いましょう。さようなら。バイバーイ。