00:01
こう、某大先生の歌なんかは、
男子の欲求丸出しで、
ちょっと暗いならパンツ見せてあげてもいいよ、みたいな感じを
僕、大嫌いなんですけど。
あ、間違えた。
あなただけの芸人も、東風亭ウルフです。
ハオー!
毎週水曜日と日曜日の夕方18時頃から配信される、
アラサーゲイの吠えたいラジオでは、
毎回およそ30分いかないくらいの時間の中で、
皆さんのお悩みや、
アラサーゲイが感じたもんやりする日常を
吠えまくる、そんなトークプログラムでございます。
時折、番組内で強烈な暴言を吐き捨てることがございますが、
ひがみと、妬みからくる、自身のみじめさを隠そうと必死に、
負け犬が吠えているだけでございますので、
かわいそうにと哀れんであげてください。
寄り添ってあげると、たぶんちょろいです。
マジで性格のひんまがったオカマが、
いろいろと吠えまくるので、どうぞお構いなく。
日頃から、音楽好きをあちこちで公言している私が、
これまでに、吠えラジオの中で、
音楽のトピックスって取り上げたことはあったんですけど、
あったんですけど、もう絶対数字取られへんやろうと思ってるから、
今まであんまり取り上げてこなかったんですよ。
マイゲイアンセムも、実はもう消えたコーナーとなって、
幻のコーナーになってるんですよ。
今日はやっちゃいます。
東風邸ウルフのこの曲がすごい。
このコーナーは、音楽好きを公言している東風邸が、
楽曲の良さを声を台にして伝えたい。
あわよくば、その楽曲の深さを誰かと共有したいというコーナーです。
マイゲイアンセムはもうやらない。
もうやらない。
というわけで、また新コーナーですよ。
パチモンGO緊急避難所フィクショナルワールドに続くね、
第4弾目の連続企画にする予定でございます。
あくまで予定です。
数字取れなくてもこれは続けたいね。
記念すべき第1回目なんですけど、
第1回目で東風邸がみんなと楽曲の良さを共有したい楽曲は、
ズバリ、モーニング娘。21のよしよししてほしいの。
ですね。
この曲はですね、
僕が勝手に女の欲望4部作と呼んでいる作品の最後にリリースされた楽曲で、
つんくさんはなんでこんなに乙女心がわかるのかと
いつも僕は思いながらルンルンで聴いてるんですよね。
このよしよししてほしいのという楽曲なんですけれども、
歌詞の良さと楽曲の良さ、アレンジの良さですね、
インストの良さ両方ともあるので、
両方とも僕、この曲がすごいのコーナーで
解説したいと思っています。
ではまず歌い出しの歌詞から、歌詞読みますね。
よしよしして、よしよししてほしい。期待してない。
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よしよしして、よしよししてほしい。
心配したような顔しなくていい。
花から期待してない。
という歌い出しでこの楽曲は弾まるんですけど、弾まるんですけど、
弾まるんですけど、
どう?ほんとね、
この楽曲に出てくるこの女の子、
よしよししてほしいと思っている女の子なんですけれども、
多分常にいろんなことを頑張って取り組んでいる女の子だと僕は思っているんですね。
恋に、仕事に、趣味に、自分磨きに、
その全ては誰のためでもない、自分のためとわかってる。
けど、頑張りすぎてモチベーションが尽きそうになってる。
もう今ちょっとしんどいねんっていう時、
誰にでもあるじゃないですか。
そういう時なんですよね、この子にとっては。
でも、もう少しだけ、もうちょっと頑張りたいっていう気持ちもあるんですよ。
だから、今日だけは自分の弱いところも少しだけ誰かにわかってほしい。
そんな歌なんですよね。
これね、裏を返せばそれだけの野心や高みに上り詰めたいっていう気持ちの裏返しでもあると思うんです。
なんでそう言えるのか。
花から期待してないというその歌詞にその理由も一つあると思うんですよね。
甘えさせてほしい。
もしそれがこの歌の女の子の望みなら、そういう部分もできるはずなんですよ。
ただ甘えたいだけやったら、ゴロニャンって言って甘えることはできるはずなんですよ。
でもそれじゃ意味がない。
私頑張ったのよってアピった上で褒めてもらうの、
じゃあこの女の子にとっては意味がないんですよね。
あくまでこの女の子が欲しいのは正当な評価であって、
私頑張ったんやでってアピらなくても、頑張ったねって言ってもらいたいんですよね。
そこがね、この女の子の気高さだとか強さだとかイジらしさっていうのが
とてもよく表現されている歌い出しになっています。
ここで流れてくるインストをよく聞いてほしいんですよ。
ベースがすごいんです。
花から期待してないっていうところのあたりのこじれたベースがすごいんですよ。
なんて言えばいいの?
