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2025-02-05 42:13

23-1.【ゲスト回】まさかの佐藤優さん登場!元外交官と30代女性編集者が「恋愛トーク」をしてみた。逃げ恥、麻布競馬場、人たらしの流儀から現代のリアルな性事情まで。

<イベント情報>

▼ジュンク堂 池袋本店にて、「ほんのれんフェア」開催中。

3月23日(日)まで!!!

https://note.com/honnoren/n/nf47af6c3c819


▼開店前の本屋に潜入!「ほんのれん編集部」と本を選ぶイベント開催。

2月9日(日)-

3月2日(日)-

https://note.com/honnoren/n/nc24f1eaffe44


▼「ほんのれんオンライン旬会」第2回 開催決定!!!

2月19日(水)-@zoom

https://peatix.com/event/4288977/view


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ほんのれん vol.23の問いは、「これって恋愛? 〜この世界を動かす欲望〜」です。


今回はなんと、作家で元外交官の佐藤優さんをゲストにお招きして「恋愛」についてお話ししました。

ここ数十年間で、「恋愛」はどう変化してきたか?恋と金は切っても切り離せない?いまの若者の恋愛観とは?キリスト教の「愛」には3種類ある?

いま、恋愛について何を考えるべきか。佐藤さんにうかがいます。

(※お話の内容に、性的な表現を含みます。苦手な方はご注意ください。)


===editor's note===

恋愛は社会を映し出す鏡

「若者の恋愛離れ」が話題だ。ひと昔前は「愛の告白」の象徴だったバレンタインチョコも、Z世代はもっぱら友人や自分に贈るという。その一方で、同性愛、ポリアモリー(同時多恋愛)、推しへのガチ恋など、多様な恋愛が顕在化している。

「恋愛離れ」ではなく、恋愛のカタチが変わってきているだけなのかもしれない。

ジャック・アタリ『愛の歴史』によると、初期の文明では「一夫多妻」や「一妻多夫」も多かった。しかしキリスト教が西洋を覆い始めると、布教と人口維持のために「一夫一妻」が理想化された。「一夫一妻」は、社会秩序維持のために発明された装置だったのだ。フランス宮廷文化が花開く近世には、女性に贅沢品を貢ぐという恋愛様式が生まれ、それが資本主義に火をつけた。人間を突き動かす恋愛という欲望が、時代の思惑と混ざりながら社会をつくり、さらに社会が新たな恋愛のカタチを規定してきた。

いたって個人的な感情でありながら、世界を動かすエネルギーになりうる「恋愛」。5冊の旬感本を人間の欲望の「鏡」として、新たな恋愛観を映し出してみたい。

編集長・仁禮洋子

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▼今月の旬感本

『図説「愛」の歴史』ジャック・アタリ(著)ステファニー・ボンヴィシニ(共著)樺山紘一(日本語版監修) 大塚 宏子(訳)原書房 2009

・『進化が同性愛を用意した─ジェンダーの生物学』坂口菊恵(著) 創元社 2023

・『恋愛と贅沢と資本主義』ヴェルナー・ゾンバルト(著)金森誠也(訳) 講談社 2000

・『好色一代男』井原西鶴(原作) 島田雅彦(訳)河出書房新社 2023

・『21世紀の恋愛─いちばん赤い薔薇が咲く』リーヴ・ストロームクヴィスト(著)よこのなな(訳) 花伝社 2021



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