00:05
人生はグラデーション!Life Designチャンネル
この放送は、20年弱介護業界にいる私、やまとゆきが
分かりにくい介護のことを少しでも分かりやすく、楽しく考えていただけるように発信したい
そんな気持ちで作ったチャンネルです。
おはようございます。やまとゆきです。
そして、初めましての方、初めまして、やまとゆきと申します。
私は以前から、やまとゆきの友達チャンネルというチャンネルで、スタンドFMで1年近く配信してまいりました。
その中で、自分が介護の仕事をしている現役のケアマネージャーであるというところを活かして
週に1回程度、介護のお話をしておりました。
今回、2025年1月からその放送を独立しようと思い、このチャンネルを作りました。
と言っても、今日は12月30日なので、ちょっとフライングなんですけどね。
そして、今日この放送を撮ろうと思った理由があります。
私、やまとゆき、ノートを作りました。パチパチパチパチパチパチ。
以前から介護の業界に携わっていて、心の中でずっと思っていたことがあります。
それは、自分の介護を子供に委ねる親が多いということです。
言葉を濁さずに言ってしまうと、自分の介護を決めきれていない方が多いということになります。
もちろん、毎日毎日自分の最後のことなんて考えていられないですし、
いつ何時それが来るかわからないですし、何なら考えたくもない、そんなことって思っている方多いと思います。
もちろん私もその一人です。なるべく遠くに行っててほしいなと思っています。
特に自分のこともそうなんですが、大切な親だったりパートナーだったり子供についてよく思っています。
なんですが、私が仕事をしている上で急に倒れてしまって意識がなくなってしまう方少なくはありません。
03:05
皆さんもよくテレビとかドラマとかで見るようなシチュエーションがあるんじゃないかなと思います。
年齢を重ねるにつれて、私たちの体というものはある意味消耗品であると私は思っています。
私は現在30代後半なんですけれども、おぎゃーっと生まれたその時から毎日心臓は動いているんですよね。
一日も欠かすことなく。ちょっと今日疲れたから動くのやめますわっていう日はないわけです。
この心臓が毎日毎日毎日毎日毎日脈を打っている。脈を打ってくれていることで私は生きている。
そしてやはり40年近く使っていたら体のいろんなところにダメージが生まれてくる。
そういう年頃に自分自身がなっていると感じています。
傷は治りにくいし、手の乾燥はひどいし、なんだか肌もかたつくし、シワもなんならシラガも増えてきた。そんな年頃です。
なんですけれども、まだまだ自分の人生が続くと思っています。それは私も一緒です。
だけど自分が40代、30代後半から40代になるとき、自分の親はいくつになるだろう?そんなことを考えています。
うちは母がもう若くして互いしているので、現在は父だけになっています。
そんな父も、先日母親を迎え、母親というのは70歳の方を迎え、久しぶりに会ったときにあれなんか痩せたなとか、そんなことを思うようになってきています。
父に関してなんですけれども、父はもう自分の最後のことをしっかり決めていて、エンディングノートではないんですけれども、私たちに、私の兄弟、私に自分はこうしてほしいというのを伝えています。
なんですけれども、皆さんの親御さんはいかがでしょう。そんな縁起でもないこと言わないの?って言われる方も少なくないんじゃないでしょうか。
うちは本当にたまたま母のことがあったから、もちろんそれは全く予想していなかったことなので、今でもなんだか母はいるんじゃないのかなって錯覚することがあります。
ただ、私が年齢を重ねるということは同じように父も年齢を重ねていっています。
06:02
父がもし介護が必要な状態になったときに何を望むのか、人間はそう簡単に死ぬことができません。
さっきと言っていること違うじゃんって思われるかもしれませんが、人間の体が特に強くなったわけでもなんでもないんですが、医学がかなり進化をしています。
昔では治せなかった病気、または入院して必要な処置というのが、最近は1日でですとか、回復手術をせずに、回頭手術をせずに、血管からちょっとした管を入れてですとか、それで病気が治るようになってきています。
だけど、人間の体が強くなったわけでもない。ただ、人間は長く生きることができるようになりました。
どのような状態で長く生きていくのか。
例えば、塊になって歩けなくなったらどういう生活をしていきたいのか。
家に住み続けたいのか。
誰に話を聞いてほしいのか。
そういったことをほんの少しでもいいから、自分の大切な人、これは何も親だけではありません。
隣にいるパートナー、パートナーであるからこそ、相手が何を思っているのかというのは、しっかり確認しておく必要があると私は考えています。
若くしてご病気になられる方、お怪我をされる方、ゼロではありません。
そんな時に急に、そういえばお父さんも70歳になったんだから、ちょっとエンディングノートとか書いておいたら?
