映画『ファーストキズ』の概要
からかわないでください。これ以上僕をドキドキさせないでください。
2025年3月4日、火曜日毎度お気にタートルでございます。よろしくお願いいたします。
声優デビューしたろうかしら。無理無理無理無理。
映画のワンシーン、キュンシーンを再現させていただきました。
勝手でしょ。僕のチャンネル何したっていいでしょ。勝手でしょ。
映画の話してへんかったなぁ思って。
昨日ね、映画を見に行きました、という話をしましたけれども、
その映画の中から感じる愛の形みたいな話を僕なりにしただけで、
映画の話について全く売れてへんかったんで、ちょっと映画の話しようかなと思います。
ネタバレ、完全ネタバレになりますので、見ようと思っている方は見た後に聞いてほしいですし、
見に行く予定ないよという方は聞いていただいて、ふーんって思っていただいて、
その後、見に行こうかなと思っていただいても結構です。よろしくお願いします。
夫婦のいびつな関係
まず高子さん主演のね、ファーストキズっていう映画を見に行ったんですよ。
恋愛の話ではあるんですけれども、恋愛×タイムリープなんですよ。
なんかね、通常あるような出会って、なんか喧嘩して、いびつな関係になって、
もう一回より戻すとかね、恋いがたきが現れるとかそういうんじゃなくて、
夫婦の話なんですけれども、まず45歳、44歳のご夫婦がいてですね、
もう冷めきった夫婦で、すさんだ関係なんですよね、もう。
朝起きても二人で生活してるけど会話は全然なく、朝食も別々のところで食べる、
部屋の中はごった返して汚い状態、旦那さんが行ってきますも言わずに行く、
そしてそれを行ってらっしゃいって言おうとしてるけど言わない妻みたいな、
なんかそういういびつな関係。それでもう船のような状態で離婚をしましょうということで、
離婚届を持ってご主人が朝出発をし、その離婚届を提出する前に
交通事故で亡くなってしまうというお話なんですね。
で、その妻は離婚届出してから、離婚してからでよかったのにみたいな、
なんかそんな感じを言ったりとかして、要は良い関係ではなかったんですよね。
で、その後、夫が亡くなってから妻がなぜかタイムスリップをしちゃうんですよね。
タイムスリップした先が15年前の8月1日なんです。
これがこのご夫婦の2人が出会う前、出会う前なんですね。
で、その妻は15年前にタイムスリップをして、当時の夫に会うわけです。
初めましてっていう形で。で、そこでやっぱりちょっとまた恋心を抱くんですよね。
純粋な彼に。そこでどうしてもこの妻は、
この夫を15年後、交通事故で死なせたくないっていう気持ちが芽生えたんですね。
何より私を残して死ぬなんて、死なんといてよみたいなところがあったので、
冷め切った中にも実はちょっと愛の気持ちは残っていたかもしれないですね。
で、そのタイムスリップをするんです。
交通事故って一瞬のことですから、ちょっとタイミングがずれてたらそうはならなかったっていうことになるじゃないですか。
例えば映画の中では、交通事故の前に本屋さんに立ち寄ったと。
これ本屋さんに立ち寄らなかったら交通事故に合わなかっただろうみたいな感じで、
そういうふうに働きかけるんですね。
過去へ戻って本屋に立ち寄らないように言ったり工夫したり。
でも現代に戻ってきたときに夫は亡くなっているんですよ。
未来を変えようとする試行錯誤
つまりその本屋に寄らなかったっていう作戦では、
夫が生きているっていう未来にはならなかった。
結局亡くなってしまうみたいな。
そういう形で過去へ戻っては、
何か夫が亡くならないようにタイミングずらすような工夫みたいなものを植え付けて、
現代に戻ってくる。
そうしたら現代では夫が亡くなっている。
それがうまくいったら生きているわけですから。
そんな感じで何回も何回も試行錯誤を重ねるんです。
そしてタイムスリップした先はいつも8月1日のその日なので、
こっちは何回も何回も工夫しているけど、
相手からしたら毎回はじめまして、はじめましての状態なんですよね。
