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  2. #037: Solid Cable
2024-09-15 03:51

#037: Solid Cable

Summary

今回のエピソードでは、Rails 8に新たに追加されたサブスクリプションアダプターのソリッドケーブルの重要性が説明されています。エピソード#037では、固有名詞とケーブルに関連するさまざまな話題が取り上げられ、技術の進化とその影響について深く掘り下げられています。

ソリッドケーブルの紹介
こんにちは、tanaken on Railsです。第37回の配信です。
今週は、This Week in Railsから一つプレリクエストを紹介します。
タイトルが、Add Solid Cableというタイトルです。
レールタイズに関する変更です。
アクションケーブルのデフォルトのサブスクリプションアダプターとして、
ソリッドケーブルが追加されました。
アクションケーブルは、ウェブソケットを介して、
クライアントとサーバー間のリアルタイム通信を行う仕組みです。
サブスクリプションアダプターは、通信の際のメッセージの配信や
管理をどのように行うかというのを司る仕組みですね。
サブスクリプションアダプターは、
アクションケーブルで利用されるバックエンドストレージを決めて、
複数のサーバー間のメッセージを吉那に処理してくれるという形です。
これまでサブスクリプションアダプターの選択肢は、
Ledis、PostgreSQL、Custom Adapter、自作していいですよと、
今この3つだったんですよね。
デフォルトはLedisでした。
今回のプリリクエストによって、
アダプターの選択肢にソリッドキャッシュが増えて、
そのソリッドキャッシュがデフォルトになったよということです。
先週もお伝えしたものに引き続き、
ソリッドキュー、ソリッドキャッシュに続き、
ソリッドケーブルというものが追加されたよという紹介でした。
今回のLedisによって、デフォルトの設定でRailsを立ち上げると、
データストアは一つのRDBマネジメントシステムだけで、
Railsの全ての機能を使えるようになるということですね。
このプリリクエストはDHHさんのもので、
プリリクエストにもコメントがありまして、
ソリッドケーブルは最後のピースです。
何を目指しての最後のピースなのかというと、
We can fully claim that Rails 8 only requires a database as a dependency
to get access to all frameworks and functionalityということで、
Rails 8はデータベースだけで動くんだぜというふうに言えるようになる、
その最後のピースがソリッドケーブルなんだよということを言っておりました。
Ledisとかのそういう別のデータストアを立てなくていいんだよというので、
そういう思想で、
1つあればいい、データベース1個あればいいじゃんという状態にできたねということで言ってますね。
今回はプリリクエスト1つだけの紹介にとどめようと思います。
というのも若干調子が悪く、喉も微妙だというのと、
あんまり深く調べる元気がないみたいな感じもあるので、
今週はそんなところで無理せずにやっていこうかなと。
というところで、以上とします。
ではまた来週。バイバイ。
03:51

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