2024-02-16 1:06:54

【インタビュー2】グラフィックデザイナー風花さん❣️

⭐️風花さんは、2022年に福岡市が開催するコンテスト「写真とことば」第2回ジェンダーデザイン・コンテストにおいて、
見事、最優秀賞を受賞されました。
👇その時にもインタビュー配信をしていますので、お聞きください。
https://stand.fm/episodes/63ca840c63e27c1583a22bcf

⭐️現在は会社員を卒業し、グラフィックデザイナーとして独立、活躍されています。
https://kazetohana.com/
作品の掲載されたインスタグラム
https://www.instagram.com/design.1000/

>>>>>
⭐️キンドル本3冊書きました。
「MCが教える テレアポ術」
https://katsumaweb.net/event/data/62f7cabea3441159130003c5
「奇跡のわんこ 最後の1年ーシニア犬介護と離婚とー」
https://onl.sc/iagd3C5
「親から何を言われても あなたは幸せになれる」
https://amzn.asia/d/8HwCcNj
⭐️毒親育ちについて取材を受けました。上記キンドル本を凝縮したような内容です。
https://nikkan-spa.jp/1935111?cx_clicks_art_mdl=3_img
⭐️私の声でお好きな文章を読ませることが出来る声フォントです。
ありがたいことに好評です。
高精度版です。
https://coefont.cloud/coefonts/3d499385-d331-4cbb-93c0-2057e60eddcf

#MC #ナレーション #メンタリング
00:00
皆様お待たせ致しました。あ、れんさんこんばんは。
こんばんは。
ちょうどね、8時になりましたので、そろそろ始めさせていただきます。
たまここと今井陽子がお送りする、毎日がちょっと楽しくなる3分フリートークということで、
今日は3分で終わらない日という特別企画でございます。
今日は風花さんゲストにお招きして、いろいろとお聞きしたいと思っています。
風花さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はーい、ということで、風花さんといえば言わずと知れた、
2022年福岡市主催、第2回写真と言葉ジェンダーデザインコンテストで最優秀賞を受賞されたという、
このデザインの世界、ウェブ、なんて言うんだっけ、グラフィックデザインと言えばいいんですかね。
グラフィックデザインの世界では、もう本当に一目置かれる存在に。
いやいやいや。
いらっしゃいませ。
いやいやいや。
いやいやいや。いやいやじゃないですよ、本当にね。
いや、ちょっと。話しにくいでしょ、そんな。
あ、そう?褒めすぎた?それは失礼しました。
褒めすぎよ。
はい、ということで、名刺のデザイン、チラシのデザイン、パンフレットとかバナーとかアイキャッチ、
それからKindle本の表紙なんかも幅広くやってくださっているということなんですけれども、
昨年からですよね、晴れて会社員を卒業されて、ついに起業されたというところで、
このね、デザインの世界一筋で今、まっすぐらに失踪されているという、ね。褒めすぎた?
もうなんか恥ずかしい。恥ずかしいな。
いやでも。
そうか、失踪してるのか私は。
もうなんか風邪を感じますよね。ほら。
マジで?
7月9日じゃない。
仕方ないわね、私もう。真っ赤になってるわ。真っ赤になってるわ。耳まで熱いわ。
いやいやいや。そうなんですよ。でもね、嘘は言ってないと思うんだよね、私ね。
まあそうですね。
そうそう、いろいろお聞きしたいんですけど、そのね、ジェンダーデザインコンテストの最優秀賞を受賞された後に、一回私とライブやってるんですよね、コラボライブ。
そうでした、そうでした。はい、やりました。
その作品ができるまでのプロセスとか、そこに込めた思いみたいなものはね、以前のまたアーカイブを聞いていただければ、大体皆さんお分かりいただけると思うので、
そこも触れますけれども、ちょっとさらっとという感じで、今日は起業されたこととか、今までの流れですよね、ヒストリー、そのあたりからお聞きしていきたいなと思っているんですけど、やっぱりさ、みんなが一番関心があるのは、今これだけね、デザインをいろいろやってらっしゃるにもかかわらず、美術の出身じゃないっていうことなんですよね。
03:11
はい、そうなんですよ。
学生時代は、だけど一応デザインは学んでたんですよね。
学んでたんですけど、一応短大でね、学んだけど、なんかあんまり学んでないっていうかですね。
なんか時代が違ったって言ってたよね。
そうなんですよ。まだね、パソコンとかない時代なんですよ。
それはちょっと大きな違いですよね。だって今、仕事は100%パソコン使ってやってるわけでしょ。
でも、当時学んでたデザインっていうのは、パソコンが全くない状態でのデザインっていうことなんだよね。
なんか今から想像できないですよね。
そう、今デスクトップパブリッシングって言うんですけど、パソコンを使ってデザインをするのが当たり前じゃないですか、今。
でも当時は、私がちょうど学生の時に、アップルコンピューターって言ってMacがやってきてですね。
学校にMacがやってきて、ゼミの先生がね、もう凄いホコリがかぶったらいかんとか言ってカバーをかけてたぐらい。
めちゃめちゃ平常に集われていたアップルコンピューターってことですよね。
めちゃくちゃ高くて、コンピューターも。
すっごい高価なもので。
そうでしたよね。そんな時代がありましたよね。
そうなんですよ。で、すごいのが現れたみたいな感じになって。
うわーってなってた、ほんと出始めの頃なんですよね。
で、それまでのデザインの学習って言ったら、もう全部アナログですよ。
手で描くってことですよね。
そうそう。絵の具。
手で全部色。ポスターカラーとか言うんだっけ。
そうそう。そうなんですよ。
筆とかでやってたりとかね。
なんかそんなんで、パソコンを使ってなんかするっていうのは全くなかったんですよね。
そうそう。で、私が今思えばですね、そのデザインをやる上で一番役に立ったんじゃないかなーって思う勉強は、
浪人時代のデッサンなんですよ。
浪人時代。浪人ってことは、美大に行きたくて2年間頑張ったっていう意味?
そうなの、そうなの。
おー、そうなんだ。そうですよね。美大の受験ってなんか描かなきゃいけないんですよね。デッサンだっけ。
そうそうそうそう。
06:00
はいはい。どんなデッサンしてたの?
なんかね、美大はその生物とかね、ほらそこにリンゴ置いてとか箱置いてとか、そういう生物ですね、置いておくモチーフがあって。それとかあと石膏ですね。
石膏ってあの白いのでしょ?
そうそう。白いので、ビーナス像とかあるじゃないですか。
あるある、彫刻ね。
そうそうそう。あれを木炭でね、描いたりとか。木炭デッサンっていうのと鉛筆デッサンっていうのがあって。
はいはい。
で、それを毎日毎日毎日やってたんですよ、それを。
でもそれって、いきなり描いてって言われてもデッサンってできませんよね?誰かに習ったんですか?
