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たまこことイマイヨーコがお送りする、毎日がちょっと楽しくなる3分フリートーク。
今日から7月ということで、今年も後半に入りました。
気分を変えたいなと思い、夜、映画を1本観てきました。
ハロルド・フライのまさかの旅立ち、イギリスの映画ですね。
これ、良かったです。おすすめできます。
人は、あの時自分がこうしたからいけなかったんだって、
罪の意識、責任を感じちゃうっていうようなことありますよね。
そういう思いも、やっぱり未完了な思いの一種なんだなって思うんですね。
その未完了は、やっぱり完了する必要があるということで、
この映画の中の主人公は、それができたんだなって思いました。
これだけでは何のことだかさっぱりわからないと思いますが、どうしようかな。
ネタバレしない程度に言うと、主人公のハロルドさんはですね、
息子との関係性がうまくいっていなかったんですね。
そこに責任を感じている。
そして、そのことがショックで、仕事においても、
クビになるような事件を起こしてしまうわけですよね。
それを救ってくれた恩人というのがいまして、
その人に対してすごく責任を感じているっていう、
二重の責任を感じながら生きてきた人なんですよね。
その人が、恩人が今ホスピスにいるっていうことがわかるんですね。
ホスピスまで800キロ、そこですよ、歩いて、僕行くからねって。
歩いて僕が到着するまで生きててくれなっていうようなことを、
伝言するわけですよね、ホスピスに電話して。
結局、ちゃんと感想をするんですが、
単に歩きましたということではなくて、
その人の生きてきた人生が断片的にいろいろと描かれていて、
これはちょっと考えさせられましたね。
パーフェクトデイズ、役所小路さんが主役のパルムドール撮った映画、
あれで影が一つのキーアイテムだったと思うんですけれども、
この映画では影じゃなくて煌きっていうのかな、
ちょっと似たような演出があるなと思いました。
パーフェクトデイズに通じるところもあるなというふうに思いましたね。
ちょっとこんな説明じゃ何だかわからないと思いますけれども、
見てください。ハロルドフライのまさかの旅立ち。
いつまでやってるのかな、そんなに人気の映画じゃないみたいですけど、
これはね、いい映画ですよ。
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ということで、今陽子がお送りしました。おやすみなさい。