なんとかしてこの人の夫の未来を変えたいと思って働きかけるんですけど、
その言い方がうまくいかなかったら最初から、
その出会いの時点から受け入れてもらえないし、
でもなんとかうまくいって最初関係性が築けたけど、
その後がうまくいかなかったり、
みたいなことを何回も何回も繰り返して。
そして何回もタイムスリップしている間に、
この夫の未来を変えたいということで、
松高子さん主演の意識が変わってきて、
最初Tシャツ姿でちょっとボサボサな感じなんですけど、
だんだん回を重ねるごとに綺麗になっていくんですよ。
自分の身なり整えたりとか。
そういうところは全然言葉としては表現されていないけど、
見てる人がだんだんそういう気持ちになっていったんだなっていうのを感じ取るみたいなところ。
何回もそういう試行錯誤を重ねる中で、
自分と結婚しなければこんな目に合わなくて済むんだ、
みたいなことも思いつくわけです。
だから自分じゃない恋がたきみたいな、
誰かしら他の人を勧めたりとか、
他の女の人にあの人と結婚するように、
くっつくように他の女性に働きかけたりとか、
いろんな工夫するんですけど、
結局現代に戻ってきたら夫はなくなっているから、
うまくいってないんですね、その作戦というのは。
何回も繰り返している最後のタイムスリップ。
ちょっと期限が決まっていてですね、
これが最後のタイムスリップだというときは、
過去に戻ったときにいろんな働きかけをしたけど変わらなかったから、
もうありのままで過ごさはったんですね、高穂さんは。
そしたらなんかうまい感じで、
いい感じに、その二人はいい感じになって、
でもそこで初めて、今まで試してなかったというか、
あなたは15年後に亡くなりますということを、
タイムスリップするたびに今まで言ったことはなかったんですけど、
ひょんなことからちょっとバレてしまうんですね。
15年後、僕死ぬんですか?みたいな感じになっちゃって、男性の方がね。
あなたはどこから来た?みたいな感じにもなるわけです。
あなたは僕の妻ですか?みたいな感じになって、
妻ですということを告白しはって、
15年後から来たあなたの妻ですということを告白しはって、
でも離婚しますっていうことも言わはって、
そしたら結婚もしてないのに離婚してる話なんて聞きたくないっていう風にね、
男性の方が思うわけです。
その離婚の原因は、あなたのこういうところにあります、
こういうところにありますっていうね、この女性側の主張。
でもその男性側、若い男の子からしたらそれは受け入れられないです、
そんなはずはないです、そんなことをするわけがないです、
みたいなことを言うんですけど、
でも実際そうなったから15年後に離婚することになるっていう。
なんかそんな事実を、将来、未来の事実を知らされながらも、
でもそれでもあなたと結婚したいですっていうことになって、
結婚しはるんですね。
で、最後のタイムスリップを終えて、15年先の妻は帰っていって、
15年前の2人が出会って、そこから交際が始まって結婚することになるんですけれども、
15年後に離婚して死ぬっていうことを聞かされている夫の方は、
すごく日々の生活を大事にして、妻との生活を大事にして、
気持ちに寄り添って15年間過ごさはって、
結局15年後の交通事故で亡くならはるんですね。
そこの未来は変わらなかった。
帰ることができたとかいう考察があるんですけど、
映画のテーマとプロセス
映画の事実はそうじゃなくて、結局亡くならはるんですよ。
死ぬって分かってて。
交通事故で亡くなったことは、
ベビーカーで倒れた子どもを助けるっていうことで自分は亡くならはるんですね。
15年後から来た妻に、
自分は亡くなるけどその子どもは助かったんですかって聞かれたときに、
助かりましたっていうことを聞いて、悪くないなっていうことを思われたんですって。
だからそのまま15年後過ごして、結局亡くならはったんです。
交通事故で。
子どもを助けて。