えっとね、一応高3の、高校3年の時に進路決めるじゃないですか。で、どうしよっかなーって特にやりたいこともない、普通の高校だったんで、どうしよっかなーって思って、特にあれやることもないしとか思って。
でもなんか、地元のね、なんかそういうちょっと芸術系のとこに受けてみようかなーみたいな感じで。で、一応そのつもりで勉強したんです。
なるほど。
そうそう。
独学?
独学っていうか、その美術部の先生のところにいて、高3になって急に美術部に入れてもらって。
はいはいはいはい。
はいはい。で、そういう人が何人かいたんです、私以外にも。受験用のデッサンを先生に習いに行って、放課後デッサンするみたいな。
あー、学校で放課後のね、授業以外の時間を使って美術の先生にデッサンを習うと。
そうそう。
はー。
っていうのをやったんですよ。で、その時は落ちましてね、高校3年で。で、じゃあどうするってなって、どうしよっかなーとか思ったんだけど、なんかここにね、博多にこういう予備校があるからって言って先生が教えてくれて。
予備校、美大に行くための予備校ってことですよね。
そうですそうです。はい、美大予備校ってのがあって、私の地元にはなかったけど博多の方にあったんで、そっからね通ったんですね。
地元は北九州市の小倉ってところなんですけど、そっからまあ1時間半ぐらいかけて行ったのかな。
あー、ちょっと遠いね。
そうそうそうなんですよ。で、行って毎日毎日、木炭から始めるんですよね。で、木炭ってやったことなかったんですよ。そこで初めてやって。
はいはい。
09:00
木炭っていうのは何ですかね。
炭ですよね。だから手が真っ黒になるんですよね、あれね。
そうなのよ。それでいろんな太さとかがあってね。で、あとそれを消しゴムは食パンなんですよ。
はいはい、食パンって人間が食べる食パンですよね。それで消すんだっけ。
あー、そうかそうか。
そうそう。
なるほど。
そうなんですよ。なんか食パンをね、真ん中の白いとこをね。
はいはい。
ちぎって、にゅにゅって潰して、それが消しゴムなんですよ。
面白い。
面白いでしょ。
食パンが一番だっていうのかな。陰影が出やすいとかそういうことなんですかね。
なんかよくわからんけど。
指でやったりとかもきっとするでしょ。
指でもしますし、あとガーゼとかね。
へー、面白い。
ガーゼとかティッシュとかいろいろ使って、指とかでもいいし、
グーッとやった時の手の側面みたいなとこでトントンとやったりとか。
いろんなやり方で消して、消しながら陰影をつけていくんですよ。
なるほど。
デッサンって全部陰影なんですよ。
はい、そうでしょうね。
そのグラデーションで石膏のモチーフの形を形作っていくんですけど、
だから朝、いきがちにコンビニに行って一番安いパンを買って、食パン。
100円くらいの、あったんですよ、その時。
100円くらいで6枚切りみたいなやつ。
へー。
みんな食パンと木霊って集まってくるみたいな感じ。
そうなんだ、時々食べながらね。
それでちぎって消したりとかってそういう。
食べないから。
食パンだけじゃね、預けないですもんね。
手がきかないけんね。
あんまそれをちぎって食べる人がなかなか。
食べてる人もいたかな、でも。
そうなんだ。
これね、2年間で何枚ぐらいデッサン描いたの?
ここに通ってたのが実は1年なんですよ。
で、2年目はね、ほとんどプー太郎だったですね。
あんまもう行かなくって。
家でちょっとちょっとやったぐらいで。
だからほぼ1年なんですけど。
それはなんか挫折感があったの?
1年は行ったけど1年は家にいた?
いや、もうなんかね、親が行かしてくれなかったっていうのもあるし。
それは反対されたの?そういう方向に行くこと。
1年目の時に東京の美大を受けたんですよ。
それもでも親からもう反対されて、家を出るなと。
なんかそばに置いておきたかったのかな、お母さんはね。
父ですね、主に。
12:01
そうなんだ。
母は別にそんな言わないんだけど、
母がもう大反対でしたね。
でもこれをやりたいの私はって言ってたわけですよね、ふうかさんは。
言ってた言ってた。
でもそれは理由は何だったんですか、お父様。
やっぱ娘を家から出したくなかったんでしょうね、たぶん。
心配だからってこと?
そうそうそう。
女子は心配ってことなのかな、こんな子だからね。
そうなんですよ。大人目に合わないからダメだとか言って。
なるほど。
って言ってたけどね、たぶんね金銭的にも厳しかったんだと思いますよ。
それを言わなかったけど私には。
美大は高いんですよね。
高いでしょ。
実はうち娘美大だからね、よくわかりますわ。
高いですよ。
だから大学の学費プラス東京での生活費っていうのは、
とてもじゃないけど我が家は出せなかったと思うんですよ。
今思えば。
今思えばね、きっとご両親の苦肉の策というかね。
苦しいけどダメっておっしゃったのかもしれないなってことですよね。
そうか。そのデッサン何枚ぐらい描きました?
いやーもう。
撮ってある?
えー撮ってないね。
撮ってない?
撮ってないけど相当描きましたね。
そのデッサンしたことが、今いろいろなものを作るところに繋がってるってことなんだよね。
そう、めちゃめちゃ繋がってますね。
紙にどう収めるかっていうこととか。
限られたスペースにどう収めるかってこと?
そうそう限られたスペースでどう収めるのが一番美しいのかとか、
ここは切っていいのとかね、
ここははみ出した方がいいのとか、
そういうこととか、
あとは俯瞰する目っていうんですかね。
デッサンを多分やったことがある人がいたら分かるだろうと思うけど、
紙を見てるより物を見てる方が長いんですよ多分。
自分の描いてる紙面を見てるよりも、
被写体っていうのかな、
箱としているものを見てる時間が長いってことね。
何回も何回も立って離れて見るんです。
立っては座って描き、また立っては座って描きみたいな感じで、
じーっと座ってるわけじゃないんですよね。
それは何でかっていうと、見ながら調整しながらじゃないと、
やっぱ狂ってくるんですよパースとかが。
狂ってくる?
画面に描いている自分の絵のここの長さとか、
こことここの距離がとかっていうのが、
だんだん見てやらないと狂ってくるってそういう感じ?