口で表現するのがすごい難しいんですけど、
トゥルトゥトゥトゥルトゥトゥトゥトゥっていうベース音に、
かつ最後ビブラートがかかってるんですよ。
ベースやのにドゥドゥドゥドゥドゥドゥっていうビブラートがかかってるんですよ。
この絡み合うようなベースの展開に、
この女の子の複雑な心境が僕はよく表されてるんやなっていうような気がするんですよね。
あと、全体的に音数がすごく少ないんです。
この時のメンバーの数っていうのは15人ぐらいいたはずなので、
下手に音数重ねなくても十分に音の厚みが出ちゃうんですよね。
よくも悪くも誰が歌っても同じような状態になっちゃってるんですよ。
だから、あえて一人一人の個性が出るように音数を減らすことで、
一人一人の歌の上手さとか個性が引き立つように造られてるんやと思うんですよね。
で、この複雑に絡み合ったベースの後に、
ダーダッドゥンってパーカスの音が入ってくるんですけど、
このダーダッっていう音がこれからなんか始まるよっていう感じが、
個人的にはしてめちゃくちゃ好きなんです。
で、その後から繰り広げられるバッキバキに固めのシンセサイザーの音。
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テーテーテーテーテーテーテーテーっていうメインのメロディーになってくるんですけど、
この固めのシンセの音なのにウエットなメロディーラインのせいで、
固めのシンセサイザーにそこまで固さを感じさせないんですよ。
固さのシンセサイザーっていうと、パフュームとかがすごいわかりやすくてバッキバキの音を使ってくるんですけど、
あれと同じようなシンセサイザーの固めの音を使ってるくせに、
メロディーラインがすごいウエットなんで、そこまで固く感じさせないんですよね。
これぞモーニングって感じがして、僕はもうめちゃくちゃ好きなんです、この曲。
ここまででね、まだイントロから、歌いだしからイントロぐらいまで話しかできないんですけど、
もうだいぶね、語彙力もう散漫しつつ、もう興奮しながらおしゃべりしてます。
続いてAメロの解説いきますね。
Aメロの歌詞、まず読み上げます。
トゥナイト、一人でいるのは嫌じゃないけど、一人でいるのが楽なんだけど、
一人でいたほうが他の誰かを、一人でいたほうが傷つけたりしないし、
本音を話すとみんな眉をひそめて問題字扱いするじゃん。
ここまでがAメロの歌詞になっています。
ここの歌詞はね、2番のAメロと合わせて読み解くとさらにわかりやすいので、
先に2番のAメロの歌詞も読み上げたいと思います。
トゥナイト、笑顔が私の防御ですから、返事がいいのも防御ですから、優等生なのも防御ですから、
みんなそれぞれに防御があるんでしょうが、本音を話すとなんかその後ぐったり脱力感が残る。
これが2番のAメロの歌詞ですね。
これね、1番も2番も要はこの子の諸星術を歌ってるんですね。
本当は一人でいる方が好き。だって誰も傷つけずに済むし、好きなことやって好きなように生きていられる。
誰にも気を使わなくていいし。
でも集団生活においてどこのコミュニティにも属してないだとか、自分らしくあろうとしようとすると、
なんて言われるかわかります?
