1. 妖怪古伝 youkai koden〈奇々怪々〉
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EP10ぬりかべ(Nurikabe)
2022-08-27 06:26

EP10ぬりかべ(Nurikabe)

妖怪古伝10回目の放送

今回の妖怪は「ぬりかべ」

今回の小芝居は二人の忍者のやり取りでお送りいたします。

なお、劇中に登場する人物はの同名人物とは関係ありません

ぜひお聴きくださいませ。

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でお待ちしております。

*この番組の効果音には「Oto Logic」「Mus Mus」様の音源を

使用させていただいています。

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サマリー

今回は、夜道の前に見えない壁として現れ、左右に避けられず、棒で下を払うと消えるという妖怪「ぬりかべ」を紹介する。水木茂が第二次世界大戦中のラバウルで似た壁に遭遇した体験を語っていたことや、漫画『ゲゲゲの鬼太郎』で知られるようになった経緯にも触れる。後半の小芝居では、長野の山で修行する忍者のサスケとサイゾウが見えない壁に挑み、思い込みを手放すことで通り抜ける。

ぬりかべの伝承と水木茂
昼と夜の境、黄昏時、大魔が時に現れる不思議な生き物、不思議な現象
妖怪古伝。 この番組は毎回一つの妖怪を取り上げ、
その妖怪を紹介し、 オリジナルストーリーを語ってまいります。
さて、今日の妖怪は、
ぬりかべ。福岡県の海岸の伝承によると、夜道を歩いていると、目の前が突如として、目に見えない壁となり、前へ進めなくなってしまうというもの。
壁の横をすり抜けようとしても、左右にどこまでも壁が続いており、避けても避けても進むことができない。
蹴飛ばしたり、上の方を払ったりしてもどうにもならないが、棒で下の方を払えば、壁は消えるという。
水木茂は、第二次世界大戦での従軍中に、南方のラバウルでぬりかべと同じものに遭遇した体験談を語っている。
敵軍に襲われ、仲間とはぐれて深い森で一人で逃げまどっているうちに、コールタウルを固めたようなものが前方に立ちふさがって、
行く手を阻まれ、右も左もその壁に囲まれて身動きができない。
途方に暮れているうちに疲労から数十分休んでいると、この壁は消えたといい。
ぬりかべの伝承は一部の地方に限定されていることから、かつては比較的無名な妖怪であったが、
水木の漫画作品ゲゲの鬼太郎シリーズで鬼太郎の仲間として登場するや、
一役名が知られることとなり、日本で最も有名な妖怪の一つとの声も存在する。
ゲゲの鬼太郎、アニメ第一弾の頃の初期段階では手がなかったらしい。
忍者と見えない壁
ここは長野の山の中。
二人の若い忍者が修行中である。
サスケ、腕を挙げたな。
この里の中では、もうお前に敵う者はいまい。
たわけたことを。
俺はサイゾウ。
お前に勝ってもっともっと強くなりたいんだ。
それなら、この俺に追いついてみろ。
そう、二人は森の中を疾走している。
すると突然、サスケが何かにぶつかった。
うわっ!
サイゾウ、何の術をかけた?
こんな目の前に見えない壁を作りやがって。
俺は何の術もかけちゃいない。
確かに何か壁がある。
もしやこれが妖怪塗り壁か?
お前がかけた術でないなら何も怖くない。
こんな壁、乗り越えてやる。
俺はサスケの壁だって何度もクリアしたんだ。
サスケがサスケの壁って?
何言ってるのかちょっとわからない。
けど、無理するな。
へへっ、壁なんてのは乗り越えるためにあるんだって、
ルパン三世も言ってただろう?
うりゃー!
うわっ!
ルパン三世?
何だそりゃ、宣教師か?
壁を乗り越える方法
そんなに慌てずにちょっと落ち着いて考えよう。
やだね、諦めたらそこで試合終了って、
安西先生も言ってただろう?
今度こそ、うりゃー!
うわっ!
安西先生って誰だよ。
こんな時は目を閉じて無心になって精神統一。
よし、わかった。
西蔵はまっすぐと進んでいった。
すると今度は壁のあったところをスルリと通り抜けた。
すごいな、西蔵、どうやったんだ?
と、西蔵の方に歩み寄ったサスケも今度は壁を通り抜けた。
レディーガガが言ってたんだ。
最初から壁なんてないよ。
あるって思っているだけってね。
あれ?少し違ったかな?
その後二人は何もなかったかのように修行を再開した。
この山の中にはまだまだ分からないものがたくさんあり、
それを乗り越えた時に二人は立派な忍者になれるのかもしれない。
今日の妖怪話はいかがでしたでしょうか。
聞いたことがある妖怪にも意外な一面が垣間見えたのではないでしょうか。
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妖怪古伝、また来週の土曜日夕方5時にお待ちしております。
06:26

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