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たまここといないおうこがお送りする、毎日がちょっと楽しくなる3分フリートーク。
今日は夜になってから、8000本に足りなかったんですよね。
なので、ブックオフまで行ってきました。古本を売りに。
そして、それを待っている間にですね、絵本を見ていました。
モチモチの木、昔読んで、あのちょっと印象的な表紙をずっと覚えていて、
あー、モチモチの木だーと手に取ってですね、読んでみました。
なかなかいいお話ですよね。もう忘れていたんですけれど、すっかりおしみじみ見に行ってしまいました。
優しい気持ちさえあれば強くなれる、といったようなメッセージが、ラストの方におじいさんが言うんですけれど、
優しい気持ちさえあれば、いざという時には強くなれるんだって。
まあ確かにそうかもねーって、すごいシンプルでいいですよね。
このお話の中に出てくる主人公の男の子、まめたって言ったかな。
トイレに夜中一人で行けないんですよね。
それで、おじいちゃんをいつも起こして、一緒に来てもらわなきゃいけないと。
その理由は、モチモチの木が怖いからっていう。
まあ子供はみんな怖いよね、そういうの。
私は子供時代、ずーっとおねしょしてたんで、なんかね、その気持ちもわかる気がするんですよね。
ある日、いつもトイレについてきてもらうおじいちゃんが、お腹が痛いって言って、お腹に具合が悪くなっちゃったんですよね。
それで、大変だ、おじいちゃんが死んだら困るって言って、裸のまま外に飛び出して、離れたところにいるお医者さんを呼んでくるわけですよ。
で、そのお医者さんがまたね、その子をおぶって、背中にね、自分が歩いておじいさんの家まで行くんですけれど、なんかそういうのも他人の温かさをすごく感じますよね。
その主人公のマメタ、トイレに行けないぐらい強くないっていう描かれ方をしてるんだけど、
でも、いざという時に、そうやって裸足で飛び出して、お医者さんを呼んでこれるっていう、そういう強さがあるのはやっぱり優しい気持ちがあるからだよ、みたいな。
いや、いい話ですよね。
でも、その事件があった後はですね、またやっぱりおじいちゃんを夜中に起こさないとトイレに行けないっていうオチがあるみたいな、本当にいい話だなと思いました。
優しい気持ちさえあれば強くなれる、そう言われるとなんだかほっとしますよね。
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やっぱり絵本はいいですね。
今陽子がお送りしました。おやすみなさい。