人工衛星イブキGWの役割
最後のH-IIAロケット、50号機の打ち上げが成功を収めた中で、宇宙に運ばれた人工衛星は今一体どうなっているのか。
今回打ち上げられた人工衛星はゴーサッドGWと呼ばれる人工衛星でした。この人工衛星は一体どんなところを担っていくのか。
ロケットというのはあくまで宇宙に物を打ち上げる。 簡単に言うとトラックみたいなものなんですね。
じゃあその持っていったものが実際に宇宙でどう活躍しているのか、こちらについて紹介していきたいとおもいます。
ぜひ最後までお付き合いください。 改めまして始まりました佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
今日でエピソードが1724話目迎えてます。基本的には1話完結でお話ししているので、気になるトピックからぜひぜひ聞いてみてください。
前回は星の表面で起こる核融合ということで、理科学研究所が打ち上げたニンジャサットと呼ばれる小さな人工衛星が捉えた
すごい爆発現象に関するねお話をさせていただいておりますので、ぜひぜひ興味がある方はそちらを覗いてみていただけたら嬉しいなと思います。
他にどれ聞いたらいいかわかんないなーみたいな時はね、日曜日の日曜特集聞いてくれると1週間の振り返りができていいかもしれません。
はいということでじゃあ月齢紹介しようかな。 本日7月の2日、2025年の7月の2日になります。
今日の夜はほぼ半月です。上限の月、満月に向かって満ちていく、大きくなっていく月ですね。
ということで半月が見えます。正確には3日、3日の朝4時なんですけど、ってことは2日の夜見えるやつが一番半分っぽいって感じですね。
最近も宇宙話っていうハッシュタグでいろんな あのねあのポッドキャスト聞いてくれている
みんなが写真上げてきてくれるので非常に楽しく拝見しております。 あなたの
ベストショット、宇宙話のハッシュタグつけて呟いてみてください。 ということでじゃあ本題いきましょうか。
今日お話しするのは 最後のH-2Aロケット50号機に搭載されていた
イブキGW そんな人工衛星が一体どんな役割を担っているのか、そんなお話をしていきたいと思います。
今回紹介するのは地球の気象情報 これをあとはえっと
地球温暖化に対するモニターを行うことができる人工衛星 イブキGWこちらを紹介していきたいと思います。
なんかGWがなんかゴールデンウィークっぽい感じもするし イブキっていうなんか日本っぽい名前がつくと一気になんだろう、こういうお笑い芸人
いそうですよね。どうもー、イブキGWでーす、みたいな。
いそうじゃないですか。そういう名前だなぁと思って見てたんですけど あの
この人工衛星何なのか、まあそもそも先日の2025年の6月の29日に 種ヶ島の宇宙センターから打ち上がった最後のH-2Aロケット
ここに搭載されていたのがこのイブキGWなんですね。 ロケットっていうのはそもそも宇宙に物を運ぶ
運搬車みたいなものなので、例えば 東京から何かこう大阪まで物を運びたいってなった時に飛行機を使う
だったり、車での配達を使うだったり、まあいろんな方法があると思うんですけど その車とか飛行機と同じような形ですね
結局は宇宙に何か持っていきたいってなった時に乗せるものっていうのがロケット なわけなんですけどそのロケットの成功
打ち上げ成功があったってことは何かが宇宙に正しく乗ったってことなんですよね それが今回紹介するイブキGWです
このイブキGW簡単に言うとこれまで2000年から2010年ぐらいで パーって活躍した2つの人工衛星の機能を
両方とも乗せたそのシリーズの両方のシリーズの意思を受け継いだ ハイブリッドスタイルの人工衛星なんですよ
一つがAMSRと呼ばれるシリーズ AMSRシリーズですねこれAMSRって書いてAMSR
ASMRっぽいよねってあのXのポストでも誰か言ってくれてたんですけどAMSR AMSRですね
AMSRシリーズっていうのは あの地球上にある水
ですね水にめちゃめちゃこう感度のある人工衛星になっていて 海面の水温だったりとか水の循環というところにフォーカスしてこれまで地球を観測して
きた 初代AMSRシリーズの一番最初で言うと
2002年から2003年で運用されたミドリツーっていう人工衛星があってそこから 2002年から2011年
2012年から現在までというところで運用されているのがAMSRシリーズです で一方でもう一つハイブリッドな機能として搭載されているのが
ゴーサットシリーズですね ゴーサットはこれまで日本語の愛称として息吹っていう名前がついていて
2009年から息吹 2018年から息吹2号はそれぞれ
未だに運用中というような感じでそこに第三の 情報提供としてえっと息吹 gw っていうのが打ち上がったというような感じですね
でえっとこれ2つでどんなことできるのかっていうとAMSRシリーズは あの地表海面大気などから自然に放射される