その交通事故の日は、映画の冒頭では、
すごい荒んだ夫婦、会話はない、
冷え切った感じの関係だったのが、
映画の終盤の15年後では、
朝もすごく仲良しで会話があるし、
部屋の中はとても綺麗に整ってるしっていう、
この15年間のプロセスをだいぶこの男性の方が見直した。
もちろん男性だけじゃない。
この考察が難しいんです。
女性側はどう思ってたのかっていうこともあるんですけど、
男性が生活や気持ちを見直した、改めた、改善させたということで、
この15年後のこの日、亡くなる日っていうのが、
すごく幸せな朝を迎えて、
家を出るときは言ってきます。
そして妻の方も言ってらっしゃいと笑顔でお互いに言って、
結局事故で亡くなったと。
そんなことを知ることもない妻が悲しむわけなんですけれども、
亡くなった後に部屋でお手紙を見つけるんです。
夫からの。
そしてその手紙には、
夫、15年後から来たあなたにこういうことを言われた。
でもそれの説明をうまくすることはできないけど、
そんなことよりも今この瞬間を大事にして来た。
っていう事実が書いてあるんですよね。
もう最後のクライマックスの号泣ポイントではあるんですけれども、
手紙の朗読ですよ。
もうかっこよかったですよ。
そういうね、結局死ぬっていう未来を変えられなかったけど、
それまでのプロセスを変えた。
今という瞬間を大事にして幸せに暮らしてきたっていうようなことの、
愛のテーマやったと僕は解釈してるんですけど、
それって僕この間言ってましたよね、自分の放送で。
この映画を見る前に日々の幸せが幸せなんだと。
日々この生きれてる何気ない日常が大事なんだって。
そこで接する人たちとの関わりを大事にするみたいなことを、
たびたび僕はそんなこと言ってますし思ってるんですけど、
まさにそういうことやんかと思ってね。
自分を肯定しつつもその映画のクライマックスを感じて、
これどうですかっていう話なんですよね。
これ説明が難しい。
僕が言ってること以外にね、細かな細かな描写の良いところがあるんですよ。
こういうところに気をつけたからこういう風に変わっていってるんだね、
みたいなとこがあるんですけど、うまくは伝えられないけど、
そういったお話なんです。
だからこれはただの恋愛じゃなくて日々の暮らし、
そしてその暮らしていく中のプロセスみたいなことにも注目される
良い映画だったんじゃないかと思います。
コミュニティとの共有
僕は面白かったと思っています。
高校学者を目指してはる男性なので、なかなかどういうんやろな。
15年後から来た妻を受け入れることなんていきなりできないじゃないですか。
でもその辺をスッと理解しはったりとか、
この世は、現在過去未来は一つの軸の中で存在しているみたいな、
そういうことも言ってはるんで、
僕的にも好きなテーマじゃないですか、そういうのってね、
よく言ってますけれども、
そういうことをあの場面どうやったんやろうっていうね、
お互いの恋愛の気持ちとかと違うところで、
あのシーンにどういう意味があったんだろうみたいなのがめっちゃ気になってて、
いろんな考察を見たりとかしてるし、
人と話をして、そういうことやったんっていう擦り合わせみたいなことをしたいなと思ってて、
そしたら僕のコミュニティでね、THCのスリーヘアカラーズのコミュニティで、
一人見に行ってくれはったんですよ。
僕が映画見に行った日に映画のチケットと映画館で、
こんな感じで見てきたよみたいな感じの写真をあげたら、
同じような感じでね、パルオさんが写真あげてくれてたんで、
見てくれはったんやなと思って、
どう感じはったかみたいなね、見た人の話聞きたいなと思っております。
ただの恋愛話じゃないんかなというところで、
面白かったなと思ってます。
そんな感じの映画の話でございました。
完全に映画の話ですね、今日はね。
以上です。また明日お話しさせていただきますのでよろしくお願いします。
ありがとうございました。お気に召し上がりでございます。失礼いたします。