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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております。宇宙話。 今回は、日本人がノーベル物理学賞を受賞した
ニュートリノの検出が起こった、あのタイミングで起きた、宇宙での大規模な爆発。 その爆発の後に一体何が残ったのか
ブラックホールなのか、中性子星なのか そのあたりの
過去最大級に注目された宇宙イベントの続報をお話ししていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。 どうぞ
【佐々木亮の宇宙話】
2024年3月4日始まりました佐々木亮の宇宙話 このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに天文学で白紙号を取得した専門家の亮が
毎日最新の宇宙トピックをお届けしております 本日でエピソードが1242話目を迎えております
基本的には1話完結でお話ししておりますので、ぜひ気になるところ見つけて聞きながらフォロー しながら聞いていただけたら嬉しいです
ちなみに前回は日曜日特集、日曜特集っていうところで 1週間毎日お話ししている内容を振り返りながら
一個一個もうちょっと深い話をしていく そんな回作っておりますのでぜひこちら聞いていただけたらと思います
そうするとね、あ、こういう話してるんだ じゃあ毎日聞いてみようかなとか
いやこれは日曜だけでいいんじゃないのかとかね まあそうは思わせないだろうなぁと思っているのでぜひこちら聞いてみてください
ちなみにYouTubeの方は日曜特集って書いてある回が伸びやすいですね みんな特集とかに弱いんですかね
ぜひねコメントこちらもいただけたら嬉しいです ということでじゃあ早速今日の本題に行きたいと思います
今日の本題は 日本人がノーベル物理学賞を受賞したあの神岡んでにニュートリノをもたらした爆発
あいつの最新情報が入ってまいりました 今回の話結構歴史的な背景が深い
けど研究の結果がめちゃめちゃシンプルっていう そんな研究結果お話ししていきたいと思います
2002年にノーベル物理学賞が授与された日本人の方の名前 今皆さん頭の中にピンときましたか
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2002年 小柴さんですね
小柴さんは一体何をしたのかっていうと神岡んでと呼ばれる研究施設 まあ
研究検出機ですねここでニュートリノと呼ばれる 素粒子の検出に成功したんです
このニュートリノの発見によって 小柴さんはノーベル物理学賞を受賞することに成功したと
神岡んでを建設してそれがちゃんと研出まで至ったっていうところが授与された っていう感じですね
これ覚えてますよもうなんか 僕大学物理学科だったので物理学科って本当
少なくとも僕の周りはですよ僕の周りは どんな
勉強というか研究分野に惹かれる人が多いかで言うと宇宙と素粒子なんですよ 宇宙と素粒子
まあなんか 結構みんなが憧れやすい
物理学科の人がもし聞いてたらいや確かにその人たち多かったなぁみたいな っていうのでだから宇宙系も素粒子系も結構人気になるし
比較的こう研究のレベル求められるレベルも高くなったりするんですよね 僕大学の勉強結構ちゃんとしていたタイプだったので
まあ研究室の配属とかもちゃんとこう宇宙系のとこ入れたりしましたけど毎年やっぱり なんか先行みたいになっているなっていう印象はあります
でそれこそこのニュートリノを検出したっていうこの事象 これ自体は
その物理学科で人気な2つの分野ががっちゃんこしているような そんな分野なんですよね
どうやってその素粒子のニュートリノと呼ばれるものが見つかったのかというかどこから 放出されたのか
みたいなところを考えていくんですけど これはですね
ある超新星爆発と呼ばれる爆発が発生してそれに由来した ニュートリノが降ってきたというふうに考えられてるんですね
これの名前が sn 1987と呼ばれる天体で sn スーパーノヴァの略で sn ですね
でこれ 1987っていうのは1987年 に発見されたことからこういう名前がついていると
つまり 1987年に見つかったスーパーノヴァだから sn 1987で最後に a がついている
a については一番最初に見つかった超新星爆発だから a 次だったら b 次だったら c みたいな感じですね
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意外と安易な名前の付け方ですよね そんな安易な名前の付け方をされる超新星爆発
スーパーノヴァですがこれがニュートリノを発生させたというところに 議論は帰着しているわけです
そもそも今回の発見された超新星爆発っていうのは
今回見つかったのは新潟超新星と呼ばれるもので新潟って何なのか これは
