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アラサー同期のみなまでいうとは、今月は週2回、大体どこかの22時頃から、新卒から同じ会社のアラサー同期、イワシと自由律がソフトリが充実した大衆居酒屋からお届けしております。
よろしくお願いします。
会社デスゲームあるじゃない。
あのね、我々がよく話してる会社デスゲームね。
そう、会社デスゲーム。
ありますよ。
人たちでデスゲームが起こったらどうする?ってアラサー同期は謹慎すぎるだろ。
怖いって言ってね。
そんなこと話してる社員だったら嫌だよ。
そう、しかもみんなに聞きに行くんだよね。私結構個人でアンケートを取っててさ、みんなのとこに行ってさ、
ねえねえ、会社デスゲームが起こったらどうする?って言って、デスゲームの舞台の説明をし始める。
その舞台はね、あのなんか正方形のさ、真っ白い空間なんだっけ。
そう、正方形の真っ白い空間があって、そこには何もないんだけど、真ん中にスポットライトで一筋の光があるだよ。
そーんってね。
そう、光ってる真ん中が。
で、そこにちょっと高い台があって、円形のね、スポットライトに照らされた円形の台があって。
それも白だよね。
それも白。
それも白。
で、周りを見渡すと会社の人たちがザワザワしてるわけ。
はいはいはい。
で、みんな。
そう、なになになにここ。みんななんか、え?気がついたらここ見たって感じなの。
で、どこからか明らかにザラザラしたボイスジェンジャーで変えられた声が聞こえてくる。
はいはいはいはい。
あなたたちは今、ここに閉じ込められています。
ゲームマスターだ。
そう。
ここから出るには、絶対に一人生贄を選ばなきゃいけません。
はい。
誰か一人選ぶまで、ここから出ることはできません。
条件説明だ。
選ばれた一人は、この真ん中に見えている台に登ってください。
生贄じゃん。
では、ゲームスタート。
怖い怖い怖い。デスゲームだ、それ。
ザ・デスゲームだってみんなが想像する。
そうそう。
その説明、私何十回も聞いたわ。
その社員一人一人にさ、その説明をしてからさ、どうするって言うからさ。
すごい想像ついてるのよ、私の中で。
あなたどうする?って言ってて。
そうそう。
みんなどうしてた?
みんな?
みんなは、やっぱりでも多くは、黙っちゃいますね、みたいな。
リアルだね。
黙って見てちゃいますね。
壁に寄っかかって腕組んで、存在をできるだけ消しますって言ってたのがジュエルくんね。
ジュエルね。あいつは孤独だからなかなか。
普段は人前に立ちまくるのに、そういった時にはカギを消してスッといなくなろうとするかもしれない。
うちの会社の後輩のね、かわいこぶりっ子の男がいるんだけど。
逆セクハラに気をつけてって言うね。第2回か第3回かな。
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あれで話してるジュエルくんね。
そうそう。腕組んで、壁に寄っかかって。
いらっしゃると。
そうそう。いるって言ってた。
他の人は、中でいくつかパターンがあったんだけど、僕は死にますねみたいな。
勇敢なの?それは。
いや、なんか自分の命の価値が軽いって感じ。
僕なんかがもう、皆さんが死んじゃうくらいなら僕なんかが死にますよって。
そんな人いるの?
っていう人もいて。
そんな人がいるの。
結構そういう人もいたし。
私の場合は、僕が行きますよっていう人が出た時に、
いやいや、あなたは行っちゃダメだよとかって言って。
なんかちょっと正義感ぶって。
賑やかすじゃないけどさ。
いやいや、これどうにか絶対出る方法があるから、あなたは行っちゃダメだよとかって言うんだけど、
それを見た、その相手は、いや僕が行くんで大丈夫です。
まあまあそういう正義感ある人もいるだろうね。
そう、僕が行くんで本当に大丈夫なんだよって言われたら、
あっ、おっ、って言って、多分引いちゃって、その人を生贄にすると思って。
それは何?自由立さん、そこまで見えてそう言ってるの?