狂ってくるんです。
四角形を描いてたとしても、
15:01
なんか台形みたいになっちゃったりとか。
なるほどね。
そうすると、ちょっと狂ってるよって言われるんですよね、先生に。
なんか描いているものと違うものが、
紙の上には出来上がってしまうっていうことが起きてしまうからってことなんだね。
それをあまりにも描き進めた後だと、取り返しがつかないんですよ。
修正きかないよね。
そりゃそうだろうなと素人ながらわかるな。
そうなんですよ。
だからそうならないためにも、ちょこちょこ立って見て、
大丈夫、間違ってないって確認しながら進めていくんですけど、
それがね、その感覚っていうのが、
俯瞰っていうのにすごいつながってる気がして、
常に俯瞰する目っていうのが持ってるんですよね。
それはデザインする上ではすごく大事なことかもしれません。
なるほど、そうかそうか。
それが今作っていらっしゃるいろいろなものを作るときにも、
要は見る人がどう見えるかなっていうのを、
常に確認してるって感じなのかな、俯瞰っていうのは。
それはあると思います。
自分の好き放題にはしませんし。
見る人目線を大事にしてるっていう感じなんだろうね。
そうなんですよね。
だから今もそうですけども、
当たり前のことですけど、
全部作品をプリントして出して、
私の部屋の壁にテープで貼って何回も見るんですよ。
作品を完成したものであっても眺めてるんだ。
眺めます、何回も途中でも。
わかる気がするな。
それで日々いろいろ感じるんだよね。
これで今日は完成だと思ったけど、
翌日見たら何か違うなとかそういうことですかね。
そうなんですよ。
なるほど。だからそういうふうに日々、
感覚が研ぎ澄まされていくっていうことなのかしらね。
どうなんでしょうね。
一日寝かせたりするんですよ。
そうすると、昨日までの自分の目線とまた違う目線になってて、
なんかここおかしいなとか、
みんなやってることだと思いますけど、そんな感じ。
なるほど。
それは私もわかる気がするな。
なんか俯瞰ですね、だからね。
なるほど、OK。
ということなんですが、そうなのよ、見代は高いのよねってレイさんが言ってるけど、
本当にね、いろいろ教材だとかね、いろいろあるのでね、確かにそうなんですよね。
ということなんですが、ちょっと戻って、
それとお父様が反対されたけど、
デッサンはずっと書いてましたよということで、
18:00
その後どうなったんですか、職歴というか。
2年浪人して、アルバイトしてたんですよね。
でも大学には行きたいよなとか思いながらもアルバイトしてて、2年目に。
アルバイトどんなことしてたんですか、やっぱりこういうことに関係あるものですか。
全然、コンビニエンスストアです。
本当?
うん。
なんでそうなったんですよね。
なんかわかんないけど、コンビニ行ってた。
それで、どうしようかなーとか思って、
なんかその時すごいね、自分が何者にも属さない時代ですね。
だから学生でもないし、社会人でもないし、
私は何をやってるんだ、ふわふわみたいな感じの時がありましたね。
そのね、どこにも属さない自分って、どんな感じでしたか。
なんかね。
不安じゃなかった?
不安でしたね、やっぱり。
私はすごいそういうの不安だったなっていうのを、なんとなく今思い出しちゃったんですけど。
どこかに所属する安心感ってやっぱりありますよね。
ありますあります。
だから自分は何やってんだ、みたいな感じ。
これからどうするんだろうとか、いうのもあるし、
でもなんかね、その時にですね、
私は二郎ですけど、一郎の同じ予備校に行ってた子がいて、
その子が先に短大に入ったんですよ、地元の。
で、その子と仲良くしてたんですけど、
そしたらなんか、うちの短大はね、研修旅行でヨーロッパに行くんだよとか言って、
え、いいね、それとか言って。
だから、え、じゃあそこにしようかな、みたいな感じで。
それで、さっきの短大に入りましたと。
そうなの、そうなの。
だけど、そこで学んだのは、まだマックが出始めたばっかりっていうような時代だったから、
今とは全然違うアナログの世界でしたという子なんだよね。
そうそうそうそう。
で、短大が卒業した後は、どうしたの?
短大を卒業してからは、短大でね、あんま真面目にやらなかったんですよ。
あらあら。
もう辞めたい辞めたいばっかりで。
辞めたかったの?
うん、なんかね、そのね、なんていうんだろうな、思ってたんと違うみたいな感じ。
あー、そうそうそう。
思ってたのはどんなことだったんですか?
なんかね、私は美術大学に行って、もうゴリゴリに絵を描きたかったんですよ。
絵を描きたかった。
そう。でも短大は、なんかちょっと変わってて、なんか広く浅くデザイン的なものをやるみたいな感じ。
21:01
写真を撮るとか、シルクスクリーンをやるとか、印刷をやるとかですね。
デッサンとかもあったんですけど、広く浅くみたいな感じだったんですよね。
で、なんとなく私としては、すっごい指子がスパルタだったんで。
スパルタ。
スパルタだったんですよ。
毎日何枚も描け!みたいな感じ。
そう!もうね、今じゃ絶対問題になるっていうぐらいの暴言を吐かれて、先生から。
えー、そうですか。激しいな。
めちゃくちゃ厳しかったです、その予備校が。
で、なんかもうお前なんかやめてしまえ!みたいなことをよく言われて。
厳しいね。今だったら、なんかモラハラで打ち負かれそうな感じですよね。
そうなんですよ。でも当時はね、全然もう本当にそんな感じで。
それで、作品をね、作品とかやったデッサンをビャーってみんな貼るんですね。貼り出されて、そこに。
で、みんなの前で好評っていうのをされるんですよ。
はい、好評ね。
好評。
まああるでしょ、美術大学ってね。
やってるよ、うちの娘も。
そうそうそう。で、好評の時にね、もうボロッカス言われるんですよ。
なんて言われた覚えてることあります?
えー、なんだろう。結構いろいろ言われたけどな。
辛辣な。
辛辣な、結構自尊心ズタズタみたいな感じのことをみんなに言うんです。
なるほど。褒められる人はいないんですか?
いますよ。もう四郎とか五郎とかしてる人もいたんで。
美大って厳しいね。
そうそう。芸大行きたいとかね。そういう人とかはもう、あの人何年目みたいな人とかもいて。
芸大はそうなんですよね。四郎どころじゃない人いっぱいいますもんね。
そうなんです。すごいすごいやってる人がいて、やっぱそういう人たちは上手いですよ、もちろん。
なるほど。
そうそう。美術の中のヒエラルキーっていうかね、それって顔がかっこいいとか頭がいいとかじゃないんですよ。
絵が上手いやつが一番かっこいいんです。
うーん。
だからね、本当実力の世界みたいな感じでしたね。
なるほどね。
そうそうそう。
そうなんだ。厳しい世界でやってきたのに淡々にいったらなんかちょっとぬるいなみたいな感じだった。
なんかちょっと物足りなくて、えーとか思って。
そしたら本題のときの生図の先生が、生図の授業があったんですよ。
生図の授業の先生が、「君は何型だ?」って言うんですよ、私に。
「私B型です。」とか言ったら、私に書かれた生図を見て、「君は日本にいる人じゃない。ニューヨークに行きなさい。」
24:05
突然?
