忘れる技術の探求
こんばんは、内海あさです。この番組、忘れてみたい夜だからは、サラリーマン内海あさが世界を小さく平和にしていきたい番組です。
ということで、本日は忘れる技術・忘れない技術ということで、本日はお便りを2ついただいておりますので、紹介しながらお話ししていきたいと思います。
まずはエリートサラリーマンさんからのお便りです。 今月のテーマについてですが、自分は忘れないためにというか、記憶するためにいろいろなことを
なるべくふわっと覚えるようにしています。 脳の記憶容量をセーブするために細かい具体的な固有名詞等はあまり覚えないようにしています。
ということでした。 ありがとうございます。
前回か前々回ぐらいでも、私とエリートサラリーマンさんの
ツイッターのエディトリーで話したんですけど、 割と真逆のタイプでおなじみになりつつあり、
今回も私に全くない発想で、こんなことあるんやって思いました。
私は逆で、固有名詞の方をめちゃめちゃ覚えるタイプなんですよ。 概要の方を忘れるんですよね。
ふわっとした方を忘れる。 イメージとしては
全く忘れるわけじゃなくて、その件名というかタイトル、テーマだけ覚えていて、それとあとは固有名詞だけ覚えている。
キーワードというかだけ覚えていて、とあるテーマに対して何か注意事項があったということだけ覚えて、あとは固有名詞以外のすべてを忘れる。
なぜかというと、その固有名詞がわからないと後々検索で引っ掛けられないっていう
のがあって、検索ワードを覚えておきたいんですよ、私は。 テーマと検索ワードだけ覚えていれば、その後、後日
忘れたとしても何らかの手段で検索ができると思っていて、なんとなく固有名詞は覚えるようにしてる。 だから、固有名詞の方を忘れるんやっていうのが個人的にはめっちゃびっくりしました。
続いて、スモモさんからのお便りです。 私は自分にとって嫌なことほど忘れるって難しいなと感じています。
私はうつ病なので頭の中で考えがちというのもあります。 仕事でミスした時やショックな言葉を言われた時、自分が人に言ったほんの一言でさえも、あの時こうすればよかったかな、
あの人からの言葉つらかったなと頭の中でぐるぐるしてしまいます。 そんな時に、もう終わったことだから忘れようと思っても逆に忘れられず、しんどい時間が長く続いてしまいます。
なので調整方法としては、別の楽しかった出来事を思い出したり、美味しいものを食べて幸せを感じたり、 家事などの手を動かす作業をすることで別のことに没頭するようにしています。
寝る前まで忘れられない時は、まあいつか忘れる日が来るか、これも経験だと自分に言い聞かせることで少し安心したりもします。
忘れるべきことは無理に忘れようとするのではなく、いつか忘れるボックスに入れておくというイメージです。 というお便りをいただきました。ありがとうございます。
ストレスと忘れない技術
いつか忘れるボックス概念めっちゃわかるって思った。
無理に忘れようとするとボールペンで何度もなぞった字みたいな感じになってしまい、
かえって忘れられなくなってしまう。思い出す前思い出す前でなぞるような感じになって、どんどん色濃くなっていって、かえって忘れられないっていう現象はすごくよくわかる。
大学の野球部やったらやめたんですけど寝坊で、5回くらい寝坊したかな。それでやめたんだけど、
なんかもうその時に辛すぎて、なんかやっぱ大学の時の記憶あんまないんだよな。
特にその野球部のところの記憶がほぼない。 あんまない。思い出せない。何も。
っていう感じで、 当時はもうなんか本当つらくて、
なんで寝坊しちゃったん?みたいな。 なんで私はこんな憎ずな人間なんだ?みたいな感じで、ものすごくつらくて苦しくて、もう毎日泣いて眠れなくて、
もう全て終わらせましょうみたいな日もあったし、それくらいの後悔があったんだけど、それを無理に切り替えて前に進もうって思えば思うほど、
本当に辛くて、 ずっとぐるぐる考えてしまったため、
ある日、私はこのことを一生後悔しますって決めてから少しだけ楽になった。 一生後悔して一生忘れずにいようって思ったら、
数年かけて少しずつ楽になった。だからすぐには楽になれない。 数年はかかるっていう感覚だった。
この楽しいことに没頭するっていうのもすごい、
いいよね、いいよねってめちゃめちゃざっくりしてるけど、
なんかやっぱり没頭って、 忘れるチャンスを結構うまく作ってくれる。
忘れる力みたいなのにつながっていくから、 めっちゃいいなと思う。一方、
なんか、 私あんまり他の楽しいことをしても、
その楽しいことをしている間は忘れられるんだが、
終わった後、結構振り出しに戻るというか、
楽しいことをやって終わった後に、 また思い出して、またその本来本筋というか、
あ、そうです私今このことで悩んでますよねー、 ところのラインに戻ってきちゃうっていうのが、
めっちゃあるタイプで、 結局それをどうしたら治るんやって思ったんやけど、
記録と感情の管理
なんかその、 根本的な穴を塞ぐ作業みたいな。
バケツで言うと、穴の開いたバケツには水が溜められませんみたいな感じだから、
根本的に穴を塞ぐっていう作業をしないといけなくて、私の場合。
で、これをするのは大人になってから価値観を変えるみたいな話だから、 すごく難しいんだけれども、結構頑張って変えたと思う。
どうやって変えたとかでもないけど、本当に少しずつ治療というか、 その日常行動療法みたいなこととかをやっていって、
変えたと思うなっていう感じです。
さて、私の忘れる技術忘れない技術なんですけど、 私の場合はね、記録することかなって思った。
なんていうかその、 日記でもいいんだけど、日記でもポッドキャストでも写真でも記憶?記録?
