政府機関の閉鎖
NASAの1万5千人の職員が一時休職になる、 アメリカの政府機関の閉鎖に関するお話をしていきたいと思います。
こちら今、アメリカの連邦政府が予算案をこうガーッと吟味している中で、 決着がつかないと。機関の中で決着がつかないとなり、
そうすると払う給料も設備費もないよという状況になるので、 アメリカの政府機関はそれに合わせて
閉鎖っていう状況に実は追い込まれます。 今回それが7年ぶりに発生したんですが、7年前はなんと僕それど真ん中で経験してたんですね。
一体どんなものなのか、経験も含めて現地どんな雰囲気になるのかお話ししていきたい と思います。
ぜひ最後までお付き合いください。それでは行きましょう。
3,2,1, Ignition.
Space to the black hole.
Japan to the black hole.
佐々木亮の宇宙話。
改めまして始まりました佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の梁が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
ということで今日でエピソードが1815話目ですかね。 基本的には1話完結でお話ししているので気になるトピック気になるタイトルからぜひぜひ
聞いていただけたら嬉しいなと思っております。 よろしくお願いします。
1週間終わりましたね。なかなか早かった今週も。 まあそんな中で今日はアメリカの政府の話ですが、日本だとあんまりないんだよなこういうの。
早速本題入っていきましょうか。 あっという前に月の紹介だけしていきましょう。
本日2025年の10月の4日になっています。 今日は次の満月が3日後なので
結構大きいですね。月の明るさとしては。ただ関東近辺はあんまり天気が良くないのかな。 月が見える地域でいうと逆三日月みたいな感じですね。
欠けている部分が三日月の大きさ。 逆に暗くなっている部分がいつもは全部見えてるみたいな。
そんな感じになってるんでぜひぜひ楽しんでもらえたらいいんじゃないかなと思います。 10月7日の満月は綺麗な夜空だといいですね。
ガバメントシャットダウンの影響
ということでじゃあ早速本題いきましょう。 今回お話しするのはNASAの職員1万5千人が政府機関の閉鎖に追い込まれていて
一時休職状態である。そんなお話をしていきたいと思います。 めっちゃニュースになってますね。アメリカの
連邦議会の上院ですね。ここでいろいろ話が進んでいる予算案に関するところ。
ここが今難航しているというところで、まあアメリカあるあるですね。 でそんな中で
こういう予算がうまくつながらないっていう状態になると何が起きるかっていうと ガバメントシャットダウン
ガバメントが政府、シャットダウンが閉鎖ですね。 アメリカではたまに発生する政府機関閉鎖と呼ばれるものがあります。
これは簡単に言うとその状況の中で、 活動するための資金の予算っていうのが
確保されていないと。でその間にもしあなたがあなた方働いても給料も払えない可能性も あるし
なんなら電気代設備代、お前ら勝手に使ったらどうなるかわかってるのかみたいな そのお金誰に請求するんだみたいな話になるので
政府機関は基本的には止まるんですよ。 議会がそれだけしっかり機能しているっていうのはあると思うんですよね。
いやこっちじゃないあっちじゃないっていうので強行決定みたいなことしないっていう。 アメリカの非常に良い民主主義の形が出てるのかなぁと思いつつ
まあそういう閉鎖になるのはどうなんだろうって話もありますね。で今回その 政府閉鎖、政府機関閉鎖におよって
NASAの職員は今15,000人が自宅待機になっていると。 でこのガバメントシャットダウン7年ぶりで、で7年前っていうのが2018年とかですよね。
で2018年僕滞在期間中でNASAに。あのなんで僕滞在期間中の 間でガバメントシャットダウン経験してるんですよ。
しかもその時は過去最長レベルだったかな。 20何日とか。うん確か。でそれが僕の初めての在宅ワークってやつですね。
家で研究の仕事はできるんだけど、あのコロナの時とかって絶対家から出ないでくださいみたいな。
あの会社研究所来れませんみたいなあったじゃないですか。 あれみたいな感じでもう強制的に家でやるしかないみたいな。
状態でアメリカのあのワンルームで。 でその時今の妻も一緒にいたんですけど、そうワンルームの部屋でただずっと居続けるみたいな。
そんな20何日を過ごして、でしかも帰る 最終月がそのガバメントシャットダウンになってたんですよね。
だから最後ね、1日?2日? だけあの同僚に挨拶して終わりみたいな。
NASAのあの期間の滞在期間のあれでしたね。 今考えたらやばいですよね。そう。でまぁそんな中で、