マイクロ波っていうのを観測することができるセンサーになっていて あとは鉱石だったり水蒸気の動きだったり
とにかく水の循環に関するところを観測するのがこれ AMSRですね
AMSRの観測機になっていますでハイブリッドでもう一つ乗っている ゴーサットが持っていた温室効果ガスを観測するっていう機能
これもえっと乗ってますねこの2つが乗っているからAMSRとゴーサットのハイブリッド ですというふうに表現されていると
息吹がこれまで持っていたあの二酸化炭素だったりメタンだったりとか そういったのの空間的に詳細なよりだから細かい
二酸化炭素とかメタンの情報っていうのを取ることができるようになってきて あのこれによって
あのこれらっていうのは温室効果ガスとしての効果を持っているので こいつらがどれぐらい増えているのか減っているのか
これまでのポッドキャストのエピソードの中であのこの温室効果ガスが増えている っていう観測結果出てきてたと思うんですけど
それはまさに息吹とかを使った人工衛星の観測だったりしますね それの新しいバージョンしかも詳細にデータが取れるものが出てきたというようなイメージです
で でえっとそれに加えて今回の新しいセンサーでは二酸化窒素
no 2も観測することができてより幅の広い 温室効果ガスに対する
アプローチっていうのができるようになったのが今回のこの装置軍になりますね まあそんな感じでどんどんどんどん展開されていく豪作等なんですけど
ゴースあの息吹 gw ですね息吹 gw なんですけどこの gw って何かっていうと えっとグリーンハウスガースイス&ウォール最高なんで
えっとグリーンハウスガス 本質効果ガスですね&ウォーター最高なんでえっと水循環
今後の運用と期待
つまりえっとグリ gw の g がゴーサットの能力
gw の w が えっとアムサーの能力っていう感じでえっとそれぞれが動いていくと
でねえっと6月29日に打ち上げが成功した後ですね えっと息吹 gw はえっとその日のうちに太陽電池パネルの展開が成功している
でそしてえっとアンテナの展開が成功したのが翌日リリースが出ております でえっとアムサーのアンテナっていうのがちゃんと動くかっていう
初期ランアップって呼ばれるものがデート 実施されたのも6月の30そして7月の1日ですね
新たなリリースが出ていて 息吹 gw のこのクリティカル運用機関が終了しましたよと
クリティカル運用機関で何かっていうとあのロケットから衛星分離された後に 太陽電池パネル
ミッション機器の展開そして保持開放 っていうので衛星の運用に必須である能力っていうのが全てチェック完了しましたよ
でここからどういうのに入っていくかっていうと ここから大体83ヶ月間かけて衛星搭載機器の機能確認とかを実施する
8初期機能確認運用機関というところに入ります つまりまあテスト観測とかそういったのが実施されていくタイミングですね
まあとにかくそこに入ったっていうことであの展開はどんどんどんどん順調に進んでいる というような状態になっていますここから3ヶ月はちょっとこのペースではニュース出て
こないかなと思うんですけど 息吹 gw これからどんどんどんどん観測結果提供してくれるようになってワクワクする研究が待ってる
かなと思うんで ちょっとね期待していこうかなと思っておりますよろしくお願い致します
はいそんな感じでじゃあ今回は以上にしていきましょう アフタートークです
やばい今日はしゃべりすぎてしまっている一つだけお便り紹介して終わりようと思います リスナーネームフェリックスさんからいただきました1721は拝聴いたしました
ガヤコガネムシワタリドリアザラシ これらの多様な生き物たちが星を頼りに移動していることが分かってきたことに驚きを感じ
ています 特に昆虫のような副眼を持つ生き物がどのように星空を見ているのかは非常に興味
深いです この研究ではがの脳内にある四角ニューロンの反応を確認したとのことですがどうやって観測
できたのかも驚きを感じます 現代人は時折夜空を見上げる程度ですが昔の人々は星の動きを実感できるほど長い時間
じっくりと見つめていたのでしょう そのような時間の中で星座や星間といった体系がうまく体系が生まれ
文化や信仰小読み航海術まで深く関わっていたのだと思います ということでコメントいただきました
いやフェリックスさんなんかいいですよね知的なお便りっていう感じであのいつも もらえて嬉しいなと思っていますありがとうございます
そうもうね先週のエピソードは結構みんなに聞いてほしいな その星って人間以外見るんだみたいなところがわかって非常に面白いんで注目して
みてください ということでじゃあ今回は以上にしていきましょう
明日は ai を使って僕たちが住んでいる銀河のシミュレーションをやっていこう そんな研究結果です
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