記録を残さないと私忘れられないんだよね。 なんか、元彼の
写真とかもそこだけ削除とかは絶対しないタイプで、 まとめて全部ssdとかに記録してるんだよね。
もちろんそれで何事も覚えてるわけではなくて、忘れることってもちろんあるんだけど、
自分の中で大事な記憶、良くも悪くも大事な記憶、 エポックメイキングな記憶って
なんか、どっかに記録残してますって感じられないと、脳内に留めておこうっていう力が私の中で働いちゃうんですよね。
でもなんていうか、記録が残ってるって思うと、 本体からは消して良いなっていうふうに感じられるから、
逆に忘れられる気がする。 だから元彼とのLINEのやり取りとかもテキストデータで全部持ってるんじゃないかな。
やっぱり自分のiPhoneから見れすぎちゃうから結構消すんだけど、 でも消すと後から何か後悔するんじゃないかっていう思いがよぎって忘れられないから、
結構なんかエクスポートしてテキストデータとかに。 で、なんかやってた気がするな。
なんかやっぱ、 いつか忘れるボックスって言うのがやっぱ私めっちゃわかるんやけど、
忘れたくないことだとしても一生覚えていられることなんてないっていう感覚はやっぱりあった方が楽で、
いつか忘れるんですよすべて。 高校の部活で負けた時の悔しさとか一生覚えておこうってその時胸に誓ったけど、
数年くらい覚えてたけどさすがにもう何も覚えてないもんね、もう十何年経ってさ。
でも、
なんか、
でもやっぱずっと負けた時の悔しさで生きるってやっぱ辛いことでもあるんだよな。 一生覚えておこうって胸に誓ったし、大事にしていきたい気持ちはあるんだけど、
一生ずっと覚えてるってやっぱ辛いことでもあるから、 その
当時ブログとか日記とかメモとかにもうめちゃくちゃいろいろ書いたと思うんだよな。
でもそれをどこにしまったかも忘れてしまったから、もうなんかいつか出てきてなんか タイムカプセルみたいになると思うんだけど
やっぱり自分としてはもうここに記録を残しましたからバックアップ取りましたから 本体からは記録を消し削除して良いですよっていう実感がないとやっぱり
忘れることは難しいなって感じる いう感じです。
あとはもう死ぬほど泣くとかしかないよな 私やっぱり未だに死ぬほど泣く日があってさ
先週ももう死ぬほど泣いてその中のミスしたって言ったじゃないですか その件でもう死ぬほど泣いて喚いて大騒ぎして夫にもすごい迷惑をかけたんですけど
泣き疲れても鼻水とかもなんか ありとあらゆる分泌液が呼吸できないぐらいいろんなところでぐっちゃぐちゃになって泣いて
もう それでも頭から何も離れなくて眠れないみたいな状態になっちゃったから精神安定剤入れて強制的に
心を落ち着かせて寝たんだけど でもなんか
今もそういう状態なんだよなっていう。ストレスのいなし方かなりうまくなったと思うんだけどそれでもやっぱり強いストレスがかかるとこうなるしかない時があるというか
やっぱり一時的には一時しのぎとしては私はもう 薬で何とかするみたいなことが結構多くなってきてるんだけど
やっぱり長期的には記録と根本的な改善 この2点で何とかしているみたいなイメージですね。やっぱりだいぶ良くなったけどまだ病的だなぁと思う
今日この頃です ということで
11月23日文学振馬東京に出展します よかったら来てくださいということで忘れてみたい夜だからは毎週金曜18時から配信しています
時間がないそれではおやすみなさい