そう。それで私は、えーニューヨークって思っちゃって。
よし、じゃあ卒業したら私は外国に留学するぞとか思って、就職活動しなかったんですよ。
そして、そして?
そしてね、私、お話がすみません、前後してまずあれなんだけど、短大にいる間に劇団に入るんですよ。
え?知らないよ、そんな話。
あ、ほんと?
劇団?ほんと?
劇団員だったんですよ、私。
え?えー?で何?舞台に立ってたんだ。
立ってましたよ。
あらー知らなかった。
それで何でその劇団に入ったかっていうと、地元の雑誌みたいなのがあるじゃないですか、よく。
そこに団員募集みたいなの書いとって、それがインターナショナル劇団だったんですよ。
じゃあ海外行けるかもって思ったんだ。
ただで英語勉強できると思ったの。
そうそう、そこでアメリカ人の人とかね、ヨーロッパの人とかいて、インターナショナルスクールで練習してたんですよね、劇団。
それでそこに行ったら喋れるようになるかなとか思って、そういうのもあって。
その話したいっていうのはあったんですね、なんか願望でね。
ニューヨークとか言われちゃってるから。
ニューヨーク行くためには必要だもんね、なるほど。
そういうのもあるし、それプラスちょっと英会話スクール、あ、その時は行ってないか。
とりあえずそこに劇団に行って、英語を使わなきゃいけないから、なんとかかんとかやってて。
それでご存知の通り私人前に出るの全然平気な感じなんで、舞台とかね、むしろ好きなんですよ、出るのがね。
面白すぎますよ。何の役やったんですか、覚えてるの。
あのね、おばあちゃん。
おばあちゃん?若いのに?
そう、二十歳ぐらいでしたけどね。
なんですか、私そんなの初めて聞きましたけど。
え、それでそれで?ニューヨーク行ったの?
それでね、行ってないとよ、それが。
行ってない?
行ってない、行ってないんです。
あのね、それでね、お芝居をするでしょ、お芝居をして、卒業しまして、それでバイトをしようと。
もう留学費を貯めないといけないと思って。
ほいほい。え、待って、劇団にいたのって短大の2年間だけ?
27:01
2年まで行かないけど、1年半ぐらいいたのかな。それで卒業した後も続けてたんです。
アルバイトしながら。
ああ、なるほど。
劇団の練習にも行って、ということをしてたんですよね。
はいはいはいはい。
そうそうそうそう。で、アルバイトに行ってたんですよ。
うんうん。で、ほら。
で、アルバイト代を使って、英会話スクールとか行ったりして、勉強してたんですよね。
ほいほい。
それで、アルバイト先で、夫と出会ったわけですよ。
いきなりそこで出会うんですか。アルバイト先はコンビニ?
えっとね、いや違う。なんか倉庫みたいなとこ。
バイトはいろいろやってたってことですね。
バイトだいぶやってますよ。
なるほど。じゃあバイト先でご主人に会って、それでそのまま合流しちゃったの?
そうなんよ。
え、それっていうのは短大卒業してからどれぐらい経って?1年ぐらい?
だから1年も経ってないぐらいですかね。ちょうど1年ぐらいか。
なるほど。え、じゃあ結構23歳とかそこらで。
そうですね、23歳かな。
へー、そうなんだ。
そうです、そうです。
そして、2人のお子さんの今お母さんだから、お子さんがすぐ生まれたみたいな感じなの?
それがね、すぐ生まれなかったんですよ。
それで、結婚した時のエピソードあるけど、ちょっとあんまり話したら時間なくなるから。
そう、だってさ、もう半分来たんですけど。
やばいね、ちょっと巻いていこう。すごいエピソードあるんですけど。
それはじゃあまた次回聞かせていただくことにして。
結婚しました。
結婚しました。
そしたらね、すぐ子供がなかなかできなくて、7年ぐらいできなかったんですね、私。
お子さん欲しかったんだ。
欲しかったんです。欲しかったけどなかなかできなくて。
だからもう、20代はね、本当にもうそれとの戦いでしたね。
あー、それの人活してたの?
人活ですね、20代はずっとそんな感じで。
時々パートしながらみたいな感じ。
それで、30歳でできたんですね。
おー、ついにね。
ついに、ついに、1番上の子が。
で、その後33歳で2番目の子ができた。
30歳と33歳でご出産と。
30:00
で、この結婚生活というのは、お仕事はしてたの?
あのね、結婚生活の子供が生まれる前にはちょろっとしてて、
それはね、ジムみたいなことしてたんですよ。
で、その時も、なんか違うなーって思ってたんですよね。
なんかこの仕事じゃないなーって思ってて。
で、子供が生まれたらそれに月切りになったんで。
もうずっとお子さんの育児に追われるってことですよね。
6年間ずっと育児だけやってたって感じなんでしたっけ?
そうです、そうです。
それが、もうなんかすいませんけど、全然デザイナーにたどり着かないんですけど。
どこでデザイナーが出てくるんだ?
ですよね、ですよね。
まだね、全然だからね、本当にその間は何も関係ないことばかりやってたんですよ。
なるほど。だけど、その育児の6年間があって、いろいろな思いもあって、
例のジェンダーデザインコンテストで最優秀賞を受賞された作品も、その期間があるから生まれたっていうことですよね。
そうですね。
それはそうなんだけれども、そんなもういわゆる専業主婦ですよね、2人のお子さんの育児ずっとやってましたと。
それが何のきっかけでデザイナーに変わったんですか?
それがね、PTAなんですよ。
PTAというのは、
幼稚園だっけ?2人目のお子さんを幼稚園に入れた時のPTAでしたっけ?
そうです。一番下の子がようやく幼稚園に入れて、よし、やっとワイの時間やと思って、もう嬉しかったんですけど、
母の甲斐っていうのがあってね。
なんで母の甲斐なのかもちょっと私は引っかかるんですよね。
すごいでしょ。
父母の甲斐だったらわかるけど、お母さんだけなんですかっていうのは不思議ですよね。
どういうこと?
それで役になってくださいって言われたんですよ。
そこはね、ちょっと私はしょらせていただきますが、ノート読みました。
そしたらどうやらそこで広報を自分から立候補してなったっていうことなんですよね。
で、解放誌みたいなものを作ったんでしたっけ?
