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こんばんは、たまこです。
今年のお正月は、おせちを買わずに作りました。
何年ぶりでしょうかね。
娘が、おせちを作りたいという風に言ってくれたからなんです。
昔、子供の頃、お正月の料理は本当に手作りで、
おじゅう三段詰めぎっちりいろいろと作っていたのを思い出します。
そういうことだけは、母はきちんとやってくれていました。
中でも、私がすごく残っていて、印象に残っていて、
そしてこれからも作って、また娘にも伝えていきたいなと思っている料理の一つは、
五色なますです。
なますって、だいたい紅白のものが多いようですね、世の中は。
でも、我が家は五色なんです。
その中には、大根、人参、レンコン、椎茸、油揚げを、
真ん中のちょっとお豆腐が入っているようなところをスプーンでこそぎ取って、
周りは細かく刻んで、その中をこそぎ取った中身も入れるんですけど、
結局そういったもの全体を、ごまをすり鉢でゴリゴリとやって、
それと混ぜ合わせたお砂糖を入れて、
お酢、お醤油とかちょっと入れて、
混ぜ合わせた甘酸っぱいごま風味のなますにするんですね。
これがもう本当大好きで、できるだけ毎年作ろうと思ってやってきている料理です。
今年は、私がちょっと乾燥ですぐ手が荒れるんですよね。
親指にちょっと赤切れができてしまったりして、
私から次これ切って、次これ入れて、これを茹でて、なんていう感じで指示出しをして、
娘がほとんど切ったり、混ぜたり、煮たりっていうのをやってくれました。
最終的にはですね、とても美味しくできたので、
1台、2台に渡って、3台に渡ってか、
そういった伝統料理というか、我が家の文化を伝えることができたかななんて思っています。
なんかそういうのって、この頃ね、やっぱり若い人たちはおせ茶あまり食べないのかなと思いますけれど、
でもそういうものを伝えていくっていうのも大事なことなんじゃないかななんて感じています。
今日はまた夕飯にこのおせ茶を食べながら、NHKのEテレでね、
ニューイヤーズコンサートウインフィルのやっていましたので、
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それをつけて、ちょっと優雅な気分とお正月ディナーになりました。
ということで、またお耳にかかりましょう。玉子でした。