協調性がないだとか、変わり者なんて言われるんですよね。
だから一人でいるのは好きやけども、本音を隠して笑顔や良い返事、手のかからない優等生を演じることで自分自身を守ってるんですよね。
それだけではただどうにも立ち行かなくなって本音でぶつからなければいけない場面というのも時にはあるんです。
本音を聞いた相手っていうのはこの子のことを問題児扱いしたりだとか、眉を潜めて説教したりだとか、
さらにそういうつもりはないんですよと、誤解ですっていう風に伝えるためにさらに本音を語ることでぐったりとした脱力が残るってこともあると思うんです。
別にそんな本音話したいわけじゃないんよこの子は。
その方が楽やから。でも本音を話すのはあかん場面。
で、ほんまに思ってることを全部バッと出すから疲れ切っちゃう。
ぶつかるから、他人と衝突をするから疲れちゃうっていうことなんでしょうね。
そうせん方が楽やねんけど、そうせんのあかんときっていうのがどうしてもあるから、衝突してぐったりと疲れちゃう。
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こういうことって誰にでもあると思うんですよ。
てか僕はね、結構あるんで、めっちゃわかるわって毎回なるんですよね。
ここら辺聞いてると。
で、そのままAメロのオケを話していくんですけれど、
まず、
ここですね、まずここすごく音数が少ないんですよ。
そこはやはりボーカルの数の暴力で厚みを出してきてるんですね。
そのままこの後、ソロパートに入ってきます。
っていうソロパートに入ってくるんですけど、
ここもそこまで音数は増えてきてないんですよ。
で、ここもやっぱりベース音をしっかり聞いてほしくって、
ここのベースもなんか複雑な動きしてるんですよ。
っていう謎の動きをしてるんですよベースが。
しかもよく聞くとやっぱりここもちょっとビブラートかかってるんですよ。
のところ。
だからちょっとビブラートかかってて、いい意味ですごく気持ち悪いんです。
ツンク曲ってこういう癖の強さがすごくてですね、
多分苦手な人はもうめちゃくちゃ苦手なんですよ。
ミュージシャンが作ってる曲なので、
別に売れる売れないよりもこの人が作りたいものを作るために、
それぞれのミュージシャンが思いっきり自由に遊んでるのがハローの楽曲の良さなんですよ。
だからアレンジャーも遊んでくるし、
もちろんツンクさんが作ってる曲もめちゃくちゃ遊びがあるから、
店長バンバンバンバンするし、
音の取りにくさとかリズムの取りにくさ以上なんですよ。
で、ソロパートに向けてのビートもよく聞いてほしいんですよ。
ってビートの刻み方がだんだん早くなってくるんですね。
これ、この後に来るソロパートに向けて、
すげーオケを盛り上げてくるんですよ。
でもその後のソロパートは、
じゃあ音数増えてんのかっていうとそこまで増えてないので、
これ地味にすごいと僕は思ってるんですよね。
一人でいるのは嫌じゃないけどとかの下りは、
全部音数少なめのユニゾンでスタートして、
ソロパートに向こうって少しずつ音数が増えてきて、
キックとかもパンパンパンパンパンパンパンって盛り上げてくるのに、
固めのシンセの音も増やして、
盛り上がり的にはサビ前に勢いをつけるのと同じ手法を使ってくるんですよ。
で、その後にまた音数を減らしてのソロパートなんですよ。
だから変な話、
傷つけたりしないシーンのとこよりも、
一人でいた方がの方が音数的には多いんですよね。
ここのソロパートっていうのはすごく歌唱力が試されるので、
一番やと歌うまなふくちゃんの中が担当してますよね。
だから音数が減っても楽曲の正解感、盛り上がりを落とさないっていうのは、
さすがやなって思うんですよ。
ここ下手な子が歌ってしまうとぼやーんとぼやけてしまいそうな展開なんですけど、
しっかりと歌いこなしてるっていうのはやっぱりアレンジャーさんだったりとか、
ツンクさんのメンバーに対する信頼感、
歌に対する信頼感っていうのを感じるところであります。
続いてBメロです。
これも1番の歌詞、2番の歌詞、合わせて先に読み上げますね。
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まず1番がですね、
王のセンチメンタル少女。
今夜の終わりが来たなら眠る。