なんて言えませんよね。
私も実際、自分の父親にそれを言えるかなって言ったら、言えないかもしれません。
そんな時に、私たちが親の話、パートナーの話を聞いてノートに書く。
そんなノートがあったらいいんじゃないかな、というふうに思いました。
話すことで、未来が少し明るくなる気がしませんか。
突然やってくる、いつやってくるかわからない。
そんな介護はいつも、本当に急にやってきます。
本当に急です。
09:01
明日から始まるよ、ではありません。
どんな状況、自分が今どういう状況に置かれているか、なんていうのは関係なくやってきます。
そこで、元気なうちに少しでも話をすること。
それは、銀行の口座のことを聞いておく、お墓のことを聞いておく。
そんなところから始めなくても大丈夫です。
親、またはパートナーがどんな人生を歩んできたんだろう。
何歳の時にどんなイベントがあったんだろう。
若い時に、こんな日本の状態、世界の状態、イベントがあった。
だからもしかしたら、こういう考え方なのかもしれない。
話すことで、少しずつ相手がわかるような気がしませんか。
そして、何にお金をかけているんでしょうか。
習い事だったり、食事の内容だったり、はたまたネットフリックスとかもサブスクかもしれません。
そして、それにお金をかけているっていうことは、それが好き。
その人の好きなことであるということがありますよね。
それを知っていると、もし何かしらの介護が必要になった時に、
そういえば、これが好きって言ってたから、これができるところにしようとか、
こういったことをやってみたらどうだろうかっていうのを、ケアマネージャーに相談したりだとか、そういったことができるかもしれません。
あと、仲良くしている方って誰なんでしょう。
もし何かあった時に連絡を取ってほしい人っているのかな。
遠く離れているとわからない部分って多いですよね。
そういったところを聞いてみる。それもいいかもしれません。
そして、私が思うあなたの良いところ、あなたがくれた嬉しい思い出、憧れているところ。
介護がいざ始まると日々が慌ただしくなって、悲しい気持ちになったり、やるせない気持ちになることもあるかもしれません。
また、病気のせいで大好きだったあなたの人格が変わってしまうかもしれません。
でも、元気だった時にくれた嬉しい思い出とか、すごいここは尊敬できるところとか、
そういったところはきっとあるはずです。それを記してみませんか。
そういうことを書いた後に、だからといってあなたと私の価値観は違うんだというところを明確にしておく必要もあると思います。
12:11
よくあるのが、親は介護は女性がするべきだと思っている。
でも、私はそうではない。
こういう過程ってよくあると思います。
その気持ちを大切にすること。そして、どこかに書き記しておくこと。
親とコミュニケーションをとること。パートナーとコミュニケーションをとること。
あなたはそう思っているけど、私はそうじゃない。
しっかりと線を引いておくことで、もし介護のやっていくうちにちょっとしたすれ違いがあった時に、
いや、あなたの気持ちはわかるけど、私の気持ちはこうなんだよっていう気持ちを伝えるっていうのもとても大切だと思います。
流されてしまうっていうのも悪いわけではありません。
なんですが、自分の人生、自分がどう生きていきたいのかっていうのを大切にするっていうのも、私はすごく大切だと思っています。
というのをかけるノートを作ったんです。
さっきにもお伝えしたんですが、自分の最後を決めることが難しい。
ならば、こちらから聞いて、少しでも何か介護が必要になった時だとか、そういった時にラシンバンになるようなノートを作りました。
販売は1月に入ってからになるんですが、
ぜひ手に取って大切なパートナー、親、いろんな人いらっしゃると思います。
会話をしてみてください。
会話をすることで、知らなかった相手の部分もわかると思います。
そして知らなかった自分の気持ちもわかると思います。
その気持ちを書いて残しておく。
もちろん気持ちが変わることもたくさんあると思います。
そんな時はこのノートを見返して、また改めて書いていく。
そんな感じで少しずつ少しずつ、あなたとあなたの大切な誰かのために存在し続けるノートであってほしいなと思っています。
今回は、どうしてノートを作ったのかですとか、ノートの中身の話を少しお話しさせていただきました。
15:05
次回以降、介護の話ですとか、このノートを一緒に作ってくださった、デザインをしてくださった方のお話ですとか、いろんなことをお話しできたらと思っています。
週に1回、月曜日の更新になります。
介護についてですとか、このノートについて何かご質問がある方は、メッセージですとかデータをいただけると嬉しいです。
販売がまだ先なので、ちょっと告知早すぎん?って思っていらっしゃる方もいらっしゃると思うんですけれども、申し訳ございません。
販売がしっかり決まりましたら、それもまた告知させていただければと思います。
こちらのチャンネルでもどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、皆さんの人生がより良いものになりますように。
また次回。