そうなのよ。作ったんですよ。
作るときにそれまでの解放誌がね、相当変やったと。ダサかったと。
ダサかった。
ダサかった。見づらいし字ちっちゃいし。
33:01
それで私、せっかく貴重な時間を割くんなら、絶対いいものにしようと思ったんですよ。
企画から練り直して、もう一人の人と一緒にやってたんだけど、
企画から練り直して、園長先生に直談判して、こんな風にしたいから予算上げてくださいとか言って。
予算まで出させた。
そう。そしてそうした方が絶対見やすくなるって言って、いろんな新しいことをやったんですよね。
そこでね、そういう風になんかダサいし読みづらいし、なんなんだこれはっていう、
ふうかさんのその自我騒いだっていうのは、やっぱり過去の厳しいスパルタ教育を受けた老人時代とか、
短大で一応そのデザイン的なことを学んでらした、そういうバックグラウンドがあるからなのかな?
どうなんですかね。なんかね、子供の時からね、そういうのが好きだって。
小学校の文集とか、そういうので表紙書いたりする子いるじゃないですか。
映画館の好きだったんだ。
映画館の好きだった。壁新聞とかでニュースをお伝えするとか。
よくありましたね、小学校とかだとね。
あるでしょ。そういうの書くの得意な子いるじゃないですか。
いるいるいる。その得意な人だったんだ。
そういう子だったの。
だからそういうところからも、なんかこの広報士違うんじゃないって思ったっていうことですよね。
なんかもう全然いけてないと思って、それで相手の一緒にペアでやった人もいるんですけど、
その人もそうだねとか言ってくれて、それでもう大改革をしたんですよね。
なるほど。それがきっかけでデザイナーになろうと思ったっていうこと?
それをやってた時にパソコン使えないから、学校の先生のためのカットシューみたいなのあるの知ってます?
なんかイラストシューみたいな。プリントで使うようなカットシューっていうのがあるんですけど、
今はね、デジタルであるけど、昔はそういうね、本が売っててね、
それをコピーしてちょきちょきハサミで切って貼ってってしてたんですよ。
昔あったかもね。そういえば、大変よくできましたっていう桜のバンクみたいなやつとか、
ランドセル背負ってる子供の図とかを切って貼るんだよね。
なんか売った気もするなぁ。
切って貼るんですよ。
あと季節感のあるイラストとか飾りの枠みたいなの。
そういうのをちょきちょきやって作ったんですよ。
なるほど、アナログの素材差し上げありましたねって書いてくれされてますけど。
そうかそうか、その時代なんだ。
その時代なんですよ。
それでそれをやった後に、めちゃくちゃ大好評だったんですよ、それが。
びっくりするぐらい大好評で。
で、私はその時にワンワンワンワンワンワンってなったんですよ。
36:02
はいはいはい。これが私の仕事だみたいな感じ。
楽しい、やりたいと思ったんですね。
はいはいはいはいはい。
だから私はこういう感じのことをしたいと思って。
で、そのお仕事が終わった後にアルバイト探すわけですよ。
なんかもう働こうと思って。
そしたらデザイン事務所みたいなとこがあってね、そこに行ったんですよ。
行ったらマックが使える人ってなってるんですよ。
で、担来の時にちょっとやってたしとか思って。
で、家にもマックあったんですよ、私買ったから。
で、行ったら全然私が使い物にならなくて、過去の知識しかないから。
で、もうどんどん変わってるじゃないですか。
パソコンの技術って当然変わってるから。
私がそうやって家に行った20代とか30代の頭ぐらいの間ってめちゃくちゃ変わった時期だと思うんですけど。
いつの間にか私が使えたはずのマックが全然使えなくなってて。
で、クビになったんですよ、私。
あまりにもできなさすぎて。
まあしょうがないわと思って。
で、もうちょっといて特訓することもできるけどって言われてたんだけど。
ちょうどその時に義理の親の介護とかが始まっちゃってたから。
介護?
そうなんだ。
私も介護もしてた。
それもご自身のじゃなくて義理のご両親?
そうですね。
そうなんです。
うちが年が離れてるんですよ、夫と。
なるほど、なるほど。
だからご主人の方の介護が先に発生しちゃったってことなのね。
そうなんですよ。
一回り違うんで、夫の親がもうだいぶ年齢が上だったんですね。
だから私は小さい子を育てつつ親の介護っていうのもあって、義理の親のね。
っていう怒涛の時期に入るわけですよ、30代が。
なるほど、なるほど。
そして、その時代っていうのは仕事はできないよね。
できないんですよ。できなかったけど。
してたのかな?してたりも…いやいや、してないな。
職業訓練校に行ったんですよ、その時に。
職業訓練校?
なんで行ったかっていうと、これからはパソコンが使えないと無理だと思って。
PC習いに行ったってことね。
そうなの。
で、職業訓練校に行って、いわゆるデザインのソフトが、イラストレーターとかフォトショップとかあるんですけども、それを習いに行ったんですよ。
だからそれまではできなかった。
39:02
OK、その職業訓練校に行って、介護はいつか終わったってこと?
そうですね、行きながらって感じですかね。
で、多分ご経験としては、さっきのDTPオペレーターとか広告のデザインとか、ウェブデザインとかそういうことが職業としてあったから、今につながってるってことがあると思うんですけど、そういうご経験がその後出てくるってことかな?
そうですね。まさに今おっしゃった通りで、いろんなことを使えるようになったんで、パソコンを。だからいろんなところで働けるようになったんですよ。
PCはやっぱり大きいってことだよね。
大きいですね。手に触ですよ、ほんと皆さん。
で、DTPオペレーターとして会社に入るんですよ。
はいはいはい。なるほど。
そうですね。それは新聞社でした。新聞社に入って。
あ、新聞社。
そう、新聞社に入って、映画コーナーとか作ってましたね。映画の時間とか。
新聞のだから一コマを担当するみたいな感じなんですかね。
そうですそうです。不動産情報とか、あと地図を作ったりとかね。地図を書いたりしてました。
じゃあそんな感じの新聞社から、最後は確か法律事務所じゃなかったっけ?
一番最後はそうですね。
ウェブデザインをやってらしたんだっけ?
そうですね。その間にいろんなとこ行くんですけど。
おー、そうなんですね。
でもその職業訓練校以降は、ご自分のイメージしていた通りのそういったデザインの仕事ができるところで働いてきましたよっていうことでいいのかな?
そうそう。そうです。
それが去年の夏ぐらいまででしたよね。そういう社会人じゃなくて会社員としてやっていらしたのが。
9月ぐらいかな。
9月ぐらい。ということは個人事業主として独立されてから半年弱っていうことなんだと思いますけれども。
それはすごいことですよね。独立しようっていうのはどういうお気持ちだったんですか。
独立までの間、しばらく二足のわらじでやってたんですよ。
二足っていうのは、好きな仕事を会社員でやってたけど、その他に自分のビジネスがあったっていうことですよね。
そうです。
でも自分でやってた方は会社でやってるものとは別物ってこと?種類が違うってこと?