今夜の終わりがいつだかわからない。
というのが1番の歌詞になっています。
2番の歌詞は、
王のセンチメンタル少女。
明日の始まり眩しい朝焼け。
明日でなくって今日なんだけどね。
トゥナイト。
どういうことかというと、夜一人で我に帰った時に、
今日のあの時のあの言葉が刺さって感傷的になっているという状況ですね。
ついうっかり本音をぶちまけてしまったせいで、
お説教されてしまったり、
眉を潜められたりしたような出来事が、
寝る前だとか、
一人になった瞬間に頭をよぎるんですよね。
落ち着いた瞬間にシュッて頭をよぎるんですよ。
似たようなことって誰にでもあるんじゃないですかね。
例えば仕事で大失敗して落ち込んでいる時とか、
自分のせいで全く無関係な同僚とか上司まで、
頭を下げさせてしまった時とか、
そういうモヤモヤ、そういうセンチメンタルから、
眠れなくなってしまった。
うつうつと考えているという状況ですね。
今日の出来事は今日でおしまい。
さっさと寝て切り替えてしまうので楽っていうのは、
自分でも分かるんですけど、
モヤモヤが引っかかってもう眠ることができへん。
それは今日言われたこと、
今日起きたことを引きずってしまっているという証拠なんですよ。
だから、今夜の終わりが来たなら眠る。
今夜の終わりがいつだか分からないんですね。
今日言われた言葉、
今日起きた出来事に
踏ん切りがついていない。
割り切ることができずに
引っかかっているっていうことなんですよ。
その結果、眠れないまま朝日とご対面。
明日の始まり、眩しい朝焼け。
明日じゃなくて今日なんだけどね。
ここはダブルミーニングというか、
二つ意味があると僕は考えていて、
一つ目は、時間的な眩しい朝焼け。
もう一つの眩しい朝焼けの意味は、
気持ちのリセット。
明日の始まり、眩しい朝焼けというフレーズは、
割り切ってまた気持ち新たに前へ進んでいくことの
メンタル面のメタファーでもあると思うんですよね。
でも、明日じゃなくて今日なんだよねときてますよね。
これは時間的には新しい一日を迎えたという意味での今日と、
昨日の気持ちを乗り越えられずに引きずっている
昨日から続いている今日というダブルミーニングだと、
僕は勝手に考えています。
つまり、時間は進んでいっているのに、
この歌の女の子の時間だけ、
昨日の夜から止まっている、
世の中に取り残されていく孤独感を描いているんですよね。
これ、すごくない?
ツンクさんはね、こういうね、
普通に聞くとあんまり意味のなさそうな薄っぺらいフレーズに、
ものすごく意味を持たせる傾向があって、
僕の大好物なんです。
なんでかって、めちゃめちゃ考察するから。
人の心の孤独とか、辛い記憶のドアを、
コンコンってノックしに来るんですよ。
えぐりに来るんですよ、ツンクさん。
続いて、ここBメロのサウンドの話しましょうか。
サビ直前のフレーズということもあって、
歌割りもユニゾンへと切り替わり、
音数も若干Aメロより増えています。
また、象徴的ともいえる固めのシンセの音が、
デーデーデーデーって入ってくるんですね。
ここの音階に注目してほしいんですけど、
音がデーデーデーデーって下がっていくんですね。
15:02
音でもこの曲の女の子の気持ちが、
下がっていく様子っていうのを表現してるんですよ。
どんどんどんどん下がってっちゃうんですよ、ここの音。
で、またユニゾンになっているっていうことも、
自分との対話を表現してるんじゃないかなっていう気がするんですよ。
仮にこの曲の出てくる女の子の名前を今更なんですけど、
モーニングちゃんとしましょう、モーニングちゃん。
モーニングちゃんの心の中にいる何人かのモーニングちゃん。
優しい子もいれば元気で活発な子もいるし、
落ち着いている子もいれば情に熱い子や、
怒りっぽい子、いろんな表情を持つのがモーニングちゃんなんですよね。
いろんな表情があってこそ、
一人のモーニングちゃんという子がいるわけでしょ。
そんなモーニングちゃんの頭の中で行われる脳内会議。
それを個性あふれるメンバーのユニゾンを用いて
表現してるんじゃないかなっていう風に僕は考えてるんですよね。
例えば、よしよししてほしいのっていうのは
トリプルA面シングルで出されているので、
同じシングルに収録されているティーネンジソリューションなんかは