多分そういうとこもあるね。
あなたね、そういうとこあるよ。
ひどいなとこもあるから私。
誰かが止めてくれるわって言って行くんだ。
そうそう、あなたは女なので、ここは男性に任せましょうとかって言われるのでは?みたいな。
あなたは一番気持ちいいことやってるじゃん、そのゲームの中で。
ゲームマスターの次に悪質ですよ。
そうだね。
結構ね、そういうのも思ったなって。
岩さんどうする?
私はね、怖くなっちゃうからさ、固まっちゃうね。
汗、汗と?
汗、汗と、中盤ぐらい、正方形の中の一番後ろにも行けず、真ん中あたりに棒立ちになってるな。
ボーゼンと?
ボーゼンとしてるだろうな。なんでこんなことになっちゃったの。
まあ確かに、なりそう。
なっちゃうのよ、たぶん。
なりそう、なりそう。
理解できないと何もできなくなっちゃうから、私って人は。
確かにね。
なんか、それで言うとあれだったな、他のパターンで言うと、何が起こってるかわからないですけど、これだけは言えます。
お、嬉しい。
僕は絶対生き残ります。
なんなんだよ。
人も言った。
何をするか教えてくれよ。
でも絶対生き残るより、死ぬけるんだって。
死ぬけるんだ。
そう。
僕以外の人たちが争いをするように死ぬけるってこと?
いい人風に、ここはこういう風な感じで、こういう風にしましょうみたいな、正義な感じの仮面をかぶって、やるんだって。
なるほどね。確かにいい人は残るからな。
例えば多数決になったとしてもさ、その人以外が選ばれるわけね、いい振舞いをしてれば。
そういうことをして生き残って、最後たぶんいい人、男の子?
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男の子。
いい男の子と、体が弱い人と女が残るわけじゃない?
そうなったらもう殴り合いで勝てちゃうもんね、いい男の子はね。
そういうこと?
そういうことなんじゃない?
わからない、でもデスゲームは最後の一人になるまでじゃないかもしれないから。
そっか、例えば2,3人気に入りにしたら解放されるかもしれない。
1人だけでいいかもしれない。今回は少なくとも1人選んでっていう。
そっかそっか、わかんないな、どうなるか。
でも確かにそうだね、そういうことだと思う。
もし生き残りだったらね。
で、一番私が怖かったのは、さっきの状況説明してよって、会社の中で目がちょっと暗めのね、バリバリ働いてる男の方。
あのね、いろんな社会のね、酸いも甘いも知ってしまった人ね。
そうそうそう、いらっしゃるのよ。
頼りがいがありますよ。
すごい頼れる。
仕事ができるんだから。
方がいてね、その方にどうしますかって聞いたら、一生懸命選びますねって言ってて、なぜか自分が殺し側の。
なんでデスゲームのそのマスター側にいるんだよお前は。
状況説明して、まあマスターいるじゃんか。
その上で、なんで二人目のマスターになったの。
あれ怖かったな。
自然とその考えが出てくるのが怖いな。
そう、それが怖すぎてそこからぱったり聞くのやめたの。
こんなの甘えちゃいけないから。
そう、こんな闇があるんだと思って。
こんな闇を暴くべきじゃないと思って。
こんなの会社でやっちゃダメだと思ってやめたの。
本当にそう。
怖いね、会社デスゲームの話は。
会社デスゲームの話は結構自分でやってて思ったけど、
あんまり会社でやらないほうがいいわ。
間違いないね。
友達同士でやる分には楽しめるかもしれないですけど。
本当にそう。
だから皆さんは会社デスゲームの話をするときは、
ぜひ会社以外でやってください。
そして皆さんはデスゲームが起こったとき、どうしますか?
それでは本日もご来席いただきありがとうございました。
また来週。
バイバイ。