種類は同じところもあるけど、ウェブも少しやるので、同じようなとこがあるんですけど。
42:11
それを一本にしようっていうのって、ノートを読ませていただきましたところ、どうやら山口周さんっていう人の、あの人もノートだっけね。
記事を読んで、それにすごい刺激されて、これじゃいかんというふうに思ったっていうようなことが書いてありましたけど。
そうなんよ。
人生を変えたければ時間配分を変えろって書いてあって、それがやっぱりやばいって思うきっかけになったっていうようなノートを読ませていただきましたけど、その辺どうですか。
ひとつのきっかけではありました。
でも一番やっぱりね、勤めてる間に一番ちょっと嫌だったっていうのは、自分がいくら作品を作ってもそれは私の作品じゃないんですよ。
あー確かに。会社のものだもんね。
そうなんですよ。だから私が評価される、社会的に評価されるわけでもないし、いっぱいお金がもらえるわけでもないし。
確かに。それが大きいね。
どんだけいいものを作ったとしても、世の中に出たとしても、自分の評価にはならないし、私の作品としては残らないわけですよね。
確かにそこは大きいね。
そうなんですよ。だからね、なんかそれってやるせないじゃないですか。
それはって独立しようって思ったっていうことで、そこにはどうなんでしょうか。やはりご主人のサポートっていうのもあるのかなってイマジネーションしたんですけど、その辺どうですか。
別にないですね。
ない?でも経済的なところはどうなのかなって。
それはあるね。それはありますよ。
お互いに働いてますからね。
その辺でね、事前にいただいたご質問の中で、エンプロイからセルフエンプロイ、要は起業するっていうところにシフトした時にですね、自分で集客しなきゃいけないって重要じゃないですか。
お客さんを自分で集めなきゃいけない。
その場合、ふうかさんはどういうふうに戦略を立ててるのかな、みたいなことをお聞きできたら。
戦略か。
お客さんどうやって取ってるのかなっていう。現状どうですか。
何々?
今やってる仕事はどういうルートで受注できたのかなっていう。
45:00
そうですね。だいたい身近な人からなんですけど、身近な人たちに最初はこんなことできますよっていうのをお見せして。
身近な人っていうのは友人ってこと?
いや、オンラインサロンです。
オンラインサロンで私こんなことができますっていうのをなんとなく出していたそう。
で、ちょっとそこで自分ができることで誰かのお手伝いをしたりとか。
ちょいちょいそういうのを出してると、ちょっとずつこれやってくれませんかみたいなのがお声がかかるようになったんですね。
なるほどね。やっぱりそういう自分でこれができますよっていうのをアピールするとか、人に伝えやすいコミュニティがあるっていうのは大きいのかもしれないですよね。
ごく大きいと思いますね。
そんな感じで、デザイナーとして独立されたというふうかさんなんですけれども、今そのお仕事をしていく中でですね、他のデザイナーさんと差別化できること?私は他とは違うのよ、みたいなことってありますか?
どうなんだろうね。他のデザイナーさんがよくわからないんですけど、他のデザイナーさんとどう違うかわからないんですけど、さっきの集客の話にもちょっとつながるんですけども、
もちろん自分の作ってるものを見てもらうっていうのはもちろんありますけども、一個一個に真摯に取り込むってことですね。
一個一個に真摯に取り込む。真摯に取り込むっていう上では、例えばね、私も自分のKindle本の表紙をふうかさんに作ってもらいました。
そして追加でもう一つやってもらおうと思って、今もやりとりしてるじゃない。
その流れの中で、やっぱりその真摯に向き合ってるっていうのをもうちょっと具体的に言うと、やっぱりさ、とことん依頼者である私の話を聞いてくれるっていうところがあると思うんですけど、自分ではどうですか?
聞かないとわからないんですよ、私。
だからずっと話して聞いて、この人がどういう考えを持ってるのかなとか、どうなっていきたいのかなっていうのをずっと話し聞いて、
あとはやりとりをしてね、メッセージとかでやりとりをして、引き出していくっていうかね、気持ちを。
48:02
そうなんですよね。
私の前回の本を作ってくださったときに、結構話したよね、いろんなことをね。
結構話しましたよね。
1時間じゃ全然足りなくて、何回かに分けたし、メッセンジャーもしょっちゅうやりとりしましたし、
その中でやっぱりできてきた最終的な作品っていうのはね、本当にね、それを眺めたときに、私の中で曲が流れたんですよ。
曲がね。
その曲が流れるのは、自分が大好きな曲で、その本に込められた自分の思いをなんかこう代弁してくれるような大好きな曲だったとか、具体的に言うと、竹内マリア、命の歌、知ってる方もいらっしゃると思いますけど、
それがもう自然に自分の頭の中で流れてですね、それを聞きたいと思って実際にそれを音楽かけてね、聞きながらその表紙を眺めたわけ。
なんかもうね、泣けちゃったもんね。涙が出ちゃって。
だからそれぐらい、本当に私がその本の中で書きたかったことを表紙ってたったあれだけのスペースなんだけれども、きちんと表現していただけたなっていうことをすごく感じたんですよね。
だから私はそのお客さんの一人として感じていることは、そこがふうかさんの良さであり、他のデザイナーさんと違う点だっていうふうにすごい思うんですよ。
ご自分ではどうですか?