サビ前のユニゾンもユニゾンに言っても
二人でしか歌ってないんです。
歌唱面の二人でしか歌ってないんですよ。
つまりね、サビ前に盛り上げるだけのつもりなら
もっと人数が少なくてもいいんです、別に。
例えば、歌唱力に定評のある小田ふくむらの二人ユニゾンだとか、
二面性を表現するなら佐藤石田の10期ユニゾンとかでも別にいいと思うんですよ。
幼さを表現したいということなら
当時加入して間もない15期の3人に歌わせるとかっていうのは
もちろんありなんですけど、
5人ずつのユニゾンなんです、この曲。
つまり、Bメロだけで10人が歌ってるんですよ。
モーニングちゃんの中にいる
10人のモーニングちゃんの脳内会議の結果、眠れない。
そんなイメージですね。
気持ちとしてもどんどん落ちていく。
そんな感じでサビへと突入していくんです。
1サビの歌詞は
また歌い出しと似たような感じになってきます。
Tonight よしよししてほしい
センチメンタル 慰めて慰めてほしい
愛が 抱きしめて抱きしめてほしい
センチメンタル 理解して理解してほしい
というような感じで
歌まりが主旋律とハモリがあるので
3つにバーッと分かれてるんですよ。
よしよしして、よしよしして、よしよししてほしい
というパートと
うーうーいぇいぇい言ってるのと
センチメンタルという
3つのパートに分かれてるんです。
言ったら30層なんですよ、ここ。
ここの歌詞についてはものすごくシンプル。
今夜誰かによしよししてもらいたい
誰かに慰めてもらいたい
誰かに抱きしめてもらいたい
理解してもらいたい
シンプルですね。
言うまでもなくシンプルなんです。
誰かによしよしって慰めてもらって
ぎゅっとしてもらうだけでも
理解してくれたって感じることができる。
それだけで明日からまた頑張れるし
今晩ゆっくりと眠りにつくことができる。
でもモーニングちゃんにはそんな人いないんです。
孤独なんです。
それが分かってるから
鼻から期待してないんですよね。
もしかしたらモーニングちゃんには
好きな男の子や
お付き合いしている彼がいるのかもしれないし
あるいはいずれもいないけど
彼氏彼女とは呼べない関係の
男性がいるのかもしれない。
いずれにせよ目の前にいる男性は
そんな風に自分を理解をしてくれるような
男性じゃないのかもしれない。
もしかしたらモーニングちゃんが
うつうつと考えてるけれども
18:00
隣で一人でいびきかえてるかもしれへん。
浜崎あゆみ大先生も言ってましたよね。
一人ぼっちでいて感じる孤独より
二人でいても感じる孤独の方が
つらいんです。
もしかしたら目の前に誰かいるんでしょう。
男か家族か友人か何なのかは分かりません。
でも目の前の人は少なくとも
モーニングちゃんのよしよししてほしい
という願望を叶えてくれる人ではないんですよね。
ただ元気のない落ち込んだ様子で
なんでもないよっていうモーニングちゃんを
心配してオロオロするだけ。
なんならその姿にモーニングちゃんは
イラッとさえするんです。
それがね、
花から期待してないという
こっちから突き放すようなどこか
諦めも感じられるフレーズに込められてるんです。
これはもうほんま乙女心じゃない?
ホエパ女子って
3割くらいしかいないんですけど
みなさんタフで頑張れる人が多いから
3割の女子はこの乙女心
分かってくれる人多いんじゃない?
本音は慰めてもらいたいねんけど
プライドとか普段のギャラ的に
そんなこと素直に言われへん!
むしろそんなこと言える子なら
こんな歌は生まれてこないんですよ!
でね、続いてサビのサウンドです。
このサビ入る直前
サビ入る時に
というところの直前に
毎回サイレンみたいな音が鳴るの
分かります?
ぷーんぷーんっていう音と
プルルルっていう高めのコール音が鳴るんです。
これ、モーニングちゃんからの
SOSコールやと僕は勝手に思ってます!
もう限界!今から本音ぶちまけます!
っていうSOS
誰にもぶちまかれへん本音を
この歌に乗せます!っていうSOS
あとサビの音で
印象的なのはハネルキックと
固めのシンセでハモってくる感じ
っていうのはすごく気持ちいいんですけど
特に注意深く聞いて欲しいのは
雫の音なんですよ。
うーうーやいやーの直前くらいかな
ぽーんっていう
なんか静かにね、雫が落ちたときに
鳴るような音が鳴るんですよ!