でただ一方で一部のミッションのに関してはあのなんだ給食扱いならずに働けていると。
でこれ例えば8今回ので言うとアルテミス計画とかに関連する業務をやっている人たちは 一旦あの継続して動いていていい。
働いてくださいみたいな話だったりとかまぁいくつか国際宇宙ステーション関連の仕事を している人たちも一応大丈夫だという形になってますね。
だからもう超縮小。18000人中15000人が給食って感じなので。 でまぁNASA以外にも
あの政府機関で働いている人たちっていうのはあのもう軒並み止まってるわけですよ業務が。 そうでねこれになるでこれまず優先されているミッションアルテミス計画とか
ISSとかこういうのはまあそもそも ISSは24時間稼働してないとまずいっていう話もあるから動いている。
でアルテミス計画に関してはその月探査のミッションいくつかは まあ早いとあの結構1年以内とかで打ち上げとかそういったところを考えている
ものもあるのでそれが遅れるわけにはいかないという形ですね。 僕がいた頃はそれこそ
あの X1000天文の観測衛星クリズムこれがまあ何百億ってかかる
プロジェクトだったりするのでそれを動かしているチームは一応出社できてましたね。 あと他にも何人かいたし僕のボス
も打ち上げたばっかりの観測装置で時間を無駄にするわけにはいかないっていう選択で
ボスとなんかサブボスみたいなチームの偉い人2人は出社できるみたいな形で普通に働いていた
っていう状態ですね。そんな感じだった。だから周りの人は意外と ok だったけどなんかその別の同僚とかたちはみんな僕も含めて休みだったって感じです。
あの経験は不思議で 僕しかもワシントン dc っていうほんとど真ん中に住んでたんですよね
で電車であのNASAのゴダードスペースフライトセンターってところに行くみたいな。 でそうなった時に
街中ほとんどの人が政府機関で働いているわけですよ。 ワシントン dc だからね
日本でいうところの霞が関当たりみたいな形なんですよ。 だから政府機関がたくさんあるしその政府機関で働いている人たちも近くに住んでるみたいな
そんな状態なので街中にめちゃめちゃ人いるんですよね。 しかもでこれめっちゃあったかいエピソードが一個あって
ガーメントシャットダウンになると給料が払われない可能性っていうの出てくるんですよ。 でその払われない可能性がある中で
であんまりみんな手持ちのお金持ってないみたいなアメリカの人たち投資に回してたりとか そういったのがあるのでまずいなってなるじゃないですか
暮らしていけんよみたいな人も現れると。でこれが街がめちゃめちゃこう よくて優しくて
例えばピザ屋さんはあの政府機関の その従業員の証明書従業員のなんかカードとかあるじゃないですか
社員証みたいなあれ見せるとピザ1枚ただだったりとか あとは僕はあの日本からねお給料もらってたのでそこは大丈夫だったんですけど
あの 飲み屋行ったりレストラン行ったりしたら飲み物いっぱいただにしますとか
いわゆるなんか施しの精神っていうんですかね ギブギブギブしてくれるみたいな感じの雰囲気になっていて
あの生活費がめっちゃ安く済むようになったんですよその2、3週間ぐらい これはねなんか慣れすぎてるなぁみたいなその環境に
だから逆にそれでみんな何とか回っていたみたいな形はありましたね まあ当時はしかもその過去最長っていうところを
目前にしてたんで空気もちょっと悪かったっていうのはありつつ なんかアメリカっぽい感覚で過ごせたのはいいかなと思いましたね
トランプ政権と予算案
ちなみにその当時もトランプ政権です だからやっぱり政府とその議会との折り合いがつきにくい時期っていうのはそういうことが起き
だからまあトランプ政権これからまあやりたいことをどんどん主張してくるだろうし 今議論している予算の中でもあれは入っているのかな
その来年の来年以降のNASAの予算半分とかに削るみたいな話あったじゃないですか あれも話されていてどうなっていくのかっていうところなのでちょっとねこの政府
期間閉鎖いつまで続くのか 注目しておいたほうがいいかなと思っています
そんな感じでまぁ今回は以上にしていきましょうか いやーなかなかすごい状況になりましたね
いかがでしたでしょうか まああんまり日本国内でもガバメントシャットダウン経験したことある人いないと思うんで
過去最長のやつね なんか面白がってくれたらいいかなと思いますそんなことがあるんだみたいなね
あんま面白くない状況なんですけどね現地にいるとはいそんな感じで じゃあ今回は以上にしていきましょう
今回の話も面白いなと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォローボタンの近くに ある星マーク
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