うーん、何だろうな。他の方がどうかわからないんですけど、
例えば、自分で知らないジャンルのこととかを頼まれたら、
具体的に言うと難しいんだけども、
例えばね、ドーナツ屋さんのチラシを作ってくれとか言われたりするじゃないですか。
例えばよ。そしたら、そこのドーナツ屋さんに行って、そこの空気を感じて、
扉の手触りとか感じて、椅子の座り心地とか感じて、
ドーナツの味とかをかみしめて、コーヒーを飲んだりして、ただの食いしん坊を書いて感じるんですけど、
そしてその時に感じた自分の気持ちっていうのが一番大事なんです。
大事かも。そうですよね。だから依頼された題材について、
できるだけ自分もその現場に行ったり、味わったり、何かを聞いたり、
そうやってそこで何を感じたかっていうことを大事にするっていうこと。
そうです、そうです。
それは超大事ですよね。
51:01
大事ですよね。だから頭で考えるっていうよりは感じろみたいな。
考えるのは感じろみたいな感じで。
考えるのは感じろね。
そういうのが、私がイマジネーションを広げる上ではとても大事なことなんで、
でもみんな離れてるから、本当は対面で会って話したほうがいいよ、そりゃ。
そうはいかない場合もありますからね。
そうはいかないことも多いから、だからこそゆっくり時間をとって、
Zoomとかで喋るんですよ。
本当はお会いしたほうが一番いいけども、なかなかそうもいかないからね。
だよね。あんまり自分の得意じゃない分野のことを頼まれたときって、
だからそういう行くことができる場所なら行くけど、
そういうものじゃない、例えば何がいいかな、医療系の話だったりすると、
やっぱりご専門じゃないから分かんないじゃない。
そういうときって、たとえば知ってる人に何か聞いたり、
分かんないけど病院に行ってみるとか、ネットで調べるとか、
そういうことをいろいろやり尽くして、何を感じたかっていうのを大事にして作品になってるっていうことですよね。
そうなんです。
大事。超大事ですよ。
皆さんいただきましたよ。
考えるな。感じろ。
どこかで聞いたようなセリフですけど。
でもそれって実際に実践するのって大変ですよね。
だからできるところとできないところがありますけど、できる限りのことはしようかなと。
確かにそうだよね。できる限りのことをやって、これが私の作品よっていうことですよね。
で、そのできたものをまた飾って、日々眺めると。
そうするとまた何か感じたりするわけでしょ、自分の作品を見て。
そう、それを感じたからって言って、自分の思いの丈をぶつけるわけじゃないんですよ。
だって自分のものじゃないもんね。
相手のために作るものだからね。
もちろん相手のためもだし、それを見てくれる人がいるわけじゃないですか。
例えばKindle本だったらね、その作者の方も満足しなきゃいけないけど、
それを見た人も何か、そこに伝えなきゃいけないでしょ、メッセージを。
そうです、そうです。
ってことは、そこでやっぱ俯瞰っていうのがすごく大事になるんですよ。
あー、そこでさっきの俯瞰につながるわけなんだ。
確かにね。
ふうかさんわかったよ。
考えろ。
考えるな、感じろっていうのは、ブルスリーの名言だそうになります。
Don't think, feelってやつですよ。
Don't think, feel。
いやいやいや、やったーい。
なごたちさん、ありがとう。
そうやった、そうやった。
54:01
はい、ということらしいんですけど。
ちょっと話飛んじゃうんだけど、
最近さ、髪の毛の色が変わったじゃないですか、ふうかさん。
超かっこいいって言ってる方がいましてですね。
そうですね、もう笑顔が輝いてますみたいな感じで言ってる方がいらっしゃるんだけど、
それってどんな心境の変化だったんですかって。
それも感じたってことでしょ、なんかを。
感じたわけないけど。
あ、感じてないの?
たぶんたんごさんの方が知ってると思うけど、
私もういろんな色にするんですよ、いつも。
なんか金髪やったりピンク色やったりね、青かったりとか色々やるんですけど、
今の髪は、ちなみに上がベージュで下半分がネオングリーンみたいな色になってるんですよね。
蛍光緑みたいな。
はいはい。
さすがにこれは私も美容室に行って出来上がったとやっちまったと思いましたよ。
え、そう?
しもったなこれと思って。
ほんと?
なんかみんなかっこいいって言ってるけど。
ほんと?ありがとうございます。
いやちょっとやべえと思ったんだけど、もうなんだろうな。
あの、え、心境の変化っていうか、私ね、めちゃくちゃ飽きっぽいんですよ。
うん。
すぐ飽きるんですよ。
だからね、あの、したことない色にしたいんですよね。
あー、色々やってみたいっていう感じ?
色々やりたい。
似合うか似合わんかは別として、色々やりたいんですよ。
そうそうそう。
どうしたらふうかさんのようにかっこよくなれますかって言ってる人もいる。
かっこよくないでしょ。もうね。
かっこよくないの?かっこいいと思うけど自分。
ださださですよもう。
ほら、あのヘアスタイル似合う方はなかなかいないですよ。かっこいいですって言ってくださってる方が。
いい感じで映し通うだけ。
ふうかさん素敵よ。
あらまー。ありがとうございます。
あとね、あのー、ちょっとさっき話をたくさん聞くっていうところがありましたけれども、
お話が上手で小さな出来事であってもすごい心に響くんですと。
だから普段から話し方で気をつけていることあるっていうご質問も来てますけど。
えーっとね、どうだろう。
あのね、サービス精神が旺盛なんですよ私。
私と出会って、私と喋った人は楽しかったーって思ってほしいんですよ。いつも。
だからそういう気持ちで人と接してる。
なるほどー。相手に楽しかったーって思ってほしいといつも思ってるから、
なんかそういう方向に話も行くっていうことなんでしょうね。
なんかそういう感じなんですよ。なんか昔からですね、それは。
なーるほどね。OK。
あとはですね、美的センスが元々ない人でも努力すると磨けるんですかっていうことを聞いてる人がいるんですけど、それどうですかね。
57:04
磨けます。
何すればいいの?
うーん、磨かないと。
磨かないと。
磨かないと。
磨かないと。
磨かないと。
磨けますよ。
何すればいいの?
あのね、センスは知識から始まるっていう本があるんですけど。
センスは知識から始まる?
はい、はい。水野学さんだったかな。の本なんですよね。
それに詳しく書いてますけども。
それ読みなさいと。
そうそうセンスは、生まれつきじゃないんですよ。全く。
読みました。ニコパンダさんがそう言ってますけど。
そうなんだ、ちょっと後で読もう。
センスは知識から始まる。
聞いたことがあるな。結構有名な本ですよね。
そうです。有名ですし、今ね、アンリミで無料だと思います。
OK。
あとはですね、
ぜひ読んでください。
アンリミになってんの?それは読まないとね。
うん、ぜひぜひ。
OK。あとはですね、いろいろあるんですけど、仕事に関するところでね、
今そのいろんなツールがあるけど、使ってんのは何ですか?と。
多分なんか、何だっけ、フォトショップとかそういうのだよね。
あ、そうですね。イラストレーターとフォトショップを使ってます。
まあ、皆さん一般的なものですよね。
そうですね。
はい、OK。
あとはね、なんていうのかな、いろいろ来てるので、
あれなんですけど、要はその、何ですか、仕事の1日のスケジュール、これに行こうかな。
家事や仕事を含めて、現在1日のスケジュールはどんな感じですか?っていうのがありますね。
はい、あのー、全然決まってないですね。
まあその日のスケジュールでいろいろあるもんね。
でもほとんど仕事してるって感じ?