この曲においてこのぽーんっていう音は
至る所に出てくるんですけど
サビも気づかれないくらいの音で鳴ってるんです。
これ多分
涙が落ちる音やと僕は思っていて
本音は鳴いてるんですよ。
雫に鳴いてるんです。誰も理解してくれない。
そんな状況に涙してるんですよモーニングちゃん。
その涙の音に畳み掛けるように
入ってくるこの複雑な
音を奏でるベース
ここもやっぱりベースも
複雑な動きしてるんですけど
ここのベースも
フィルターがかかってるんですよ。
吸い込まれていくような表現がされる
フィルターがかかってて
音がちょっとこもるんです。
ドゥルッドゥッドゥッドゥッっていう
後半の方の
ベースの音だけ
ちょっと吸い込まれるような音がされてるんですね。
これは僕
心がうつうつとした闇に吸い込まれていくような
印象を受けて聞いてます。
2番では
Bメロの後サビではなく
インタルード挟んでるんですね。
ここは2番のBメロを受けてのインタルードやと僕は思っていて
時間の経過を表現してるんやと思うんです。
夜から朝に切り替わっていく様子を
21:01
映し出している。1番では
なかったフレーズ。トゥナイトでBメロを締めて
またトゥナイトでフレーズで
2番サビが始まる。時間の経過を得て
時間が経って新しい1日が
始まってる。世間の皆さんでは
新しい1日が始まってるんですけど
モーニングちゃんのトゥナイトは続いてるということだと思ってるんですよね。
ここでさっき
端折ったトゥナイトの意味っていうのが出てくるんでしょう。
Bメロの終わりがトゥナイトで終わって
2番サビはトゥナイトで始まる。
モーニングちゃんの夜だけ
続いてるっていうことの表れやと
勝手に思ってます。
でね、やっぱりここでも
サビ前はサイレンの音と
2Sコールでラストサビへと入っていきます。
ここのね
ラストサビの歌詞が僕はめちゃくちゃ
好きなんですよ。ここからさらなるモーニングちゃんの
本音が見えるわけですよ。
涙して涙してみたい。わがままを
わがままをしたい。好きなだけ
好きなだけ食べたい。好きなこと
好きなこと言いたい。僕ここの
フレーズめちゃくちゃ好きなんですね。
1番のサビは
自分ではない誰かを巻き込まないとできない欲望
ばかりなんですよ。よしよししてもらうのも
抱きしめてもらうのも
慰めてもらうのも理解してもらうのも
第3者が一体初めて全て成り立つんです。
だけど2番サビ
っていうのは全部自分自身でどうにか
できる自分主体の欲望なんですよ。
涙を流すっていうのを
わがままを言うっていうのも好きなだけ
食べるっていうのも好きなことを言うっていうのも
相手にもちろん伝えることだったりとか
相手がいて初めてやることではあるけれども
これ自体は
モーニングちゃんの意思でやることができることばっかり
なんですよ。でもそれをやってきてないから
モーニングちゃんは厳しく
理してるっていうことなんですよね。
涙やわがままは相手の
負担にならないようにだったりとか
自分のプライドやポジションがそうさせない
だとか好きなだけ思い切り食べたいけれど
その後に確実に後悔するのも
知ってるし好きなこと言えたら
楽やけどやっぱりこれも後悔しちゃう
誰かを傷つけたり理解してもらえなかったり
何事も現状維持する方が
物事に亀裂が入ることもないから
穏便に済むから楽なんやけど
それだと今の自分の心は追いついていかない
しんどい。だから
だから
良し良しして欲しいんです。維持していくために
良し良しして欲しいんです
もうその後はずっと
良し良ししてほしいっていうフレーズを
これでもかって連呼してくるんですよね
この後のフレーズはもうずっと
良し良ししてほしい、良し良ししてほしい、良し良ししてほしい
しか言ってこないんですよ。この曲
でね、最後のほうになるにつれて
この良し良ししてほしいという
コーラスに間奏で流れる
固めのシンセのリフが流れてくるんです
あの
テーテーテーレーっていう印象的なリフが流れてくるんですよ
この作りが僕はとても面白いと思っていて
逆再生って言うとちょっと意味が違ってくるんですけど
歌い出しと同じ伴奏に戻っていくんですよね
厳密に○○一緒っていうわけじゃないんですけど
音数はかなりイントロのあたりに近づいていく
最終的にポンっていうあの水の音で
イントロと同じ構成で終わっていくんですよ
これイントロは
ドゥー
ポンっていう音で始まるんですけど
逆再生なんていうの
アウトロの時はポン、ドゥーって終わっていくんですよ
わかる?