僕がこのポッドキャストでよく紹介する星が生まれてでその星が比較的巨大だと その星が進化していった最後に人生の最後として大花火を打ち上げるみたいな感じで
大爆発を起こしますよって何度かお話ししていると思うんですね
この恒星の進化の中で最終的に行き着く爆発のことを新潟超新星と言います
新潟超新星
そんな新潟超新星から発生したニュートリノが発見されたっていうのが1987年の話でした
現出した装置は神岡んでで今はスーパー神岡んでとしてアップデートされて 稼働を続けているはずなんですよね
で 超新星爆発が起こったっていうのがわかった後
みんなが何を知りたいかっていうと 爆発した後その場に一体どんな天体が残っているのかです
巨大な星が進化していく 太陽よりも8倍以上重い星が爆発を起こすとこれは超新星爆発を起こすと言われてます
その中でも比較的爆発を起こす中でもその太陽の8倍以上でね 比較的軽い星
っていうのは中性子星と呼ばれる超コンパクトな天体を作ると考えられてるんですね 中性子星は太陽の重さ
太陽をそのままギューって押しつぶして 神の見えざる手みたいなのでブーってやって
山手線の中にすっぽり収めるみたいな そういうことができた時に生まれるぐらいの星なんですよ
中性子星 2、3週間前のエピソードで結構喋ってたかな
中性子星ってなんで中性子星って言うんですかーみたいな話 質問に答えた気がするのでそういったのがあると
で その一方でさらにその重い星が進化していったら終わった後に残るのはブラックホールなんですよね
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つまりこのニュートリノを発生させた超新星爆発の後に一体どんな天体が残っているのか
実は最近まであんまりわかってなかったんですよ で今回
まあ史上最大級に精度の良い目の良い望遠鏡 ジェームスウェップ宇宙望遠鏡が登場して
この望遠鏡でSN1987Aを観測してあげた結果 真ん中に中性子星が残っているんではないかと
いうような観測的な証拠っていうの 間接的な証拠なんですけど
今回の研究結果から見るとこれ 中性子星が残っているように見える研究結果が出てきたと
観測によってここは明らかになっていて まあもともと中性子星ができるぐらいの大きさだよねって言われていたので
予想通りといえば予想通りなんですけど 予想っていうのは最近話しているみたいにあくまで理論的な予想ですよね
今回はそれを観測的に示してあげたっていうところが 非常に重要なポイントになってきます
これによって予想されていたことのしっかり裏付けが観測によって行われて そうすると今の段階でわかっていることは
爆発が起きた そしてニュートリノがこれぐらい検出された そしてその後には中性子星が残った
この時系列ですよね 今後はこのスーパーノヴァの爆風がどうやって広がっていくかっていう様子も観測されるし
あとは中性子星をこのぐらいの規模で残すってことは こういう爆発だった
だからニュートリノがこうだったみたいな紐づいた研究っていうのが多分どんどん積み重なっていくんだろうなぁと思うとかなりワクワクするポイントだし
あとはブラックホールになるっていうパターンだったらどんな感じでニュートリノ変わってたのかなぁとか そういうところも気になる研究だなぁと思って今回は紹介させていただきました
ということで今回は大人気宇宙ポータルサイト ソラエとのコラボ企画になっておりまして記事でも読めるようになっておりますのでこちらぜひ
チェックしてみてください 概要欄に貼ってあります
ということでビジョンになります 一つですね素敵な質問をいただいているので紹介していきたいと思います
リスナーネームゆうじさんからいただきました この前 IXPE というX線天文衛星の教授が講演に来てたのですが
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難しすぎて1ミリもわかりませんでした ネイチャーとかサイエンスの論文が量産されていることはよくわかりました
クリズムとの違いとかがもしあれば教えてほしいです IXPE の進展するブームがあってかっこいいですということで
ゆうじさんありがとうございます めっちゃ違うんでこれ明日のエピソードで紹介させてください
IXPE とクリズムが狙っている科学の軸ですね でこれ誰なんだろう教授話しに来てくれたっていうのがゆうじさんは
ゆうじさんはこれはもしかして アメリカのゆうじさんか
どのゆうじさんなんだろう僕が今思い浮かんでいるゆうじさんであればそうかもしれないけど 日本とかだと僕がいた理研の研究室のボスである
玉川さんとかがもしかしたら話してたかもしれないし アメリカとかだったらゴダードスペースフライトセンターのどなたかが喋ってたかもしれないですね
どっちにしろなんとなく僕の近い距離のとこにいた人なんじゃないかなと思うんで 明日エピソードをお話しするので詳細ちょっとまたね
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