いや、そんなことないんですけど、朝起きてスケジュール立てる時間っていうのを作ってるんですよ。
今日何するっていうのをね。
朝一でね。
朝一で決めて、で、その時間に落とし込んでって、
まあ今日はこの時間とこの時間に用事があるから、
そこにかぶらない時間で作業するとか、そういうのを朝スケジュール立てるんですけど、
で、極力したくないこととか、しなくていいこととかはなるべくしないようにして、
その時間を極力少なくするようにしてます。
まあしたくないことをしないっていうのは、簡単そうでなかなかできなかったりしますよね。
しないことに対して罪悪感が湧いちゃうとかね、ありますよね。
なるほど、でも今としては朝一番でスケジュールを立てて、
したくないことをなるべくしないという、一日の日程を立てていますというところですよね。
はい、その通りです。
あとはですね、お客様っての仕事じゃないですか、
1:00:02
だから向こう側の要望で修正がいろいろあったりとか絶対しますよね。
その要望を聞いてあげる場合と、
いやいやそうじゃなくて、ふうかさんはこう思うからこうしようって譲らないとか、
なんかその辺のバランスどうですかっていうような質問が来てますね。
いやもう、お客さんが気に入ってOKを出してもらうまでがゴールなんで、
私のあれとかあんまり入れないですね、たぶん。
まあそうですよね、こういう仕事はふうかさんの感性も大事だけど、
でもやっぱりお客さんがどう考えてるか、
何をどういうふうに見せたいか、何を伝えたいかっていうところに
軸足がありますっていうことですよね。
そうそうそう、だからね、
だから表紙とかも、これふうかさんの作品でしょとかいうのを
思われないほうがいいんですよ、あんまり私が出たくないっていうか。
でもふうかさんのやつって全然違うよね、作る物ごとに。
だからお客さん目線なんだなっていうことを私はすごく感じます。
ああそうか。
一個一個全然違うじゃない、テイストが。
そこがやっぱりすごいなと思いますね。
だからこれふうかさんかなっていうのは、
たぶん分かんない人が多いんじゃないですかね。
と思いますよ、たぶん。似てないようにしてるから。
似てないし、それっていらっしゃるお客様も全然違うわけだから、
違うものができて当然じゃないですか、普通はね。
そうなの、そうなの、そうなんですよ、結局。
ほんとですよね。
なんていう話をしてたらほら、すぐ1時間経っちゃうんですよ。
全然足りなかったね、時間。
そんな感じでしょ。いやいや、全然いいんです。
でもね、私は今日ずっとお話を聞いていて、
いや劇団にいたっていう話は初めて聞きましたよ、ほんとに。
そうそうそうそう、びっくりしました。
あとは、やっぱり独立したいっていうお気持ちがね、
いくら会社員でやってても、自分の評価にならない。
いくら作品作っても、自分の作品ではない。
そこがやっぱり、独立しようっていう思いにつながったっていうのは、
めちゃくちゃアングリー、アングリーじゃない、アグリーできました。
そうなのよ、ほんとそうなんです。
そこがすごい大事ですよね。
あとは、考えろな、感じろっていうことね。
そうそう、感じた後に考えればいいかなっていう感じかな。
だから、したくないことはしないようにっていうのも、
そういうふうに感じてる自分がいるからっていうところ。
だけど、仕事としては、お客さんの考えてることを優先してますよっていうことですよね。
もちろんもちろん。
ありがとうございます。
あとはね、やっぱりね、寂しいし、大勢で、
やっぱり自分に接してくれた人には楽しかったって思ってほしいんだっていうのが、
1:03:02
ふうかさんらしいなと私は思いましたね。
非常に大事なことですよね。
ねえ、やっぱね、そういう人でありたいですよ。
大事大事、めっちゃ大事です。
はい、ということで今日も色々お聞きしてね、
色々キーワードがあったと思うんですけれども、
ラストにね、ふうかさんから、
今日ね、70名もの方がマックス聞いていただいてて、
70名ですよ、もうほんとびっくり。
ねえ、ありがとうございます。
みなさん暇ですか?
暇じゃない、暇じゃない。
みんな忙しい時間をね、縫って聞きに来てくださってる。
そうですよ、それだけふうかさんに関心がある方が多いっていうことなんですよ。
そう、そう。
なので本当にね、独立してっていうのは色々大変なこともあると思うんですけれども、
色々聞きできて、本当に良いワードがいっぱい出てきたなっていうふうに私は思うんですけど、
はい、ラストに聞いてらっしゃるリスナーの皆さんにコメントお願いします。
え、何を言ったらいいんでしょうか?
今伝えたいこと、今感じてること。
今伝えたいこと、今伝えたいこと。
本当ね、はいわかりました。
皆さん今日はですね、本当にお忙しい夕飯時に時間を作っていただいて、
耳を傾けていただいて、本当に本当にありがとうございます。
ちょっとでも楽しんでいただけたら、私もとても嬉しいございます。
これからもですね、たまこさんのチャンネルぜひお聞きくださいね。
私になるの最後は。
今のは博多弁じゃないんでしょ?
博多弁はないね。
博多弁はないね。
博多弁が大好きですって書いてくださってる方がいますけど、
ありがとうございます。
そういう方言ってずるいなと思うんですよね。
標準語しかできない私からすると、すごいこう、なんていうのかな、
吸い込まれるんですよ。調子狂うの。
だからね、本当に方言できる人っていいなと思います。
関西弁も大好きだし、どんなに真似しても私と同じようにならないのでね、
本当に悔しいって思うんですけど、そのうち博多弁も習おうかな。
うっそー。
親しみありがちよねって、そうそう。
ほんとそうです。
ありがとうございます。
はい、ということで、ちょっとご飯を超過してしまいました。
皆さんごめんなさい。
アイカードも残しますのでね、またお聞きいただけたら嬉しいなと思っております。
今日ね、本当に金曜日のお忙しい中、たくさんお聞きくださって本当にありがとうございました。
嬉しいね。70名だよ、もう本当に。
ハッピーハッピー。ありがとうございます。
今日のアーカイブを私も聞き直してね、またちょっと今後に活かしていこうかなって思っております。
いやー、あと玉子さん、本当にありがとうございます、今日は。
1:06:00
いやいや、どんでもないですよ。
もう本当にね、こうやって話してるのもさ、聞いてる人が楽しんでほしいっていう、そういうふうかさんのホスピタリティあってのことなので、めっちゃ面白かったです。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ということで、今陽子のチャンネルでしたけれども、今日はふうかさんをゲストにお招きして、いろいろとにほりはほり起業するまでの道のりを伺いました。
ふうかさん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
はい、またやりましょうね。
はい、ありがとうございます。やりましょう。
それではみなさん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
おやすみなさい。
おやすみ。
失礼します。
失礼します。
01:06:54

コメント

スクロール