始まりの構成と終わりの構成の
24:03
が同じ構成で行くんですよ
なんていうの?伝わる?
もうねもうこの曲はすごくいろんなトリックがあるので
もう是非ね1回聴いてくださいって感じなんですよ
もう僕が口で説明するののねもう
語彙力とかいろんなものの限界を感じる楽曲なんです
逆再生とは違うけど逆再生なんですよ
もうめちゃくちゃもうエンドレスでループしてるんですよだから
始まりはドゥー、ポンって始まるんですけど
終わりはポン、ドゥーで終わる
つまりこれエンドレスになってくるんですよ
わかんないけどもう何が言いたいのか自分でもわかんないけど
多分もうなんかうまく伝えられへんのかもどかしいんですけど
エンドレスループしてるんですよこの曲
結局このモーニングちゃんの欲望は満たされぬまま
新しい1日が始まっていってしまうんですよ
何も解決してないっていうね
めっちゃ切ない?
えっと本日のホエラジいかがだったでしょうか
もうね誰に向けて発信してるのかわからんしマニアックやし
語彙力皆無で自分で言ってて
もう何を言いたいのかわかれへんくなってきたけど
話しててね僕はめちゃくちゃ楽しかったです
でもねもっとこれうまく伝えたーい
うまく伝えたいよもうここのここを聞いてって
もう楽曲のさ切り取ってねここですっていうのを言いたいわけほんま
でもねできへんかった
あのねちゃんと伝えようと思ったからね
もうかなりしっかり今までにないくらいしっかり台本書いたのに
もうなんかもうなんていうの興奮しすぎて
もう全然するところじゃないもう台本バーン飛ぶみたいな感じでした
あのねもう結論僕は話しててめちゃくちゃ楽しかったです
アイドルソングって媚びに行く歌が多いんですよ
こう誠意を売りにしてる歌って多いんですよ
某大先生の歌なんかは男子の欲求丸出しで
ちょっとくらいならパンツ見せてあげてもいいよみたいな感じが僕大嫌いなんですけど
ツンク先生の曲は一人の人間一人の少女の
心の闇とか寂しいところっていうのをノックしに来てくれたりするからすごく好きなんです
今回はねハローだったんですけどハロー以外にもこういう考察してる曲がたくさんあるのでね
またやりたいですねでもねこの語彙力の長さとかね
こうなんていうのうまく伝えられなさから行くとやらんほうがいいかもしれないちょっとちょっと今思ってる
でもね例えば夜遊びのあやせの作る曲とかね癖というかパターンがあるから
そういうのもこう紐解いて解説したいよねほんまはね
もしかしたらこれちょっと連続を企画って思ってたけど
単発で終わるかも
最後まで聞いてくださりまたポッドキャストを通して私と出会ってくださりありがとうございます
27:00
この番組を通してウルフは人の気持ちを明るくできるようになりたいと考えています
きっと人生に挫けている人がいっぱいいると思うから
この番組ではお便りを常時受け付けておりまして
ウルフに聞いてみたいことや番組で取り上げてほしいトークテーマ
代わりに吠えてもらいたいことやお悩みなど
多大な内容や一言でも構いません
この番組へのご意見やご感想なども合わせてお待ちしておりますので
ぜひ番組概要欄のリンクのお便りフォーム
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またXではハッシュタグホエラジで感想などのポストをお待ちしております
ホエラジはすべてひらがなでハッシュタグホエラジですので間違いないようご注意ください
最後にもしこの番組を少しでも気に入っていただけましたら
番組のフォローチャンネル登録レビューの高評価などよろしくお願い致します
ではまた次回本日もお相手は豆腐手ウルフでした
さいちぇーん